通信制高校に入学するには受験が必要!受験資格や面接内容は?

勉強

通信制高校の受験の難易度は?

通信制高校というと希望者全員が入学できるイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、実際は通信制高校に入学するには受験を突破する必要があります。その難易度などはどうなっているのでしょうか。

通信制高校の受験資格

通信制高校は15歳以上で中学を卒業または卒業見込みの人ならば、誰でも受験することができます。あらゆる人に門戸が開かれていると言っても良いでしょう。

さまざまな事情で最終学歴が中卒のままで「せめて高卒にしたい」という人もいるかもしれません。また、高校を中退したものの「大学受験資格が欲しい」という人もいるでしょう。そのような、多種多様な事情を抱える生徒の指導経験が豊富な先生がそろっているのも通信制高校の大きな特徴です。

通信制高校の受験は難しくない

通信制高校の入学試験は一般的に「落とすための試験」ではなく「受け入れるための試験」と、言われています。そのため、合格率はかなり高めなことが特徴です。

さらに、全日制高校の入学試験が学力テストがメインであるのに対して、通信制高校は面接・作文・軽い筆記テストなどになっています。小学校・中学校を不登校で過ごしたため学力面に不安があるものの「勉強をやり直したい」「高等学校卒業資格を取得したい」という人でも十分、チャレンジ可能なのです。

通信制高校の受験で落ちることもある?

基本的に「合格させるための試験」であり、難しい問題が出るわけではない通信制高校の入学試験ですが、もちろん不合格になる場合もあります。学校によっては合格率がシビアなところもあるので注意しましょう。通信制高校で不合格となるのは、おもに次のような場合です。

■大変な人気校で定員オーバーになっている
■面接などで著しい問題があると判断された

したがって、通信制高校の受験で確実に合格するには「店員オーバーにならないところを選ぶ」「面接にきちんとのぞむ」といったことがポイントになると考えられます。正しく学校研究と試験対策を行い、合格を勝ち取りましょう!

合格しやすい通信制高校とは?

ほぼ落ちることのない通信制高校の入学試験ですが「もしも」というケースはあります。万が一の不合格を避けるには、まず合格しやすい学校を選択するようにしましょう。

狭域通信制高校は定員オーバーになることも!

通信制高校には狭域通信制高校、広域通信制高校の2タイプがあります。違いは生徒の居住エリアで、狭域通信制高校は学校のある県とそれに隣接する1都道府県に限られています。

通信制高校にはスクーリングと呼ばれる登校日がありますが、狭域通信制高校では本校施設だけが使われます。そのため、収容人数の関係から定員を設定せざるを得ません。狭域通信制高校は基本的に公立で学費の安さが魅力ですが、定員オーバーとなることもあります。

定員オーバーの心配のない広域通信制高校

一方、広域通信制高校は全国各地の生徒を受け入れていることが特徴です。たとえば、勇志国際高等学校は東京、福岡、千葉、熊本に学習センターがあり、日本国内はもちろん海外在住の生徒も在籍しています。

広域通信制高校はスクーリングも外部の宿泊施設などを使用するため、校舎の大きさによる人数制限はありません。なかには校舎を持たない学校さえあります。それだけ受け入れ人数が多く、より確実に入学できる通信制高校と言えるでしょう。

広域通信制高校は基本的に私立です。公立の狭域通信制高校よりも学費は高めですが、それでも卒業までに10万円かからないところがほとんど。ただし、学校によって学費はかなり異なるので、まずは学校一覧などから気になる数校を選択して、お問い合わせ窓口などに直接聞いてみてはいかがでしょうか。

私立通信制高校が全員合格とは限らない!

私立通信制高校の中には、全日制高校のように毎日登校して学校で授業を受けるスタイルのところもあります。そうなると、クラスの人数制限などもあるため、入学試験に落ちてしまう人も出てきます。

逆に、あくまでも自宅学習をメインとして、スクーリングは年に5日程度と極力少なくしている私立通信制高校もあります。確実に受験に成功するには、こういったタイプの私立通信制高校を選択するようにすると良いでしょう。

通信制高校受験に準備すべきこと

通信制高校の入学試験はほとんどの場合、面接、作文、軽い筆記テストの組み合わせによって行われます。このうち筆記テストはない学校も結構ありますし、作文で不合格になるということもほとんどありません。つまり、決め手となるのは面接と言えます。面接の際の注意点などについてまとめました。

通信制高校受験では面接対策をしっかりする!

通信制高校受験では面接が重視されていますが、短い場合は5分未満ですんでしまうこともあります。平均して10分、どんなに長くても20分で終了する学校が大半です。

一般的な面接対策としては「面接官の目を見て、自分の考えをハキハキ喋る」というようなことが大事とされます。しかし、対人関係が苦手だからこそ、教室で先生やクラスメイトと顔を合わせずに授業を受けられる通信制高校を希望している人もたくさんいます。そのため、通信制高校受験ではそういった面接スキルはあまり問われないものです。

面接は1対1ばかりではなく、グループ面談を実施している学校もあります。事前にどのような面接試験を行っているのか問い合わせ、場合によっては配慮を求めることが、通信制高校受験での面接対策と言えます。

引きこもり期間が長く、外出もままならないというケースに対応してくれる通信制高校もあります。マニュアル通りの受け答えを暗記するのではなく、まず、ありのままの自分の姿を学校側に正しく伝えることからスタートしましょう。

通信制高校の面接で不合格となる理由

いろいろな配慮もある通信制高校の面接ですが、不合格となるリスクがゼロというわけではありません。たとえば、著しく素行が悪く更生の意志がない、他の生徒をいじめる可能性が高いと判断されれば、合格は難しいでしょう。

通信制高校は過去にいじめや、素行不良な同級生からの被害にあった生徒も少なくありません。そのため、法律違反、いじめなどに関しては全日制高校以上に厳しい態度でのぞむ通信制高校も多いのです。

通信制高校の面接で聞かれること

通信制高校の面接では「どうしてこの学校に入学しようと思ったのか」と、だいたい聞かれます。ここでも、優等生的に回答する必要はありません。「中学時代に不登校で全日制に通うのは無理だと思った」など、自分の素直な考えを話すようにしましょう。

通信制高校の面接では、不登校だったから不合格ということはまずありません。むしろ、生徒1人1人が入学後にどのようなサポートを必要としているか見極めようとしているのです。もし、学力不足に悩んでいるならば、ありのままを相談するようにしてください。

不登校や成績不振の理由を深掘りして聞かれることも、ほとんどありません。時には「趣味は?」「好きなテレビは?」といった軽い質問もあるようです。リラックスしてのぞむようにしましょう。

作文をもとに面接を行う通信制高校もある

通信制高校の中には面接の前に作文を提出する形の入学試験を行っているところもあります。この場合、作文の内容をもとに面接が行われる傾向が強いようです。

作文のテーマは「中学時代の思い出」「通信制高校に入学しようと思った理由」「通信制高校に望むこと」といったものになります。面接で話しやすい内容にしましょう。

通信制高校と全日制高校は併願できる?

通信制高校を選択する人は、最初から通信制高校1本に絞っていたわけではなく、全日制高校とどちらにしようか迷っていたというケースも結構あるものです。そんな時、通信制高校と全日制高校の併願はできるのでしょうか?

通信制高校と全日制高校は併願可能!

全日制高校を受験する際には、第一志望、第二志望すべてを全日制高校に絞っている人が大半かもしれません。しかし、じつは全日制高校と通信制高校を併願できるというのはご存じでしたか?もし、第一志望の全日制高校に落ちてしまったら、通信制高校に進学するというのもひとつの方法なのです。

通信制高校の中には大学受験コースを設けているところもあります。全日制高校と受験塾というダブルスクールをするよりもはるかに安く受験準備をすることもできるでしょう。さらに、美容師、調理師といった国家資格を取得できる通信制高校もありますし、ぜひ進路の選択肢のひとつに考えてみてはいかがでしょうか。

通信制高校はいつでも受験できる!

全日制高校に入学してみたものの、さまざまな事情から退学を選ぶ人もいるでしょう。もし、他の全日制高校に編入・転入するとなったら、ひとつ下の学年からのスタートとなってしまうことも多々あります。

しかし、通信制高校ならば次の受験シーズンまで待つ必要はありません。とくに私立通信制高校のほとんどは随時受験可能なので、空白時間ができる心配もなく勉強を続けることができるのです。

通信制高校の受験はいつでもOK!決心した時がチャンス

以上のように通信制高校の入学試験は難しいことはありませんし、誰でも受け入れてもらえる可能性が高いものです。しかし、まれに不合格となるケースもあるので油断は禁物です。オープンキャンパスなどを利用して、受験にあたって注意すべき点を直接聞いてみるのもおすすめです。

さらに、通信制高校は一年中、いつでも入学できるというのも大きなメリットです。受験のチャンスが年に1回の公立通信制高校と違い、私立通信制高校の多くはいつでも受験できます。「勉強したい」と思った時がチャンス!まずは資料請求などをして、それぞれの学校を比較してみませんか。

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