高校中退する理由|夢や目標を持つことが大切

やる気がない

高校を中退する理由でもっとも多いのは?

「なぜ、せっかく受験して入った高校を中退してしまうのか?」その理由は人それぞれですが、高校中退に関する文部科学省の調査(「平成26年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」)によると、中途退学者数(人)は全体で53,403人、国立高校で43人、公立高校で33,994人、私立高校で19,366人となっています。

高校を中退してしまった理由で最も多かったのが「学校生活・学業不適応」

全国の中途退学者53,403人のうち、18,622人(全体の34.9%)が「学校生活・学業不適応」を理由に挙げており、その内訳は下記表のようになっています。

もともと高校生活に熱意がない 7,446人(全体の13.9%)
授業に興味がわかない 2,886人(全体の5.4%)
人間関係がうまく保てない …3,230人(全体の6.0%)
学校の雰囲気が合わない 2,328人(全体の4.4%)
その他 2,732(全体の5.1%)

その次に多かった中退理由は「進路変更」で、別の高校への入学を希望するものが一番多く、次いで専修学校などへの入学、就職、高卒資格試験の受験、病気や怪我、経済的理由、家庭の事情、問題行動と様々な理由で高校を中退してしまう人が多いようですね。

進路変更での高校中退なら納得できる理由として十分なのですが、「もともと高校生活に熱意がない」とは一体、どういうことなのでしょうか?

http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/27/09/__icsFiles/afieldfile/2015/10/07/1362012_1_1.pdf

「もともと高校生活に熱意がない」とは?

高校を中退してしまう理由の第1位に挙げられている「もともと高校生活に熱意がない」とはあまり、理解しがたい理由ですが、なぜ、このような理由で高校を中退してしまうのでしょうか?

高校を中退した人などのアンケートを見てみると、「特に理由はないけど学校が嫌になって辞めてしまった」「当時は学校に行こうなどと思わなかった」…といった回答が多く見受けられます。一見、高校を中退してしまうほどの理由には思えない回答ですが、要するに、「学校へ通う目的を見失ってしまった」と言えるのではないでしょうか?

目標を見失った学生が中退の道を選ぶ

何をするにも人間が行動を起こすためには「それなりの目標が必要」になります。「理由はないけど辞めた」「学校に行こうと思えなかった」と答えた生徒はその目標を学校で見つけることができなかったのではないかと推測されます。目標もなく、週5日学校へ通い続けることが苦痛だったのでしょう。

学校という教育の場は社会へ出るための通過点にすぎません。しかし、この通過点を乗り越えるからこそ、将来が開けるのも事実。学校という通過点は未来の自分をよりイキイキとさせるためには必ず通らなければならない道なのです。

しかし、将来の夢、やりたいことがまだ見つかっていない生徒にとって、「学校で勉強する」という時間は「苦痛の時間」と言っても過言ではありません。自分は何のために勉強しているのか、何のために毎日毎日学校に通っているのか…その必要性を見出せなくなってしまったとしてもおかしくないのではないでしょうか?

将来の目標も夢もない状態でただ知識だけを詰め込まれ、テストを受ければ点数で評価される。勉強へのモチベーション、学校に通う意欲を失うのも当然のことと言えるかもしれませんね。

学校で勉強するよりも街に出て友達と遊んでいる方が楽しいに決まっていますし、家でゲームや漫画を読む方が面白いに決まっています。しかし、そんな状態を続けていると、生きること自体に無気力・無感動になってしまい、うつのような状態になってしまう学生も現れてくるといったことも起こりうるのです。勉強をすることや学校に通うことに無気力になった生徒は、次第に学校から足が遠のき、欠席が増え、留年しそのまま退学となるパターンが多いようですね。

夢や目標を持つことの大切さ

中学までは義務教育ですが、高校は義務ではありません。世の中の風潮的に「高校くらいは出ていて当たり前」というものはありますが、本人が進学を望まないのであれば行かなくても別に問題はないというのが高校です。

そして、高校は「自分のこれから」を考える重要な時期でもあります。自分の将来を考える上で「なぜ学校に通うのか?」「本当に進学したいのか?」と自問自答を繰り返すようになり、その時、何もやりたいことが見つからなかったら、義務教育ではない高校に通う意味を見出せなくなってしまうのは当たり前の流れと言えるのではないでしょうか?

将来の目標はなくとも、「高校くらいは卒業したい」と思うのは目標を持っているということです。しかし、「高校を卒業して何の意味があるのか」という答えに行き着いてしまったら、「辞める」という選択肢を選んでしまう可能性は非常に高いと言えます。

「高校を辞める」という選択に関して、とやかく言うつもりはありません。しかし、「あなたの人生は今この時だけではない」ということをもう一度じっくりと考えた方が良いと言えるのは事実です。この先、何十年と続く人生において、高校の3年間は取り戻しのきかない重要な時間の一部です。この先、後悔のない日々を送るためにも、「今できること」を今一度考えてみるのもいいのではないでしょうか?

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