通信制高校の授業内容|単位制だから自由に学習できる

学習

通信制高校でも基本的なカリキュラムは同じ

通信制高校は授業(勉強内容)が簡単だとか、一般の高校よりも授業時間が短いと言われることがありますが、それは大きな誤解です。

通信制高校の勉強内容は一般の高校と同様であり、国語・数学・外国語・理科・地歴・公民だけではなく、保険体育・家庭・芸術・情報・総合など、高校をお卒業するために必要なカリキュラムをすべて行う必要があります(普通科の場合)。

それとは別に学校が設定する科目も

たとえば、数学基礎A・Bや基礎英語などは、中学校の学習内容であり、一般の高校では習いません。しかし、通信制高校は不登校などで中学校にきちんと勉強していない学生もいらっしゃいますので、そのような学生でも高校の数学に付いて行けるように学習の機会を設けており、それも単位として加算されます(必須科目ではありません)。

個々人に合わせた学習スタイル

通信制の高校は個人のレベルに合わせた学習スケジュールを組み、生徒一人ひとりに合わせた勉強を行うことを教育方針としている学校も多く見受けられます。これは、通信制高校が全日制高校のように、学年制のクラス単位、集団授業を行うのではなく、単位制の学習システムを採用し、集団ではなく個人に向けた授業(勉強指導)を行っているため、生徒一人ひとりの状況を見ながら学習をすすめることができるのです。

そのため、不登校や病気などの事情により中学の勉強が遅れてしまい、高校の勉強についていくことができない場合は、中学の勉強から始めて、高校の勉強内容を理解するところまで持っていくことができるのです。

単位制だからマイペースに学習できる

「中学校の勉強をしていたら皆に遅れるんじゃないか?」と心配する人もいるかと思いますが、前述したように通信制高校は単位制なので、自分のペースで学習できます。

高校を卒業するための勉強が遅れていると感じるのであれば、勉強のペースを上げて、単位取得のために無理をしない程度に頑張ればいいのです。あくまで無理をしないことが重要。中学の勉強を行っていても卒業に必要な単位は取得することができるので、焦ることは何もありません。

学年制と単位制の違い

上記でも少し説明しましたが、教育課程には「学年制」と「単位制」というシステムの違いがあります。

学年制とは

学年制とは全日制の高校に多く導入されているシステムで、1年生・2年生・3年生などの区切りがあり、出席日数や問題行動、テストの結果などで1年生をもう一回しなければならないといった、「留年」という制度があるのが特長です。

単位制とは

単位制とは出席日数が進級や卒業に関係する学年制とは異なり、授業科目を学習時間に区切ったものです。

たとえば、国語総合の単位数が4で、その内訳がレポート2単位、スクーリング2単位だとすると、1単位は50分(1時限分)として計算されるので、レポート2単位というのは「そのレポートを提出すれば2時限分としてカウントします」ということになります。

通信制高校に留年はない

単位制には学年という概念がないため、卒業に必要な単位数(74単位)を取得することができたら卒業することができます(ただし、前在籍校と合わせて3年間の在籍期間とスクーリング、学校によっては特別活動への参加が必要になります)。

必要な単位を取得すれば卒業できる

1~2年目で30単位ずつ取得したら3年目は14単位だけ取得すればよいですし、反対に1年目で14単位しか取得できなくても、2~3年で挽回すれば3年間で卒業できます。

単位認定試験に落ちても、再び試験を受けて合格すればよいだけですので、あまり凹む必要もありません。ただし、試験に落ちると再びレポートとスクーリングが必要になるので、あまりたくさん落ちてしまうと卒業が遅れてしまうので注意しましょう。

メディアを利用した学習方法も

学校によっては、テレビやラジオで放送される教育番組を学習の一環として認めている場合もあります。

学校によっては、スクーリングの数を減らすことも

たとえば、生徒がテレビ放送で継続的に数学を学習し、満足の行く成果を出せた場合、その教科・科目のスクーリングまたは特別活動(ホームルームなど)の時間数を10分の6以下に免除することができます。ただし、学校の方針によるのでどこの学校でも免除することが可能かどうかはわかりません。

スクーリングや特別活動の時間を短くし、極力、通学を避けたいという人は事前にこのようなシステムを設けている学校なのかどうかをリサーチしておく必要があるといえるでしょう。

自主学習でサクサク勉強できる人は、スクーリングや特別活動の時間を減らして効率的に単位を取得することが可能なので、縛られたくないというタイプの人には最適なシステムといえますね。

しかし、自己管理が苦手で学習スケジュールをうまく立てることができない人にとっては、メディア学習だけでの単位取得、スクーリングや特別活動の免除は難しいと言わざるを得ません。「楽そうだから」という理由だけで、メディア学習での授業を選択すると、卒業できない…ということにもなりかねないので、それだけは気をつけるようにしましょう。

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