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通信制高校ってどんなところ?

通信制高校のデメリット9選と対策|後悔しないために入学前に知るべきこと

通信制高校のデメリットを正直に解説します

通信制高校への進学・転入を考えるとき、良い面だけでなく「入ってから後悔しないか」を知りたいはずです。この記事では、通信制高校のデメリットを9つ、包み隠さず紹介します。ただし、そのほとんどは学校選びとコース選択で対処できるものです。各デメリットに対策をセットで付けたので、自分にとって本当に問題になるものがどれかを見極めてください。

デメリット1:自己管理ができないと卒業が遠のく

通信制最大のデメリットです。時間割も毎日の授業もないため、レポートを溜め込むと単位を落とし、卒業が延びる悪循環に入ります。

対策:担任制・進捗管理のある学校を選ぶ/週1日以上の通学コースでペースメーカーを作る/自己管理に自信がなければサポート校の併用を検討する。

デメリット2:友人・交流の機会が少なくなりがち

ネットコース中心だと、同級生と顔を合わせる機会は年数日のスクーリングだけになることもあります。

対策:通学コース・部活動・行事のある学校を選べば交流は作れます(通信制高校の部活参照)。逆に人間関係に疲れて通信制を選ぶ場合、この「少なさ」はメリットになります。

デメリット3:学習が基礎中心で、受験には上積みが必要

通信制のカリキュラムは高卒資格の取得が主目的で、大学受験レベルには足りない科目が出ます。

対策:進学コースのある学校を選ぶ、または浮いた時間で予備校・映像授業を組み合わせる。実際、卒業生の大学進学率は26.5%と過去最高で、通信制からの大学進学は珍しくなくなっています。

デメリット4:生活リズムが崩れやすい

登校義務が少ないぶん、昼夜逆転に陥りやすい環境です。

対策:起床時間だけ固定する、週1日は外に出る予定を入れる、朝のオンラインホームルームがある学校を選ぶ。

デメリット5:世間のイメージ・偏見が残っている

「全日制に行けなかった人の学校」という古いイメージを持つ人は今もいます。

対策:実態は変わっています。生徒数31万人超・10人に1人が通信制で学び、卒業資格も全日制と同一です。就職の履歴書に課程の記載義務はなく、面接では選んだ理由を前向きに語れば問題になりません(詳細は通信制高校で人生終わりは嘘)。

デメリット6:通学コースを付けると学費が上がる

「通信制は安い」と思って入ると、週3~5日の通学コースやサポート校の費用で全日制並みになることがあります。

対策:2026年度からの無償化拡充で授業料部分は実質無償になる学校が大半ですが、コース費用・施設費は支援対象外です。入学前に就学支援金適用後の3年間総額を見積もってもらいましょう(学費の詳細はこちら)。

デメリット7:スクーリング会場が遠い場合がある

広域通信制では、普段のキャンパスは近くても、単位認定に必要なスクーリングが遠方の本校で行われる場合があります。

対策:出願前に「スクーリングの場所・日数・宿泊の有無・交通費」を必ず確認する。

デメリット8:先生と接する時間が少ない

質問や相談の機会は、自分から取りに行かないと発生しません。

対策:質問対応の仕組み(チャット・個別指導・オフィスアワー)が整った学校を選ぶ。少人数制やマンツーマン指導を掲げる学校もあります。

デメリット9:卒業率・進路が学校によって大きく違う

通信制高校は学校間の差が激しく、サポートの薄い学校を選ぶとデメリット1~8がすべて重くのしかかります。

対策:卒業率・進路実績を数字で公表している学校を選ぶこと。これが全デメリットへの最大の対策です。比較の手順は通信制高校の選び方にまとめています。

それでも通信制高校を選ぶ価値:主なメリット

  • 自分のペースで学べる(単位制で学年留年がない)
  • 登校負担が少なく、心身の回復と両立できる
  • 転入時に単位・在籍期間を引き継げる
  • やりたいこと(スポーツ・芸能・受験勉強・仕事)に時間を使える
  • 全日制と同じ高卒資格が取れる

デメリットが気にならない人・重くのしかかる人

気にならない人:自分のペースを守りたい人、打ち込みたいことがある人、通学がつらい人。デメリットの多くは、この層にとってむしろメリットの裏返しです。

重くのしかかる人:管理されないと動けない自覚がある人、毎日の友人関係を高校生活の中心にしたい人。この場合も通信制が不可能なわけではなく、通学型コースやサポート校で「全日制に近い環境」を作れば解消できます。

まとめ

  • 通信制のデメリットは「自己管理」「交流」「学校差」に集約される
  • ほぼすべて、学校選び(サポート体制・卒業率の確認)とコース選択で対処できる
  • デメリットを理解して選んだ人ほど、通信制の自由を武器にできる

デメリットへの備えは学校比較から始まります。そもそも通信制高校がどんな仕組みで卒業まで進むのかは、次の記事で全体像をまとめています。

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