いじめの相談窓口

相談

いじめは相談しにくい

文部科学省の調査によると、いじめが原因で不登校になった生徒は小学校で1.9%、中学校で2.3%です(平成22年度)。

不登校になったきっかけとしては低い順位になりますが、いじめの被害を受けた時に誰にも言わないケースが多く、「いじめの国際比較研究」によると33.9%の生徒がいじめについて相談しないという結果が出ました。

その理由としては、親に心配をかけたくない、いじめを知られると自尊心が傷つくように思われる、いじめが悪化することを恐れる、などがあります。

そのため、文部科学省の調査でも本当はいじめが原因なのに「病気」などの項目に分類されている生徒が相当数いると考えられます。

いじめの相談窓口

もしも、自分がいじめを受けており、周囲の人に相談しにくいと感じているなら、親や教師とは関係のない第三者機関に相談してみましょう。

行政の相談窓口

信頼できる相談機関として、文部科学省の「24時間いじめ相談ダイヤル」、法務省の「子ども人権110番」などがあります。

相談することを恥ずかしいと感じる気持ちは誰にもありますし、「こんなことを相談してよいのかな?」「うまく話せるかな?」など、相談すること自体に気を遣ってしまう方も多いと思いますが、そのように気負う必要はありません。

相談員がじっくり話を聞いてくれるので焦る必要もありませんし、些細なことでも話すことで落ち着いたり、解決策が見つかったりすることもありますので、とにかく相談してみることが大切です。

まずは誰かに話しを聞いてもらって、状況を整理し、どうやったらこの苦しみから解放されるのかを考えることが重要。いじめ専門の相談窓口でしたら相談を受ける人は皆さん、いじめに関するノウハウを持ったスペシャリストですので、ちょっとしたことでいい方向に転換する可能性もあります。

大切なのはちょっとした勇気。相談窓口の話しを聞いてくれる人はみんなあなたの味方です。

匿名可能

相談の電話をかけると、自分の身元が分かるのではないかと心配している人もいるかもしれませんが、名前を名乗る必要はないので、自分が相談していることを誰かに知られる心配はありません。

もちろん、自分がいじめを受けていることを知ってほしいという時は名前を名乗ってよいですし、学校にいじめを受けていることをうまく伝えられないという時も、相談員が本人の代わりに学校側に伝えることも可能です。

自分のしたいことを手助けしてくれるのが相談員の仕事なので、思ったことはすべて吐き出し、こうしたい、ああしたい、という要望もすべて伝えることが重要と言えます。

家庭の問題は「児童相談所」

また、全国の「児童相談所」や警察の「少年相談窓口」でも、いじめや悩みについて気軽に相談することができます。

特に児童相談所は家庭環境に問題がある場合、警察は校内暴力など犯罪に関わる場合に強い力を発揮することができます。

家庭環境の問題とは、親から暴力を受けているということだけではなく、食事を用意してもらえない、勉強をしろと言われて部屋から出してもらえない、心無い言葉によってひどく傷つけられるなど、あらゆるケースが存在します。

学校だけではなく家にも居場所がないと感じたら、一時的に保護してもらうことも可能な児童相談所に連絡してみましょう。「学校にも家にも居場所がない」と感じてしまったら心が壊れてしまう可能性は非常に高いと言えます。そうなる前に、自分で自分の心と体を守ることを考えましょう。

非行に強い「少年相談窓口」

一方、警察では使い走り(パシリ)をさせられる、物を隠されるなどの相談から、暴力を振るわれる、万引きをしろと脅される、シンナーなど薬物を吸うように言われる、暴走族に入ったけど抜け出せない、恐喝されるなど、犯罪に関わる相談にも積極的に応じてくれます。

自分が所属しているグループの非行がエスカレートしてきて、雲行きが怪しいと思ったら事前に相談してみましょう。

いくら友達でも犯罪に関わることでしか繋ぎとめられない友達は必要ないと考えた方がいいと思います。悪いことは悪いこと。一度、犯罪に手を染めてしまうとなかなか抜け出すことができなくなってしまいます。悪いことを一緒に行うことで仲間同士の絆を深めようとする子供たちがいることもまた事実です。しかし、その波に流されて自分まで犯罪に手を染めることはありません。

もし、そういう状況に陥りそうな場合は速やかに、少年相談窓口に相談しましょう。

複数の相談機関を利用しよう

その他にも、一般社団法人「日本いのちの電話連盟」や、18歳まで相談可能な「チャイルドライン」などがあります。一ヵ所にこだわらず複数の相談機関を利用してよいですし、むしろその方が様々な意見を聞けるので、いじめの解決へと繋がります。自分だけじゃなく身近な人がいじめに遭っているという時も気軽に相談してみましょう。

参考:文部科学省・いじめ相談(そうだん)の窓口(まどぐち)

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