通信制高校の卒業に必要な年間出席日数は?スクーリングって何?

出席

通信制高校のスクーリングとは?

通信制高校について調べていると、必ずスクーリングという言葉に出くわします。そもそもスクーリングとはいったい何なのでしょうか。

通信制高校のスクーリングとは登校日のこと

通信制高校のスクーリングとは、簡単にいえば登校日のことです。自宅学習をメインとする通信制高校ですが、必要な年間出席日数を満たさなければ高等学校卒業資格を取得できないので注意しましょう。

スクーリングの原義は「学校という空間で学ぶこと」ですが、とくに日本では通信制高校や通信制大学での登校日という意味で使われることが少なくありません。そのため、通信制高校についてネット検索などをしていると、必ずスクーリングに行き着くというわけです。

通信制高校のスクーリングはどう評価されるか

通信制高校は単位制になっていますが、単位を取得するためにはレポート提出とスクーリングへの参加が欠かせません。スクーリングは50分が1コマとして計算されます。ある教科の単位を取得したければ、2コマ以上のスクーリングが必要というような条件が設けられているのです。

何コマのスクーリングが必要かは教科によって異なります。通信制高校にも体育はありますが、やはり他の教科よりもたくさんスクーリングに参加しなければいけないケースも少なくありません。ただし、学校によっては体育でさえもできるだけスクーリングに参加せずに単位を取得できるようになっています。もし、体育を苦手としているならば、そういった学校を探すのもよいでしょう。

通信制高校のスクーリングの費用はどうなる?

通信制高校は授業料も1単位あたりいくらで算出されます。公立通信制高校ならば1単位あたり300円前後、私立通信制高校ならば7,000円以上というのが一応の目安です。

高等学校卒業資格を取得するには74単位が必要なので、1年に25単位は取りたいところです。となると、公立通信制高校では年間8千円ほど、私立通信制高校では17万円以上必要になります。

スクーリング費用込みの授業料を設定している学校では、1単位あたり1万円以上とやや高めの設定になっています。また、スクーリング費用は授業料とは別に請求するという通信制高校も多いので、学費はやや多めに準備しておくようにしましょう。

通信制高校のスクーリングは宿泊費・交通費もかかる?

在住・在勤エリアにあるはずの公立通信制高校や、全国各地にキャンパスを持つ私立通信制高校ならば、最寄りの校舎に通うだけなので交通費などの心配もあまりありません。しかし、通信制高校のスクーリングは沖縄のホテルで5泊というようなものもあります。楽しい半面、宿泊費や交通費もそれなりにかかります。入学前にしっかりと用意しておきましょう。

公立通信制高校の年間出席日数は?

通信制高校は大きく分けて公立と私立があり、学費をはじめとしていろいろな点が異なります。まず、公立通信制高校で卒業に必要とされる年間出席日数がどれぐらいあるのか見てみましょう。

公立通信制高校の登校日は週に一度

地方自治体が運営している公立通信制高校は全国に78校ありますが、入学できるのは近隣の在住者または在勤者に限定されていることが特徴です。全日制高校や定時制高校の併置校も少なくありません。

併置校の場合、平日は全日制高校や定時制高校の生徒が授業を受けています。そのため、公立通信制高校の登校日は日曜日のみ、週に1回というのが一般的です。

一方、公立通信制高校の中には併置校ではない独立校もあります。独立校では平日も校舎を使えるので、週に何回か登校日が設定されています。わからないポイントなどを、いつでも先生に聞くこともできるのは便利です。一人での学習が不安ならば、公立通信制高校を選ぶ際には独立校にすることをおすすめします。

公立通信制高校は登校日のルールが厳しめ

公立通信制高校は基本的に週1回、日曜日だけ登校すればOKというと、ルールがゆるめに感じられるかもしれません。しかし、登校日こそ少ないものの、決められた日にきちんと登校し、必要な日数を満たさなければ単位を取得できないなど、案外と登校日に関するルールは厳しめです。

日曜日だけとはいえ、毎週決まった日に登校するのが困難な人もいるでしょう。公立通信制高校は学費が安く、就学支援金を利用すれば実質無料で勉強できるというメリットもあります。しかし、本当に自分が所定の登校日にきちんと通うことができるのか、よく考えてから選択するようにしましょう。

公立通信制高校は卒業率が低い

じつは公立通信制高校は私立通信制高校と比較して、卒業できずに退学する人も少なくありません。登校日が週に1日程度ならば難なくクリアできそうなのに、なぜ、このようなことになってしまうのでしょうか?

ひとつには、公立通信制高校はどうしてもサポートが手薄になりがちという点があげられそうです。カウンセラーが常駐している学校もほとんどない状態で、心のケアまでは期待できそうにありません。通信制高校はモチベーションの維持が非常に大事です。そういった意味でもメンタルケアにも力を入れている私立通信制高校はおすすめといえます。

私立通信制高校の年間出席日数は?

私立通信制高校は学校法人ではなく株式会社が運営することも許可されています。そのため、より自由な教育を実戦している点が大きな特徴です。年間出席日数に関しても学校ごとに異なり、なかには夏休みなどにまとめて消化できるところもあります。

私立通信制高校の年間出席日数はさまざま

私立通信制高校で必要とされる年間出席日数はさまざまです。週に5日と毎日登校できるようになっている学校もあり、充実した学園生活を謳歌できるでしょう。クラスメイトと切磋琢磨しながら勉強したい人におすすめです。

一方、年に数日の合宿でまとめて必要な年間出席日数を消化するタイプの私立通信制高校もあります。「できるだけ人間関係にわずらわされたくない」という人は、こういった学校がおすすめです。

このように私立通信制高校が設定している年間出席日数はさまざまなので、人気ランキング表などから評判の良い学校を選択し、まずは資料請求してみてはいかがでしょうか。自分にピッタリの私立通信制高校に出会うには、できるだけ比較検討したいところです。

制服がある通信制高校も!

ほぼ毎日登校日がある通信制高校では、だいたい制服が用意されています。ブレザーにチェックのリボンタイとミニスカートなど、かわいい制服も少なくありません。かつての通信制高校は働きながら学ぶ20代も多かったのですが、最近では生徒の大多数は10代なので制服のニーズも高まったということでしょう。もちろん、制服の購入や着用は自由で強制されない点も通信制高校ならではの長所といえそうです。

私立通信制高校ならば年間出席日数ゼロも可能?

年間出席日数に関する自由度の高い私立通信制高校ならば「まったく学校に行かなくても卒業できるのでは?」と、期待する人もいるかもしれません。しかし、残念ながらさすがにそれは無理です。

ただ、NHKのテレビ放送やラジオ放送で継続して勉強することによって、登校日が軽減される通信制高校もあります。また、レポート提出を投稿日の一部にカウントしてくれるというところさえあるのです。そういった学校ならばほとんど通学しなくても卒業できますが、やはり登校日が完全にゼロになるということはありません。

私立通信制高校は登校日の授業内容もユニーク

公立通信制高校の登校日には授業や文化祭、体育祭などの学校行事を行うことがほとんどです。しかし、私立通信制高校では全日制高校ではまず学習しない専門的な内容や、資格取得のための勉強を実施していることもあります。

たとえば、簿記、マナー研修、秘書検定など通信制高校を卒業した後は就職したいと考えている人に役立つコースも設定されています。一日職場体験などに参加してみるのもよいでしょう。また、大学進学を目指している人のためには、予備校講師による特別講座などもあるので、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

国家資格が取得できる通信制高校もある!

通信制高校の中には美容師、調理師などの国家資格を取得できる学校もあります。登校日には実習も多く、知識だけではなく確かな技術を身に付けることができるでしょう。全日制高校を卒業してから専門学校に通うより、時間もお金もかからないのも大きなメリットです。

通信制高校を卒業するのに必要な年間出席日数はさまざま!

通信制高校を卒業するのに必要な年間出席日数は学校によってさまざまです。また、スクーリングと呼ばれる登校日に実施されている教育内容も各校、個性豊かです。公立通信制高校では授業と行事がメインですが、私立通信制高校では専門学校的な内容を教えてくれることもあるのです。

ひとつ注意しなければいけないのは、スクーリングは基本的には授業料とは別途費用がかかるという点です。通信制高校によってはリゾート地のホテルに連泊するというスタイルのスクーリングを行っているケースもあります。そうなると、当然のことながら宿泊費や交通費がかかるので、きちんと準備しておきたいところです。

いずれにせよ、いっさい登校しなくても卒業できる通信制高校はありません。少なくとも年に5日程度は登校しなくてはいけないのです。できるだけ、自分が楽しく参加できそうなスクーリングを実施している学校を選択してみれば、無理なく年間出席日数をクリアできるでしょう。資料請求などをして、各学校が必要としている年間出席日数、スクーリングの様子などを比較検討してみてはいかがでしょうか。

通信制高校選びで迷ったら、無料で資料請求

1分で完了最大10校

【簡単 & 無料】都道府県と資料請求者を選択してクリック!

都道府県を選択 資料請求される方

同じカテゴリの関連記事

本気で探す通信制高校

無料で一括資料請求

通信制高校を比較するなら、じっくり資料を検討しよう!

資料請求はこちら