いじめが原因の不登校は通信制高校で解決?

いじめ

不登校の原因にはどのようなものがある?

文部科学省による平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」 によれば、不登校の原因は多岐にわたっています。とくに高校生の不登校の場合、次のような傾向があることがわかりました。

いじめが原因の不登校は少ないように見えるが……

同調査によれば、不登校になったきっかけとしていじめをあげた高校生は0.2%と極めて少数派です。しかし、一方「いじめを除く友人関係をめぐる問題」は15.3%とけっして少なくありません。

現在のいじめは、ますます表面上はわかりにくくなっているともいわれています。SNSの発達などもあり、学校外で仲間はずれにされることも珍しくないのです。「学校でいじめにあっている」と、言い切るのは難しいものの、実質的にいじめを受けて悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

不登校の原因で一番多いのは「項目に該当なし」

人間関係の悩みの他、同調査では「学業不振」18.1%と、勉強についていけずに不登校になる生徒が多いことが明らかになっています。いじめで学校から足が遠のき、たまに出席しても勉強がわからずに不登校に……という例もあるでしょう。

その他「入学、転編入学、進級時の不適応」12.9%、「家庭の生活環境の急激な変化」14.9%などの理由で不登校になる生徒もいます。しかし、じつは不登校の原因として最も多いのは「項目に該当なし」で30.7%です。一言では表現しにくい悩みを抱えている生徒が多いということでしょう。

高校生の不登校が少ない理由

同調査によれば、不登校の生徒数は小学生31,151人、中学生103,247人、高校生48,579人となっています。学年が上がるごとに人数が増え、中学3年生をピークとして以降は減少に転じることが特徴です。

これは、不登校の高校生は退学となるケースが多いからに他なりません。高校は義務教育ではないので、小学校や中学校のように不登校のまま卒業することはできないのです。不登校のままでいては、最終学歴が中卒となってしまうこともあります。

不登校では高校は卒業できない!

不登校の子どもを受け入れるフリースクールなどの支援施設は全国に数多くあります。小学校や中学校ではフリースクールに通えば出席日数と見なされて、卒業できるようになっているのが特徴です。

もちろん、高校生もフリースクールを利用することはできます。しかし、高校生だけはどんなにフリースクールに真面目に通っても高校の出席日数にはカウントされません。もし、年間50日以上学校を欠席すれば留年してしまいますし、留年を3回繰り返せば退学となってしまうのです。

いじめによる不登校はどこに相談する?

はっきりとしたいじめにあっているわけではなくても、人間関係のストレスから登校できない日が30日を越えてしまったならば、不登校と言ってよい状況です。留年ラインである欠席50日を越えてしまう前に、次のようなところに相談してみてはいかがでしょうか。

いじめは「24時間子供SOSダイヤル」に相談する

「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310とは、文部科学省による子ども本人と保護者専用の電話相談窓口です。もちろん、高校生でも利用できます。365日24時間いつでも対応してもらえるので心強い限りです。

この「24時間子供SOSダイヤル」は現在ではいじめ以外のことも相談できますが、もともとは「いじめ相談ダイヤル」としてスタートしました。やはり「いじめについて誰かに話しを聞いて欲しい」という子どもは今も昔も変わらずにいるということでしょう。いじめに悩んでいるならば、ぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

「チャイルドライン」にいじめの悩みを打ち明ける

 
「チャイルドライン」0120-99-7777とは、認定NPOが運営している18歳までの子どもが利用できる電話相談窓口です。年末年始を除く毎日16:00~21:00にボランティアスタッフが対応しています。

「電話で話すのはちょっと……」という人は、特定の曜日に開催されているチャットを利用するのもよいでしょう。電話もチャットも学校が終わってすぐの16:00~18:00は混雑していてつながりにくいこともあります。つながらなかったら少し時間を置いてかけ直すようにしてみてください。

いじめをチャットで相談できる「よりそいチャット」

自殺対策支援センターなどいくつかのNPO法人が共同で開設している「よりそいチャット」は、若者がSNSを利用して気軽に利用できる相談窓口です。マスコットの「生きづらびっと」を友だち登録することで、LINEで悩みを相談することができます。

LINEという新しい方法ではありますが、これまでにも電話相談の経験があるカウンセラーなどが対応してくれるので安心です。弁護士や医師との連携もあるので「いじめた相手を訴えたい」「心療内科を受診したい」というような具体的な悩みにもアドバイスをしてもらえます。

各自治体にもいじめホットラインがある

全国どこからでも利用できる相談窓口の他に、都道府県ごとに設置されている相談窓口もあります。たとえば、東京都ならば「いじめ相談ホットライン」03-5800-8288を利用してもよいでしょう。

こちらは有料になってしまいますが、24時間いつでも利用できます。いじめを受けている本人だけではなく、友人、保護者、関係者などもOKなので、相談してみてはいかがでしょうか。

いじめが原因の不登校に通信制高校をおすすめする理由

相談窓口を活用するにせよ、いじめ問題が解決するにはある程度時間がかかります。その間ずっと不登校でいて、結局、留年してしまうということも珍しくありません。それならばいっそのこと、通信制高校に編入するというのもひとつの方法です。

通信制高校ならば高等学校卒業資格を取得できる!

不登校のままいじめ問題の解決に取り組んでいても、結局は高校を卒業できずに終わってしまうこともあります。もし、高卒資格をきちんと取得したいならば、早いうちに通信制高校に編入してみてはいかがでしょうか。通信制高校ならば高卒認定試験と違って、単に大学受験資格を得られるだけではなく高卒資格を取得できるのでおすすめです。

通信制高校も卒業のためには最低でも3年間の在籍期間が必要になります。前の学校の在籍期間もカウントされるので、たとえ不登校でも全日制高校に在籍していた時間が無駄にならないのもうれしいポイントです。同級生たちと同じタイミングで高校を卒業して大学に進学するのも夢ではありません。

通信制高校なら自分のペースで勉強できる!

通信制高校は高校課程の学科74単位を取得し、ホームルームなどの特別活動を30時間単位だけ参加することで卒業できます。2年ですべて74単位を取得して、最後の1年間は受験勉強に集中するなど、自分のペースで勉強を進めることが可能です。

1科目あたり年間5~6回のレポート提出をこなし、定期テストで及第点を取れれば晴れて単位取得となります。レポートは穴埋め問題などですし、定期テストもレポートの内容を理解していれば問題なく解けるやさしいものです。ただ、ためてしまうと負担になるのでペース配分に注意する必要があります。

通信制高校で特別活動の単位を取得するには

ホームルーム、行事、クラブ活動などの特別活動の単位を取得するには、通信制高校と言えども学校に足を運ばなくてはいけません。だいたい、週に1~2日程度の登校日が設定されている通信制高校が主流です。

中には毎日登校できる通信制高校もありますが、逆に年に4日程度ですむところもあります。いじめによる不登校を経験していて「集団生活になじめそうもない」ならば、なるべく登校せずにすむ学校を選択してみてはいかがでしょうか。

通信制高校はサポート校もある

「1人での家庭学習が続くか不安」「規則正しい生活を送れそうもない……」そんな時には、サポート校を活用してみてはいかがでしょうか。サポート校とは通信制高校の補習塾のようなものです。

サポート校の中には毎日登校できるところもあるので、規則正しく生活できるでしょう。学習面のアドバイスはもちろん、いじめのトラウマへの対応など精神的なサポートも期待できます。これまで、たくさんのいじめ経験者を受け入れてきた通信制高校、サポート校ならではと言えるのではないでしょうか。

通信制高校がある!いじめが原因で不登校になっても立ち直れる!

いじめによって受けるダメージはけっして小さくないものです。いじめ解決に向けて相談窓口を利用するなど、何かしらのアクションを起こすことも時には必要でしょう。しかし、いじめを解決するにはどうしてもある程度時間がかかりますし、その間の勉強をどうするのかという問題は残ります。

いじめから学校に行けない日が続いているならば、無理して登校を再開することだけが正解とは限りません。どうにかして全日制高校を卒業したものの、心に深い傷を負って引きこもりになってしまう人もいます。そうならないためには、傷が浅いうちに、全日制高校以外に勉強できる場所を探してみませんか?

たとえば、通信制高校に編入するというのもひとつの解決策です。多くの通信制高校が随時入学を受け付けているので、空白時間を作ることなく勉強を再開することもできます。通信制高校もれっきとした高等学校の一形態なので、高等学校卒業資格を取得できるのは言うまでもありません。

ただし、通信制高校と一口にいってもさまざまなタイプがあります。勉強以外にも美容師資格、調理師資格の取得などを目指せる通信制高校もあるなど、個性的な教育を実施しているところが目白押しです。人気ランキング一覧などから気になる学校を選択して、資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

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