高校中退でも、海外留学できる?|留学支援のある通信制高校も

留学

日本を飛び出し海外へ!

「日本の高校生活に合わず海外で勉強したい」「今まではまったく違う環境で生活したい」そのように考えて海外留学を希望する人は大勢いらっしゃいます。

結論から言うと、高校中退でも海外留学は可能

ただし、海外の高校も日本と同じように様々な高校があり、留学の受け入れ条件なども異なります。たとえば、高校の成績証明書や推薦状の提出を求められる場合もありますし、英語でコミュニケーションできることを条件としている学校もあります。

高校中退でも受け入れている!

しかし、成績証明書や推薦状に関しては、提出できない理由についてきちんと説明し、そのうえでなぜ留学したいのか、その熱意や目的などを手紙に書いて伝えれば、例外的に受け入れてくれるケースも多いようです。

まったく英語が話せなくても、現地で修得することを条件に受け入れてくれる学校も多く、高校中退であることが海外留学の障害になることはほとんどないと言ってよいでしょう。

ただし、入学で苦労しないことと、その後の学生生活を充実したものにできるかは、まったくの別問題です。英語が話せなければ、しばらくの間は周りとの意思疎通に苦労しますし(英語がまったく話せない人が英語の授業に参加できるようになるまで、一般的に半年から1年程度かかります)、遊んでばかりで勉強しないのでは元も子もありません。

海外留学では多くのことを経験できるため、自分の殻を破って色々なことにチャレンジする人も多いと思いますが、その経験が無駄にならないよう、勉強もきちんとしておくことは大切です。

もしも英語を習得して帰国すれば、英会話の講師、翻訳に関する仕事、外資系企業への就職など、仕事の幅も広がることは間違いないでしょう。グローバル社会と言われている今、世界で最も活用されている言語である英語を習得することは、プラスになってもマイナスには絶対になりません。

アメリカの短大・大学に行ける!

ちなみに、海外留学といえばアメリカが一般的ですが、アメリカは16歳から二年制の短大(コミュニティカレッジ)に入ることが可能であり、高校卒業程度の学力があると見なされれば、高校中退でも短大に入ることができます。

しかも、卒業するとアメリカの高校卒業資格を得ることができるので、そのままアメリカの四年制大学に編入(3年生から)して学士号を取るという選択もあります。

また、アメリカは人種のるつぼと言われているように様々な文化・価値観を持った人たちが共生しており、他人に対する理解と尊重、そして自由の精神が息づいています。よく不登校になった生徒がアメリカに留学してくると、元気になって戻ってくると言われますが、アメリカの自由な風土が与える影響も大変貴重なものといえるでしょう。国際感覚も身につくので、人間として一回り大きくなるのも頷けます。

さらに、アメリカの短大・大学に通い卒業できたということは、日本に帰ってきて就職する際にもかなりメリットが大きくなると言えます。日本人の一般的な感覚では、「アメリカの学校は入学しやすいけれども卒業するのは難しい」と思っている人が多く、そのアメリカの短大・大学を卒業しているというだけでもステータスになると考えてもいいでしょう。

留学支援のある通信制高校もある

通信制高校の中にはアメリカの学校などと提携して、留学支援を行っているところもあります。一般的な語学留学から、ダンスの勉強をするためにダンスの本場であるブロードウェイのレッスンスタジオで勉強できる留学システムを持っている学校もあるのです。

本気で海外留学したいと思うのであれば、そのような支援を行っている通信制高校に入学して、通信制高校のサポートを受けながら海外留学を目指すのも良い方法だと思いますし、安心して留学することができるのではないでしょうか?

滞在方法は?

滞在方法については、ホームステイや学生寮を利用するという方法が一般的です。

留学先の文化や語学を日常レベルで学ぶには、ホームステイはまたとない機会ではありますが、人見知りで気を遣ってしまう人や素行不良で迷惑をかけるのではないかと心配している人は、学生寮を利用した方がよいでしょう。

英語ができる人間は強い!

少しだけ前述しましたが、語学が堪能な人は就職面、仕事面においてかなり重宝される人材となることができます。それは単純にできないよりできた方がいいというレベルではなく、語学が堪能な人材が必要とされているからということに繋がります。

日本人はそれでなくても英語が苦手な人が多いお国柄。しかし、これからの時代、英語ができないでは世界から取り残されてしまう可能性は非常に高いと言わざるを得ません。インターネットの普及により、以前より世界はグッと狭くなりました。日本だけで商売をするという時代は終焉を迎えようとしているわけです。それは、産業にしても観光にしても同じこと。世界を相手に商売をするためには、他国の言葉を操れることが基本中の基本となることは当たり前ですよね。

同じカテゴリの関連記事

本気で探す通信制高校

無料で一括資料請求

通信制高校を比較するなら、じっくり資料を検討しよう!

資料請求はこちら