高校中退芸人を紹介!通信制高校に通った人が多い?

スクールライフ

高校中退芸人を紹介

バラエティ番組「アメトーク!」の高校中退芸人特集は、ブログやニュースサイトなどでも大反響でした。

今でも動画サイトで閲覧できるようになっているようです。「アメトーク!」の出演者たちが、1人として同じ理由で中退していたわけではない点も興味深いところです。それぞれの高校中退に至るまでの物語を簡単に紹介しましょう。

千原ジュニアが高校中退するまで

千原ジュニアは進学校として有名な中高一貫校に通っていました。しかし、中学時代に勉強中心の学校生活に嫌気が差して登校拒否となり、引きこもり生活を開始します。

引きこもり中に、よしもとクリエィティブカレッジに通う兄・千原せいじに作らされたネタがよしもとの生徒たちに大ウケ。「俺にはこれしかない」と、1日も登校することのないまま高校を中退したそうです。

高校中退芸人・紺野ぶるまが中退するまで

私立の女子校に通っていた紺野ぶるまは、ギャルファッションが好きで中二病的な行動も多い個性的な不良でした。高校2年の2学期に「次に問題を起こしたら退学」といわれていたにもかかわらず、寝坊しておでんを食べながら登校しているところを校長に見つかってしまいます。そこで校長先生にあやまるどころか、おでんの汁をまいたことから中退決定となりました。

高校退学後は通信制高校に進学。全日制高校時代よりも自由な時間が増えたので、モデルやタレントのオーディションを受けることにしました。そのような流れの中でお笑い芸人としてデビューすることになったのです。

EXIT兼近が定時制高校を中退するまで

イケメン芸人として人気のEXIT兼松ですが、じつはとても貧しい家で育ちました。妹を高校進学させるための費用を稼ぐのに、定時制高校に通いながら新聞配達や建築関係の仕事をかけ持ちする毎日だったそうです。

仕事帰りにきちんと授業に出ていたものの「学校にあるすべてのトイレを内側からカギをかける」といういたずらをして、停学処分になってしまいます。そのまま自主退学したそうですが、これがもし通学がほとんど必要ない通信制高校だったらこんなことはなかったのではないでしょうか。

高校中退すると芸人以外の道は厳しい?

「アメトーク!」に登場した高校中退芸人の皆さんは、話芸の面白さもあり、あまり困っていないように見えたかもしれません。

それは、学歴不問の仕事で成功したからです。こういった特殊なケースをのぞけば、実際のところ高校中退のままでは困ることが多いです。

将来の人間関係が希薄になる

学校に毎日通っていれば誰かと多少なりともコミュニケーションをとることもあるでしょう。親しい人がいなくても、とりあえず、何らかの人間関係を築くことはできます。

中退をした後も、高校時代の友達とLINEなどでやり取りすることもできるかもしれません。しかし、家で何もせずに過ごしていては、充実した高校生活を過ごしている友達に対して劣等感や疎外感を感じることも多いでしょう。そして、連絡をほとんど取らなくなり、人間関係が希薄になりがちなのもまた事実なのです。

大学を受けられない!

大学や専門学校に進学を希望していても、高校中退では受験することができません。大学はもちろん専門学校でも入学資格として「高校卒業もしくは同等以上」を掲げていることがほとんどです。また、調理師、保育士、介護福祉士などの国家資格も高卒でなければ取得できません。

もし、受験資格を得たいならば高卒認定試験を受けるというのもひとつの方法です。しかし、ここでひとつ注意したいのは高卒認定試験が認定するのは学力だけという点。つまり、高卒という学歴を得られるわけではないのです。

就職にも不利になる

高校を中退すれば、最終学歴は中退です。高校進学率がほぼ100%という時代ということもあり、中卒採用はほとんどありません。まれにある高卒OKの求人は単発のアルバイト等で、なかなか安定した職に就くこともできないでしょう。

収入が不安定では、家庭を持つこともためらわれます。「将来は結婚して子どもを育てたい」といった夢を持っているなら男女問わず、どうにかして高卒資格は取得しておきたいところです。

このように芸人などの学歴不問で才能や実力で食べていける世界に進まない限り、中退では厳しい現実が待っています。

なぜ高校中退した芸人の多くは通信制高校に進んでいる?

高校を中退した芸人の多くは、なぜか通信制高校に進んでいる人が多かったです。

一体どのような理由があるのでしょうか。通信制高校についても解説しつつ紹介していきます。

通信制高校とは通信制の学校

通信制高校とは、その名の通り通学をせず、通信教育で卒業を目指す高校です。

週5通学する必要がなく、週1や年に数回の通学でいいので自由な時間が多く、芸人の仕事をしながら高校卒業を目指したい方などに向いています。

通信制高校は高校中退者でも再スタートしやすい

全日制高校へ再入学する場合、タイミングによっては1学年下に編入しなければいけないこともあります。年下のクラスメイト、同じ勉強の繰り返し……と、気持ちが滅入ってしまう人もいるでしょう。

しかし、単位制の通信制高校はそもそも「学年」で区切られていません。

また、全日制高校で取得した単位はそのまま引き継がれるので、同じ勉強の繰り返しということもありません。通信制高校ならポイティブに課題に取り組むことができます。

自分のペースで勉強できる

留年をきっかけに全日制高校を中退した人もいるでしょう。なかには「たった1科目の単位が取得できなくて進級できなかった」と悔しい思いをしている人もいるかもしれません。

一方、そのような心配がないのが通信制高校です。自分のペースで高校課程74単位を習得すれば、留年することなく卒業できます。さらに、中退する前に全日制高校で取得した単位はそのまま継続可能なので「あともう少しで卒業できたのに……」という人こそぜひ、通信制高校を活用してみてはいかがでしょうか。

全国どこの通信制高校でも入学できる

全日制高校や定時制高校は通学可能な範囲から選択するしかありません。「家の近くに気に入った学校がない」という場合もあるでしょう。

そもそも、妥協して入学したために中退することになってしまった人もいるのではないでしょうか。

通信制高校ならば、全国から生徒を受け入れているところも少なくありません。もし、遠方の通信制高校でも気に入った学校があるならば、入学することもできるのです。通信制高校でもスクーリングと呼ばれる登校日はありますが、年に数日の合宿形式で行っている学校を選択すれば問題ないでしょう。

高校中退芸人まとめ

今では「アメトーク!」のようなバラエティ番組で高校中退芸人が何人も集まるほど、多くの人が中退や不登校を経験しているものです。

高校中退して肩身が狭い思いをしている人もいるかもしれませんが、堂々と胸を張りましょう。

ただ高校卒業資格だけは取得しておいた方が、これからの人生が生きやすいことは間違いありません。よく似ている高卒認定試験では、大学などの受験資格が得られるだけで、高卒資格は取得できない点に注意してください。

高卒資格を取得したいならおすすめは通信制高校です。多くの芸人が通っているだけあって、サポート体制が整っています。まずは以下から資料請求をして情報を集めることをおすすめします。

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