通信制高校はどんな人に向いている?続かない原因と対処法は?

ガッツポーズ

通信制高校はどんな人に向いている?

通信制高校にはさまざまなメリットがあります。しかし「向いている人」「向いていない人」がいるというのも事実です。

そこで通信制高校に向いている人の特徴についてまとめました。

夢や目標のある人に向いている

たとえば10代のうちからスポーツ選手やタレントとして活躍している人は、勉強する時間を惜しんでトレーニングに充てたいものです。

全日制であればそんな事は許されません。しかし通信制高校は登校がないので、忙しい毎日を過ごしている人でも夜の隙間時間などを利用して勉強を続ければ卒業ができます。

もちろん華々しく活動している人ばかりではなく、スポーツ、芸能、音楽、eスポーツなどの道をこれから頑張っていきたいと考えている人にとっても、トレーニングやレッスンの時間をたっぷりと確保できる通信制高校はおすすめといえます。

「最終学歴が中卒になってしまう」「大学受験資格がない」といったリスクを取ることなく、思う存分スポーツ、芸能、音楽、eスポーツに打ち込むことができるのです。

もし自分のやってみたいことや目標が決まっているなら、通信制高校に進学するというのも賢い選択といえるでしょう。

資格を取得したい人に向いている

通信制高校は高校課程の勉強を中心としていますが、音楽や芸能、ネイル、プログラミング、eスポーツといった全日制や定時制では学べない専門的な科目が用意されていることも少なくありません。

それにより、高校に通いながら介護福祉士、整備士、トリマー、美容師、調理師などの資格を取得できます。

こういった資格を取得するためには、通常は高校を卒業した後に専門学校に入学しなければいけません。しかし、通信制高校を利用すれば高校卒業と同時に資格を取得できるのです。

「将来は手に職をつけて働きたい」という人はもちろん、資格を取得するまでにかかる時間を短縮し、わざわざ高校卒業後に専門学校に行くお金を節約したいと考えている人にも通信制高校は向いているといえるでしょう。

集団生活が苦手な人にも向いている

通信制高校は基本的には自宅学習がメインです。クラスメイトとの面倒な人間関係にわずらわされることなく、勉強だけにしっかりと集中したい人に向いているといえるでしょう。

また、大学に進学したいという希望を持ちながらいじめなどで高校を中退せざるを得なかった人にとっても、通信制高校はもう一度勉強をし直す大きなチャンスを与えてくれます。

もちろんコースによっては卒業までに何日か登校(スクーリング)しなくてはいけませんが、普段の通信教育ではできない実験、実習などが主に行われています。

しかし、週5で通学する全日制と比べれば月1~年数回のスクーリングはかなり楽です。

また、3日程度の短期間ですべての単位を取得できるケースも少なくありません。もし集団生活が苦手でも通信制高校を選べばまず問題ないといえるでしょう。

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単位を落としたけど3年で卒業したい人にも向いている

全日制高校を通っていた方の中には体調不良やいじめ、勉強がついていけないなどの理由で単位を落としてしまう方も珍しくありません。

そうなると同級生より一年遅れで卒業することになりますが、通信制高校は全日制よりもスムーズに単位の引き継ぎをして3年で卒業することもできます。

また、登校日数も少ないので上記の理由で週5で通学するのが難しい方でも負担なく卒業することが可能です。

逆に通信制高校に向いていないのはどんな人?

一方、通信制高校には向いているとはいえないタイプの人もいます。

もし、次のような特徴に心当たりがあるならば、通信制高校を選択する際にはとくに慎重になった方が良いかもしれません。

自主性・自己管理能力がない人

通信制高校は、全日制高校や定時制高校のように毎日の時間割が決まっているわけではありません。また、まわりにクラスメイトや先生がいるわけではないので、いくらでもサボることもできます。

しかし、通信制高校は誰にいわれなくても自主学習をして、レポートを期限内に提出。その後のテストをパスしなければ単位を取得して卒業することはできません。

卒業までには74単位が必要ということもあり、全日制ほど大変ではありませんが決して易しいものではないのも事実です。

多くの方は3年で卒業できますが、ついついサボってしまい3年以上かかる人も少なくないのがそれを表しています。

つまり、通信制高校をきちんと卒業するには自主性・自己管理能力は必須といっても過言ではありません。「誰かに見られてないと勉強できない」「誰かにお尻を叩いてもらわないと勉強できない」という特徴を持っている人は、残念ながら通信制高校には向いているとはいえないです。

自己管理能力はないが通信制に通いたい場合の対処法

自主性・自己管理能力に自信がないものの、どうしても通信制高校で学びたいという人は、サポート体制の整った学校を選択するという方法もあります。

特に私立の通信制高校は、サポート体制が整っているところも少なくありません。マンツーマン体制で個人にあわせた教育をしたり、スカイプやズームでの連絡などがあるのでモチベが保ちやすいです。

また、今は自主性・自己管理能力が足りないものの「いつかは、きちんと身につけたい」と考えているならば、通信制高校のサポート校を受けて身につけるという方法もあります。

勉強をする意志のない人

通信制高校は、全日制高校のように最低限の成績があれば、3年在籍してるだけで自動的に卒業できるような学校ではありません。

前述したように自主的に勉強をする必要があるので、「勉強したい」という意志がない人には向いていないといえるでしょう。

しかし、それは必ずしも勉強が得意でなければいけないということではありません。学校での一斉授業についていけず勉強が苦手になってしまったものの、本当は「遅れを取り戻したい」「なんとかしたい」と考えている人にとって、通信制高校はむしろおすすめです。

マンツーマン指導や少人数指導に特化している学校が多いので、全日制のようにクラスメイトを気にすることはありません。

先生は一切馬鹿にすることなく勉強を教えてくれる

また、通信制に入学する方の多くは全日制での勉強に悩みを抱えているので、先生も一切嫌な顔をしたりバカにしたりせず、中学レベルまでさかのぼって教えてくれます。

実際、中学や高校の授業についていけず通信制高校に転入した人の中には、基礎を学び直せたおかげで分からなかった部分が分かるようになったり、一流大学にご迂回した方もいます。

まとめ|通信制高校に向いているのはどんな人?

通信制高校はスポーツや芸能など自分のやりたいことが決まっている人、何らかの事情で学校に通えずにいる人など様々な人が通っています。

やりたいことがある、勉強は嫌いだけどできるようになりたい、前の学校が嫌だったなど、当記事で紹介した内容に当てはまっている人には通信制高校が向いています。

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