不登校の人数【男女比/年齢/統計】

人数

全国の不登校児の人数

平成に入って徐々に増加していた不登校児ですが、近年は学校側の取り組みもあり、学校によっては不登校児の数が徐々に減少しているところもあるようです。

しかし、不登校児の数は依然として多く、特に小学校から中学校にかけて増加する不登校児に対し、どう対処していくかが大きな課題となっています。では、具体的な人数について見てみましょう。

小学校の不登校児の人数

文部科学省が発表した「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」(平成24年度)によると、全国の小学校に通う生徒数6,764,619人のうち、不登校児は21,243人であり、全体の0.31%(318人に1人)となっています。

割合としては少なく思われるかもしれませんが、全国の小学校数21,460校のうち、不登校児のいる学校数は9,168校(42.7%)であり、およそ2校に1校が不登校児に関する問題を抱えている状態にあると言えるわけですね。これは決して軽視できない数であり、問題と言えるのではないでしょうか?

参考:文部科学省・平成24年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について

中学校の不登校児の人数

中学校になると、不登校児の人数は飛躍的に上昇し、全国の中学校に通う生徒数3,569,010人のうち、不登校児は91,446人であり、全体の2.56%(39人に1人)が不登校という結果になっています。

全国の中学校数10,748校のうち不登校児がいる学校数は9,084校(84.5%)であり、1~2クラスに1人いるという割合ですので、生徒にとっても不登校児の存在は珍しくなく、学校の先生にとっては必ず直面する問題といえます。

学年別の不登校児の人数

さらに不登校児の人数を学年別に見てみると、小学1年生が948人(小学生全体の不登校児数の4.46%)、2年生1,576人(7.42%)、3年生が2,504人(11.79%)、4年生が3,795人(17.86%)、5年生が5,500人(25.89%)、6年生が6,920人(32.58%)となっており、高学年につれて不登校児が増えています。

特に高学年では不登校になりやすい傾向が見られますが、中学校になるとさらに増加し、中学1年生が21,194人(中学生全体の不登校児の23.18%)、2年生が33,355人(36.48%)、3年生が36,897人(40.35%)となっています。

年齢が高くなるにつれて、不登校児の数が増えていく理由はおそらくとしか言えませんが、思春期に入り、自分ひとりで抱える悩みが多くなっていくからなのではないでしょうか?親にも先生にも、ましてや友達にも言えない悩みが多くなり、世界の全てが学校と思っている子は、この辛さから抜け出すための手段として「学校に行かない」という選択をしている子も多いのではないかと思います。

不登校児の男女比は?

不登校児の数は、小学校の場合、男子が11,019人、女子が10,224人であり、男女比はほぼ50対50となっています。中学校の場合も、男子が47,221人、女子が44,225人となっており、男子の数がやや多くなるもののあまり大きな差はありません。

不登校になってしまう原因そのものには男女で違いがあるのかもしれませんが、不登校という選択をしてしまう子は男女とも同じくらいの人数いるということですね。

不登校の原因

不登校の原因については、小学生が「不安など情緒的混乱」がもっとも多く7,047人(33.2%)であり、次いで「無気力」5,047人(23.8%)、「親子関係をめぐる問題」4,287人(20.2%)となっています。

これが中学生になると「無気力」が23,776人(26.9%)で一位となり、次いで「不安など情緒的混乱」が22,047人(25.0%)、そして親子関係の代わりに「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が13,890人(15.7%)となります。

不登校になってしまう原因として、一番にイメージしがちなのが友人関係をめぐるトラブルやいじめという問題が浮かんできますが、実際にはそうではないことが多いということですね。

「不安など情緒的混乱」という理由はなんとなく理解できますが、子供のうちから「無気力」になってしまう原因というのは一体、なんなのでしょうか?

不登校の原因というのは子供たちの抱える問題、心の闇は大人たちが考える以上に深く、難しいものだということを象徴していると言えますね。

参考:文部科学省・平成24年度「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」結果について:

中学卒業後は?

高校に進学すると不登校児の人数が年々減少していきますが、高校生の場合、中学校で不登校になったまま高校に進学しなかったケースや、中途退学するケース、通信制高校など出席日数の少ない高校に入学するケースもあるため、一概に不登校児が減ったとはいえません。

正しい統計を取ることができないと言えるでしょう。しかし、中学までは義務教育のため、学校に行かなくても在籍さえしていれば卒業できますが、高校となるとそういうわけにはいきません。

不登校だけど高校は卒業したいと考えるのであれば、通学の必要のない(通学日数の少ない)通信制高校などに入学して、高校卒業の資格を取得するという方法もあるので、進路や将来に悩み、不安を抱えている人はそんな学校を進路の選択肢のひとつとして考えてみるのもいいのではないでしょうか?

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