不登校は解決できる!高校生の不登校と解決方法について

不登校解決

高校生の不登校はなぜ起きるのか?

文部科学省による「平成29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によれば、全国で49,643人の高校生が不登校になっているとのことです。不登校に至る原因としては、おもに次のようなものがあげられています。

高校生の不登校は「無気力」によって引き起こされる

同調査では高校生の不登校の理由は「無気力」が最多で34.1%にものぼっています。その中でも「学業の不振」から無気力になっている生徒が46.8%もいるという状態です。

高校課程の勉強は、数学を初めとして学習内容が一気に専門的になります。そのため「中学までは得意科目だったのに……」と、急に自信をなくしてしまう生徒も少なくありません。とくに、それまで勉強が得意で親にも期待されていた子どもほど、学業不振からの不登校になりがちなので注意が必要です。

多感な時期ゆえの不登校もある

高校時代は青春まっさかり。自意識過剰になりがちで、友達や先生の何気ない一言に深く傷ついてしまうこともあります。多感な時期ゆえに、思いもよらぬ原因で不登校になってしまう生徒も多いものです。

「なぜ学校に行けないのか話してくれない」と困惑する親御さんもいます。もしかしたら、自分自身、理由がわからずに困っているのかもしれません。先の文部科学省調査でも、不登校の理由を「その他」としている生徒が25.2%にものぼり、一言では表現できない状況に陥っていることがうかがえます。

いじめが原因の不登校は意外と少ない

不登校というと、いじめを連想する人も多いかもしれません。しかし、同調査によれば「学校における人間関係に課題を抱えている」ことが原因で不登校になった高校生は、わずか9.5%にとどまっています。

その内訳も「いじめ」が11.1%であるのに対して「いじめを除く友人関係をめぐる問題」47.8%や「教職員との関係をめぐる問題」40.0%の方が多いことが特徴的です。はっきりとしたいじめ以上に学校が対応しにくいより複雑な人間関係の問題を抱えている生徒も少なくないのかもしれません。

発達障害から不登校になるケースもある

小さい頃から「変わった子」と言われ続け、高校生になって「じつは発達障害だった」とわかるケースも結構あるものです。発達障害といってもアスペルガー症候群などは学力に問題ないことも多く、大人になるまで見過ごされてしまうことも少なくありません。

しかし、やはり発達障害はコミュニケーションの方法や、他人との距離が独特なため、集団生活の中で疎外感を覚えがちですし、いじめのターゲットにもなりやすいものです。その結果、学校生活を楽しく思えなくなり不登校になってしまうこともあります。

高校生の不登校を解決するには?

以上のように高校生の不登校を引き起こす原因にはさまざまなものがあります。もし、不登校を解決したいならばまずは正しく原因を把握して、それぞれ以下のようなアプローチを試みるようにしたいところです。

「無気力」による不登校は「やる気」を喚起する

無気力から不登校に陥っているならば「やる気」を取り戻すことで解決につながることもあります。しかし、まわりがうるさく言い過ぎるのも逆効果。自然と本人の中に「やる気」が育つのを静かに待つことも大事です。

学校のことばかり考えていると、ますます足が遠のいてしまうので、たとえば、アルバイトなどで気分転換するのもひとつの方法です。学校外の世界を知り、就職するにせよ進学するにせよせめて高卒資格は取得しておくべき……というのを、身をもって経験するのも良いかもしれません。

思春期特有の不登校は支援団体に相談してみる

理由のはっきりしない不登校は、解決方法に悩むものです。思春期特有の難しい不登校は、家族だけではなかなか解決できないかもしれません。そんな時は、不登校支援に取り組んでいる団体に相談してみてはいかがでしょうか。

じつは、日本全国に不登校を支援しているNPO法人はたくさんあります。新聞記事などでも取り上げられているので、目にしたことがある人もいるでしょう。基本的に相談は無料なので、とりあえず親御さんだけでも一度足を運んでみることをおすすめします。

いじめによる不登校は学校に相談を!

いじめなどの人間関係の問題で不登校になっているならば、まずは学校に相談してみましょう。しかし、高校生の不登校の場合、先生との人間関係が原因になっている例もあります。信頼できる先生なのかどうか、見極めることも大事です。

学校に相談することで不登校が解決する場合もありますが、高校生の交友関係は学校では把握しきれず、修復不可能というケースも少なくありません。いじめによる不登校を解決するには、思い切って違う学校に転入するというのもひとつの選択です。

不登校を相談できる発達外来もある

軽度の発達障害は高校生になるまで発見されにくく、不登校になって初めて判明するケースも多々あります。もし、発達障害の可能性があるならば、医療機関の発達外来に相談してみてはいかがでしょうか。

2016年4月に施行された障害者差別解消法によって、学校は発達障害がある生徒に対して合理的配慮をするように義務付けられています。合理的配慮とは、たとえば、発達障害由来の聴覚過敏を抱えている生徒に対して、学校はヘッドフォンの着用を認めなければいけないというようなものです。このような日常的な配慮から不登校が解決する例もあります。

不登校でも通信制高校ならばストレスなく過ごせる?

以上のように不登校を解決するための方法はいくつかあります。しかし、そもそも全日制高校に無理をして通い続けることが、子どもにとって最善の解決方法と言い切れない場合もあるものです。たとえば、通信制高校という選択肢もあることはご存知でしたか?

通信制高校ならばそもそも不登校にならない!

通信制高校は自宅での自学自習を基本としています。つまり、毎日登校する必要がないため不登校という状況そのものが発生しません。「無理にでも登校しなくては」ではなく「登校しなくても良い学校を選ぶ」と、考え方を変えてみてはいかがでしょうか。

「勉強は続けたいけど、人間関係がわずらわしい」という生徒にも通信制高校はピッタリです。今度こそ、人間関係に余計なエネルギーを削がれることなく、勉強に集中することができるかもしれません!

通信制高校といえども登校日はゼロではない

毎日学校に行かなくても良い点が魅力の通信制高校ですが、残念ながらまったく登校しなくてもOKというわけではありません。多くの通信制高校では週に1~2日程度の登校日が設けられています。

これは、高校を卒業するためにはホームルームなどの特別活動を30時間単位以上取得しなければいけないからです。しかし、できるだけ登校したくないならば、3泊4日程度の宿泊形式で特別活動の単位を全部取得できるようになっている通信制高校などもあるので心配ありません。

通信制高校ならば自分のペースで勉強できる

学年制の全日制高校は、出席日数が足りないと上の学年に進級できないこともあります。不登校から留年してしまい「下の学年と同じクラスになるのはちょっと……」と、ますます学校に行くきっかけを見失う生徒も多いものです。

一方、通信制高校は学年制ではなく単位制なので、そもそも留年がありません。いつから編入したとしても、同じ学年を繰り返すというようなこともないのです。学科74単位を自分のペースで取得すれば晴れて高校卒業資格を取得できます。頑張り次第では同学年の友人に遅れることなく高校を卒業することも十分できるのです。

通信制高校ならば学ぶモチベーションもアップする

無気力から不登校になってしまった人でも、通信制高校ならばもう一度やる気を取り戻すこともできるかもしれません。通信制高校では全日制高校では考えられないような専門的な勉強をできることもあるので、調べて見る価値は大いにあります。

たとえば、高校課程の勉強と並行して、調理師や美容師の資格取得を目指せる通信制高校があるのはご存知でしたか?その他、声優、アニメーター、イラストレーター、漫画家などになるためのコースを設置している通信制高校もあります。ありきたりな学校の勉強だけではやる気を刺激されない生徒も満足できるのではないでしょうか。

不登校をポジティブに解決するなら通信制高校!

不登校の子どもを持つ親御さんは「このまま引きこもりになったらどうしよう……」という不安から、無理にでも登校させる解決方法を模索しがちです。確かにそれもひとつの方法ですが、まずは、子ども自身がどうしたいのかよく耳を傾けるようにしてください。

もしかしたら、何らかの理由で、学校という空間に耐えられない状況なのかもしれません。それならば、登校を無理強いするのは良い解決方法とは言えないでしょう。高校をどうにか卒業したものの、引きこもりになってしまう例も、いくらでもあります。むしろ、高校時代はゆっくりと自分を見つめ直すチャンスととらえて、羽を休ませてあげてはいかがでしょうか。

高卒資格ならば通信制高校で取得するという方法もあります。年に4日程度登校すれば卒業できる通信制高校もあるので、不登校でも問題なく高卒資格を取得できるでしょう。勉強へのモチベーションが低下しているならば、勉強以外の専門的な内容も学べる通信制高校を選択するという方法もあります。

不登校をポジティブに解決するには、高校時代だけにとらわれるのではなく、高校を卒業した後の人生をいかに豊かに過ごすことができるかを考えるのもおすすめです。通信制高校で高卒資格を取得すれば、大学進学という道もひらけます。通信制高校を活用して、未来に目を向けてみてはいかがでしょうか。

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