不登校の種類

不登校の種類

不登校の3つの種類

長期間学校に登校しなくなることを不登校といいますが、風邪を引いた、骨折した、家計のために休学してバイトをしているなど、病気や経済的な理由があって登校しない場合は、一般的に不登校とは見なされません。

では、不登校とはどのような理由で生じるのでしょうか。ここでは、不登校の種類を大きく3つに分けて紹介したいと思います。

神経症による不登校

まず1つめは、神経症による不登校です。

神経症とは精神疾患の一つであり、かつては不安神経症、強迫神経症と呼ばれていました。

神経症は脳の異常や障害によるものではなく、軽い精神疾患全般に対して使用されており、その概念は多義的です。

神経症の代表的な症状としては、自分の意志とは無関係に不快な考えが絶えず頭の中に浮かんでくる強迫観念や、気分が落ち込んでしまい活気がなくなる抑うつ、激しい興奮状態に陥るヒステリーなどが挙げられます。

また、漠然とした不安を感じ、身体に不調が現れて学校に行けなくなるような場合も神経症に分類されます。

神経症は、本人に学校に行く意志があるのに、不安や不快感、それによる体調不良などで行けなくなるというケースが多く、登校できないことへの罪悪感も強いです。

不登校への罪悪感は誰でも持つもの、と思われるかもしれませんが、罪悪感などほとんど持たず、平気で学校に通わなくなる生徒もいます。

無気力による不登校

罪悪感のない不登校。それがこの無気力型の生徒です。

無気力型は、その名の通り何に対しても意欲を失っていて、エネルギーが消失したような状態になっていますが、特に学校が嫌だというわけではなく、登校を促されると素直に登校します。

しかし、教師に叱られるなど些細なことで登校しなくなり、数日休んだ後、また登校を促されて行くというようなパターンを繰り返します。そのため不定期な休みになりやすく、出席日数を合計すると不登校児に分類されますが、一応学校には行けるため、親としてもどう対処したらいいのか扱いに困ることがあるでしょう。

無気力型の生徒は往々にして自我が弱く、他者に対して依存的という特徴があります。

怠けによる不登校

3つめは、怠け(怠学)による不登校です。

怠けとは、文字通り怠け心から学校に行きたくないというのもありますが、何か理由があるけど本人が自覚していない場合もあります。

強い不安を感じたり、気分の波が激しく友達とうまくいかなかったりという場合は、神経症に分類されることもあります。

神経症と怠け(怠学)の違いは、ほとんど本人の自覚の問題ですが、怠学の特徴として、登校前にお腹が痛くなったり発熱したりすることがあります。

心的ストレスが原因で身体に異常が起こることを「心身症的怠学」といいますが、身体に異常が現れる場合は、何かしらストレスの原因があると考えた方がよいでしょう。

まずは不登校の理由を探ること

「神経症による不登校」「無気力による不登校」「怠けによる不登校」と3つの不登校の種類をご紹介しましたが、子供を不登校から抜け出させてあげるためには「何が原因で不登校になっているのか」その原因を探り、見つけることが最初の一歩となります。

「神経症による不登校」なのか「無気力による不登校」なのか「怠けによる不登校」なのか、一見しても見分け、区別はおそらくつかないでしょう。しかし、きちんと子供と向き合い、話しを聞けばどの種類の不登校で、どうやれば解決することができるのか、その糸口は見えて来るはずです。

不登校を克服するために

「神経症による不登校」の場合は精神疾患の一つであるため、病院で診察してもらい、必要なら適切な薬の処方やカウンセリングなどを受けることによって症状が改善し、不登校も克服することができるかもしれません。

「無気力による不登校」は実は、不登校の種類の中でも一番多いパターンの不登校とされており、一番対策に困るのもこの「無気力による不登校」です。無気力になってしまった子にいくらやる気を出せ!と言っても無意味。気力は人に言われたからと言って湧き上がってくるものではありません。では、どうしたらいいのか?無理に学校に行かせようとせず、家庭教師をつけるなどして学力の低下を防ぎ、他者と交流を持つことで、外の世界を見せるというのが、一番良いとされています。家庭教師の力で不登校を克服することができるかどうかはやってみなければわかりませんが、少なくとも、家で何もしないよりはマシと言えるでしょう。

「怠けによる不登校」の場合は、神経症に分類されることもあるので接し方には注意が必要です。「怠け」と聞くと聞こえは悪いですが、本人が自覚していないだけで心の中に大きなストレスを溜め込み、それが不登校の原因となっている場合もあります。ですから、「怠けによる不登校」の場合はとにかく、そのストレスを緩和させてあげることが重要。何にストレスを感じているのかわからない場合は、とりあえず、ストレスを発散できる機会をたくさん作ってあげることが重要です。

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