通信制高校で服装のルールはある?制服や私服の可否、面接の服装も解説

服装

通信制高校にはコースに応じて最低でも年に数回の登校日があるため、服装についても考える必要があります。

そこで当記事では通信制高校での服装ルールや面接や入学式などの行事で相応しい服装、制服だけじゃなく私服もOKなのかについて解説していきます。

通信制高校で服装のルールはある?

ルールは特になく制服も私服もOKな所が多い

登校日が多い通信制高校では、だいたい制服も用意されています。女子ならブレザーにチェックのスカートなど、憧れのJKスタイルを楽しむこともできるでしょう。

ただ全日制高校と違い制服の購入や着用は強制ではなく、あくまでも生徒の自由にゆだねられているというのが特徴です。

制服が嫌いな方は私服で通学してもまったく問題ありません。

女子の制服がオシャレ、カワイイと評判の通信制高校を紹介

全国各地にキャンパスを持つヒューマンキャンパス高等学校は、明るいブルーのリボンとスカートがトレードマーク。紺ブレ、グレーのパーカー、白いセーターといろいろアレンジして着回しできることが特徴です。トレーナーと合わせてチアリーダー風にしてもオシャレです。

女子に人気のブランド、セシルマクビーがデザインした制服を着られるのがルネサンス高等学校です。チャコールグレーのジャケット、グレーとピンクのチェックスカートで、ふんわりしたイメージをアピールできます。

北海道芸術高等学校東京池袋キャンパスの制服は、アイドルの衣装のような赤いチェックのスカートがトレードマークです。ジャケットは大人っぽい2つボタン、女子高生らしい3つボタンの2種類があり、好きな方を選べます。黒のハイソックスと合わせればますますオシャレ!

2016年に開校したばかりの角川ドワンゴ学園N高等学校は、前はブレザー、後ろはセーラーになっているというアニメに出てきそうな制服が特徴的です。ジャケットのウエスト部分はバックベルトで引き締まっていて、スタイルがよく見えるところも人気を呼んでいます。

通信制高校の服装が自由なメリット

服装にかかるコストを抑えられる

高校の制服というのは一式何万円もするものです。就学支援金を利用すれば学費はほぼ免除となるケースもありますが、制服費用には適用されません。

通信制高校は制服や指定ジャージなどの着用義務がないところがほどんどですので、全日制高校よりもはるかにコストを抑えることもできるでしょう。

ただし登校日が多い通信制高校を選択した場合、洋服にこだわる人だと私服にかかる費用が制服以上にかかってしまうこともあるかもしれません。

また、毎日どれを着ようか迷いがちな人は私服は時間の無駄とも考えられます。そんな場合はいっそのこと制服を選択するというのもひとつの方法でしょう。

服装で個性を発揮できる

通信制高校には全日制高校のような細かい校則はほとんどありません。通信制高校の集合写真などを見てみると、金髪はもちろん赤や青髪の生徒がいることもあります。

髪の色も服装のテイストも生徒の自主性にまかされているのが通信制高校なので、全日制と違って個性的なファッションを楽しむこともできるでしょう。

ただ、入学式だけはスーツや前学校の制服を着たり、髪をカラーワックスなどでその日だけ暗めにする生徒は多いです。

自由な服装だから行動しやすい

登校日が多い通信制高校でも、授業は午前中または午後だけという形態のところも結構あります。全日制高校のように朝から夕方まで授業が埋まっているということはほぼありません。

そのため、通信制高校では昼間はアルバイトをしているという生徒もいます。

しかし、お昼時に制服でアルバイト先に向かっているとサボっている高校生と勘違いされて警察に声をかけられたり、そうでなくても周囲の目を集めてしまいがちです。

その点、私服ならそういった面倒を回避できるはメリットといえるでしょう。

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通信制高校の行事でふさわしい服装は?

通信制高校には入学式、卒業式などの学校行事もあります。そのような機会にふさわしい服装はどんなものなのでしょうか?

入学式や卒業式は制服かスーツが無難

服装で個性を発揮できる通信制高校ではありますが、入学式や卒業式などの特別な登校日にはTPOをわきまえた服装を心がけたいところです。

そういった厳粛な式にTシャツや短パンは流石にNGでしょう。

実際、通信制高校の中には普段は服装規定がないものの、特別な登校日に限り「襟付きのシャツ、黒または紺のジャケット」のように指定を設けているところもあります。

また、まれに「入学式は黒髪で」という通信制高校もあります。しかし、通信制高校はそもそも入学式への参加自体が自由なので、もし髪を黒く戻すつもりがないならば欠席してもかまわないでしょう。

入学式や卒業式は両親の服装も礼服が基本

通信制高校の入学式や卒業式は、もちろん保護者も参列することができます。

保護者もスーツや礼服などフォーマルな服装の人がほとんどです。全日制高校の入学式や卒業式とほぼ同じと思って間違いありません。

通信制高校の面接の際の服装は?

中学や前の高校の制服が無難

かわいい制服があったり、私服で個性を発揮できたりする通信制高校ですが、まずは受験や面接で合格しなくてはいけません。

通信制高校入試の面接をする際は、中学卒業見込みの人は中学の制服がよいでしょう。全日制高校を中退した人は、前の高校の制服を着るのでもかまいません。

もしそれでは落ち着かないというなら私服でもよいでしょう。ただ私服の場合はジャケット、襟付きのシャツ、パンツまたはスカートというシンプルなコーディネートがおすすめです。

通信制高校の入試は3月に行われることが多いので、地域によってはまだコートが必要かもしれません。

女子の場合は面接はノーメイクが無難

女子の場合、普段はメイクをしている人もいるかもしれません。しかし、面接にはノーメイクがおすすめです。

「メイクをしていないと自分に自信が持てない」という場合は、せめてナチュラルメイクにとどめましょう。

メイクをしていると落とされる、という事はありませんが、面接官によっては良い印象を抱かないリスクがあるので派手なメイクやつけまつげはやめておいた方が無難です。

通信制高校の入試について

通信制高校で面接と合わせて行われる入試は「落とすための試験」ではありませんので、よほどの人気校でなければ不合格ということはほぼないでしょう。

試験内容としては、簡単なマークシート式のテストと作文が基本です。作文では「通信制高校を選んだ理由」「この学校を選んだ理由」「中学生活について」「高校生活の豊富」「卒業後の希望」のいずれかのテーマが課せられることがほとんどです。

あらかじめ回答を練っておけば、ほぼ問題ないでしょう。

通信制高校の面接対策

通信制高校の入試で最も力を入れたいのは面接です。「面接を重視しています」と、名言している学校もあるくらいです。

面接で質問されるテーマは作文とほぼ同じですので、作文の準備は面接でも役立つでしょう。

通信制高校での服装ルールまとめ

制服というのはやはり「青春」というイメージですし、高校生になったら制服を着たいというニーズも多いため、制服のある通信制高校が良いという人もいるでしょう。

一方で「制服はもう二度と着たくない」と考えている人もいると思いますが、通信制高校の多くは制服と私服のどちらを選ぶかは自由です。

そのため、クラスには制服の人もいれば私服の人もいるという少し不思議な空間になります。

各校の制服デザインや服装規定については無料の資料請求をすると分かります。以下から複数の学校の資料を取り寄せて、比較検討してみると良いでしょう。

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