不登校でフリースクールに通うメリット・デメリット

園芸

フリースクールとは?

フリースクールは、既存の公教育に縛られない教育を行おうという欧米の新教育運動の中で発展してきた教育機関です。

欧米では主に公教育の代替という位置付けにありますが、日本では不登校になった生徒が通う民間の教育施設という位置付けであり、学習塾や習い事同様、無認可施設として扱われます。

不登校になった生徒が学習できる場所、社会と関われる場所として注目されており、学校のカリキュラムにはない授業(園芸農作や朗読など)が行われる場合もあります。

フリースクールの形態は様々で、民家やマンションの一室を借りて少人数で学習している場合もありますし、100人以上の生徒が学べる大きな施設も存在します。

また、一般の学習塾がフリースクールと称して不登校の子供を受け入れている場合もあり、その内容は様々で、一つひとつ吟味する必要があります。

フリースクールのメリット

フリースクールのメリットは、一般の学校では不可能な学習スタイルを可能とすることです。

たとえば、一般の学校では30人程度の学生に対し、1人の教師がまとめて授業を行います。授業についてこられない生徒がいても、時間もやるべき課題も決まっているので細かいケアができませんし、できる生徒に対しても1人だけ先に進ませることはできません。しかし、フリースクールではマンツーマンで指導してくれるところが多く、あっちの子供は中学校の勉強をしているけど、こっちの子供は大学受験の勉強をしているというのは、よく見られる光景です。

また、一般の学校では規律を重視しており、制服着用はもちろん、先輩・後輩の上下関係が厳しかったり、教師の言うことが絶対で生徒の意見が無視されたりすることもありますが、フリースクールでは服装自由で、スタッフも生徒も全員対等な立場であるというのが主流です(対等なので、自分の学習内容を自分で選択することができるのです)。

誰にも抑圧されない状況でのびのび学習できるので、生徒の自主性が育ちますし、人間的な魅力も引き出されます。

学校でつらい思いをして居場所を失っている生徒には、フリースクールの存在が大きな心の支えになるでしょう。

一般の学校のようなフリースクールも

フリースクールの中にはその学習方針から一般の学校のように制服着用、時間割によるカリキュラム、部活動などを行っている施設もあります。

そのような施設では一般の学校同様に社会的なスキルが身につきますが、基本的に生徒の自由や自主性を重んじているので、校則などはあまり厳しくないようです。

反対にいじめなどは一般の学校よりも厳しく取り締まるので、落ち着いた環境で安心して授業を受けられるというメリットがあります。

フリースクールのデメリット

ただし、良いことばかりのように見えるフリースクールにもメリットがあればデメリットもあります。

正規の学校ではない

ほとんどのフリースクールは、学校教育法1条に定める学校の要件に該当せず、民間の無認可施設という位置付けになっています。そのため、フリースクールに通学しても不登校という扱いになり、高校卒業資格を得るためにはまた別の努力が必要になります。

ただし、フリースクールの学習内容が公教育に準じている場合など、高校卒業資格を受けるに値すると判断されれば、フリースクールへの通学日数も、もともと在籍している学校の出席日数として扱われます。

その判断をするのは学校長ですので、フリースクールで高校卒業を目指したいという時は、事前に学校側とよく話し合い、学習経過も随時報告していくなど、学校側と細かく連携していくことが大切です。

出席扱いにならなくても高卒認定で進学できる

もしも出席扱いにしてもらえなかった場合でも、高等学校卒業程度認定試験(高認)に合格すれば、高校卒業程度の学力があると認められるため、大学や専門学校に進学することが可能ですし、中学生なら中学校卒業程度認定試験もあり、中学を卒業した人と同等の学力があると見なされます。

しかし、高等学校卒業程度認定試験や中学校卒業程度認定試験の場合は、学校を卒業した人と同じ学力があると認定されるだけで、進学しなければ試験に合格しても何の意味もありません。ただし、中学生の場合は公立校の場合、義務教育に当たるので学校は卒業したことになり、試験を受けなくても高校へ進学することはできます。

また、通信制高校・中学に入学して卒業資格を得るという方法もあります。

通信制の学校は通信教育で勉強を行う学習システムを採用している学校のため、卒業に必要な条件である、スクーリング(登校日)や特別活動など以外は学校に通う必要のないタイプの学校です。

学校に通う必要がないため、学校に行くのに抵抗があるという人や集団行動が苦手、他者との交流が苦手という人にはフリースクールよりも、通信制の学校の方が向いているといえるかもしれませんね。

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