統計から見る不登校の実態。人数や年齢層、男女比は?通信制高校に進む道もある?

人数

不登校の高校生に関する統計からわかることは?

不登校の高校生は減少傾向にあります。しかし、文部科学省による平成29年度児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査によれば、全国的に少なくない人数の不登校の生徒がいるのは明らかです。年齢層、男女比などはどうなっているのでしょうか。

不登校の高校生は全国に約5万人

文部科学省による調査がスタートした平成16年には、不登校の高校生の人数は67,500人でした。その後、年々減り続けて平成29年には49,643人という結果が出ています。比率でいえば1.82%から1.51%とわずかながら減少したことがわかります。

小学校や中学校では約20%の生徒が不登校になっているのと比較すると、高校での不登校は非常に少ないといってよいでしょう。これは、高校は義務教育ではないため、中学で不登校だった生徒はそもそもあまり進学しないことも一因となっていると考えられます。

不登校は中学3年生がピーク

不登校は小学校1年生でも起こりうることです。その後、中学までは年齢が上がるごとに人数が増えるという特徴も見られます。平成29年度には中学3年生の不登校生徒は144,031人にものぼりました。

高校生になると途端に減り、今度は高校1年生ピークとして減少します。なかには年齢とともに精神的に大人になり登校を再開できる生徒もいるかもしれません。しかし、じつは高校生の不登校生徒は退学してしまうため、統計上は減少したかのように見えるのが実際のところなのです。

不登校の男女比はほぼ半々

不登校の男女比を調べてみると、小1から中3まで女子よりも男子の方がやや多くなっています。しかし、その差はほとんどなく不登校の生徒は男女半々といってもよいでしょう。

全国の高校で不登校の生徒の男女比がどれぐらいなのかまとめた資料はありません。しかし、いくつかの自治体が行った調査によれば、女子の方がやや多い傾向があることがわかります。高校生ともなると女子の人間関係がますます複雑化するのも原因かもしれません。

原因がよくわからない不登校も

統計を見てみると、たしかにいじめやそれに類する人間関係のストレスから不登校になった生徒が一定数いることがわかります。しかし、そればかりではないというのも事実です。

周囲とうまくコミュニケーションを取れず不登校になってしまったが、じつは発達障害が潜んでいたという例もあります。また、最近増えているのが無気力、やる気のなさから不登校になってしまうというものです。いずれにせよ、不登校のまま何もせずに貴重な10代を過ごすのはおすすめできません。

不登校になったらどうする?

以上のように、不登校に関する統計を参照してみると、高校生の約66人に1人が不登校になっていることがわかります。高校は義務教育ではないだけに、不登校になったら注意しなければいけない点があるのはご存じでしたか?

不登校になっても高等学校卒業資格は取得しよう!

中学校までと違って、高校以降は学年が上がるごとに不登校生徒の人数が減っていきますが、それは中退してしまうためです。不登校のまま欠席日数が50日以上になれは、進級することができません。高校に在籍できるのは最大6年と決まっているので、留年を繰り返すようでは中退せざるを得ないのです。

高校中退では最終学歴は中卒です。中卒では大学を受験することもできませんし、就職にも不利といっても過言ではないでしょう。不登校になっても、どうにかして高等学校卒業資格だけは取得しておきたいものです。

不登校になったら通信制高校を活用しよう!

高等学校卒業資格を取得するには、無理に登校を再開しなければいけないのでしょうか?また、どこか別の全日制高校に転校するしかないのでしょうか?しかし「もう2度と学校に行きたくない」という人もいるでしょう。

「不登校でも高等学校卒業資格は取得しておきたい」そう考えるならば通信制高校を活用するのもひとつの方法です。塾のようなものと勘違いされがちな通信制高校ですが、じつはれっきとした高等学校の一種。したがって、通信制高校を卒業すれば学歴は高卒になります。

通信制高校は学費もリーズナブル

経済的な理由から不登校になった生徒にとくにおすすめしたいのが、公立の通信制高校です。公立の通信制高校ならば毎月数千円ほどの負担ですみますし、さらに、就学支援金を活用すれば、ほとんど学費がかからないことも!

また、通信制高校ならば一部の全日制高校のようにアルバイト禁止といった校則もありません。自分の好きな時間に勉強できる通信制高校ならば、アルバイトで学費を稼ぎながら勉強を続けることも十分できるでしょう。

不登校になったらフリースクールだけではダメ

フリースクールとは自治体やNPO法人が主催している不登校の児童・生徒のための学びの場です。小学校や中学校ならば、学校の代わりにフリースクールに通うことで卒業することも可能でした。

しかし、高校だけはいくらフリースクールにまじめに通っても学校の出席日数としてカウントされることはありません。どんなに難しい勉強をしていても、結局は高卒資格を取得できず、大学受験にチャレンジすることさえできないのです。やはり、高校で不登校になった場合は通信制高校という道を選択するのが正解といえるでしょう。

通信制高校ってどんなところ?

もし不登校になったら、ぜひ活用をおすすめしたい通信制高校。統計調査の結果では基本的に不登校にはカウントされない、高校に進学しなかった人も、ぜひ学び直してみてはいかがでしょうか。通信制高校とは、どのような教育の場なのか紹介しましょう。

自宅学習がメインの通信制高校

通信制高校は学校に毎日通う必要がありません。今、不登校で悩んでいる人でもストレスなく勉強を再開することができるでしょう。今度こそ、クラスメイトとの人間関係などにわずらわされることなく、思いっきり勉強できるかもしれません。

もっとも、通信制高校もまったく登校日がないわけではありません。高校を卒業するためには、ホームルーム、クラブ活動、行事などに参加することも必須となっているからです。平均して週に1~2日程度の登校日が設定されていますが、年に4日程度の登校でOKという通信制高校もあるので、希望に応じて選択してみてはいかがでしょうか。

通信制高校は単位制

通信制高校は高校課程の学科74単位を自分のペースで取得して卒業できるようになっています。たとえば、2年間ですべての単位を取ることもできなくはありません。しかし、卒業には最低でも3年間は在籍している必要があり、飛び級はできない点に注意してください。

2年で高卒資格取得に必要な単位を取ってしまえば、もう1年は大学受験の勉強だけに取り組むということも可能です。また、専門学校と提携している通信制高校で美容師や理容師を目指す人もいます。全日制高校以上にさまざまな勉強ができるのも通信制高校の魅力のひとつといえるでしょう。

不登校の日々もムダにならない通信制高校!</h4>
通信制高校では、以前の高校に在籍していた期間も含めて3年間の在籍期間があれば卒業できます。たとえば、高校中退した後にすぐ通信制高校に編入すれば、同級生に遅れを取ることなく卒業することが十分可能なのです。

全日制高校に在籍している限りは、不登校の日々は単に欠席日数に過ぎません。しかし、通信制高校に編入すれば高卒資格取得のために役立てることもできるというわけです。

レポート提出が中心となる通信制高校

通信制高校で単位を取得するためには、レポート提出と定期テストをクリアしなければいけません。定期テストの方は理解度チェック程度の簡単なものなので、全日制高校ほどしっかりと試験対策をしなくても問題ありません。

それよりも力を入れたいのがレポートです。科目ごとに年に5~6回のレポート提出がありますが、これをコツコツこなしていかなければいけません。レポートといっても穴埋め問題形式などになっているので簡単です。ただし、週に1本は提出していくようにしないと、3年で卒業するのは難しくなってしまうでしょう。

統計から知る不登校の人数・男女比・年齢。どんな生徒にもおすすめは通信制高校

不登校になった生徒の属性は多種多様であることは統計からも明らかです。どんな年齢でも男子・女子どちらでも、誰でも不登校になる可能性があるといってもよいでしょう。人数も全体から見れば少数派かもしれませんが、全国的に何人もの生徒が不登校の悩みを抱えているも事実です。

しかし、無理に登校を再開することは必ずしも正解ではありません。心身ともに疲弊して、その後、長い期間に渡って引きこもりになってしまう人もいます。そうなるぐらいならば、早めに高校を中退して、通信制高校で学び直すのも賢い選択です。

通信制高校ならば高等学校卒業資格を取得することもできます。レポート提出が勉強の中心になりますが、難しいものではありません。ただ、ためてしまうと3年で卒業できなくなってしまうので、コツコツと取り組むようにしましょう。

通信制高校と一口にいっても、さまざまな学校があります。エクセルの一覧表などでまとめられていることもあり、何KBもないのでダウンロードしてみるのもよいでしょう。また、資料請求をしてみるのもよいかもしれません。ぜひ、自分にピッタリの通信制高校を見つけてみてください。

通信制高校選びで迷ったら、無料で資料請求

1分で完了最大10校

【簡単 & 無料】都道府県と資料請求者を選択してクリック!

都道府県を選択 資料請求される方

同じカテゴリの関連記事

本気で探す通信制高校

無料で一括資料請求

通信制高校を比較するなら、じっくり資料を検討しよう!

資料請求はこちら