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通信制高校の公立と私立の5つの違い|学費や卒業率などを徹底比較!

学費

公立通信制高校と私立通信制高校の最大の違いは学費

公立と私立では、まず学費がまったく異なります。もちろん、公立の方が費用は安くすみますが、具体的にはいくらぐらい違うのでしょうか。

公立の学費は年間で数万円

公立通信制高校の学費は管轄の地方自治体ごとに異なります。たとえば、東京都の場合、入学金は500円、授業料は1単位あたり336円という設定です。

通信制高校を卒業するには74単位の取得が必要なので、卒業までの授業料は合計24,864円になる計算です。自治体により1単位あたり330円などの違いはありますが、いずれにせよリーズナブルであることに変わりはありません。

その他の諸経費を考えても公立通信制高校ならば、3年間で6万円以下、どんなにかかっても10万円以下で卒業することができるでしょう。ただし、3年で卒業できないとなると、当然のことながらさらに学費が必要になります。

公立通信制高校の学費は実質無料になることも!

「就学支援金」は、文部科学省が実施している年収910万円未満の世帯が利用可能な支援制度で、多くの家庭が利用できます。

公立の通信制高校で支給されるのは1単位辺り336円ですが、利用することで学費は実質無料にすることが可能です。

「就学支援金」は奨学金と違い、返済の義務がないので無償で受け取ることができます。

また、さらに手厚い「授業料等減免制度」というものもあります。対象となる家庭は限られてきますが、入学金の500円さえ免除になる場合もあり、大変リーズナブルです。

私立の学費は年間で10~80万円かかる事が多い

一方、私立通信制高校の学費は公立よりもどうしても高くなります。学校によって違いもありますが学費一覧などを調べてみると、入学金は10,000円~50,000円、授業料は1単位あたり5,000円~12,000円となっているようです。

入学金、授業料の他にも施設設備費、教育関連費など学校によってさまざまな費用が必要となります。一般的に私立通信制高校は年間20万円から80万円はかかることになるでしょう。

私立も就学支援金を利用すれば学費が実質無料になる

ただし、私立通信制高校も令和2年より世帯年収が910万円未満なら就学支援金を受けられるようになりました。

支給額は公立の通信制高校が1単位辺り336円なのに対し、私立は1単位辺り最大で12,030円と非常に高額ですので、世帯収入によっては私立であっても学費は実質無料となります。

公立の通信制高校よりも私立の方がおすすめ?

学費の額面だけを見ると、公立通信制高校の方が私立通信制高校よりもはるかにお得に思えるかもしれません。

しかし、私立通信制高校であっても、就学支援金を利用すれば公立の通信制高校と大差ない負担で卒業することもできます。

そのため、世帯収入が910万未満の世帯の方は、就学支援金制度を活用して私立の通信制高校に通うことをおすすめします。

詳細は後述しますが、公立よりも私立の方がサポート体制や卒業のしやすさ、楽しさなど様々な面で公立の通信制高校を上回っていることが多いです。

ただし、就学支援金制度は公立、私立ともに最長でも4年間しか支給されない決まりになっていますので、4年以内に単位の取得と卒業を目指しましょう。

公立と私立の通信制高校の学費以外の違い

公立と私立の通信制高校を比較

学費面ではかなりの違いがあるといえる公立通信制高校と私立通信制高校ですが、学費以外にもさまざまな違いがあります。

全国に存在する高校の数

2020年の文部科学省による「学校基本調査」によれば、公立の通信制高校は78校なのに対し、私立の通信制高校の数は179校となっています。

つまり、公立の通信制高校よりも私立の通信制高校の方が2倍近く存在している計算です。

通っている生徒の数

公立の通信制高校に通う生徒は2020年時点では56,373人なのに対し、私立には約3倍となる141,323人もの生徒が通っています。

これは、公立の通信制高校が地方自治体の予算によって運営されている関係で、入学できる生徒はその地域の在住者、勤労者に限定されることがほとんどなのに対し、私立の通信制高校は居住地による制限がなく、全国どこからでも希望する学校に入学できるのが大きいです。

私立の通信制高校に通う生徒が多い理由

また、私立の通信制高校は公立の通信制高校と比べ、eスポーツ、声優、芸術、美容など様々なコースがあり生徒が好きな事を学べる他、少人数・マンツーマンによる学習の指導、学校にスクールカウンセラーが常駐しているなど、サポート体制が非常に充実しています。

さらにスクーリングも夏期のみ、年間で数日で済むなど公立と比べて生徒の負担が少ないため、遠方に住んでいても学習に支障が起きない点などが私立の通信制高校が人気の理由です。

公立の通信制高校は一人の先生が数十人の生徒を受け持つため、学習サポートが不十分で結局また不登校になってしまったり、週に1回の登校日が設けられていることが多いため、就学支援金制度で費用の差が少なくなった今、私立の方が高い人気を集めています。

学習の自由度

公立の通信制高校は通信制であってもスクーリングが多かったり、期末試験の日程が決められていることが多く、それをきちんと守らないと単位を取得できません。

登校の必要がないのが通信制高校が人気の理由であるにもかかわらず、学校に足を運ぶ機会が多いので戸惑う生徒も少なくありません。

一方、私立の通信制高校は登校日が自由であることが多く、登校頻度も月に1回、年に数日など希望のコースに沿ったものとなります。

たとえば体調面に不安があり、決められた登校日に学校に行ける保証がない方でも、私立の通信制高校であれば自分の都合に合わせて計画を組むことも可能です。

逆に、通信制とはいえ、毎日少しでも良いので登校したいという希望がある人もいるかもしれません。

そのような場合には、さまざまな状況の生徒に対して柔軟な対応をしてくれる私立がおすすめといえるでしょう。

卒業率の高さ

文部科学省の「学統計要覧」を元に公立と私立の通信制高校の卒業率を算出すると、3年間での卒業率は公立は約49%しかありません。

一方、私立の通信制高校の3年での卒業率は96%と、公立と比べて非常に高いのが現実です。

これは私立の方が前述したサポート体制が充実しているためです。

公立の通信制高校は全員ではありませんが、サポートが乏しい中での自学自習を行うため学習のモチベーションが保てず、3年で卒業できない方が多いです。

公立にせよ私立にせよ卒業できなければ意味がないので、学費の関係で公立にしか通えない場合は仕方がありませんが、就学支援金制度や奨学金を活用できるのであれば、私立に通ったほうがメリットは大きいと言えるでしょう。

教育への予算のかけ方

公立通信制高校よりも私立通信制高校の卒業率が高く、サポートも手厚いのはそれだけ教育に予算をかけているからです。

例えば私立通信制高校の多くは、iPadなどのタブレットを活用し、インターネットで授業を受けられるe-ラーニングシステムを導入している学校も少なくありません。

また、私立は生徒1人1人に対するフォローアップ体制を整えるため、十分な数の教師、学校スタッフを確保するために多額の人件費もかけています。

このように最新の教育システム導入や人件費などにコストをかけているのは、公立と私立の大きな違いと言えるでしょう。

サポート校の有無

私立通信制高校の中にはサポート校を併設・提携しているところも多いです。

サポート校とは、名前の通り通信制高校を卒業するまで学習やカウンセリングなど様々な面でサポートしてくれる学校のことです。

ただし、サポート校はあくまでも通信制高校のサポートをする学校なので、単体では高等学校卒業資格を取得できません。

そのため、必ず通信制高校と同時に入学する必要があり、別途学費を支払う必要があるのがネックです。

しかもサポート校の学費は学校によりますが入学金で5~20万円、年間の授業料が35~80万円ほどと決して安くはありません。

サポート校のメリット

しかし、サポート校はレポート、認定試験、スクーリングなど卒業までに必要なすべてをサポートしてくれます。

また、美容系のサポート校であれば美容師資格を、調理系のサポート校であれば調理師免許の取得を支援してくれるなど、勉強面以外でも様々なメリットがあります。

高校卒業と同時に資格を取得できるサポート校もあるので、卒業後に別途専門学校に通うより、時間や学費の節約ができるのが特徴です。

トライ式高等学院のように、大学進学をサポートしており、進学率が60%を超えているようなサポート校もあります。

資金に余裕があり、確実に3年で高等学校卒業資格を取得したい、在学中に就職に役立つ資格が欲しい、大学に進学したいといった希望がある場合は、サポート校を利用してみるのもひとつでしょう。

通信制高校の公立と私立の5つの違いまとめ

公立と私立の通信制高校の最も大きな違いは学費ですが、令和2年より実施された就学支援金制度により、世帯収入が910万未満の家庭であれば費用面での大きな差は無くなったと言えるでしょう。

唯一のネックだった費用面の違いを除けば、基本的にはサポート体制が充実しており、卒業率も高い私立の通信制高校の方が優秀です。

通信制高校は自宅学習が基本なのでモチベーションを持続させるのが難しいのですが、挫折しそうになった時により手厚いフォローを期待できるのは、やはり公立よりも私立です。

結局、高校は卒業できなければ意味がないので、学費の安さだけで公立通信制高校を選ぶのはおすすめできません。

私立の通信制高校は実施している教育内容もバラエティ豊かですので、まずは複数の通信制高校に無料の資料請求をして、自分に合った学校を選ぶと良いでしょう。

高校中退したら高認より通信制高校?進学や就職で有利なのはどっち?

卒業証書

高校中退したら高認より通信制高校が良い?

結論から言うと、高校中退後に高認を目指しても学歴は中卒止まりで就職が厳しく、多くの国家資格が取れないので全日制と同様の高卒資格を得られる通信制高校を目指すのがおすすめです。

高認はテストが手間がかかるだけでなく、将来を考えた際にも高認より通信制高校の方がメリットが多いのが実情です。

なお高校中退後に高認も通信制高校も目指さず、そのまま働き始めようと考えている方もいるかと思いますが、以下のような理由からおすすめすることができません。

高校中退のデメリット

大学進学ができない

中退する大きなデメリットは、大学進学ができないということです。

大学に入学するには、「指定された専修学校の高等課程を修了した者」「高等学校卒業程度認定試験(旧大検)に合格した者」「高等学校もしくは中等教育学校を卒業した者」など、いずれかの資格が必要となります(※)。

※参考:大学入学資格について 文部科学省
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/shikaku/07111314.htm

つまり、高校を中退してしまうと大学への入学資格が認められないため、進学ができないのです。

中退するときは進学する気がないとしても、将来的に就きたい仕事ややりたい事が見つかり、大学にいく必要が出てくる可能性もあります。

その場合、他の高等学校に編入するか、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定)に合格して資格を得なくてはいけないので、現役で大学を目指すよりも苦労するかもしれません。

就職で苦戦する

高校を中退して就職をしようとしても、最終学歴は高校中退もしくは中学校卒業になるので、希望する職に就けないことがあるというのもデメリットです。

残念ながら、仕事の世界ではまだまだ学歴を重視する傾向にあるため、応募資格を見てもほとんどが「高卒以上」です。
そのため、高校中退では就職先の選択肢はかなり少なく、業種も限られてしまいます。

高校中退での就職先は、サービス業や小売業などエッセンシャルワーカーが多く、体を使う仕事が大半を占めます。

もちろん、そういった仕事が好きというのであれば問題ありません。

しかし総合職や技術職、IT企業などで働きたい場合は、特別な資格を持っていても学歴のせいで応募できないこともあるので、就職で苦戦するリスクが高いのがデメリットです。

大半の国家資格が取れない

実は、高校中退では大半の国家資格が取れません。

もちろん中卒でも専門学校を卒業すれば受験資格が得られるものもありますが、仕事に活かせる国家資格の多くは、高校を卒業していることが受験資格の1つとなっています。

【高卒の学歴制限がある国家資格の一例】

  • 保育士
  • 管理栄養士
  • 歯科衛生士
  • 幼稚園教諭
  • 教員免許状
  • 救急救命士
  • 司書補

それぞれの国家資格ごとに細かい受験資格が設定されているため、高卒じゃなくても受験出来る資格はあるものの、そのためには実務経験○年以上や特定の専門学校を卒業しているなどの条件があり、試験が受けられるようになるには相当な時間が必要になります。

中退しても資格を取れば希望する職場で働ける、と思う方もいるかもしれませんが、就職に有利になる国家資格は受験できない可能性があるので注意しましょう。

人間関係に悩む

高校を中退すると、親との関係が悪化したり、友達が出来づらくなったりするなど人間関係に悩むことが多くなるというデメリットがあります。

高等教育機関への進学率は81.5%(※)となっている日本では、最低でも高校を卒業するのが当たり前とされているので、ほとんどの親御さんが「高校はきちんと卒業してほしい」と願っています。

※参考:文部科学省 平成30年度学校基本調査
https://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/11293659/www.mext.go.jp/component/b_menu/other/__icsFiles/afieldfile/2018/12/25/1407449_1.pdf

そのため、親御さんが納得できない理由で中退をしてしまうと、親子関係がぎくしゃくしてしまい居場所がなくなってしまうこともあるようです。

また、学校というコミュニティで作る友達は、学校や授業に対しての不満や将来への不安など共通の悩みを持つことが多く、その分深く繋がれます。

SNSを通して友達を作ることは出来ますが、学校の友達というのは楽しいことや嬉しいこと、辛いこと悔しいことなどを分かち合える特別な人間関係を築けます。

しかし、中退してしまうと悩みを相談できたり、本音を打ち明けたりする友達が出来づらくなる可能性があるのです。

また、学校で出来た友達も、中退をすると生活スタイルがまったく違ってしまうため、次第に疎遠になるというデメリットもあります。

高校中退後におすすめできない高認とは

高認は国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語の6教科14科目の中から、8~10科目を受験し、全てに合格することで高認資格を取得できます。

問題は4択のマークシート方式になっていて、問題そのものは基礎学力を判定するレベルで難しいものではありません。

しかし、出題範囲が広いので難易度はそれなりに高く、合格しても最終学歴は中卒になるのが大きなデメリットです。

あくまでも「高卒と同程度以上の学力を持っていて、受験をするだけの能力がある」ということを認定しているに過ぎないのです。

高認を経て大学に合格し、無事に卒業できれば何の問題もないでしょう。しかし、大学に合格できなかったり中退してしまった場合は最終学歴は中卒となるのであまりおすすめはできません。

学歴が「中卒」になると何が起こるのか

中卒と高卒とでは、就職内定率は40%、正規雇用率も20%ほど違うといわれています。

また、生涯賃金に至っては3千万円から5千万円も違ってくるので、どうにかして高卒資格だけは取得しておいた方が賢明といえるでしょう。

そして高校を中退した人に高認よりもおすすめなのが、タイトルにもある通信制高校です。

高校中退後の進路は通信制高校がおすすめ

通信制高校とは、名前の通り通信学習がメインのため毎日登校する必要がなく、自分のペースで勉強することが可能な学校です。

そしてなによりも卒業すると高認でなく高校卒業資格を得られるので、最終学歴が高卒となります。

過去に様々な事情や苦痛な人間関係で中退をした人でも、通信制高校なら年に数日登校すればOKというコースもありますので非常に通いやすいです。

実際、毎年数十万人の方が通信制高校を利用しています。また、学費も令和2年4月より就学支援金制度が採用されているので、世帯年収が910万未満であれば学費を無償、無償とまではいかなくてもかなり抑えることが可能です。

高校を中退した方は入学をしても得こそすれ、損はないのが通信制高校となっています。

※参考:文部科学省 生徒指導上の諸問題の現状と文部科学省の施策について
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/029/shiryo/05072002/s005.htm

高校中退後に通信制高校で高卒資格を取得する方法は?

3つの条件を満たす

通信制高校を卒業するには、以下の3つの要件を満たす必要があります。

  1. 高校課程必須科目の74単位取得
  2. 特別活動30単位分の参加
  3. 3年以上の在籍期間を満たす

この3大条件をクリアするのは難しいことではありませんが、コツコツと努力を積み重ねる必要はあります。ただし、高校中退者は前の高校で取得した単位が免除されるので、負担はそれほそ多くありません。

少し注意したいのが特別活動です。特別活動とはホームルーム、生徒会活動、運動会・文化祭などの行事のことですが、30単位分すなわち25時間以上参加しなければいけません。

自宅学習がメインとなる通信制高校であってもスクーリングと呼ばれる登校日が必ずあるのは、この特別活動に参加しなければ高卒資格を取得できない決まりになっているためです。

スクーリングは学祭や宿泊でも換算される

学校生活になじめずに中退した人は、スクーリングを面倒に思うこともあるかもしれません。しかし「やっぱり、高認にしようかな」とは思わないで下さい。

体育祭、文化祭などの参加をスクーリングに数えてくれる学校や、年に1度、3泊4日程度の宿泊形式スクーリングで単位を取得できる通信制高校もあるからです。

週5日間、毎日学校に通わなければいけなかった全日制高校と比べれば、年に1回、あるいは数回通学するだけで単位が取得できる通信制高校はかなり楽です。

高卒認定を取得するより負担も少なく、なにより最終学歴が高卒になるメリットは絶大ですので目指す価値は十分あります。

自主性を持って勉強を続ける

通信制高校では、3年以上在籍したにもかかわらず結局卒業できない人もいます。特に公立で多いです。ではなぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。

これは通信制高校の勉強は登校もしなければ見張る担任の先生もいないため、生徒の自主性・自己管理能力が問われるというのが大きな原因となっています。

自分のペースで勉強できるのはメリットでもありますが、人によってはモチベーションが維持できなくなって勉強がまったく進まないリスクもあります。

逆に高い自主性を持って勉強を続ければ必ず卒業することができるのが通信制高校です。

自分に合った通信制高校を選ぶ

「自主性も自己管理能力もない自分には、通信制高校は無理」と、思い込むことはありません。サポート体制が整った私立の通信制高校は97%の方が卒業をしています。

例えば先生がマンツーマンでついてくれて、わからない部分を中学1年生の勉強までさかのぼってくれたり、今後の学習計画を一緒に考えてくれます。

その他、通信制高校にはさまざまな学校があります。一般的に通信制高校の勉強は簡単なので「このレベルではやる気が起きない」という人もいるかもしれません。そんな時には難関大学受験コースを選択して、モチベーションをアップさせるという方法もあります。

いずれにせよ、自分に合った通信制高校を選択することが大事です。自分に合わない高校に進学して中退した経験があるなら、なおのこと今度は慎重に学校を選びましょう。

まとめ|高校中退したら高認より通信制高校がおすすめ

努力をして高認に合格しても高卒資格を取得することはできず、進学できなかったり中退してしまった場合は中卒となってしまいます。

そのため、高校中退者は高認でなく通信制高校で高校卒業資格を取ることをおすすめします。

通信制高校の入学のための資料請求は以下から無料で行なえますので、気になる学校があればお問い合わせをしてみると良いでしょう。

不登校からフリースクールに通う問題点|メリットや通信制との違いも紹介

園芸

フリースクールとは

フリースクールとは、何らかの理由で学校に行きたくない、行けないという小中高生を受け入れている施設です。

不登校やひきこもりだけでなく、発達障害や軽度の知的障害などさまざまな事情で学校に行くことが出来ない子供に、勉強したり友達を作ったりできる環境を提供しているのがフリースクールです。

NPO法人やボランティア団体、個人経営など民間で運営されているため、活動内容や教育方針、スクールの形態などはそれぞれの施設で異なりますが、不登校の理由や年齢を問わず受け入れてくれるのが特徴です。

フリースクールの問題点・デメリット

学校に行けなくなってしまった子供達に居場所を与えてくれるフリースクールは、不登校や何らかの障害を持っている人にとって無くてはならない施設です。
しかし、公的機関ではなく民営団体が運営しているため、問題点やデメリットがあります。ではどういったデメリットがあるのか見ていきましょう。

月額がかかる

一番の問題点は、月額の費用がかかるということです。

スクールによって月額料金は異なりますが、平均相場では月3万円から5万円ほどかかるため、年間のトータルでは40万円から50万円ほどかかってしまいます。
公立の小学校や中学校はもちろん、県立高校であってもこれだけの費用はかからないので、一般家庭にとっては経済的な負担が大きくなります。

学校と違い就学支援金制度が使えない

高校の授業料に関しては、生徒の就学を支援するための高等学校等就学支援金を受けることができます。
ただし、この制度は高等学校か高等専門学校、専修学校(高等課程)の学校に通う生徒にしか適用されません。フリースクールは高等学校などには該当しないため、就学支援金制度の対象にはならないのです。

つまり、高校生にあたる年齢の人がフリースクールに通う場合、月間の授業料にあたる費用は全額自己負担となりますから、より負担が大きくなるデメリットがあるのです。

学校によっては出席扱いにならない

小中学生は義務教育なので、フリースクールを利用している場合であっても、籍は各学校に置かれたままの状態になります。

本来であれば、学校に通わなければ出席扱いになりませんが、不登校などの事情によってフリースクールに通っているので、文部科学省の用件を満たしているスクールであれば出席扱いにしてもらう(※1)ことが可能です。

ただし、このような施策 が通達されていても、最終的な判断は各学校の校長が決めます。つまり、例え条件を満たしているフリースクールに通っていても、校長が認めなければ出席扱いではなく欠席扱いになってしまうというデメリットがあるのです。
(※1)不登校児童生徒への支援の在り方について

進学を目指すには勉強のレベルが足りないことがある

国立や私立、公立を問わず、学校には学年に合わせて学ぶことが文部科学省によって決められています。そのため、教師は学習指導要領に沿って授業を進めていくので、その学年を修了すれば必要な学力が身につくようになっています。

しかし、フリースクールには学習指導要領がありません。

フリースクールの形態にもよりますが、学年や年齢が違う子供達が集まっているところが多く、また学習レベルもばらばらなので、勉強に関しては個別指導になるのが一般的です。

ある程度は学年に合わせて勉強を進めますが、不登校期間が長い生徒であれば学年をさかのぼって学習する必要がありますし、学校ほど厳しく勉強を強いることもありません。

もともと学力をアップするための施設ではないので、進学を目指すには勉強のレベルが足りないことがあるのもデメリットです。

どれだけ頑張っても高校卒業資格は得られない

フリースクールでは、さまざまなカリキュラムや活動を行なっています。

基本的には自主性を尊重してくれますが、学校に通っているのと同じような生活を送りたいという人には、しっかりと個別授業を行なったり、社会見学など課外活動もサポートしたりしてもらえます。また、出席扱いになれば、小中学生は学校を卒業することができます。

ですが、高校生の場合はたとえ毎日頑張って通ったとしても、高校の卒業資格は得られません。

高卒資格を目指していなければデメリットではありませんが、就職をするうえで最終学歴が中卒というのは不利になることも多いため、将来を見据えるとデメリットと言えます。

フリースクールのメリット

2018年に文部科学省が行なった調査では、小中学校の不登校児童の生徒数は16万人以上となっていて、年々増え続けている状況です。こういった結果から、国でも不登校児の受け皿の一つとなっているフリースクールの重要性を認めています。

費用や学習レベルに関してはデメリットになる点は目立ちますが、もちろんメリットもあるので、入学を検討している方はチェックしておきましょう。

プロのサポートの下で学習できる

フリースクールの一番のメリットは、プロのサポートの下で学習できることです。

学校の授業は、学年が進むごとに難しくなっていくため、最初は横並びの成績であっても年齢を重ねていくと大きく差が出てきます。

小学校低学年であれば親が勉強を教えられますが、高学年や中学生、ましてや高校生ともなるとかなり難しいでしょう。当然ですが、子供が自分で学習内容を理解するのも困難です。

フリースクールであれば、勉強を教えるプロのサポートが受けられますし、カリキュラムが用意されていますから、学年に合わせた勉強ができます。

学習サポートに関しては家庭ではカバーしきれないので、お金を払ってでも通う価値があると言えるでしょう。

カウンセリングが受けられる

フリースクールの中には、学習のサポートだけでなく子供のメンタルをケアするためのカウンセラーを常置しているところもあります。

不登校になったり障害を持っていたりする子供は、心にさまざまな悩みや不安を抱えていることも少なくありません。

フリースクールは、学校に復帰させるための施設ではなく、将来きちんと自立できる力をつけるための施設です。悩みや不安を抱えたままでは、義務教育の修了後、どういった道を選択すればいいのか決められなかったり、社会に出て行くことが出来なかったりするかもしれません。

そこで、カウンセラーや講師がカウンセリングを行ない、悩みや不安を解決しながら、将来に向かって歩き出す力を付けるサポートをしてくれるのです。

これも、親にはなかなかできないことですから、カウンセリングが受けられるのは大きなメリットとなるでしょう。

同じ境遇の仲間と出会い、居場所ができる

フリースクールに通う生徒は、何らかの理由で不登校になった人が多いです。

その理由は違うとしても、自分と同じように不登校になった人の気持ちというのは理解できますし、理解してもらうこともできます。

普通の学校では異端児になってしまっても、フリースクールであればみんな何かに傷ついたり適応できなかったりした仲間ですから、自分の居場所を確保できるメリットがあります。

また、学校はただ勉強をする場所ではなく、同世代の仲間を作れる場所でもあります。

不登校で家に引きこもってしまうと、同世代と交流することができず、社会に出るのが怖くなってしまう人も少なくありません。

フリースクールに通えば、家族以外とのコミュニケーションが取れる機会を作れるので、社会性が身につけられるメリットも得られます。

学校に行かなくても勉強ができる

不登校になると、授業の進行に合わせたプリントがもらえますが、小学校高学年や中学生にもなるとプリントと教科書だけで自己学習をするのはかなり無理があります。

普通に授業を受けていてもついて行けない子供がいるぐらいですから、自己学習だけで授業についていくのは不可能といっても過言ではないでしょう。

フリースクールでは、少人数で授業を行なったり、スタッフが個別に学習サポートをしてくれたりするので、勉強に遅れる心配がありません。

中学生であれば、高校受験を見据えた学習プログラムを組んでくれるスクールもあります。このように、学校に行かなくても遅れることなく勉強ができるのは、学校に行けない人にとって嬉しいメリットです。

フリースクールと通信制高校の違い

翔洋学園高等学校

出典元:翔洋学園高等学校

フリースクールと通信制高校は同じようなもの、と思っている方も多いかもしれません。確かに、どちらも自由に通えるという共通点はありますが、「学校」というくくりで見るとまったく違います。

この違いを知らないままフリースクールを選んでしまうと、自分の将来設計が狂ってしまう可能性もあるので、通信制高校との違いをきちんと理解しておきましょう。

通信制高校は法律で高等学校と定められている

フリースクールは、法人や民営団体が運営母体となっているところが多く、教育機関としての厳格な決まりもありません。

しかし、通信制高校は法律によって高等学校と定められています。

そのため、高校課程で決められているホームルームやクラブ活動などの単位取得のため、スクーリングといって年間で出席しなければならない日数も決まっています。

通信制高校は定時制高校と同じ位置づけになりますし、公立であれば県や自治体が運営していて、私立は大手学習塾などが運営している教育機関です。

自由度が高いという点では、フリースクールとよく似ていますが、学習内容やカリキュラムはまったく違うのです。

通信制高校は高校卒業資格が得られる

前述していますが、フリースクールを修了したとしても高校の卒業資格はもらえません。当然ですが、教育機関ではないので学歴としては中学校卒業となってしまいます。

一方、通信制高校は高校として認められていますから、スクーリングやレポート提出、テストなど決められた条件をクリアすれば高校卒業資格を得られます。

フリースクールよりも多少縛りがありますが、普通の高校と違って自宅で学習しながら、ほとんど通学することなく卒業資格が得られるのは大きな違いです。

卒業資格を持っていれば、大学進学も可能になりますし、就職する際にも学歴のせいで断られることはありません。

また、専門学校でも受験資格に高校卒業を挙げていることがあるので、自分の進む道の選択肢が広がります。

通信制高校は就学支援金制度が使える

フリースクールは高校として認められていないため、就学支援金制度を使うことはできません。しかし、通信制高校は高校ですから就学支援金制度が使えるというのも違いになります。

就学支援金制度を使えば、公立の通信制高校なら授業料が実質無料になりますし、2020年4月から私立の通信制高校にも適用されているため、若干高い授業料も無料もしくは大幅な減額が可能となっています。

ただし、就学支援金は支給期間や支給額が決まっていて、通信制高校の支給期間は48ヵ月、年間で30単位、在学中の合計74単位までとなっています。これを超えると自己負担となるので注意しましょう。

通信制高校の学費目安

通信制高校の学費は、公立と私立で違います。

【公立通信制高校】

入学金 500円
授業料 10,000円から30,000円/1年(336円/1単位)
授業以外にかかる費用 30,000円/1年
合計 40,000円~60,000円(履修単位により異なる)

【私立通信制高校(相場)】

入学金 10,000円~50,000円
授業料 175,000円~/1年(1単位7,000円で25単位の場合)
授業以外にかかる費用 100,000円~/1年
合計 385,000円~
(履修単位・通学スタイルにより異なる)

金額だけ見ると、私立は比較的高額な費用がかかります。

しかし、就学支援金を利用すれば、公立の授業料は無償、私立は世帯年収590万円未満であれば最大12,030円(1単位)、590万円以上910万円未満であれば4,812円(1単位)が支給されます。

【公立通信制高校(相場)】

入学金 500円
授業料 0円
授業以外にかかる費用 30,000円/1年
合計 30,500円~
(履修単位や通学スタイルによって異なる)

【私立通信制高校(相場)】

入学金 10,000円~50,000円
授業料 54,700円~/1年(1単位2,188円で25単位の場合)
授業以外にかかる費用 100,000円~/1年
合計 164,700円~
(履修単位・通学スタイルにより異なる)

学費は、公立私立というだけでなく履修単位や通学スタイルによって変わりますが、いずれにしても就学支援金を使えばかなり安くなります。

特に私立は、多彩なコースがあり進学に向けてのカリキュラムもあるので、将来を見据えて学校を選ぶのであればフリースクールよりも通信制高校の方がおすすめです。

内容に関しては資料に詳しく載っているので、チェックしておくといいでしょう。

フリースクールの問題点とメリットまとめ

フリースクールは基本的に入学資格がないので誰でも入れますし、学校のように時間割が決まっていたり部活をしたりしなくてはいけないなどの決まりもありません。

生徒の気持ちや考えを大事にしながら学習や生活をサポートしてくれるので、小学校や中学校であれば自分に負担をかけることなく卒業ができます。しかし、高校卒業の資格は取れないので、フリースクールに通っていても就職や進学は難しいのが実情です。

通信制高校であれば毎日学校に行く必要はありませんし、スクーリングやテスト、レポート提出などの条件をクリアすれば高校卒業資格が得られます。

システムも自由度が高く、さまざまなコースも用意されているので、フリースクールだけでなく通信制高校の資料も取り寄せて、本当に自分の未来に役立つ学校を見つけてみてください。

家庭教師コースのある通信制高校5選|不登校の方におすすめ

家庭教師

家庭教師コースのあるおすすめ通信制高校5選!

通信制高校に通いたいけど、独学でレポート提出をしたりテストを受けたりする自信がない、自分で学習スケジュールを立てるのが苦手という方は、家庭教師コースのある通信制高校がおすすめです。

通信制高校にはいろいろなコースがあり、中には先生が自宅まで出向いて学習指導を行なってくれる家庭教師コースがあります。

通信では不安という方でも、マンツーマンで教えてもらえる環境が整っている高校であれば安心して卒業を目指せるので、おすすめの通信制高校をチェックしてみてください。

トライ式高等学校

トライ

家庭教師(在宅)コース 生徒一人に専任の講師が付き学習指導を行なう
心のケアをするサポート体制もあり
コース費用 授業料は資料に記載
特徴 高校卒業に必要な学習カリキュラムの指導はもちろん、語学であれば英語やスペイン語、技術ならプログラミングやアプリ開発などさまざまな分野を学ぶことが可能

トライ式高等学院は、「家庭教師のトライ」で有名なトライグループが、マンツーマン学習で得たノウハウを結集させた通信制高校・サポート校です。

コースは、大学受験を目指す特進科と就職や専門学校への進学を目指す普通科の2種類になりますが、講師やカウンセラーが訪問サポートを行なっている在宅コースもあります。

もともと、家庭教師の派遣を行なっている運営会社が母体なので在宅での指導には定評があり、医学部受験や難関大学受験に対応する専門チームやプロのカウンセラーも在籍していますから、学習面でもメンタル面でも徹底したサポートが受けられます。

一般の通信制高校の大学進学率は16%強ですが、トライ式高等学院の進学率は約68%(2021年自社調べ)というデータからも分かる通り、この学校であれば自宅にいながら大学受験を目指すことも可能です。

また、予備校や塾に行く必要もないので、費用面が不安という方も安心して自分の目標に向かって頑張れます。

鹿島学園高等学校

鹿島 コース1

家庭教師コース 中学・高校の教員免許を持っていて、家庭教師の経験がある講師が自宅で学習指導
コース費用(ベーシックプラン) 入学金:50,000円
授業料:7,000円×履修単位数
施設費:24,000円
教育拡充費:17,000円
※就学支援金・学費サポート制度あり
特徴 自分が選んだ学び方に合わせてカリキュラムを組んでくれることで、自宅での学習もスムーズに進められる

日本全国に200ヶ所以上のキャンパス・学習センターを設けている鹿島学園高等学校は、週2日から5日のキャンパス通学や週1日制、個人指導制、家庭教師制など自分のライフスタイルに合わせて学習スタイルを決められるのがポイントです。

家庭教師制では、自己学習のサポートはもちろんレポート作成の指導や受験サポートまでしてくれるので、自分の勉強法に不安を持っている人でも安心して高卒資格取得や進学を目指せます。

また、鹿島学園高等学校にはマンガ・アニメ・声優コースやアクターズコース、製菓コース、ファッション・デザインコース、ITコースなどさまざまなコースがあります。

家庭教師制で勉強していく中で、興味にある分野が見つかれば途中でコース変更もできます。

ただ高校卒業を目指すだけでなく、将来的に役立つスキルを身につけることも可能なので、自分の未来を開拓したい方にはおすすめの通信制高校です。

翔洋学園高等学校

翔洋学園高等学校

家庭教師コース プロ家庭教師「リーダーズブレイン」との提携により充実した家庭学習を実現
コース費用(全コース共通) 入学金: 0円
授業料:200,000円(25単位履修)
施設費:50,000円
教育拡充費:17,000円
※就学支援金制度あり・教科書代別途負担
特徴 プロの家庭教師の指導を受けられるので、レポート対策やテスト対策はもちろん
高卒資格取得から大学受験までを徹底サポート

翔洋学園高等学校は、学習スタイルや学習時間が自由なのはもちろん、スクーリングも3つの方法を組み合わせてセレクトできるのが特徴です。

決まった場所で自習や授業を受ける一般的なスクーリングだけでなく、校外学習やメディア学習でもスクーリングが可能なので、自分に合ったスタイルで卒業資格を取得できるのが特徴です。

また、学習内容に関しては、入学時や新年度になる時に先生と相談して決められます。

新1年生や途中入学からの勉強だけでなく、中学時代の勉強から始めることもできるので、しっかり基礎を学んで学力を付けたいという方におすすめです。

家庭教師コースだけでなく、ネットキャンパスコースもありオンラインでマンツーマン指導が受けられるので、学習スタイルに多様性を求める方は翔洋学園高等学校も選択肢の一つに入れておくといいでしょう。

あすなろ式高等学園

あすなろ

家庭教師コース 学習状況やカリキュラムに合わせて自宅でマンツーマン指導
コース費用(目安) 登録料: 21,000円
授業料:333,600円(25単位履修)
保証金:16,000円
※就学支援金制度あり・退会時保証金返金
特徴 鹿島学園高等学校と提携しているため就学支援金が適応されることで安い学費で大学進学までを完全にサポートしてもらえる

あすなろ式高等学園は、「家庭教師のあすなろ」が母体となって運営されている通信制・サポート校です。

本来であれば、通信制・サポート校を卒業しても高卒資格は得られないのでが、あすなろ式高等学園は鹿島学園高等学校のサポート校になるため全日制と同じく卒業証書をもらえるのが一番の特徴です。

学習内容に関しては、先生が学力や目標を把握して、必要な勉強やスケジュールをプランニングしてくれます。このプランに合わせて学習指導が進められるので、高校卒業はもちろん大学進学などの受験対策ができるのもあすなろ式高等学園の魅力です。

学習スタイルは自宅でのマンツーマン指導が基本ですが、夜11時まで電話対応しているので、分からないことがあってもすぐに質問したり相談したりできるのが他の通信制高校との大きな違いといえます。

年に数回のスクーリングをクリアすれば、通学することはほとんどないので、自宅での勉強を徹底してサポートしてくれるサポート校を探している方におすすめです。

ゴーイング高等学校

ゴーイング

家庭教師コース プロの家庭教師による自宅指導で充実した学習カリキュラムが実践できる
コース費用(目安) 登録料: 21,000円
授業料:333,600円(25単位履修)
保証金:16,000円
※就学支援金制度あり・退会時保証金返金
特徴 鹿島学園高等学校との提携により通信制高校の強みと家庭教師の強みを併せ持った指導が受けられることで高校卒業資格を取得できる

ゴーイング高等学園は、家庭教師のゴーイングによって運営されている通信制・サポート校です。鹿島学園高等学校のサポート校になるので、履歴書には鹿島学園高等学校普通課程卒業と記載できることから就職や進学も俄然有利になるのが魅力です。

学習カリキュラムに関しても、規定通りの内容ではなく、生徒の現状に合わせてスケジュールを立ててくれるので、高校の勉強はもちろん大学の受験対策に適したカリキュラムや不登校による勉強の遅れを取り戻すカリキュラムなどをカスタマイズできます。

また、電話でもサポート指導を行なっていて、夜10時まで対応してくれます。勉強のこと以外の進学の悩みや相談も受付けてくれるので、メンタル面でのサポートも受けられます。

スクーリング以外はすべて自宅学習を選べるので、出来る限り出席したくないという希望にもしっかり応えてくれるのがゴーイング高等学園です。

不登校の方が家庭教師コースの通信制高校を利用するメリット

不登校になってしまうと勉強が遅れてしまいますし、独学で大学受験資格を取るのはかなり難しいのが実情です。

もちろん無理に学校に行く必要はありませんが、それでも将来のことを考えると高校卒業の資格だけでも取っておきたいという方も多いでしょう。

そんな方のために、ほとんど通う必要がない通信制があるのですが、通信制であっても課外授業があったりスクーリングがあったりするため抵抗を感じるかもしれません。

しかし、家庭教師コースのある通信制高校は不登校の方にとってたくさんのメリットがあるのです。

家にいながら学力を伸ばせる

通信制高校は、ほとんどの勉強を自分一人で行なうため、一般的に学力は伸びないと考えられています。確かに、学力をアップさせるには自己管理能力が必要ですし、塾やサポート校に通わないと厳しいのも事実です。

しかし、家庭教師コースを活用すれば勉強の進捗状況をしっかりチェックしてくれますし、学力アップなど目標にフォーカスした学習プランを作ってもらえます。

勉強のプロが立てるプランであれば、自己学習よりも効率よく勉強が進められるので、学校や塾に行かなくても学力アップできるのがメリットです。

全日制高校の場合、不登校になっても教師のサポートは受けられませんし、一般の通信制高校も教師の人数が少ないので直接サポートをしてもらうことはできません。

ただ家庭教師コースであれば求める学力レベルに到達できるよう全面的にサポートしてくれますから、学習方法に関して不安にならずに済むというのもメリットです。

マンツーマン指導なので分からない部分があれば聞ける

全日制高校などの集団授業では、教師の説明を生徒が理解しているという前提で授業が進められます。簡単な質問であれば答えてくれますが、理解するまでとことん教えてもらうことはできないでしょう。

また、内気な方だとみんながいる前で質問をすることもできないかもしれません。こういった授業方法が学力の低下や遅れを引き起こし、ひいては不登校の原因にもなっています。

家庭教師コースはマンツーマン指導ですから、分からないことがあってもすぐに質問できますし、理解できるまで教えてもらえます。

周りの生徒に合わせることなく、「分からない」を放置せずに自分のペースで理解しながら進められるのは、不登校のハンデを乗り越えさせてくれる大きなメリットと言えます。

メンタルサポート・相談も行っている

家庭教師コースがある通信制高校では、不登校の生徒に対してメンタルサポートや相談を行なっているところが多く、抱えている不安や悩みの相談に乗ってもらえるというメリットがあります。

普通の高校でもカウンセラーを設置していますが、相談出来る曜日は決まっていますし、カウンセラー一人で何十人もの生徒の相談を行なうので、ケアが行き渡りません。

家庭教師コースの場合、マンツーマン指導となるため勉強のこと以外でも、気軽に相談できます。

家庭教師コースは担任制となっている学校が多いため、先生とのコミュニケーションが取りやすく、信頼関係も築きやすいのが特徴です。

信頼している教師やカウンセラーのメンタルサポートを受ければ、社会性も身につけられるので、不登校を克服出来るかもしれません。

週1など好きなペースで利用できる

学力をアップしたり、大学や専門学校などへ進学したりするには、塾やサポート校に通う必要があります。こういったところは、ほぼ毎日通学しなくてはいけないので、自由な時間が持てるという通信制高校のメリットがなくなってしまいます。

しかし、家庭教師コースであれば学習スケジュールをしっかりプランニングしてくれますし、マンツーマン指導も週に1回など好きなペースで利用できるメリットがあります。

学校や塾のプログラムに合わせることなく、自分のペースを守って学生生活を送りながら、目指す未来に向かって頑張れるのもこのコースのメリットです。

全日制高校や塾と違い周囲と比べられない

不登校になった理由として、クラスメイトと比べられることを挙げる人も少なくありません。全日制高校や塾では、テストの点数や順位を周囲と比べられることも多く、それが嫌で学校に通いたくないという人もいるでしょう。

家庭教師コースであれば、自分と先生だけの授業になるので周りを気にする必要はありません。
誰とも比較されませんから点数や順位を気にしたり、プレッシャーやストレスを感じたりすることもなく勉強に専念できるのは嬉しいメリットと言えるでしょう。

家庭教師コースのある通信制高校まとめ

学校に通いたくないけど、しっかり勉強をして高校を卒業したいという方にとって、家庭教師コースのある通信制高校は心強い味方です。

一般の通信制高校であれば、自分で勉強を進めるか、授業に出席するしかないので、不登校の方にとっては身体的にも精神的にも負担に感じることが多いでしょう。

家庭教師コースであれば自宅まで先生が来てくれて、マンツーマンで指導してくれますから、通学をしなくても勉強をスムーズに進められます。

もちろん、不登校の人だけでなく、勉強の仕方が分からない人や学力をアップさせたい人でも選択出来るコースなので、まずはそれぞれの学校の資料を比較して、自分に合った通信制高校を選んでください。

通信制高校に塾は必要?おすすめの塾・予備校も紹介!

タブレット 勉強

通信制高校は、時間を自由に使うために選ぶというイメージがありますが、単に卒業資格を取るだけではなく大学進学を目指す人もいるでしょう。

ただし、通信制高校は出席しなくてはいけない日数が少なく、また大学受験を目指す学習内容ではない学校も多いため、進学出来るのか不安という方も多いかもしれません。

全日制高校では、進学や学力の強化のためには塾に通うのが一般的ですが、通信制高校でも塾が必要なのか、進学を目指す方はどういった勉強法をすればいいのか見ていきましょう。

通信制高校に塾は必要?

大学進学を目指すなら必要

結論から言うと、進学コースでない通信制高校に通っている場合、大学進学を目指すのであれば塾に行く必要があります。

前述しましたが、半強制的に学習プログラムを受けている全日制高校の生徒でも、大学に行く人は塾に通います。

通信制高校は偏差値が存在せず、学習プログラムのほとんどが自主学習となるため、大学受験のための勉強を独学でカバーするには限界があるのが実情です。

もちろん学力には個人差がありますから、絶対に塾に通わなくてはいけないと言い切ることはできません。

ただ、大学を目指すのであれば塾に通うのが必須といえるでしょう。

大学進学コースのある通信制高校なら不要

せっかく、自分のペースで学習できる通信制高校に行ったのに結局塾に通わなくてはいけないとなれば、通信制高校のメリットが半減すると思う方もいるかもしれません。

しかし通信制高校は学校によってコースが異なります。中には、大学進学コースを用意している学校もあるので、高校の選び方次第で塾は不要です。

ただ大学進学コースがあったとしても、学校が用意しているカリキュラムによっては塾が必要となることもあるので注意しましょう。

ここでは、通信制であっても合格をしっかり後押ししてくれるコースがある高校を紹介するので資料を一括請求して検討してみてください。

一ツ葉高等学校


社会に適応できる能力と夢を実現する実行力を身につけるための教育を行なっている一ツ葉高等学校は、週1日でも毎日でも好きなスタイルに合ったコースを選択できる通信制高校です。

コミュニケーション力をアップするソーシャルスキル科目や本格的な英語教育、社会人になったときにすぐに役立つ検定・資格取得など多彩なカリキュラムを用意しているのが特徴です。中でも、大学進学コースは45年以上積み上げたノウハウをもとにした徹底指導により、多くの難関大学合格者を出していることで高い支持を得ています。

「到達度別少人数指導」を導入しているので、一人ひとりの学力に合わせた学習プランによって効率よく課題を克服。分からない部分や苦手な教科は、大学受験専門の講師が個別に対応してくれるので、確実に合格出来る学力を身につけられます。

全日制高校と違い、大学合格だけにフォーカスした集中対策を行なうことで、最短で現役合格を目指せるのが一ツ葉高等学校です。

【合格実績】

【国公立大学等】
東京大学/京都大学/東京工業大学/お茶の水女子大学/九州大学/熊本大学
群馬大学/島根大学/高知大学/防衛大学校 など

【私立大学】
早稲田大学/慶應義塾大学/東京理科大学/明治大学/青山学院大学/立教大学
中央大学/法政大学/立命館大学/関西大学/近畿大学/学習院大学/武蔵野美術大学
多摩美術大学/國學院大學/近畿大学

湘南一ツ星高等学院

Web
教科学習と課外活動、地域での実学を通して真の人間力を身につけることをモットーに教育を行なっているのが湘南一ツ星高等学院です。

湘南一ツ星高等学院では通信制の桜国際高等学校と連携しているので、少ない時間での単位取得と同時に、湘南一ツ星で学習活動を行なうことで大学進学など目指す進路の実現を可能にしてくれます。

各生徒が必要とする学びに絞って、徹底的に学習できるようICTを活用したり、学びなおしから受験までをプラニングしたり、さらにショート面談を定期的に実施してくれるので効率よく受験勉強を進められるのが特徴です。

映画鑑賞や傍目プロジェクトの課外活動、インターシップやボランティアなども経験できるので、受験勉強だけにとらわれることなく、高校生活も満喫しながら大学合格を目指せるのも湘南一ツ星高等学院の魅力となっています。

ルネサンス高等学校

パソコンやタブレットなどの学習ツールを取り入れることで、どこでも好きな時に勉強出来る環境を作り、さらにスクーリングは最短4日という自由さで支持されているのがルネサンス高等学校です。

学習スタイルの基本がオンラインやインターネットなので、教師からの個人指導もしっかり受けられます。

ルネサンス高等学校では、高校卒業資格取得はあくまでも通過点の一つという理念に基づき、卒業後の進路まで徹底的にサポートをしてくれます。
大学進学もサポート対象で、生徒ごとに適した受験方法や学習方法の提案、指定校推薦やAO入試などもフォローしてもらえるのが特徴です。

一人で受験勉強を進めるのは大変ですし、通信制高校の場合は出題傾向の情報を手に入れるのも難しいのが実情です。

しかし、ルネサンス高等学校であれば受験に焦点を定めて履修科目を設定したり、勉強の進め方もサポートしたりしてくれるので、通信でも安心して大学進学を目指せます。

【2021年度合格実績】

【国公立大学】
東京農工大学 / 神奈川県立保健福祉大学 / 大阪府立大学

【私立大学】
<関東>
東京理科大学/国際基督教大学/青山学院大学/法政大学/國學院大學/順天堂大学/日本大学 /駒澤大学/日本体育大学/桜美林大学/玉川大学/東京工芸大学/昭和音楽大学/埼玉学園大学

<関西>
関西学院大学/関西大学/同志社大学/立命館大学/京都産業大学/近畿大学/龍谷大学
京都女子大学/京都精華大学/嵯峨美術大学/同志社女子大学/大阪医科薬科大学/大阪学院大学

サポート校に通えば塾は不要

通信制高校は自由度が高いところが良い、でも塾に通いたくないという方は、サポート校を活用するのもおすすめです。

サポート校というのは、名前の通り通信制高校を卒業するためのサポートをしてくれる学校です。

通信制高校は、スクーリングやテスト、レポートの提出などをしないと単位は取得できません。しかし、自力で学習を進めなくてはいけないので、どうしても途中で挫折して中退してしまったり、3年で卒業出来なかったりする人がいます。

こういったケースを防ぐためにあるのがサポート校です。サポート校では、学習面はもちろん生活リズムの整え方や一人で学習を続けることへのメンタルなどのケアもするので、挫折することなく卒業できるようサポートしてくれます。

さらに、卒業後の進路に関するサポートも行なっているので、通信制高校と併用することで大学受験を目指せるのです。

サポート校はたくさんありますが、特に大学受験におすすめなのはトライ式高等学院おおぞら高等学院なので、通信制高校の資料請求と併せてチェックしておくといいでしょう。

通信制高校だけじゃなく塾にも通うメリット

塾というと学費が高い、厳しい授業を受けなくてはいけないなどネガティブなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

しかし、本気で大学を目指すのであればやはり塾に通うことも視野に入れておいた方が良いのも事実です。

ここでは、通信制高校だけじゃなく塾にも通うメリットを紹介するので、自分にとってメリットだと感じられるようであれば検討してみましょう。

独学だと難しい大学に合格できる

全日制高校と同じく大学もそれぞれ偏差値が違うので、合格ラインの学力を持っていないと受験に受かりません。

学校は、教育法で定められている単位を取るための勉強を教えることがメインですが、塾というのは目指している学校の偏差値をクリアするための授業を行ないます。

当然ですが、難しい大学はそれだけ偏差値も高いので、独自の学習方法でクリアするのは至難の技です。塾であれば、長年の運営で蓄積した受験対策のノウハウも持っていますし、分からないことを理解できるように教える術も持っています。

難しい大学に合格するための受験対策というのは、残念ながら独学でどうにかなるというものではなく、緻密な問題分析や各年度の出題傾向などをしっかり把握しておく必要があります。

塾には、こういったデータも蓄積されているので、独学では難しい大学にも合格できるメリットがあるのです。

中学の基礎レベルから教えてくれる

通信制高校は分からないことがあっても自分で調べるか、出席したときに先生に聞くしかないため、人によっては中学の基礎レベルの学習でも分からないまま進んでしまいます。

しかし、高校の勉強を理解するには中学の基礎が出来ている必要があります。そこを分からないまま高校での学習を進めても、大学に合格する学力は身につきません。

塾であれば、分からないところをすぐに教えてもらえますし、高校の授業では復習してもらえない中学の基礎レベルから教えてもらうことも可能です。

大学合格のためにはしっかり土台を固めておくことが重要なので、そこをピンポイントでサポートしてもらえることは大きなメリットと言えるでしょう。

少人数・マンツーマンの塾なら負担が少なく学べる

通信制高校を選ぶということは、中学の頃にクラスで嫌なことがあったり、大人数の中で授業を受けるのが苦手だったり、人と接すること自体が負担になる人もいるかもしれません。

そういった方でも、塾であれば少人数やマンツーマンの授業を受けることが可能です。多少割高になりますが、英会話スクールのように授業を受ける人数を選べる塾はたくさんあります。

少人数での授業なら分からないことも聞きやすいですし、周りにペースを合わせる必要もありません。

つまり、効率よく受験勉強ができるので、より合格率がアップするというメリットも得られます。

通信高校生におすすめの塾・予備校

塾や予備校は、通っていれば大学に受かるというものではありません。

特に通信高校生は学習の進み方や内容が全日高校生とは異なるので、両者を同一に扱った授業内容の塾では合格が難しい可能性もあります。

一口に塾・予備校といっても得意とする生徒の学力は違いますし、教え方や勉強の進め方模糊となるので、通信高校生に適した教室を選ぶことが重要です。

明光義塾

いち早く個別指導を取り入れ、蓄積した指導ノウハウによって志望校合格へと導いてくれるのが明光義塾です。

明光義塾では、講師から一方的に指導するのではなく、MEIKO式コーチングにより生徒自身が「分かる」「話す」「身につく」という過程を繰り返すことで、入試やテストで真の力を発揮できる学習を行なっています。

さらに振り返りノートや明光eポなど学習記録を残すオリジナルツールを取り入れているので、さらに理解を定着させていきます。

通信制高校は自己学習がメインになりますが、明光義塾のサポートを受けることで「分からない」をそのままにせず、しっかり受験対策を行えます。

代々木ゼミナール

大学受験科がある代々木ゼミナールは、どんな志望校であっても学習状況であっても対応するプログラムや課題を解決できる学習支援システムなど大学合格を目指す環境が整っている学習塾です。

授業形式は、生徒渡航しで作り上げる対面授業と再受講や欠席振替で利用できる個別ブースVOD授業の2種類があるので、対面授業でしっかりと学習して、個別ブースで学習内容を定着させることができます。

また、学力や志望校のレベルに合わせてカリキュラムが組める「オリカリ」というコースもあります。「オリカリ」を利用すれば、苦手な科目を強化したり、補強しておきたい科目を再学習したりできるので、効率よく受験勉強を進められます。

代々木ゼミナールであれば、正しい学習法や情報を提供してくれますから、第一志望合格まで徹底的なバックアップが期待できるでしょう。

河合塾 サポートコース

進学塾や予備校、専門学校など多彩なコースで進学をバックアップしてくれる河合塾には、通信制高校生や高卒認定試験生向けのサポートコースがあります。

長年の塾運営で培ったノウハウを駆使して、基礎から大学受験対策まで個人の学習能力に合わせたプログラムを提供してくれるのが河合塾の魅力です。

ホップ、ステップ、ジャンプ、アシストのレギュラー授業と、プラスアルファ講座やセレクト講座、共通テスト対策講座を組み合わせることで万全の受験対策をサポートしています。

授業は、スクーリングの授業が比較的少ない曜日を中心に組んでいますし、週に1回でも始めることが可能です。

河合塾サポートコースは受験に必要な学習習慣を確立していくことで合格をサポートしてくれるので、勉強の進め方が分からないという方でも安心して志望校合格を目指せます。

通信制高校と塾まとめ

通信制高校の生徒数は10年前と比べると1万人以上増加しているのに対し、全日制高校の生徒数は5万人ほど減少しています。

これは少子化の影響もありますが、一方で毎日通学することへの必要性が薄れている、通信制高校のレベルが上がっていることの影響も挙げられます。

一昔前は学力が劣るイメージがあった通信制高校ですが、今は進学コースを用意している学校も多いため、上手く活用することで自分の将来に有益な時間を使える学校というイメージに変わってきています。

自分でマネジメントできる時間が増えることは大学進学でも有利になると言えるので、塾やサポート校を活用しながら通信制高校で自分の夢を叶えてください。

通わなくていい通信制高校5選!スクーリングが少ないので安心!

通信制高校

通わなくていい通信制高校5選!

通信制高校というと、登校しなくても卒業できるイメージがありますが、単位を取得するためにはスクーリングという登校も必要です。

通信制高校を選ぶ理由は人によって違いますが、「通わなくて良い」からこそ選んだ人にとってスクーリングが多いと、通信の意味がなくなってしまいます。

そこで、ここではスクーリングの日数が少なく、ほとんど通わなくていい通信制高校を5校紹介するので、スクール選びの参考にしてください。

ルネサンス高等学校

通わなくて良い高校_ルネサンス高等学校

スクーリング 最短年4日(3泊4日)
学習方法 タブレット・スマートフォン・パソコン
学習コース 通信コース・通学コース・ダブルスクールコース
特徴 高校卒業に必要な学習カリキュラムだけでなく、ダンサーやボーカリスト、芸人、eスポーツなど勉強と同時に専門分野のレッスンが受けられる

ルネサンス高等学校の一番の魅力は、卒業後のビジョンに合わせたレッスンや提携校での授業を受けられることです。

通信制高校の多くは「通わなくていい」というのを売りにしていますが、ルネサンス高等学校ではさまざまなスクールとの提携により、「ワンランク上の学び」が用意されています。

たとえば、プロのダンサーを目指しているのであればエイベックス・アーティストアカデミーコース、声優なら代々木アニメーション学院、エステティシャンであればスリムビューティーハウスアカデミー、大学入学を目指す人には個別授業コースなど高校の勉強をしながらプラスαのスキルや知識を身につけられます。

また、学習スタイルはタブレットやスマホなどを使ったネット学習なので、いつでもどこでも授業を受けられるのも特徴です。

好きなことをしながら高卒資格も取れて、さらに授業が受けやすい環境も整っているルネサンス高等学校であれば、スクーリングがネックという方でも気軽にクリアできるでしょう。

高宮学院高等部

通わなくて良い高校_高宮学院

スクーリング ①1ヵ月に1回(1年のうち5回以上出席すればOK)
②年5回(連続でもとびとびでもOK)
③週1日~5日
①~③のいずれかをクリアすれば卒業可能
学習コース 高卒コース・県立博多青松高校入試対策コース・高卒認定コース
特徴 パソコンや英会話などのクラブ活動やハイキング、ボーリング大会、美術館や裁判所見学などイベント学校行事があるので、通信でも普通の高校と同じような体験ができる

高宮学院高等部は、最低5回のスクーリングを受けるという卒業資格の決まりがありますが、それをクリアしていれば自由に学校に通えるのが特徴です。

週に1回好きな曜日に出席してもいいですし、週5回出席してもかまいません。

つまり、出席してもしなくても良いという自由さがあるため、自分の気分に合わせて通えるのです。

そしてもう一つ、留年や中退、出席不足による編入であっても、学年を遅らせないというのも特徴です。
留年のため高1だとしても高2から、高3で中退したとしても高3からなど、最終学歴に関係なく編入ができるので、きっちり3年で卒業できます。

また、クラブ活動やイベント学校行事もあるので、友達が増えるという特徴もあります。普通の通信制高校では生徒が集まる機会が少ないため、友達ができづらいこともあります。

高宮学院高等部であれば生徒が集う環境が整っているので、学校にはあまり通いたくないけど普通の高校生のようにスクールライフを楽しみたい、という方におすすめです。

飛鳥未来高等学校

通わなくて良い高校_飛鳥未来高等学校

スクーリング 最短年20日
学習方法 パソコン・メディア教材
学習コース ベーシックスタイル・スタンダードスタイル・3DAYスタイル・5DAYスタイル
特徴 通信制高校でありながら、週に5日通うスタイルを選ぶことができる、制服を選ぶことも可能など普通の高校生と同じ気分が楽しめる。

飛鳥未来高等学校は、ベーシックスタイルであれば最低20日のスクーリングで卒業できる通信制高校です。

ベーシックスタイルの場合、スクーリングでカバーできない部分の学習はパソコンやメディア教材を使って勉強できますし、個別指導も受けられるので学力もしっかり身につけられます。

4つの通学スタイルから自由に選べるので、学期途中でスクーリング回数を増やしたくなったら、ベーシックスタイルから3日通える3DAYスタイル、週1回のスタンダードスタイルから毎日通える5DAYスタイルというように変更も可能です。

他にも、スポーツやHobby、スペシャリストのトライアルレッスンや、文化祭・テーマパーク見学など学校行事も充実しているので、自分に合ったスタイルで高校生活を思い切り満喫できます。

ヒューマンキャンパス高等学校

通わなくて良い高校_ヒューマンキャンパス高等学校

スクーリング 年間で10日程度(在学中に1度だけ沖縄の本校スクーリングを受ける)
学習コース 専門コース・通学コース・専門チャレンジコース・一般通信コース
特徴 一般通信コースは、スクーリングとテスト、レポート提出をクリアすれば高卒の資格が取れるので、自分のやりたいことに思う存分時間を使える

ヒューマンキャンパス高等学校は、ヒューマンアカデミーや佐藤学園グループ校など専門教育を得意とする学校と連携し、生徒が自分のペースで好きなことを好きなようにできる環境を整えている通学型の通信制高校です。

この学校の一番の特徴は、専門分野を学習できるコースや通信コースなど多彩なコースがあることです。

高卒資格に必要な勉強をしながら、声優や漫画、イラスト、メイク、ゲームなど自分が興味をもっている専門分野の勉強も同時に進めることができます。

40種、100職以上の専門的な学習が受けられるので、やりたいことが決まっていないという人でも、いろいろな分野にチャレンジできるのも特徴です。

学習センターは全国に40ヶ所以上ありますから、一般通信コースであってもしっかり学べますし、途中から違うコースに変更することも可能です。

通学スタイルを決めるのに迷っている、将来のために何をすればいいか分からないという方は、ヒューマンキャンパス高等学校でゆっくりと自分に合った通い方ややりたいことを見つけて行くといいでしょう。

第一学院高等学校

通わなくて良い高校_第一学院高等学校

スクーリング 週2~5日・合宿スクーリング(年4日程度)
※履修単位数や入学時期によって変動あり
学習方法 ネット授業対応
学習コース 標準コース・特別通学コース・総合コース・Mobile High school(通信コース)など
特徴 インターネット上で授業が受けられるスクールシティ、DVD教材など一人で学べる環境がしっかり整っているのはもちろん、先生のサポートを受けながら自分のペースで登校できるステップアップコースもある

茨城県にある第一学院高等学校は、主要都市を中心に52ヶ所のキャンパスを持ち、さらに13のコース展開をしている通学型・通信型から通学スタイルを選べる高等学校です。

通信型では、Web教材やDVD教材などで高校の学習はもちろん中学の復習や大学進学対策までカバーしてくれるので、自分の好きな学習スタイルで高校卒業までに必要なカリキュラムもしっかりこなせます。

また、安心して社会に出て行けるように、デジタルグラフィック講座やデジタルコミュニケーション講座などの特化コース、ITリテラシーやグローバル感覚、コミュニケーション力を身につけられる総合コースなどもあります。

芸能コースやeスポーツコース、美容コースなどもあるので、在学中に専門的なスキルを身につけることができるのでも、第一学院高等学校の特徴です。

「1/1の教育」を実践している学校なので、通信コースであっても担任がつきますし、キャンパスではパーソナルサポートも受けられますから、学校に通いたくないけど一人では不安という人におすすめです。

通わなくていい通信制高校のメリット

通信制高校は基本的に自宅学習がメインになるので、自己管理を徹底しなくてはいけない、分からないことがあってもすぐに聞けないなどデメリットを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、デメリット以上にメリットの方がたくさんあります。ではどういったメリットがあるのか見ていきましょう。

登校日が少ないので負担が少なくて済む

通信制高校の一番のメリットは、当然ですが登校日が少なく、通学することに関する心や体の負担が少ないことです。

普通の高校は毎日通うのが当たり前ですし、出席日数が足りなければ留年してしまうので、心や体がどんな状態であっても行く必要があります。

人それぞれ通学に対して感じる負担の理由は異なりますが、通信制高校はどんな理由であっても無理に学校に行く必要はありません。

また、高校に在学する16歳から18歳というのは、勉強以外にもいろいろなものに興味が沸きますし、中には将来「こうなりたい」という具体的な夢を持ち始める人もいるでしょう。

普通は、高校を卒業してから未来に向かって第一歩を踏み出しますが、通信制高校であれば高校に通いながら自分の夢に向かって、もしくは好きなことを続けられるので、登校日が少ないのは大きなメリットと言えるでしょう。

ただ登校日はゼロではない

通信制高校というと、登校しないまま卒業できるイメージを持っているかもしれませんが、登校日がゼロというわけではありません。

実は、全日制高校と通信制高校、定時制高校それぞれに国の決まりによって最低限登校する日が決まっているため、通信制高校であっても登校しなくてはいけない日があります。

ただし先程紹介した日数を見ての通り、通信制高校の一部は全日制や定時制と比べて登校する日数が圧倒的に少ないです。

学費も抑えることができる

高校は義務教育ではないため、当然ですが学費がかかります。

公立高校は国の管轄になりますが、それでも入学金や授業料がかかりますし、私立ともなればかなりの金額を払わなくてはいけません。

一方、通信制高校であれば入学金や授業料を低く抑えることができます。

高校で1年間にかかる学校教育料相場
私立高校 720,000円
公立高校 280,000円
通信制高校(公立) 60,000円

※平均相場であり、学校によって学費は異なります

通信制高校の場合、履修単位の数によって授業料が変わるため、私立や公立高校よりどれぐらい安くなるかを正確に算出することはできないのですが、それでも一番学費を抑えることができることが分かります。

また、通学型の高校の場合は制服代もかかりますし、昼食代や交通費などもかかってくるので、さらに通学のためにかかる費用は多くなるでしょう。

通信制高校であればこういった費用も抑えられますから、家計などに負担をかけず高卒資格が得られるメリットもあるのです。

自由な時間が多い

通信制高校は、決められたスクーリング日数さえクリアすれば、学校に行く必要はないので自由な時間が多いというメリットがあります。

テストやレポート提出があるので勉強はしなくてはいけませんが、学習時間は自分で設定できますし、通学にかかる時間も節約できるため、「学業以外にやりたいことはあるけれど高校は卒業しておきたい」という人にぴったりの環境が作れるのです。

実際のアンケートでも、「アルバイト・仕事と両立できる」「趣味に打ち込める」など自由な時間が持てることをメリットに挙げる人も多く、通信制高校に入って良かったという卒業生が90%以上を占めています。

通わなくていい通信制高校の注意点

普通の高校と同じように通信制高校にも公立と私立がありますし、授業内容や卒業条件などは学校によって異なります。

どの学校でも仕組みが同じだと思っていると、自分が思い描いた学生生活が送れないかもしれないので、注意点をしっかり押さえておきましょう。

学校によって登校日数が違う

システムに関しては、どの学校でも大きな違いはありませんが、登校日数は学校ごとに違うの要注意です。
通信制というと通わなくて良いというイメージがあるかもしれませんが、それぞれの学校で登校しなくてはいけない日数が決まっています。

年に4回という高校もあれば、週に3日以上の登校が定められている高校もあるのです。
決められた登校日数をクリアしなければ卒業できないので、気になる学校の登校日数は、あらかじめ資料の一括請求などを活用してしっかり調査をしておきましょう。

まとめ

高校は、中退するのも卒業するのも自分次第なので、自分に合った学習スタイルで通えるか、求める学校生活が送れるかを重視しなくてはいけません。
全日制高校の方が体裁は良いかもしれませんが、途中で止めてしまっては何の意味もないのです。

通信制高校であれば、スクーリング以外通う必要はありませんし、通学スタイルに変更するなど自由度が高いので、自分の理想の高校生活を送ることができます。

どんなに世の中の価値観が変わっても、まだまだ学歴は重視されていて、仕事に就く際に最低限の条件を「高校卒業」としている職種や企業は少なくありません。
高校選びは大事な未来への一歩となるので、まずは通信制高校の情報が詰まった資料を取り寄せ、じっくり検討して本当に自分が通いたいと思える高校を見つけてください。

高校中退率と割合からみる通信制高校が必要とされる理由

生徒

高校中退率の割合はやや増加傾向にある

現在、高校進学率は97%を越え、ほぼ全員が卒業すると言われています。

そして平成27年度までは高校中退の人数、割合ともに下がり続け、中退人数は46,802人、中退率も1.3%にとどまっていました。

しかし平成28年より高校中退の人数は48,594人、中退の割合は1.4%と増加傾向にありました。

参考:教育新聞

高校中退率だけでは見逃しがちな実態

高校中退率1.4%、高校中退者48,594人というと「少ない」と感じる人も多いかもしれません。しかし、これは淡路市、糸魚川市、小諸市、奄美市などの人口に匹敵する数です。

また、数の多い少ないにかかわらず、高校中退当事者となる可能性は誰にでもあります。もし、今「高校中退したい」と思っている方がいた場合、それを後ろめたく思うことはありません。全国各地に同じ悩みを抱えている生徒は必ずいるのです。

学校生活・学業不適応が理由の多くを占める

文部科学省「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によれば、高校中退の理由は「学校生活・学業不適応」が34.1%と、かなりの割合を占めています。

その内訳は「もともと高校生活に熱意がない」「授業に興味が湧かない」「人間関係がうまく保てない」などです。

つまり、何らかの理由で学校生活や勉強に興味をなくしてしまい、高校中退という道を選択したことがわかります。共感できる人も多いのではないでしょうか。

参考:文部科学省

平静年と比べると中退する人は三分の一程度まで減っている

近年は増加傾向にあるとはいえ、平成2年頃は年間およそ12万人が高校中退していましたので、比較すると3分の1程度になっています。

もちろん子どもの数自体が減ってはいますが、それでも全体で見れば中退をする人は大きく減っているのが事実です。その影には通信制高校の増加など、中退後の選択肢が増えていることが関係していると思われます。

いずれにせよ「高校中退したらどうする?」という問題がなくなることはないでしょう。

高校中退率はなぜゼロにならないのか?

最近の高校中退率は1%台を推移していますが、ゼロになることはこれから先もなさそうです。高校中退者が一定数発生してしまうのはどうしてなのでしょうか。

一斉授業の弊害

全日制高校でも定時制高校でも、基本的に一斉授業が行われています。

小学校も中学校も基本的に一斉授業なので「学校とはそういうものだ」と、思っている人も多いでしょう。

しかし、じつは一斉授業はすべての生徒にとって最適というわけではありません。「簡単すぎて退屈」という人もいれば「進度が速すぎてついていけない」という人もいて当然です。

一斉授業にはどうしても限界もあり、高校中退者が必ず発生してしまう一因にもなっています。

人間関係の複雑化

SNSの発達によって、学校外でのコミュニケーションも盛んになっている現代。生徒同士の人間関係はますます複雑化し、帰宅してからも気が休まる時がありません。

いじめを受けている人だけではなく、いじめというほどではないにせよ面倒な人間関係に疲弊してしまい学校が嫌になるケースも増えています。

「人間関係にわずらわされることなく勉強に集中したい」と考えるのももっともなことです。

金銭的な理由

文部科学省による「平成28年度 子どもの学習費調査」によれば、全日制の公立高校で3年間にかかる学費総額は平均1,351,336円と、けっして安い金額ではないことがわかります。全日制の私立高ではさらにその約2倍の3,109,805円が必要です。

学費が安い公立高校を選択しても、家計の状況によっては高校中退せざるを得ないケースもあるでしょう。

「もっとリーズナブルに勉強を続けられる学校はないだろうか?」、「人と関わらないで済む学校がいい」と悩んでいる人におすすめなのが通信制高校です。

高校中退者が利用している通信制高校ってどんな学校なの?

通信教育がメインの高校

通信制高校とは、その名前の通り通信教育をメインにしている高校のことです。自宅での自学自習が中心となるので、全日制高校や定時制高校での一斉授業が苦手だった人も楽しく勉強を続けることができるでしょう。

通信教育というとかつては切手代がかかる、郵送が面倒、先生からの返信を受け取るまでタイムラグが発生してしまう……などのデメリットがありました。しかし、最近の通信制高校ではネット経由で課題提出するところがほとんどなので心配ありません。

通信制高校の課題はレポート

通信制高校ではレポート提出をしていくことで学習を進めていきます。レポートといってもA41枚程度の穴埋め問題などになっていて、理解度をチェックする簡単なものです。

難しくないとはいえ、油断しているとレポートがたまってしまうので要注意です。年に50~100枚のレポート提出が必要になるので、3日に1枚は仕上げるようにしましょう。

卒業で高等学校卒業資格を取得できる

一般的に通信制高校での勉強は難易度が高いわけではありません。全日制高校のように中間テストや期末テストに追われることもないので「これで高等学校卒業資格を取得できるの?」と、不安になる人もいます。

しかし、通信制高校はれっきとした高等学校の一形態なので、間違いなく高等学校卒業資格を取得できます。高校中退のままでは最終学歴は中卒のままで、進学にも就職にも支障をきたすでしょう。ぜひ、通信制高校で高卒資格を取得しておくことをおすすめします。

高認よりも通信制高校をおすすめする理由

高校中退した後、高等学校卒業程度認定試験いわゆる高認を目指す人もいます。確かに高認に合格すれば、大学や専門学校を受験することはできるでしょう。

しかし、高認はあくまでも学力認定テストに過ぎず、高卒資格が得られるわけではない点に注意してください。つまり、もしも受験に失敗すれば、最終学歴は中卒のままというリスクがあるのです。

いつからでも入学できる!

通信制高校は全日制高校や定時制高校のように学年制ではなく単位制です。そのため、多くの通信制高校がいつからでも入学できるようになっています。

全日制高校や定時制高校では、タイミング次第では一学年下に編入しなければいけないことも少なくありません。一方、通信制高校はそもそも学年制ではなく単位制なので、そのような心配もないというわけです。

ほとんど登校の必要がない

通信制高校は全日制高校や定時制高校のように毎日登校する必要はありません。クラスメイトとの人間関係にわずらわされることもなく、勉強だけに集中することもできるでしょう。

しかし、通信制高校といえども1度も登校せずに卒業できるわけではありません。高校の卒業要件として学科74単位と、ホームルームや行事などの特別活動30時間単位を取得する必要があるからです。登校日が負担ならば、年に1回、3泊4日程度のスクーリングを実施しているような通信制高校を選択してみてはいかがでしょうか。

毎日登校できる通信制高校もある

自宅で自分のペースで勉強したいという人がいる一方「1人ではモチベーションを維持できるか心配」という人もいるかもしれません。そんな時は、毎日登校できる通信制高校を選択するのもひとつの手段です。

さらに、通信制高校にサポート校をプラスするという方法もあります。サポート校とは通信制高校での勉強を補う塾のようなものですが、勉強面で不安がある人は活用してみてはいかがでしょうか。

高校中退率と割合まとめ

高校中退率が1%台というのを見ると「高校中退は思いとどまるべきなのだろうか」「高校中退した自分は、よほどの落ちこぼれなのだろうか」などと不安になる人がいても当然です。確かに高校中退率は低いかもしれませんが、高校中退者はけっして少なくはありません。日本のどこかに同じような悩みを抱えている人は必ずいます。「自分だけ」と、自分自身を責めるのはまずやめて、勉強を続ける方法を考えましょう。

かつて、高校中退者が勉強を続けようとなった時、全日制高校や定時制高校に編入するのが大半でした。だからこそ、編入先でもいじめにあってしまう……というような負のスパイラルに陥ってしまうことも。クラスメイトとの人間関係にも気を使い「今度こそ失敗したくない!」とストレスをためてしまい、高校中退を繰り返すという人もいました。

「今度こそきちんと高校を卒業したい!」そう願うならば、おすすめは通信制高校です。これまでの全日制高校や定時制高校では満足できなかった人でも、今度こそ勉強に集中して取り組むことができるのではないでしょうか。

ここ数年、通信制高校はどんどん増えているので、自分に合いそうな学校を見つけることも難しくないはずです。まずは、通信制高校一覧や人気ランニングなどから気になる学校をいくつかチェックして資料請求することから始めてみませんか?

高校中退の主な理由|中退後のおすすめ進路も紹介

やる気がない

現在、高校中退者は年間およそ5万人にものぼると言われています。年間10万人以上が中退していた1990年頃と比較すれば数こそ少なくなったかもしれません。

しかし、さまざまな悩みから高校中退を選択する人がなくならないのも事実です。その理由や、中退後の進路はどうするべきなのでしょうか。

毎年5万人が高校中退しているその理由とは

進路変更を希望が35%と最多

文部科学省の「令和元年 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」によれば、令和元年度に高校中退したのは4万8,594人いました。

出典:文部科学省「令和元年度 児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」

そのうち、「進路変更」を理由に高校中退した生徒は35.3%と最多でした。「進路変更」のうち最多を占めるのが「別の高校への入学を希望」する生徒です。

しかし、せっかく別の全日制高校に転入してもまた中退してしまう生徒もいます。どんな学校でもひとつの教室に何十人と集まって一斉授業を受けるというスタイルは変わりません。

そういった、学校のシステムそのものに適応するのが難しいならば、全日制高校でなく通信制高校などに編入するのは手です。

学校生活になじめない人が約34%と次点で多い

次点で約34%の生徒が「学校生活・学業不適応」を中退の理由にあげています。

「学校生活・学業不適応」の内訳は「人間関係がうまく保てない」「授業に興味が湧かない」「学校の雰囲気が合わない」などです。いじめや学校の勉強についていけないことが理由になっていることがうかがえます。

しかし、最も多かったのは「もともと高校生活に熱意がない」というもので、毎日登校して一斉授業を受ける……というような基本的な枠組みがそもそも合わなかったとも言えるでしょう。

経済的理由や問題行動は数%

  • 進路変更:約35%
  • 学校生活不適応:約34%
  • 学業不振:約8%
  • 病気・怪我・死亡:約4%
  • 家庭の事情:約4%
  • 問題行動など:約4%
  • 経済的理由:約2%
  • その他:約9%

「高校中退は不良がするもの」というイメージを持っている方も多いかもしれません。確かにそんな時代もありましたが、現在では問題行動から高校中退になる生徒は見ての通りほんのわずかです。

また、少ないながらも経済的理由から高校中退する人もいます。文部科学省による「平成28年度 子どもの学習費調査」によれば、お金がかからないと言われる公立高校でも3年間で平均して1,351,336円が必要とのこと。もっとお金をかけずに勉強できる学校はないのでしょうか?

高校中退から選べる進路を紹介

以上のように高校中退に至るにはさまざまな理由があります。そこで以下では高校中退後におすすめの進路について紹介していきます。

もう一度全日制高校へ入学する

全日制高校へ再度入学する方法です。

卒業すれば高卒資格を取得できる、偏差値の高い学校だった場合は大学進学で有利になるかもしれないというメリットがあります。

しかし1つ下の学年に編入される、中退から全日制高校に再度入学すると周囲の目や劣等感などがあるため、卒業までいける人は少ないというデメリットがあります。

また、全日制高校そのものが嫌で中退していた場合、この選択肢を取るのは難しいでしょう。

定時制高校に入学・編入する

定時制高校は様々な年齢・境遇の方がおり、中には高校中退を経験しているので全日制高校よりもずっと通いやすいです。

転入を受け入れていることが多いというメリットもあるのですが、授業を夜間に行う関係で授業の消化が遅く、卒業まで4年かかります。

また、毎日通わなくてはいけないのは変わらないので、学校が嫌で中退した人にはやはりおすすめはできません。

高卒認定試験の合格を目指す

大学進学を目指す場合、高卒認定試験(高認)の合格を目指すのも手です。合格すれば大学受験をする資格が与えられます。

しかし高卒認定試験に合格しても学歴は中卒のため、大学進学はせず就職をする場合はおすすめできません。

また、大学にいってもなんらかの事情で中退すると最終学歴は中卒というデメリットがあります。

試験のチャンスが年に2回しかなかったり、全科目に合格する必要があるなど、難易度や手間も見合っていないリスクもあります。

通信制高校に入学・編入する

「学校生活になじめない」というのは高校中退の大きな理由のひとつです。

しかし通信制高校は文字通り通信教育がメインなので、自宅での学習が中心となっているので、そもそも学校生活に馴染めないということがありません。

編入先を探す時も「今度こそ、なじめそうな学校にしたい」と、考える人も多いでしょう。

どんなに素晴らしい学校でもクラスのメンバーによってはまた「なじめない」ということにもなりかねません。

その点、通信制高校は安心です。入学・転入も常時受け入れており、中退前の出席日数や単位を引き継ぐことができるのもメリットです。

そのため、総合的にみれば高校中退からの進路としてはもっともおすすめとなっています。

高校中退から通信制高校がおすすめな理由

どんな理由の高校中退でも、学び直すのにピッタリの通信制高校。全日制高校とはまったく違う学びの場ですが、具体的にはどのように勉強を進めていくのでしょうか?

自宅学習とレポート提出がメインだから

通信制高校では基本的に自宅での自学自習が中心となります。定期的にレポートを提出し、これが認められれば単位取得となる仕組みです。高校卒業資格を取得するには学科74単位を取得しなければいけません。

レポートといっても難しいものではなく穴埋め問題のようなものです。3年で74単位を取得したいならば、毎週2本程度コツコツと提出する必要があります。簡単だからといってあなどっていると「卒業に3年以上かかってしまった!」ということにもなりかねないので要注意です。

通信制高校にはサポート校もある

学業不振が理由で高校中退した人は「1人で勉強する」というのに強い不安を感じることでしょう。そんな時はサポート校を利用するのもひとつの方法です。

サポート校とは通信制高校での勉強を補う塾のようなものでマンツーマンでの指導などを行っています。中学レベルからのやり直しもできますし「初めて勉強が面白いと思った」という人も少なくありません。ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

全日制よりも登校日が少ないから

通信制高校にも週に1~2日程度の登校日があると言うと驚く人もいます。しかし、高校卒業にはホームルーム、行事、クラブ活動などの特別活動に30時間単位参加することも必須条件なので、どうしてもある程度は登校しなければいけません。したがって、どの通信制高校でもスクーリングと呼ばれる登校日が設定されています。

ただ、年に4日程度のスクーリングで特別活動の単位を取得できるようになっている通信制高校もあります。リゾートホテルに宿泊しながら行う学校もあるので、登校というよりは旅行に近いイメージで単位取得できることもあります。できるだけ自分のペースで勉強したいと考えるならば、こういった学校を選択しても良いでしょう。

テストで留年の心配がないから

全日制高校では学期ごとの中間テスト、期末テストが結構な負担になるものです。もし、ひとつでも赤点を取れば進級できない可能性があるというプレッシャーもつきまといます。

一方、通信制高校にも定期テストはありますが、そもそも学年制ではなく単位制なので落第の心配はありません。

また、通信制高校での定期テストは簡単な内容がほとんどです。レポート提出をまじめに続けていれば解ける問題ばかりなので、テスト対策としてはレポートを見直す程度で十分でしょう。ただ、返却されたレポートは捨ててしまわずに、定期テスト対策のためにとっておくように注意してください。

過去に問題行動を起こしていても通信制高校なら安心だから

もし、何かしらの問題行動で高校中退していた場合、他の全日制高校への転入は難しいかもしれません。

しかし、通信制高校はすべての学校ではありませんが、受け入れてもらえる可能性が高いのも特徴です。

入学試験の際の面接で過去の問題行動について聞かれることはあるでしょう。その時に深く反省していること、真剣に勉強し直したいと考えていることをしっかりと伝えると入学できる可能性が高いです。

通信制高校の入学試験は「受け入れるためのテスト」とも言われています。そして他にも過去に不登校やいじめなどで中退をした方がたくさんおり、再スタートの場所として機能しています。

学費もリーズナブルで済むから

通信制高校の学費はとてもリーズナブルです。公立の通信制高校ならば入学金は500円、1単位あたり300円程度しか学費がかかりません。およそ10万円で卒業できる計算になります。

さらに、就学支援金制度を使えば学費が実質無料になってしまうことも!就学支援金制度は保護者の年収が910万円未満ならば利用することができて、奨学金などと違って返済義務がないのも魅力的です。

経済的な理由から高校中退してしまった人も、ぜひ、就学支援金制度を活用して通信制高校で再スタートしてみてはいかがでしょうか。

どんな理由で高校中退しても通信制高校でやり直せる!

ここ数年、高校中退率は1%台を推移していることからもわかるように、高校中退という道はけっして「王道」ではありません。多くの人とは違う道を歩むことになる覚悟は必要です。

しかし、だからといって間違っているわけではありません。高校中退に至ったのには、さまざまな理由があるはずです。なんとか我慢して高校を卒業したものの、そこで心身ともに限界に達してしまった……ということになるぐらいならば、自分を守るために高校中退を選択することも必要と言えるでしょう。

高校中退した時に心配なのは、そのままでは最終学歴は中卒になってしまうという点です。中卒では就職に不利なのは事実ですし、大学受験資格もありません。高校卒業程度認定試験いわゆる高認を経て大学受験にチャレンジする方法もありますが、高認だけでは高卒資格は取得できません。大学にせっかく進学しても中退するようなことがあれば、やはり、最終学歴は中卒となってしまうリスクがあるというわけです。

一方、通信制高校ならば高卒資格をしっかりと取得できます。全日制高校とはまったく違う学びの場なので、どんな理由で高校中退した人でも、今度こそとことん勉強できるでしょう!ただ、通信制高校と一口に言ってもさまざまな学校があります。一覧表で比較したり、在校生のブログを読んだり、資料請求したりして、自分にピッタリの学校を選択してみてはいかがでしょうか。

通信制高校のレポートの書き方や内容を紹介!難しいと感じる方必見

レポート提出

通信制高校のレポート(添削指導)とは

卒業や学習状況の確認のためにある

授業がなく自分のペースで勉強できる通信制高校では、授業の代わりに生徒の学習状況を確認するためにレポートがあります。

また、卒業をするにはレポートを提出して74単位を取得する必要があるため、通信制高校にレポートは非常に重要と言えるでしょう。

レポートは難易度は難しい?

結論を言ってしまうと通信制高校のレポートは決して難しくありません。

レポートの内容は参考書やネットを調べれながらやれば解けるレベルです。

提出をすると添削が行われますが、あまりにも間違いが多い場合は通常のテストのように再提出となることがあります。

ただ大学への進学を目標とした進学コースの通信制高校の場合は難易度が高くなります。

とはいえ、あくまでも本番である単位認定試験に向けたレポートですので、個人で解くのが無理というレベル問題は出されないでしょう。

レポート以外に特別活動の単位も必要

特別活動とは体育祭、修学旅行、ホームルームなどの行事のことです。

通信制高校でも特別活動は必須で、30単位を取得しなければ卒業できません。こればかりはレポート提出で済ませるのは難しいため、スクーリングという登校日が設定されています。

レポート提出以外に単位認定テストのある学校も

通信制高校では自学自習とレポート提出を繰り返すというスタイルになります。

単位取得にあたっては単位認定テストに合格しなければいけない通信制高校もありますが、難易度は高くありません。

日頃のレポート提出をきちんとこなしていれば解ける問題しか出ないといって良いでしょう。

ただし、レポート提出を怠ると単位認定テスト受験資格を失効してしまいます。レポートをきちんと出すことが何よりも重要です。

通信制高校のレポートの書き方や内容を紹介

レポートの科目は全日制と同じ

通信制高校でも必修科目は全日制高校、定時制高校と変わりません。

そのため、現在の学習指導要領のもとでは次のような科目のレポートを提出することになります。

国語 国語総合
数学 数学Ⅰ
理科 科学と人間生活・物理基礎・化学基礎、生物基礎及び地学基礎
地理歴史 ・世界史AまたはBのどちらか1科目
・日本史A・B・地理A・Bの中から1科目
公民 現代社会または倫理・政治・経済
外国語 コミュニケーション英語1
保健体育 体育・保健
芸術 音楽1・美術1、工芸1、書道1のどれか1科目
家庭 家庭基礎・家庭総合・生活デザインのどれか1科目
情報 社会と情報・情報の科学のどれか1科目

選択科目を追加で選ぶ通信制高校もある

以上のような必修科目だけでは74単位になりません。そこで、各学校が独自に設けている選択科目を学ぶことになるわけです。

どのような選択科目があるかは通信制高校ごとに異なります。たとえばゲーム制作・アニメ制作について学べる選択科目を用意している通信制高校もあります。

また、グラフィック、シナリオ、企画、プログラミングなどの実践的な技術を身につけることもできるでしょう。自分が興味を持っているジャンルの選択科目の用意がある学校を選択してみてはいかがでしょうか。

もちろん合計74単位以上を取得することもできます。

また、必修科目でコミュニケーション英語Ⅰしかないことを物足りなく思った場合、追加で外国語の選択科目を選ぶのも一つの方法です。英語はもちろん、中国語などが選択できることもありますので、しっかりと語学力をつけたい人におすすめです。

レポートの内容・形式はマークシートが中心

通信制高校のレポートはマークシート、もしくは選択式の問題を解く形式のところが多いです。

しかし、最近は文部科学省のガイドラインの改定などもあり、穴埋め式問題または教科書の内容を要約するといった記述形式も増えつつあります。

通信制高校のレポート本数や提出頻度は?

毎日コツコツやって3日1枚はこなすべき

もし通信制高校を3年で卒業したいなら毎年25単位は取得しなければいけません。

そして1単位につきレポートは2~4枚程度になるので、年間で50~100枚程度、つまり3日に1枚はこなすペースを確立させましょう。

ついサボってしまうと卒業できなくなる

通信制高校のレポートは難しいものではありませんので、全日制高校から転入・編入してきた人などは拍子抜けしてしまうこともあるでしょう。

しかし、油断は禁物です。レベルこそ高くないものの「自主的に提出し続ける」というのは難しいものです。

通信制高校は学年制ではないので「この単位を落としたら進級できない!」という危機感もありませんし、レポート提出を怠って単位を落としても「また来年、履修すればいいか」ともなりがちです。

そのようなことの繰り返しでなかなか卒業できない人もいるのが通信制高校です。難易度は高くありませんが、貯めてしまうと大変です。

自信がない人はサポート校を利用するのもおすすめ

「コツコツとレポートを提出し続ける自信がない」という人は、サポート校を利用するのも良いかもしれません。

サポート校とは、文字通り通信制高校での勉強をサポートしてくれる学校のことです。それだけ学費は余計にかかりますが、確実に卒業したい人は検討してみてはいかがでしょうか。

通信制高校のレポートを効率よくクリアするコツ

通信制高校での学習の中心となるレポート作成。卒業までついて回るものだけに、要領よくまとめるテクニックも身に着けておきたいところです。

通信制高校のレポート問題をクリアするコツを紹介します。

レポートはインターネットで提出にする

通信制高校のレポート提出は学校窓口に直接届ける、郵送、インターネット経由のいずれかを選択することになります。

3つの方法の中で時間もお金もかからず、最も簡単なのはインターネット経由といえるでしょう。

パソコンはもちろん、スマホやタブレットで気軽にレポートを提出できるので、「レポートを封筒に入れてポストまで歩いて郵送するのが面倒……」ということもありません。

昔と違って専用IDで学校専用サイトにログインすれば、いつでもオンライン授業のアーカイブを見られるようになっている学校もあるので大変便利です。

レポートで行き詰まったら何でも質問する

一人で勉強していると行き詰まることもあるというのは、残念ながら通信制高校のデメリットです。

しかし、最近の通信制高校は夜間でなければ自宅から先生に質問ができたり、スクーリングの日に質問することも可能です。

本来は特別単位の取得のために設けられているスクーリングですが、わからないことを何でも質問できるチャンスです。遠慮せずに、先生に何でも相談してみましょう。

通信制高校のレポートの書き方や内容まとめ

通信制高校での勉強はレポート作成がカギを握っているといっても過言ではありません。

自学自習なのでペース配分や理解度チェックが難しいところですが、レポート提出はサボらずコツコツとやっていきましょう。

通信制高校のレポートは難しいものではありませんので、ちゃんとやれば3年で卒業するのも容易ですので、同級生に遅れをとることもありません。

大事なのは自分にピッタリで無理なく続けられる通信制高校を選択することです。まずは気になる学校の資料を無料請求して、選択科目の特色などを比較検討してみてはいかがでしょうか。

通信制高校のスクーリングとは?レポートだけでは卒業できない!

スクーリング

通信制高校のスクーリングとは?

通信制高校一覧などで学生生活について調べていると、必ず「スクーリング」という言葉を目にします。スクーリングとは具体的にどのようなものなのでしょうか。

スクーリングとは面接授業のこと

スクーリングとは面接授業のことです。自学自習を基本としている通信制高校ですが、まったく先生の授業がないわけではありません。スクーリングと呼ばれる面接授業があり、生徒は学校やスクーリング会場などに足を運んで先生から授業を受けられるようになっています。

スクーリングは基本的に月に1~3日という学校がほとんどです。その他、週に1日というところもありますし、毎日登校できる学校もあります。日数に関してはバラつきが結構あり、それが各校の特色のひとつとなっているともいえるでしょう。

スクーリングのメリット

通信制高校では自分で勉強をしてレポートを提出し、認められれば単位をもらえるようになっています。定期テストもありますが、全日制高校ほど比重は高くありません。それよりも大事なのはレポートです。

一人で学習を進めているうちに、どうしてもわからない点も出てくるものですが、そんな時こそスクーリングが役立ちます。先生と直接会ってサポートしてもらえるのはメリットといえるでしょう。レポートのまとめ方がわからない時なども、スクーリングで先生からコツを教えてもらうこともできるので安心です。せっかくのチャンスなので積極的に利用するようにしましょう。

スクーリングのデメリット

スクーリングでは日頃触れ合うことのない学びの仲間と会えるというのは、ある人にとってはメリットかもしれません。しかし、いじめなど何らかの理由で学校に対して良いイメージを持っていない場合は「学校に行かなくてもすむから通信高校を選んだのに……」と、負担に思うのももっともなことです。

そんな時は、集中スクーリングを実施している学校を選ぶようにすると良いでしょう。通信制高校をまとめた資料などで探せば、集中スクーリングを行っている学校を見つけることができます。

集中スクーリングならば、年に1~2回の3泊4日の合宿、または1週間程度の連続登校ですむので、その期間だけ頑張れば問題ありません。なかなか時間がとれない社会人の学生なども利用しやすいでしょう。

ホテルでの集中スクーリングもある!

合宿形式の集中スクーリングはリゾート地のホテルなどで開催されることもあります。

その土地の文化、風習などを学べるユニークな授業を提供している通信制高校もあり、全日制高校にはない特徴といえるでしょう。

通信制高校のスクーリングでは何を学ぶ?

通信制高校のスクーリングでは、全日制高校の授業とは一味違った、さまざまな体験をすることができます。

特に私立通信制高校なら、次のような公立通信制高校ではなかなかできない個性豊かなスクーリングを体験できるでしょう。マスコミなどでも取り上げられた、話題のスクーリングを紹介します。

イルカと触れ合うスクーリング

勇志国際高等学校で学ぶ全国各地の生徒たちは、1年に1回だけ熊本本校に集まり、海あり山ありの豊かな自然環境を活かしたスクーリングに参加しました。

平成18年からは「イルカ体験授業」がスタートし、イルカに餌付けをしたり一緒に泳ぐというひとときを過ごしています。

沖縄で学ぶプレミアスクーリング

N高等学校では座学を中心としたスタンダードスクーリングの他に、沖縄で4泊5日で行うプレミアスクーリングを実施しています。

スクーリングは体育の単位取得もおもな目的ですが、マリンスポーツを楽しみながら体育の単位を取れるようになっているのが特徴です。その他、エイサー体験、サトウキビ農業体験などもあります。

屋久島で世界遺産に触れるスクーリング

おおぞら高等学院では屋久島スクーリングを実施。大自然の中、あえて不自由な体験をすることで自立心を育み、自分自身を知り、チームと助け合って問題解決にチャレンジする力を養います。

世界遺産でもある屋久島で何日か過ごすというのもめったにできませんし、さまざまな生命を身近に感じることもできるでしょう。

スクーリングがない通信制高校もある?

スクーリングについて「面白そう!」という人もいれば「やっぱり学校は苦手。行く必要あるのかな?」と戸惑う人もいるかもしれません。スクーリングがない通信制高校も存在するのでしょうか?

スクーリングはどの通信制高校でも必須

スクーリング参加は高等学校卒業資格を取得するための必須条件です。そのため、基本的にスクーリングのない通信制高校はありません。スクーリングは50分で1回参加と見なされますが、国語、数学、社会などは3回のレポート提出と1回のスクーリングによって単位が認められるようになっているのです。

レポート提出とスクーリング参加回数の比率は科目によって異なります。たとえば、実技が重んじられる体育ではレポート提出は1回ですが、5回のスクーリング参加が単位取得要件となるのです。そして、学科74単位をコツコツと取得して晴れて通信制高校卒業をすることができます。

学科以外のスクーリングもある

通信制高校を卒業するには学科74単位だけではなく、特別活動30単位を取得しなければいけません。特別活動とは遠足、ホームルームなどのことです。特別活動ばかりは自宅での自学自習ではどうにもなりません。そこでスクーリングが実施されるというわけです。

通信制高校にも入学式、運動会、文化祭などがありますが、任意参加となっているため、出席を控える人もいるかもしれません。しかし、じつはこれらも特別活動の単位としてカウントされます。無駄にせず活用してみてはいかがでしょうかか。

スクーリング日数が最小となるコースは?

できるだけスクーリングに参加したくない人にとっては、たとえ年に1週間としても苦痛でしょう。まして、3泊4日の合宿など考えられないという人もいるかもしれません。

そんな時には、できるだけスクーリングが少ない通信高校を選択すると良いでしょう。

たとえば、第一学院高等学校ならば最もスクーリングが少ないコースならば年に3日のスクーリングで卒業することができます。カウンセラーも常駐しているのでメンタル面のサポートを受けられるのも心強いポイントです。

その他、最近ではインターネットを活用したスクーリングを行い、学校や会場に足を運ぶ日数をできるだけ少なくしている学校もあります。まずは、通信制高校一覧などの資料に目を通して学校研究してみてはいかがでしょうか。

スクーリングに出席する際の注意点

いざ、スクーリングに参加しようと思っても、不登校を経験したことのある人などは、久しぶりの集団生活にひるんでしまうこともあるかもしれません。しかし、注意すべき点も多くはありませんし、スクーリグのハードルは決して高くはないといえます。次のポイントに気をつけながら、少しだけ勇気を出してみませんか?

無理に制服を買わず気楽な服装でOK

最近では制服がある通信制高校も増えています。ただし、必ず購入しなければいけないものではありません。もし、制服を持っているならばそれを着ていくので構わないでしょう。

制服を作らなかったならば、カジュアルな服装で問題ありません。通信制高校には厳しい校則もなく、どんな服装でもよほどのことでない限り注意されることもないでしょう。

ただし、通信制高校でも入学式や卒業式もあります。そのような式典の時にはブレザーを着用するなどTPOに気をつけるようにしてください。

無理に人間関係を作らなくてもOK

普段、家で一人で勉強しているからこそ、スクーリングで久しぶりに同年代の人たちに会うと「どうしていいかわからない」と、困ってしまう人もいるかもしれません。しかし、無理にコミュニケーションをとろうとして、かえってこじれてしまうケースもあります。

通信制高校を選択する人はいじめ、不登校などの経験がある人も少なくありません。まだその傷が癒えず「誰かとかかわりを持つのはたくさん」と思っている人もいるでしょう。

しかし、チーム活動のプログラムがあるのでもない限り、一人で淡々と授業を受けるというスタイルを貫くこともできます。生徒のさまざまな事情を理解してくれる通信制高校ならば、集団活動を無理強いされることもないでしょう。スクーリングといっても身構えずに、気軽に参加してみてはいかがでしょうか。

スクーリングのための資金は用意しておく

スクーリングは観光地のホテルで開催されることも多々あります。飛行機代、ホテル代などが別途かかり、結構な金額になってしまうことも少なくありません。きちんと資金を準備しておくようにしましょう。

通信制高校でも就学支援金を受けることはできますが、スクーリングにかかる諸経費は援助の対象にはなりません。必ず自分で用意しなくてはならない点にも注意してください。

通信制高校のスクーリングとはまとめ

通信制高校のスクーリングは遠方の観光地で実施されることもあり、学校生活におけるさまざまにユニークな取り組みをしています。

全日制高校に通っていたら絶対体験できないような授業もあるので、ぜひ楽しんでみてはいかがでしょうか。

いずれにせよ、スクーリングへの参加なしで通信制高校を卒業することはできません。国の決まりで「もう学校はこりごり」という人でも足を運ばなければいけません。

しかし、スクーリングで集団活動を無理強いされるようなことはまずありませんし、同じ教室に席を並べていたとしても、無理にコミュニケーションする必要はありません。

通信制高校に在籍している人の中には中学時代、あるいは全日制高校時代に似たような経験をしたり、不登校になったことがあるものです。実際にスクーリングをして会話をしてみると友だちができた、という人は多いです。

まずは資料請求をして学校の雰囲気を確認して見るだけでも良いでしょう。

通信制高校の授業内容を分かりやすく解説!私立と公立で内容は違う?

学習

通信制高校の授業内容・レベルを分かりやすく解説!

個人に合わせて基礎レベルの授業をするところが多い

多くの通信制高校の授業内容は基礎レベルです。それだけで大学受験を乗り切るのは難しいといわざるをえません。

また、そもそも通信制高校は授業でなく自宅でレポートを提出する通信教育がメインですので、授業の頻度自体が少ないです。

授業をする場合、内容は提出したレポートの復習がメインになります。レポートは教科書の内容をまとめるようなもので、特別難しいというようなことはありません。

大学受験をするなら進学コースを選ぼう

トライ式高等学校のような学習塾が運営している一部の通信制高校を除き、基本的に通信制高校の授業だけでは大学受験をするには不安が残ります。

しかし、通信制高校の中には大学受験に特化したコースを設けているところもあり、合格までの手厚いサポートを期待できます。

全日制高校と塾を掛け持ちするよりも学費をかけずに受験勉強をすることもできるでしょう。

 

 

中学レベルの授業内容からのやり直しも可能

通信制高校では中学時代から不登校という人も数多く受け入れています。そのため、ヒアリングした際の学力に応じて、中学レベルの授業内容からやり直しをしてくれる学校もあります。

勉強は「わからなくなったところ」からやり直すのが大事です。たとえ高校生でも中学の学習内容を見直すのは恥ずかしいことではありません。

全日制は人数が多いので分からない人がいても置いていかれてどんどん進んでしまいますが、通信制高校は少人数かマンツーマンで先生が指導してくれるので、自分にピッタリのペースで勉強を進められます。

授業がない通信制高校もある?

いじめ、不登校などを経験して学校にあまり良いイメージを持っていない人もいるかもしれません。その場合、「スクーリングがない通信制高校があればいいのに」と思うのも、もっともなことです。

これは、国の決まりで最低でも年に数日程度、スクーリングに出席して授業を受ける必要があるためです。

とはいえ授業の少ない通信制高校もありますので、なるべく学校に通いたくない人は資料請求をしてできるだけスクーリング日数が少ない学校を選ぶと良いでしょう。

観光地でのホテル宿泊や、体育祭が出席日数になる学校もある

私立の通信制高校は全国各地にサテライト教室を持っているところもあります。そういった通信制高校では生徒はそれぞれ最寄りの教室に通うことになり、全日制高校のような一斉授業がメインとなるでしょう。

一方、観光地などで3泊4日程度のスクーリングを行う通信制高校もあります。農業、漁業など全日制高校ではなかなか体験できない授業内容が盛り込まれていることもあり、楽しみにしている生徒も少なくありません。

通信制高校で授業を受ける際の注意点

無理に制服は買わなくていい

通信制高校で授業を受けるにあたって、服装はとくに気にすることはありません。スクーリングが週に何日も設定されているような学校だと制服も用意されています。購入も着用も義務ではないところがほとんどですが、制服ならばコーディネートを考える必要もないので楽かもしれません。

私服もよほどのことがない限り注意されることもないでしょう。とくに美容系の授業がある通信制高校では、髪を染めていたりメイクをしていたりする学生も少なくありません。

「校則違反!」などといわれることもなく、自由におしゃれを楽しめるのは魅力です。

通信制高校でも遅刻はNG!

通信制高校というと遅刻に厳しくないイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、それは間違いです。なぜならば、通信制高校のスクーリングは50分参加ごとに1単位として認めるというような時間制になっているからです。

学校案内にも「遅刻は認めない」と明文化しているところも少なくありません。せっかく足を運んだのにスクーリングを参加したことにならなかった……ということにならないように、くれぐれも注意しましょう。

デリケートな人も多い

通信制高校に通う生徒は、必ずしもコミュニケーションが上手な人ばかりではありません。

不登校だった方、いじめを経験している方などがたくさんいます。そのため、お互いのほんの少しの誤解から関係がこじれてしまうこともあります。

しかし、通信制高校の多くは生徒のカウンセリングに力を入れています。困ったことがあったらすぐに相談してみましょう。全日制と違ってしっかり話を聞いてくれますし、対応もしてくれます。

通信制高校の授業内容は学校や公立、私立で異なる?

どの通信制高校も基本的に授業内容は同じ

通信制高校で高等学校卒業認定資格を取得するには学科74単位と、ホームルームなどの特別活動30単位が必要です。

私立、県立を問わず、どの通信制高校でもスクーリングの授業内容は高卒資格を得るための学科授業が中心となります。

そのため、授業の内容やレベルに多少の差はあれど、大きな差はありません。

コースによっては授業内容が大きく異なる

ただし、私立の通信制高校の中には、美容師や調理師などの国家資格を取るためのコースや、アニメや漫画、eスポーツなどの勉強ができるコースもあります。

こういったコースでは午前中に必修科目の勉強を行い、午後に専門コースの授業を行うことが多いです。

当然、全日制高校では調理師免許やアニメーターになるための勉強などはしませんので、授業内容は大きく異なると言えるでしょう。

全日制高校を卒業してから美容やアニメ系の専門学校に通うより、お金も時間もかけずに知識やスキルを身に付けることができるのは大きなメリットと言えるでしょう。

また、スキルを学ぶことで仕事でなく趣味としてとどめておいた方が幸せなのか判断する材料にもできるでしょう。

通信制高校の授業内容まとめ

通信制高校の授業内容は基本的には教科書の復習、レポートの解説、単位取得試験の対策といったものです。

ここだけ見ると全日制と大差ありませんが、全日制高校にはないユニークな授業も多いです。

学校によりますがヘアサロンや飲食店での職業体験ができたり、アニメやゲームなどが授業で学べるのは通信制高校ならではです。

また、勉強が苦手な方は中学レベルから学び直すこともできます。

複数の学校の資料請求をしてよく比較検討した上で、自分がやりたい授業のある通信制高校や、自分に合ったサポートをしてくれそうな通信制高校を選択してみると良いでしょう。

通信制高校とはどんな場所?全日制や定時制との違いは?

校舎

最近、義務教育終了後や高校中退後のひとつの進路として通信制高校が注目されています。そもそ通信制高校とはどのようなものなのでしょうか。

通信制高校とはどんな場所?

登校や授業でなく通信教育をする学校

通信制高校の最大の特徴は、文字通り自宅で通信教育にて授業を進める学校という点でしょう。

かつては通信制高校に通う生徒はあまりいませんでしたが、現在は全国で約20万人(全高校生の約6%)が通信制高校を利用しています。

通信制課程とも呼ばれており、当初は昭和23年に毎日の通学が困難な勤労学生のために設立されたという経緯があります。

国が定める高等学校の一つ

学校というとクラスメイトがいて先生がいて毎日登校するもの、というイメージを抱いている人も多いかもしれません。

そのため、自宅学習をメインとしている通信制高校は「本当に高校なの?」「ちゃんと国に認められているの?卒業資格をとれるの?」と、思われても仕方のないところです。

しかし、通信制高校は全日制高校や定時制高校と同様にれっきとした高等学校の一形態と国に認められていますので、卒業すれば高卒資格を取得できます。

そのため、通信制高校を中学卒業後や高校からの編入先として選択するのは1つの選択肢です。

通信制高校と全日制や定時制との違い

通信制高校は全日制高校や定時制高校と具体的にどのような点が違うのでしょうか。通信制高校、全日制高校、定時制高校のそれぞれの特徴をまとめました。

通信制高校の特徴
全日制課程
祝祭日を除く月曜から金曜まで登校して、決められた時間割に沿ってクラス単位の一斉授業を受けます。学年制で基本的に3年間で卒業でき、一般的に「高校」と言うと全日制高校を指します。
定時制課程
夜間に4時間程度の一斉授業を受けるスタイルの高校です。全日制高校と連動しているところも多く、昼間は全日制高校、夜間は定時制高校となる学校もありますが、年々減少しています。かつては4年制でしたが、最近は3年で卒業することもできます。学年制のところと単位制のところがあります。
通信制課程
通信教育をベースにしている高校です。生徒は登校の必要もなく、自宅にいながらにして高校課程の勉強を進めることができます。単位制なので「同じ学年をもう一度やり直す」というようなことはありません。3年で卒業することも可能ですが、必要な単位をコツコツ取得していく努力が必要です。

通信制高校の学費目安・平均

通信制高校の学費は公立か私立かで大きく変わってきます。

そこで以下では両方の学費目安を記載します。

費用の種類 公立 私立
入学金 300円|500円 2〜5万円
授業料 年間1〜3万円前後
※1単位300円〜1000円
年間17万円〜40万円前後
※1単位6000円〜
教科書代や施設費など
授業料以外にかかる費用
年間3万円程度 通信コース 年間3万円~
登校あり 年間10万円~
合計 4〜6万円 25万円〜

このように学費だけで比較すると公立より私立の方が高いです。

ただ私立はサポート体制に優れており、就学支援金制度も使えるので人気で言うと圧倒的に公立より私立となっています。

通信制高校を卒業する方法

必修科目で74単位の取得が必要

全日制高校、定時制高校、通信制高校ともに卒業の条件は変わらず、卒業には国語、数学、社会、理科、保健体育、芸術、外国語、家庭、情報などで74単位を取得する必要があります。

通信制高校が全日制高校、定時制高校と異なるのはいつ、どの教科の単位を取得するか生徒に任されているという点です。

学年制ではないので「単位が足りず留年」ということがありません。代わりに3年経っても単位が取得できていない場合、卒業に4年以上かかってしまう事態もあり得ます。

そうならないためにはサポート体制の整った通信制高校を選択することをおすすめします。3年間の学習計画をともに立てたり、卒業まできめ細やかにサポートしてくれます。

少なくとも3年間在籍する

いつ入学したとしても、通信制高校を卒業するには少なくとも3年間の在籍期間が必要です。

極端な話74単位を1年で取得しても、残りの2年間は在籍する必要があります。

ただ過去に全日制高校や定時制高校に少しでも通ったことがあれば、その期間もカウントされます。

そのため、空白期間さえ作らなければ、同級生に遅れることなく高校を卒業することも十分可能なのです。

特別活動30単位も必要

通信制高校も全日制高校、定時制高校と同じように一定以上の特別活動をしなければ卒業を認められません。

特別活動とはホームルーム、学校行事、生徒会活動等になります。通信制高校の特別活動はスクーリングと呼ばれる登校日に行われます。

スクーリング回数はコースや学校によって異なり、週に1回行う学校もあれば、年に5日程度の宿泊体験などで集中的に実施するケースもあります。

通信制高校の場合、特別活動は30単位以上行わなければいけません。50分で1単位と計算されるので25時間は登校する必要があるのです。

最近はスクーリング日数を体育祭や文化祭に振り替えたり、インターネット、ラジオ、テレビなどを利用した特別活動を行うことで約10分の6ほど登校日数を免除できる学校もあります。

通信制高校を「できるだけ学校に足を運びたくない」という理由で選択する人もいるかと思いますので、事前に特別活動の時間や、振替が可能か資料請求して調べておきましょう。

通信制高校の生徒数は?

年々増加している

全日制高校、定時制高校とはいろいろな面が異なる通信制高校ですが、年々その生徒数は増え続けています。

文部科学省の調査によると、通信制高校の生徒数はここ数年18万人前後を推移していましたが、2020年には約20万人まで増加しました。

少子化が進む中で生徒数が増えるのは、いかに通信制高校が人気か分かるデータといえるでしょう。逆に定時制高校で学ぶ生徒は年々減少し続けています。

通信制高校の生徒が増えた理由

通信制高校を選択した生徒は、さまざまな困難を抱えているケースも少なくありません。しかし昔は通信制高校の数も少なければ、イメージも悪かったので利用する人は少なかったです。

 

しかしいじめ、発達障害、学習障害など様々な困難を抱えている子どもの受け皿として通信制高校が認識され始めたことで、徐々に利用者が増えていきました。

通信制高校の多くはサポート体制が充実しているもそのためです。最近ではやりたいことや仕事に集中するためといったポジティブな理由で通信制高校選択する人も増えています。

通信制高校のカリキュラム・授業内容はユニーク!

通信制高校には全日制高校や定時制高校にはないユニークなカリキュラムがあることも特徴のひとつです。

学習指導要領に準拠しなくてOKだから

株式会社によって設立された私立通信制高校は私学助成金を受けることができません。

そのかわり、学校法人が経営している学校よりも校舎や運動場などの設置条件が緩和されています。このため、たとえば校舎のない通信制高校すら存在できるようになりました。

また、カリキュラムに関しても学習指導要領に準拠しなくても良いとされています。その結果、従来の全日制高校や定時制高校にはないユニークなコースが誕生することになったのです。

在学中に各種資格・国家資格を取得できる!

通信制高校の中には高卒資格と平行して美容師、調理師などの国家資格を取得できるようなカリキュラムを組んでいる学校もあります。

通常なら高校を卒業した後に専門学校に通うことを考えると、時間もコストも大幅に削減することができるでしょう。

また、アニメ、マンガ、ゲーム、声優などのコースを設けている通信制高校もあれば、IT関連のコースが充実していたり、ネイリスト、トリマーなどの資格を取得できる学校もあり、就職の際に武器にすることができそうです。

大学進学専用のコースもある

通信制高校への入学・転入を検討している方の中には大学進学を希望している方も多いかと思います。

通信制高校の中には受験対策に特化している学校もあります。進学コースの力は大きく、通信制高校から東大などの難関大に合格している人も多いです。

また、サポート校と呼ばれる塾のようなものと提携している通信制高校なら、高校に通いながら塾の宿題にも追われるという二重生活をする必要もありません。

通信制高校とは可能性を秘めた学びの場!

ギュウギュウの満員電車に押し込まれて毎日通学……というようなライフスタイルを半ば当たり前のように思っている人もいるかもしれません。しかし、そのように朝からストレスのかかる生活を続けていて本当に幸せでしょうか?

通信制高校を選択すれば、もう満員電車に揺られることもありません。学校の中のややこしい人間関係にわずらわされることなく勉強に集中することもできるでしょう。

確かに登校しなくてOKという通信制高校は、学校のあり方としては今のところは異色の存在かもしれません。しかし、今後、ネット社会がさらに進展すれば、むしろ当たり前の勉強の仕方となる可能性だってあるのです。

「通信制高校はコミュニケーションの機会が少ない」というのを心配する人もいますが、顔を突き合わせるばかりがコミュニケーションではありません。通信制高校でも先生や学びの仲間はいますし、いつでもネットでつながることができるのです。ネットを介したリテラシーを磨くことはできますし、それはこれからの時代、対面コミュニケーションと同じぐらい、あるいはそれ以上に大切なことかもしれません。

通信制高校と一口にいってもさまざまな学校があります。まずは資料請求をして、自分に合っていそうな学校を見つけてみませんか?

ファッションを学べる通信制高校5選!ファッションデザイナーにもなれる

ファッション

将来はファッション業界で働きたい、ファッションデザイナーになりたい方にとって、通信制高校は最適です。

当記事ではファッションを学んだり役立つ資格が取れる通信制高校を紹介しつつ、ファッション業界で働く際に通信制高校を利用するメリットなどを紹介していますので参考にして下さい。

ファッションを学べる通信制高校5選!

ファッションを楽しく学べるヴィーナスアカデミー高等部

東京と大坂にキャンパスを持つ、ネイル、エステ、メイク、ファッションなどを学ぶことができる通信制高校です。

ファッションコースは週に4日ほど登校日があり、将来ファッション業界で働くためのスキルをしっかりと身につけることができます。

また、週に1日は学科の授業もあり、家庭学習やレポート提出へのサポートも万全です。担任スタッフが責任を持って高校卒業までバックアップしてくれます。

豊富なカリキュラムのある北海道芸術高等学校

北海道芸術高等学校はファッションに関する様々なカリキュラムがあります。

デザイン画、ヘアアレンジ、ネイル、パーソナルカラー、メイクなどを総合的に学ぶことができ、ファッションショーなども実施しています。

授業のスタイルは基本的に午前中に必修科目の勉強を行い、午後にファッション系統の勉強をしてくことになります。

そのため、高卒資格と社会に出ても困らない学力を取得しつつ、ファッション業界で即戦力となり得る知識やスキルを獲得可能です。

また、講師には海外で活躍し総理大臣のメイクなども担当した経験のあるビューティークリエーター「TAKAKO」さんなど、一流の方が揃っているのも特徴です。

卒業後にファッションの仕事をしたいならヒューマンキャンパス高等学校

「学べる分野は40以上、目指せる職種は100以上」というキャッチコピーの下、様々な専門教育に力を入れているのがヒューマンキャンパス高等学校です。

そのためファッションデザイナーはもちろんのこと、ファッションアドバイザー、ファッションプロデューサーになるためのカリキュラムも整備されています。

本気でファッション業界で活躍したい方向けに、週3日~5日通学して専門的な授業を受ける専門コースもあります。

「ファッションにちょっとだけ興味がある」という場合は、週に1日専門授業をするチャレンジコースでも十分でしょう。

ただヒューマンキャンパス高等学校には、本気でファッションが好きな人にも対応しているのが特徴です。

3年かけてファッションのスペシャリストになれる青山ビューティー学院高等部

青山ビューティー学院高等部はファッションに関する10科目の豊富な知識・スキルを身に着けつつ、高校卒業資格を取得することができます。

また、在学中にJMANメイクアップ検定、JCLA日本化粧品検定、文部科学省後援 色彩検定などの資格を取得できるので、卒業後はすぐにスペシャリストとして働くことも可能です。

ファッションだけじゃなくジュエリーも学べる鹿島学園高等学校

全日制高校が運営している鹿島学園高等学校は、生徒1人1人の個性に合わせてさまざまな通学スタイルを選択できるのが特徴です。

希望に合わせて週に5日通学することもできれば、年に数回のみの登校でも高等学校資格を取得できます。

そんな鹿島学園高等学校にはファッション・デザインコースがあり、将来ファッション業界で働くスキルを取得できる他、ファッションだけでなくジュエリーも専攻できます。

これは全国でもめずらしい形態で、将来はジュエリーアーティストとして活躍したい人、宝飾会社に就職したい人にもおすすめです。

各学校の詳細は必ず事前の資料請求で確認を

通信制高校でファッションを学ぶ場合、学校ごとに特色のある教育を実施しているので、必ず事前に資料請求などをして自分の希望と合っているところを選ぶようにしましょう。

通信制高校で学べるファッションのスキル・資格

一口に通信制高校のファッションコースといっても、学校によってさまざまなカリキュラムがあります。

まずは将来的にファッション業界の中でどのような仕事に就きたいのかよく考えてから学校を選ぶようにしましょう。ファッション関連の仕事には次のようなものがあります。

デザイナー
ファッションの仕事というとまずデザイナーを思い浮かべる人も多いでしょう。

普通の人が着る洋服はもちろんのこと、舞台や映画などの衣装を考案するデザイナーもいます。いずれにせよ、イメージをデザイン画にしなければいけないのでセンスと画力が問われるでしょう。

パタンナー
デザイナーが作成したデザイン画をもとにして型紙を作ります。

立体化するための専門知識と高度な技術が必要です。

バイヤー
仕入れ担当者のバイヤーはモノづくりには携わりませんが、流行を先取りするセンスが問われます。

「ファッション大好き!」という人に向いていますが、お店の売上げを考える能力も問われます。

スタイリスト
雑誌やテレビなどで洋服のコーディネートを考える仕事です。最近では裏方にとどまらず、ブログやSNSで人気を集めるスタイリストもいます。

ショップスタッフ
お客様に商品を販売する仕事ですが、有名店で売上げナンバーワンともなれば「カリスマ店員」と呼ばれることもあります。

通信制高校またはサポート校という選択がある

ファッションの専門コースを設置している通信制高校は、東京都はもちろんのこと各都道府県にあります。

もし家の近くになくても、全国からの生徒を受け入れていて登校日が少ない通信制高校を選択すれば問題ないでしょう。

また、通信制高校ではなくサポート校を選ぶこともできます。サポート校とは通信制高校での勉強をサポートする、塾のような学校のことです。

サポート校と提携がある通信制高校は数多くあります。また、本校はファッションに関するコースがなくても提携先が用意している…というケースもあります。

自分の勉強したい内容と通信制高校、サポート校が用意されているコースがちゃんと合っているのか、まずは調べてみましょう。

ファッションを学べる通信制高校に入るメリット

高校生のうちからファッションに必要なスキルを磨ける

ファッション関連の仕事は画力、デザイン力、平面図から立体的な作品を作る力などさまざまなスキルが必要です。そういった基礎的な技術は、やはり少しでも若いほど習得しやすいものです。

また、流行に敏感でトレンドをすぐに取り入れる柔軟性も問われます。10代のまだ感性が柔らかいうちにファッションについて学び、自分なりのスタイルを確立することはとても重要なことなのです。

現役でファッション業界で活躍する講師の授業を受けられる

通信制高校のファッションコースに勤務している講師の多くは、実際にファッション業界で活躍している方々です。全日制高校に通っていてはなかなか出会えないような人たちの授業を受けられるのは、貴重な機会といえるでしょう。

カリスマ店員から店舗売上げを飛躍的に伸ばすヒントを教えてもらえたり、ベンチャー企業社長からアパレルブランド立ち上げ秘話を聞いたりすることもできるかもしれません。「ゆくゆくは自分のブランドを持ちたい」という人にもおすすめです。

学校によっては有名な「読モ」に会える

ファッション好きの10代ならば、やはり「読モ」こと読者モデルに憧れている人も多いのではないでしょうか。通信制高校の中には学校でファッションショーを開催しているところもあり、有名「読モ」が招かれることもあります。

その他、授業の一環として東京ガールズコレクションなどに運営アシスタントとして参加できるようになっている通信制高校もあります。ファッションショーを裏方として支える仕事はどのようなものなのか、とかく華やかな表舞台ばかりに目が行きがちな若い時期に肌で知ることができるというのもメリットといえるでしょう。

全日制の卒業後に専門学校に通うより学費を節約できる

通信制高校でファッションコースを選択した場合、入学金、授業料、施設費などすべて込みで初年度学費合計が70万円~80万円ほどになることが多いです。

通信制高校で基本的なカリキュラムだけを受講した場合の相場が30万円~40万円くらいなので、およそ2倍という計算です。

確かに安い金額ではありませんが、私立の全日制高校と同じぐらいの金額なのと、令和2年より使える就学支援金制度を活用すれば、実質負担額はかなり抑えることができます。

全日制高校ならば高校しか通えない金額で、高校とファッション専門学校のWスクールができるとも考えられます。高校卒業後に専門学校に通うよりは、はるかにリーズナブルなところも利点といえるのではないでしょうか。

ファッションを学べる通信制高校まとめ

通信制高校はは高校卒業資格を得られるだけでなく、ファッションに関する知識とスキルをしっかりと身につけることができます。

通信制高校というと自宅学習だけをしているイメージを持っている人も多いかもしれませんが、それは違います。

中には週5日で登校できる通信制高校もあり、卒業後に業界で即戦力となるレベルの専門的な勉強ができる学校もあるくらいです。

全日制高校の卒業後に国家資格を取得しようとすると余計な学費や時間がかかってしまいますが、通信制高校なら18歳でファッション業界で活躍することも夢ではありません。

入学に必要な資料請求は以下より無料で行うことができますので、まずはいくつかの通信制高校の資料を請求して、比較検討してみることをおすすめします。

介護・福祉資格の取れる通信制高校おすすめ5選!高卒資格も取れる!

介護

将来は介護・福祉の業界で働きたい、介護・福祉系の資格取得を目指すなら通信制高校が最適です。

通信制高校は高校卒業資格と一緒に介護・福祉の専門知識や資格を取得できるのが特徴で、非常に高い人気を集めています。

今回は介護・福祉でおすすめの通信制高校や入学するメリットなども紹介します。

介護・福祉資格の取れる通信制高校おすすめ5選

介護福祉就職コースがある中央高等学院

介護を学べる専門学校は全国の各都道府県にいくつかありますが、なかでも「就職に有利」と評判なのが中央高等学院です。

中央高等学院の介護福祉就職コースでは、介護職員初任者研修などの福祉関係の資格を在学中に取得できるようになっています。

また、提携している老人介護施設でのインターンシップ制度が充実していることも特徴のひとつです。

卒業後は希望すれば提携先の老人介護施設サニーライフに確実に就職することもできますので、就職活動で苦労したくない人には魅力的なのではないでしょうか。

介護福祉就職コースは不登校の生徒のために開講

じつは、この介護福祉就職コースは不登校などで悩んでいる生徒のために開講されたものです。

不登校経験がある生徒たちは高校卒業後の進路で苦労するケースも多く、その受け皿として創設されました。

今後、高齢化社会の進展とともに介護関連の資格を持っている人材のニーズはより高まっていくとも考えられています。

不登校というつらい体験があった子こそ、誰かに求められる人材であって欲しいという願いが込められているようです。

介護を勉強したい生徒には学費助成制度もある

中央高等学院では、学費の一部を助成する学費助成制度があります。

毎年行われている学力審査で合格した生徒だけが利用できる制度ですが、気になる人は入学相談室に問い合わせてみてはいかがでしょうか。

また、提携先の老人介護施設サニーライフでのアルバイトもできるようになっていますので、資金面で不安がある人にもおすすめの通信制高校です。

専攻科介護福祉コースがある星槎国際高等学校

星槎国際高等学校には通信制専攻科介護福祉コースがあります。指定されたラジオやテレビの福祉関連番組を視聴して、レポートにまとめて期日までに提出し、介護について学ぶことができるようになっているのです。

テストもありますが、こちらもレポート同様に自宅での受験になります。スクーリングは全国14会場で開催されますが、年に2日のみで必ず土日なので、仕事を持っている人でも参加しやすいでしょう。

介護福祉士の資格を取得できる!

星槎国際高等学校では2年次以降に社会福祉施設での介護実習がスタートします。介護実習の後は9ヶ月の実務経験を積むことができるというのが星槎国際高等学校の大きな特徴といっても良いでしょう。

実務経験をしっかりと積むことによって、介護職員初任者研修よりもより難しい介護福祉士の受験資格を得られるのは見逃せません。実務経験の後、介護福祉士の国家試験に合格すれば、卒業後すぐに介護福祉士として働くこともできます。

介護福祉士の資格があるとより高い給料、優れた待遇で働くことが可能です。

無料の職業紹介所もある!

星槎国際高等学校には無料職業紹介所があり、いつでも求人票の閲覧ができるようになっています。

キャリアカウンセリングも随時受け付けていて、ひとりひとりの進路の悩みに関してしっかりと対応してくれるので卒業後の進路も安心です。

保育・福祉コースのある鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校は基本となる介護職員初任者研修の資格だけでなく、上位資格である介護福祉士やケアマネジャーの資格取得も目指すことができます。

また、「介護職員実務者研修講座」、「福祉用具専門相談員講座」などの講座もあるので、将来介護業界で働きたい方にはおすすめです。

「ヘルス・ケア・サポート・ハクビ」という介護系資格の取得に特化した教室とも提携しており、資格だけでなく現場で役立つスキルも学べます。

鹿島学園高等学校を卒業すれば、卒業後に介護業界の就職先で困ることはないでしょう。

九州で介護資格を取得を目指すならマイン高等学校

マイン高等学校は九州を中心に全国7箇所に学校がある通信制高校です。

「介護ボランティアレッスン」があるので、学校に通いながら介護に関する知識・スキルを得ることができます。

ウィークデイコースと呼ばれる週5の通学コースを選んだ場合、本来は試験料のかかる介護職員初任者研修や医療事務などの資格を実質無料で取得することができます。

ただ介護職員初任者研修の講座を開催しているのは大分・沖縄校のみですので九州以外の方は他の学校にいった方が良いでしょう。

聖進学院

聖進学院はサポート校ですが、普通科の他に福祉科があり、介護に関するスキル・資格を学ぶことができます。

1年次では基本となる介護職員初任者を、3年次には上位資格である介護職員実務者研修を取得できるので、卒業後に介護業界で働きたい方にはおすすめです。

勉強のスタイルは午前中に高校卒業資格のための必修科目を勉強し、午後には介護の資格取得の勉強をしていくことになります。

通信制高校で介護を学ぶメリット

介護職員初任者研修を取得できる

介護職員初任者研修は介護業界における基本的な資格で、これがあるだけで就職がしやすくなり、給料も大きく上がります。

早ければ3年で高等学校卒業資格を取得するとともに、介護職員初任者研修に合格することもできるでしょう。

同時に高校卒業資格も取得できる

通信制高校はれっきとした高校の一形態なので、高等学校卒業資格を取得できるというのも大きなメリットです。

高卒資格があれば、大学に入学してより詳しく介護について学ぶという道も拓けてきますし、最終学歴が高卒以上になっている施設でも働くことができます。

全日制高校を卒業して介護施設に就職し、働きながら介護職員初任者研修を受験する人もいますが、仕事で忙しい中勉強を続けるのはけっして楽ではありません。

一方、通信制高校在学中に介護職員初任者研修を取得しておけば、最初から高い給料で仕事だけに集中することができるのでおすすめです。

介護を通信制高校で学ぶデメリット

ダブルスクールじゃないと介護系の資格を取れない学校もある

通信制高校とよく似たものに通信サポート校というものがあります。

こちらは補習塾のようなものですが、通信制高校と通信サポート校のダブルスクールをしなければ介護系の資格を取得できないケースもあるので注意しましょう。

ダブルスクールは費用がかかる

ダブルスクールとなると学費がそれなりにかかってしまう点はデメリットともいえます。

特にサポート校の学費は

しかし、全日制高校を卒業してから介護系の専門学校に進学するよりは安く済む場合も多いので、一概にはデメリットとはいいがたいところです。

通信制高校で学べる介護の仕事・資格

施設介護職員
老人ホームなどの施設で介護をするスタッフです。食事や排泄の解除、掃除・洗濯、外出時の付き添いなど仕事内容は多岐に渡ります。

ホームヘルパー
自宅で生活している高齢者、体の不自由な方の介護や介助をします。

ケアマネージャー
介護される方と介護スタッフの間に立って、より良い介護サービスが実現できるようにプラン作成などを行います。

生活相談員
介護される方やそのご家族の相談を受け、病院等の関連施設と必要な手続きをします。

社会福祉士
体や心に障害を持っていたり、経済的に困窮している方から相談を受けて、さまざまな支援を行います。

介護福祉士
体の不自由な方がスムーズに日常生活を送れるように介護をしたり各種相談に対応します。一部の医療行為も行える介護のスペシャリストです。

介護の仕事につくには資格が重要

以上のように介護の仕事には多種多様なものがあります。中には無資格でもできる業務もありますが、やはり資格があればそれだけ仕事の幅も広がるのが介護業界です。

給料も資格があった方が高いです。無資格だと有資格者とやっている仕事はほとんど同じなのに、給料だけ安いという現象が起こるので損してしまいます。

そんな介護資格の基本になっているのが介護職員初任者研修です。介護業界で働くなら、必ず介護職員初任者研修を通信制高校で取得しましょう。

介護・福祉資格の取れる通信制高校まとめ

通信制高校に通っている人の多くは本当に優しく、そのせいで苦労をしてきました。しかし介護業界はその優しさ、気遣いのできる部分がとても重要になってくる業界です。

通信制高校は高等学校卒業資格を取得しながら介護の専門的なスキル、資格を取ることもできるので今後の高齢化社会で就職先に困ることもないでしょう。

介護系の資格を取れる通信制高校は複数ありますので、まずは以下から大手校の資料を無料で請求し、よく比較検討した上で自分に一番合いそうな学校への入学を検討することをおすすめします。

美容・メイクを学べる通信制高校5選!国家資格も取得できる

メイク

美容・メイクを学べる通信制高校5選!

国家試験対策が万全なルネサンス高等学校

ルネサンス高等学校は美容師試験合格率98%というハリウッドビューティー専門学校と提携しているのが特徴です。

「美容師養成コース」ではWスクールでじっくりと国家試験を目指すことができるようになっています。

美容師国家資格は年々難しくなっているともいわれています。最近では合格率が50%を下回る年もあるほどです。しかし、ほぼ100%の合格率を誇る専門学校と提携しているルネサンス高等学校ならば、国家試験に向けて万全の準備が整えられているといっても過言ではありません。

働きながら美容について学ぶこともできる

ルネサンス高等学校の「美容師養成コース」卒業生の体験談を読んでみると、高校在学中に美容院でアルバイトをしながら勉強を続け、見事、美容師試験に合格した生徒もいることがわかります。

通信制高校だからこそ、アルバイトと勉強の両立もできます。「できるだけ早く、美容業界で仕事をしたい」という人はもちろんのこと「学費を自分で稼ぎたい」という人でも、安心して勉強できるのではないでしょうか。

ネイルなどを学びたいなら「ビューティーコース」がおすすめ

美容といっても美容師国家資格を目指すのではなく、メイクやネイルなどを学びたいならば「ビューティーコース」がおすすめです。芸能人やセレブも通うトータルビューティーサロン「AFLOAT」が運営する美容専門学校とタイアップしているコースになります。

講師は全員、雑誌やテレビの撮影、ブライダル、ショー、ネイルサロンなどで活躍する現役のアーティストばかり。生徒が実習で撮影やショーなどの現場に連れて行ってもらえることもあります。実践的なスキル、業界のルールなどを在学中から身に付けることができるのは強みといえるでしょう。

在学中に国家資格を取れる第一学院高等学校

第一学院高等学校の美容コースでは、高校生のうちに美容師国家試験合格を目指せるようなカリキュラムが組まれています。筆記試験はもちろん実技試験の対策も万全なので心強い限りです。

キャンパスにはまるで美容院のような実習室があり、講師の指導のもとでしっかりとした技術を身につけられるようになっています。少人数制なのでわからないことは何度でも質問できるのもうれしいポイントです。

美容についての幅広いスキルが身につく!

美容師国家試験を目指すかたわら、メイク、ネイル、まつげエクステ、エステなどに関する知識とスキルを習得できるのも第一学院高等学校の特長です。国家資格ではあありませんが、ネイリスト技能検定、ジェルネイル技能検定、色彩検定、パーソナルカラー検定など、美容に関する各種資格取得のサポートもあります。

最近の美容室ではネイルなどのサービスを提供しているところも少なくありません。美容師資格の他にも、美容に関する資格をいろいろと持っていればいつか役立てることもできるでしょう。

就職対策も万全

第一学院高等学校は、長年にわたって美容業界とのコネクションを大事にしてきました。そのため、学校独自のルートで就職先を斡旋してくれることもあるそうです。卒業後は信頼できるサロンで働きたいと考えている人にもおすすめです。

もちろん、自分自身で就職先を探すにしても、高校在学中に美容に関する幅広い知識とスキルが身につけることができたというのは、必ずやアピールポイントとなるでしょう。「憧れのサロンで働きたい!」と希望を持っている人にもおすすめの第一高等学院なのです。

プロから学べるヒューマンキャンパス高等学校

ヒューマンキャンパス高等学校の美容コースはプロから学べることをウリにしています。

道具の使い方からメイクの方法まで、プロが一つ一つ教えてくれます。

また、ファッションショーや現役モデルのトークショーといったイベントがあるので、常に業界の最先端の流行や空気を感じることが可能です。

外資系コスメブランド「M・A・C」の特別セミナーなどもあるので、高いレベルの知識・スキルを身に着けたい方にはヒューマンキャンパス高等学校がおすすめです。

実際、卒業後に有名芸能人のメイク担当になった方もいます。

コースが充実している鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校は美容コースの種類が非常に豊富なのが特徴で、美容師はもちろん、メイク、エステティシャン、セラピストなどのコースがあります。

そのため既に働きたい業界が決まっている方はもちろん、漠然と美容業界で働きたいという思いはあるけど、具体的にどこで働きたいかは決まってない方にもおすすめです。

コースの種類が豊富ですので、在学期間中にじっくりと決めることができます。

好きを学びながら卒業できる中央高等学院

中央高等学院は現役のプロから美容のスキルを学び、卒業後にすぐ就職できるプログラムが用意されているのが特徴です。

美容業界で働く人はスキルだけでなく接客スキル、一般マナー、内面の魅力にも優れています。

中央高等学院ではそういった部分のスキルも個別のカリキュラムで磨くことができるので、卒業後に恥をかいたり苦労することなく就職できます。

取れる資格やコースの種類も豊富なので、まずは一度資料請求などをして確認してみると良いでしょう。

美容・メイクを学べる通信制高校のメリット

美容・メイクの勉強をしつつ高校卒業資格を得られる

通信制高校なら自宅学習とレポート提出を中心としつつ高等学校卒業資格を取得することが可能です。スポーツや芸能活動に打ち込みたい人や、不登校などの悩みを抱えている人など、さまざまなニーズに応える存在として脚光を浴びつつあります。

そんな通信制高校のなかには高校課程の学科の勉強だけではなく、専門知識を学べるようになっているところも少なくありません。アニメやゲームの制作、プログラミングなどとならび、美容を学べるコースも人気です。

20歳じゃなく18歳で美容資格を取れる

専門知識を学べる通信制高校の中でも、美容コースは高い人気を維持しています。美容師の国家資格に向けて学習できるというのは大きなメリットといえるでしょう。

美容師になるには全日制高校を卒業してから専門学校に通うという方法もあります。その場合、美容師資格を取得できるのは早くても20歳です。しかし、通信制高校ならば高校卒業時、つまり18歳で美容師資格を取るというのも夢ではありません。

美容についての資格を10代で取得するメリット

美容を学べる通信制高校最大の特長は「10代で美容師資格を取得できる」という点といっても過言ではないでしょう。美容師は若々しいセンスが有利になる仕事のひとつです。10代のうちからキャリアをスタートできればアドバンテージになるでしょう。

また、美容師の資格を一応取っておいて「やっぱり大学にも通ってみたい」という夢を叶えることも、通信制高校ならば十分に可能です。将来の就職活動の際にも「10代で美容師資格を取得」というのは、他の人にはないアピールポイントにもなるでしょう。

美容・ネイルコースのある通信制高校の学習形態は?

高校を卒業するための勉強もしながら、美容についても学ぶ……というと「忙しそう。ついていけるだろうか?」と、不安になる人もいるかもしれません。

しかし、次のように無理なく学習できるようにカリキュラムが組まれているので心配ないでしょう。

美容・ネイルの国家試験対策は3年次に集中している

通信制高校の美容コースでは、2年次までに高校卒業に必要なほぼすべての単位を取得することを目標にしています。

高校を卒業するには国語、数学、理科、社会などの74単位が必要です。1年間に37単位という計算になりますが、不可能な数字ではありません。ただし、定期的にレポートを提出するなどの計画性が問われるでしょう。

そして、国家試験対策の授業は3年次に集中して行うことになります。実技試験対策のため、登校する機会も増えるはずです。日本全国、各都道府県に美容を学べる通信制高校はありますが、通学しやすいところにしておくと良いでしょう。寮完備の通信制高校もおすすめです。

専門学校とのWスクール型の通信制高校もある

美容を学べる通信制高校の中には、同時に提携している美容専門学校に入学し、Wスクールをしなければいけない学校もあります。ここで注意したいのは、どのような専門学校と提携しているのかという点です。

美容系の専門学校の中には、メイクやファッションを中心に学び、美容師免許の取得を目的にしていないところもあります。資格にとくにこだわりはなく「美容の基礎を広く浅く学びたい」というのでもない限り、しっかりと資格取得に向けた勉強ができる専門学校と提携している通信制高校を選ぶようにしましょう。

美容・ネイルなどを学べる通信制高校まとめ

通信制高校では美容師資格やネイル、エステなど美容に関する幅広い知識と技術を習得することができます。

将来は美容業界として活躍したいと考えている人は、通信制高校がおすすめです。美容に関する勉強が在学中にできるのは通信制高校ならではです。

美容系のスキルを学べる通信制高校は多いので、入学前に気になる学校の資料請求をして、よく比較・検討することをおすすめします。

不登校から通信制高校へ行くのはあり?メリットとデメリットを解説

学習塾

不登校は誰でもなる可能性があります。筆者も過去に不登校になっていましたが通信制高校へ進学しました。

当記事ではそんな不登校から通信制高校へ行くのはありなのかを紹介しつつ、メリットとデメリットを紹介します。

不登校から通信制高校へ行くのはあり?

結論から言うとありです。

不登校になった原因は様々だと思います。いじめ、勉強が分からない、先生が嫌い、なんとなく学校に通うのが嫌だ、色々な原因で不登校になる方がいます。

不登校のままだと苦労する

ただ、不登校のままだと留年したり、最終学歴が中卒になってしまうので今後の就職・進学で不利になります。具体的には資格もほとんど取れませんし、大学への進学もできません。

これらは受験資格が「高卒以上」となっているからです。仕事も、中卒だときつくて給料の安いところが多いです。

通信制高校に行けば将来も安心

しかし通信制高校は通学もなければ授業も通信教育が中心なので、不登校の状態でも問題なく単位を取得できますし、卒業すれば全日制と同じ高校卒業資格を獲得できます。

同じような境遇の人がたくさんいるので先生もいじめに理解がありますし、勉強も個人に合わせて中学一年生レベルまでさかのぼって教えてくれたりします。

学校によっては進学コースとかもあるので、大学への進学も問題なくできます。

不登校から通信制高校に行くメリット

年に数回の登校でも卒業できるので不登校でも安心

通信制高校の最大のメリットが、この全日制高校と比べて圧倒的に登校日数が少ない点でしょう。

全日制高校であれば週5回も学校に通わなければいけず、学校に行くのが辛い方にとってはとてつもない負担となります。

しかし通信制高校は学校やコースによりますが年に数回、週に1回程度の登校でも卒業できるところも多いです。

これは授業を名前の通り通信教育で行うからこそできることです。このメリットだけで不登校から通信制高校に行く意味があると言えるでしょう。

留年の心配がない

不登校が原因で他の全日制高校に編入する場合、一学年下からのやり直しとなることは少なくありません。そして一学年下になじめなかった結果、再び不登校になってしまう人が多いのも事実です。

しかし、通信制高校は学年制でなく単位制なので、そもそも学年という概念がありません。つまり、留年の心配がないのです。

卒業は進学でなく単位の取得が条件になっています。また、不登校でも全日制高校に在籍していた期間や単位があれば加算されるので、無駄にならないのも見逃せません。

不登校でも高等学校卒業資格を取得できる

義務教育の小学校や中学校は不登校でも卒業できます。しかし、高校で不登校になるとそうはいきません。少なくとも年間133日出席しなければ進級できませんので、不登校のままでは高校中退せざるを得ません。

ただ前述した通り、通信制高校は卒業すれば高校卒業資格を取得できます。

就学支援金制度が使えるので学費がリーズナブル

不登校になった方の中には家庭に余裕がなかったり、学費を自分で工面しなくてはならず、アルバイトに明け暮れているうちに疲れから不登校になってしまった方もいるでしょう。

通信制高校のメリットが豊富なのはわかっているけど、学費が高いという印象がある人もいるかもしれません。

しかし令和2年4月より通信制高校でも就学支援金制度が使えるため、学費がほとんどかかりません。アルバイトを減らして勉強に集中することもできます。

たとえば、公立の通信制高校なら世帯年収が910万以下なら実質無料、サポートの充実している私立の通信制高校でも年間8万円ほどで済みます。さらに別途、都道府県が実施している支援金もあるので、ぜひ調べてみて下さい。

自分のペースで勉強できる

通信制高校の勉強は生徒の自主性に任されています。全日制のように毎日登校して授業を受ける必要もありませんし、時間割通りに行動しなくてもよいです。

朝起きるのが苦手なら夜から勉強をしてもいいですし、結果さえ出せばお菓子を食べたり音楽を聴きながら自分のペースで勉強しても問題ありません。

学校という環境が苦手だったり、合わない人であっても安心です。

不登校から通信制高校に行くデメリット

自主性が問われるのでサボりがちな人は注意

通信制高校での学習は自宅での自学自習が中心となります。そして先生やクラスメイトの目もないので、いくらでもサボれてしまうのです。

自主性に欠けていると勉強が進まず、単位も取れません。

自主的に勉強を続けていくのは簡単なことではありません。しかし、無事にやりとげて卒業できた時には大きな自信を得ることができるのは間違いないでしょう。

人と触れ合う機会が少ない

通信制高校の多くはクラス制度をとっていませんので、少ないところでは年に4日程度の登校で卒業できてしまいます。

毎日、級友と顔を合せる必要がないのはホッとする反面、将来を考えた時に友達ができにくいというデメリットがあります。

ただ高校時代は友達がいなくても大学にいったら友達ができた方は大量にいますし、通学コースを設けている通信制高校もあります。

そういった通信制高校は全日制よりも少人数のクラス制になっています。また、全日制と違って担任が1人1人の学習をサポートをしたり、心のケアにも気を配っているのが特徴です。

3年で卒業できないこともある

通信制高校では年度初めに登録した科目の単位を取得できなくても留年することはありません。

しかし前述した通り自主性が求められるため、サボってしまう人は単位を取り終えて卒業するまでに3年以上かかってしまうのです。

もし3年で卒業したいなら1年に約25単位は取得するよう、自分を管理しペースを保つ必要があります。

単位の取得自体は簡単なレポートを提出していくだけでできるようになっていますので、決して難しくはありませんがためてしまうと大変です。

毎日コツコツと勉強する習慣を身につけるようにしましょう。

不登校から通信制高校に行くメリット・デメリットまとめ

不登校になってしまった場合、登校を再開するべく頑張るのも、別の全日制高校に編入するのも間違いではありません。

しかし、それは肉体的・精神的な負荷がすごいので学校が嫌な方にとっては苦難の道です。場合によってはうつ病などになってしまう可能性もあります。

実は「学校に通うこと」=「勉強」ではありません。学校に通わなくても通信制高校のように勉強を続ける手段も、高卒資格を取得する手段もあります。

ただ一口に通信制高校といってもさまざまな学校があります。登校日は年に4日程度というところもあれば、週に2回以上登校する代わりに大学進学までサポートしてくれる学校もあります。

まずは気になる学校の資料を無料で一括請求してみることをおすすめします。

何をやっても不登校が解決しない方必見!理由や解決方法を紹介

不登校のキッカケ

何をやっても不登校が解決しない理由

誰でも直面する可能性がある不登校。不登校を引き起こすキッカケとしては大きく分けて「学校生活」「家庭生活」があります。それぞれどのようなものなのか見てみましょう。

学校生活にストレスがあるから

学校生活の中における不登校のキカッケというと、いじめが連想されがちです。しかし、最近いじめ以上に増えているのが「いじめというほどではないが、人間関係のストレスを感じて」というものです。SNSの流行により、いじめが教室の中では表面化しにくいせいもあるでしょう。

また、人間関係の他にも「授業についていけない」などの学業不振から不登校になる生徒もいます。全日制高校や定時制高校のように一斉授業を行っている場合、わからないところをひとつひとつ先生に聞くわけにもいきません。そのため、一度つまずいてしまうと、どんどん勉強が遅れてしまい、ますます学校に行く意欲をなくしがちです。

家庭生活に問題があるから

学校では問題なく過ごしていても、家庭生活のストレスから学校に行けなくなってしまう子どももいます。もちろん「親がリストラされて学費が捻出できなくなった」という例もありますが、親子関係をめぐる問題から不登校になるケースが多いことが特徴です。

高校生ともなれば思春期真っ盛り。親子の意見の食い違いも多くなる時期です。両親の離婚など「親を信用できない」と思うできごとをキッカケに不登校に陥る生徒も少なくありません。「どうして学校に行かないのか」と、子どもを責め立てることで、余計に親子関係が劣化して不登校の解決から遠ざかる……というような悪循環だけは避けたいところです。

無気力型の不登校になっているから

学校生活、家庭生活ともにこれといったキッカケもないのに不登校になってしまうこともあります。「学校に行く気力がない」いってみれば、ひどい無気力状態に陥っていることもあるのです。

最近、無気力による不登校が増えていますが、これはけっしてさぼっているわけではありません。本人も学校に行きたいのに、なぜかやる気が出ない状態なのです。

親が送迎をすればギリギリ学校に通えることもありますが、登校しても保健室に直行してしまって授業に出ないため、結局単位を取得できずに留年という例も数多くあります。キッカケを把握して対処することができないため、最も解決しにくい不登校ともいえるでしょう。

何をやっても解決しない不登校は、通信制高校で解決することが多い!

以上のように不登校になるにはさまざまなキッカケがあります。キッカケを把握して対処しても上手くいくとは限りませんし、そもそもキッカケがわかりにくい例も少なくありません。

その間も欠席日数は増え続け、勉強も遅れてしまいます。そんな時に最適なのが通信制高校への入学・転入です。

毎日登校しなくてもいいのが特徴

通信制高校は名前の通り通信教育で高校課程の勉強ができる学校です。つまり、毎日登校する必要がないので、そもそも不登校が問題になることもありません。

自分のペースで勉強できるのは、様々な理由で不登校になってしまった子どもにとって大きなメリットなのではないでしょうか。

不思議なもので通信制で週1、月1程度のペースで通学していると、不登校だったはずの子どもがそのままでも卒業できるのに「週2通学にコースに変更してほしい」「もう少し学校にいってみようと思う」となることが多いです。

まるで北風と太陽のように、強制的に週5通うとなると精神的に辛かった生徒が、週1でいいよ、登校しなくていいよとなると逆に登校したくなるのです。

不登校でも高等学校卒業資格を取得できる

通信制高校は全日制高校、定時制高校などと同等の高等学校の一形態です。したがって、同じ高等学校卒業資格を取得できるのはいうまでもありません。

高校課程の勉強をきちんとしておきたい人はもちろん「せめて高卒の学歴は欲しい」という人にもおすすめです。

前にいた学校の在籍期間や単位も引き継げるので、合わせて3年在籍すれば同級生と同じタイミングで卒業もできます。つまりたとえ不登校だったとしても在籍していた期間が無駄にならないのです。

何をやっても不登校が解決しない理由と対処法まとめ

何をやっても不登校が解決しない場合、いっそのこと環境を変えてしまうのがある意味確実です。

今は不登校のままでも通える通信制高校という選択肢がありますし、高卒資格を取得することもできます。

今は不登校でも将来的に解決し、子どもが大学への進学を考えた際、通信制高校なら安心です。逆に通信制高校に入らず不登校を続ければ、留年で高卒資格がなかったり、年に2回しかチャンスがない高認を取得しなくてはいけず、苦労することになります。

高認だと大学を中退した場合は最終学歴が中卒になることを考えれば、通信制高校は安心でしょう。学費も就学支援金制度の対象なので、それほど負担にはなりません。

通信制高校の中にはオープンキャンパスなどをしているところもあります。まずは気になる学校に複数の資料を請求をして、良さそうな学校があればどんな先生がいるのか確かめてみても良いかもしれません。

いじめが原因の不登校への対処法|無料の相談先なども紹介

いじめ

いじめが原因の不登校への対処法

文部科学省による「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると不登校の原因は多岐にわたっています。

同調査によれば、不登校の原因としていじめをあげた高校生は0.2%と極めて少数派です。しかし、いじめられた子どもは親にいじめられていると正直に打ち明けません。

しかも現在のいじめはSNSの発達などもあり、表面上では分かりにくいので、実際はかなり多くの子どもがいじめで苦しんでいると言われています。ではどのように対処するのが正解なのでしょうか。

子どもの味方でいてあげる

いじめが原因で不登校になった子どもはとても傷ついています。そしてそんな時に一番頼れるのは身近にいる親です。

とにかく味方でいてあげて下さい。味方といっても無意味に甘やかす必要はありません。あくまでも信頼できる親であるようにして下さい。

時間はかかるかもしれませんが、親が信頼できるか、絶対裏切らない味方でいてくれるかどうかは、いじめられた子どもにとって重要です。友達や同級生、先生に裏切られたと感じている子どもが多いからです。

いじめが原因の不登校だけど打ち明けてもらえていない場合

子どもは親が信頼できるのか、いじめのことを打ち明けてもいいのか常に見定めています。

打ち明けた時に味方になってくれない、余計なことをしていじめを悪化させるのではないかなんて思われてしまえば、絶対に相談をしてくれません。

傷ついた子どもが「この人は自分にとって味方だ」と判断すれば、やがていじめを打ち明けてくれるでしょう。

場合によっては学校を休ませる

いじめが原因で不登校になっているのに無理に学校に行かせてしまうと、うつ病になったり不良行為に走ってしまう可能性があります。

最悪、自殺に繋がり子どもと永遠に別れることになる可能性もありますので、「休んでも大丈夫だよ」と不登校を受け入れてあげるのも大切です。

いじめで不登校になった時点で子どもは傷つききっているので、一番身近な親という存在が受け入れてくれた事実は安心へと繋がります。

居場所を作ってあげる

いじめられている子どもは学校に居場所がありません。そしてそれが何より辛く感じています。

いじめられていたとしても別のクラスに仲の良い友だちがいる、部活はやりがいがあるなど別の居場所があれば、不登校にはならずに済むことも多いです。

しかしいじめられた子どもには居場所がないので、まずは家に居場所を用意してあげて下さい。例えば家事を手伝ってもらい、それができたら褒めるなどして自分の存在価値を理解させる、必要とされていることを実感させてあげて下さい。

もし学校が嫌なだけで外出などはできるようなら、フリースクールなど外部のコミュニティに参加して居場所を作ってあげても良いでしょう。

子どものやりたいことを尊重してあげる

いじめで不登校になっている場合、やりたいことを尊重してあげるのも大切です。それが勉強でもゲームでもです。

不登校になった分、同年代の子どもより自由な時間がたくさんあります。今は様々な可能性がありますので、例えば若い内からゲームをやればプロゲーマー、ストリーマー(配信者のこと。世界では月に5000万円稼ぐ人が多数おり、日本でも月に500万稼ぐレベルならざらにいます)、ゲーム会社などになる未来が開けます。

ここで培った経験が将来に思わぬ形で役立つ可能性は高いので、子どものやりたい事は犯罪でもない限り眉をひそめず、尊重してあげて下さい。

転校や通信教育での卒業を目指す

いじめの最も確実な解決方法は環境そのものを変えてしまうことです。

親御さんなら分かると思うのですが、転職をして周囲の人間関係や環境が変わったら、仕事に行く時の気持ちがガラッと変わった経験はありませんか?

それと同じで、子どもの不登校も環境が変わると驚くほどあっさり解決するパターンは多いです。転校したらいじめがなくなり、友達ができて学校に楽しく通えるようになった子どもはたくさんいます。

特におすすめなのが通信制高校の通信教育で、通学は週に1~2回、コースによっては年に数回で済むので子どもへの負担がなく、それでいて卒業すれば全日制と同じ高校卒業資格を得られます。

不登校になる前の出席日数や単位も引き継げ、令和2年より学費も就学援助制度の対象となっているので、お子さんがいじめが原因で不登校になっている場合は無料の支流請求で雰囲気だけでも確認してみて下さい。

いじめが原因の不登校のおすすめ相談先

24時間子供SOSダイヤルに相談する

「24時間子供SOSダイヤル」は、文部科学省による子ども本人と保護者専用の電話相談窓口です。もちろん、高校生でも利用できます。

365日24時間いつでも対応してもらえるので心強い限りです。

この「24時間子供SOSダイヤル」は現在ではいじめ以外のことも相談できますが、もともとは「いじめ相談ダイヤル」としてスタートしました。

「いじめについて誰かに話しを聞いて欲しい」という子どもはたくさんおり、相手も親身に相談に乗ってくれます。いじめに悩んでいるならぜひ一度利用してみてはいかがでしょうか。

電話番号:0120-0-78310

チャイルドライン

「チャイルドライン」は、認定NPOが運営している18歳までの子どもが利用できる電話相談窓口です。

年末年始を除く毎日16:00~21:00にボランティアスタッフが対応しています。

「電話で話すのはちょっと……」という人は、特定の曜日に開催されているチャットを利用するのもよいでしょう。

ただ電話もチャットも学校が終わってすぐの16:00~18:00は混雑していてつながりにくいこともありますので、つながらなかったら少し時間を置いてかけ直すようにしてみてください。

電話番号:0120-99-7777

よりそいチャット

自殺対策支援センターなどいくつかのNPO法人が共同で開設している「よりそいチャット」は、SNSを利用して気軽に利用できる相談窓口です。

マスコットの「生きづらびっと」を友だち登録することで、LINEで悩みを相談することができます。

行政機関や弁護士、医師との連携もあるので「いじめた相手を訴えたい」「心療内科を受診したい」という具体的な悩みにもアドバイスをしてもらえます。

URL:https://yorisoi-chat.jp/

各自治体のいじめホットラインがある

全国どこからでも利用できる相談窓口の他に、都道府県ごとに設置されている相談窓口もあります。たとえば、東京都ならば「いじめ相談ホットライン」を利用してもよいでしょう。

電話番号:03-5800-8288

こちらは有料になってしまいますが、24時間いつでも利用できます。いじめを受けている本人だけではなく友人、保護者、関係者などもOKなので、相談してみてはいかがでしょうか。

いじめが原因の不登校まとめ

いじめが原因の不登校は慎重に対応する必要があります。間違えれば子どもをより追い詰める結果となったり、最悪自殺などにも繋がってしまいかねません。

理想はいじめ問題が解決して今の学校にもう一度通えるようになることですが、ニュースなどで知っての通りそれは決して楽な道ではありません。

表面上は解決しても、今度はより陰湿ないじめが行われるリスクもあります。

そのため、場合によっては通信制高校に転入させるなどして、子どもの環境を変えてあげるのも手です。当たり前ですがいじめている対象がいなくなるのは、子どもにとってどんな言葉よりも大きいです。

通信制高校は週1程度の通学にも対応しているので学校にトラウマがある子どもでも負担が少なく、通ってみたら見違えるほど明るくなったというケースも多いです。

資料請求は完全無料ですので、いじめに悩んでいる方はまずは資料請求をして入学を検討してみて下さい。

不登校には7種類ある!それぞれの正しい対処法を紹介

不登校の種類

誰でも「学校に行きたくない」という時がありますが、そこから実際に不登校になってしまう子どもは多いです

不登校とは、病気や経済的な理由以外で年間30日以上欠席している状態のことです。当記事ではそんな不登校のタイプを7種類に分けて紹介しつつ、適切な対応方法も解説します。

不登校には大きく分けて7種類ある

  1. 学校生活の影響によるもの
  2. 情緒混乱型によるもの
  3. あそび・非行によるもの
  4. 無気力型によるもの
  5. 不安やストレスの神経症型によるもの
  6. 発達障害や学習障害によるもの
  7. 上記の混合型

不登校の種類はおおよそ上記の7種類に分類することができます。

これは文部科学省の不登校の実態調査でも使われている分類で、先生などが不登校の生徒指導する際の対処法の指標にもなります。

もちろん当てはまらない子どもの少数ながらいますので、参考程度にするのが良いと思います。以下にそれぞれ詳しく解説していきます。

学校生活の影響による不登校

これは学校でのいじめや学習不振、先生との相性が悪いといった学校生活の影響で登校ができなくなるパターンです。

いじめが解消されたり、クラスや担任が変わることで環境が変わると、別人のように登校できるケースが多いです。

一番手っ取り早いのは転校、通信制などへの転入ですが難しい人が多いでしょう。

長期化すると後述する「情緒混乱型」に発展する可能性も高く、親や担任がよく支えていく必要があります。

情緒混乱型による不登校

情緒混乱型は真面目な子、優しい子、がんばり屋な子に多い不登校のパターンです。

不登校になる前は模範的な生活を送り、勉強もスポーツも頑張っていることが多いです。親の期待にも応えようとしてくれます。

しかしその反動で気分の落ち込みや混乱が強く、真面目な分学校にいけない自分への自己嫌悪や罪悪感も強いです。

前述したいじめによる不登校からここに繋がるケースもあり、回復するのがなかなか難しい不登校のパターンとなっています。

解決方法

無理をさせても状況が悪化しますし、かといって噛むのをやめれば見捨てられたと思ってますます症状が悪化することもあり厄介です。

これまでの頑張りを認め自己肯定感をあげつつ、子どもの意思を尊重して今後の目標や進め方を考えていくと良いでしょう。

あそび・非行型による不登校

中高生になった子どもに多く見られる不登校で、文字通り遊んだり非行グループに入った結果、不登校になるパターンです。

無断欠席や遅刻、総体を繰り返した末に学校に行かなくなるのが特徴で、上記の不登校と違い見守るのでなく叱責が必要になります。

長期化すると非行グループからより悪質な犯罪・反社会的なグループに足を踏み入れてしまうケースもあり、犯罪に関わってしまうこともあります。

しかし年代的に非行グループの影響を受けやすく、親や先生だけでは抜け出させるのは難しいです。

解決方法

遊びたいから学校をサボるだけなら親が叱責をする、先生から怒ってもらうなどすることで解決する可能性があります。

しかし非行グループに入ってしまうと親の力だけで対応するのは非常に困難です。

学校やできればその他の関係機関、警察等の力を借りなければ回復できないこともあります。

無気力による不登校

前述した情緒混乱型と違い、不登校への罪悪感がなく、学校に行く前の体調不良などもないのが特徴な不登校です。

文部科学省の調査によれば、非行から不登校になる生徒が減っている一方で、増加傾向があるのが無気力なのだそうです。

注意を受ければ登校するものの、先生やクラスメイトの些細な一言からやる気を消失してしまうことも多々あります。

そして登校と欠席を繰り返しているうちに年間の欠席日数が30日を越えてしまい、不登校や高校だと留年になってしまうことが多いです。

解決方法

やる気を喪失させている原因の特定が難しく、解決までに長い時間を要してしまうパターンが多いです。

特に進行期(悪化する段階)になると生活リズムが乱れ、より学校に行かなくなってしまいます。家族との会話も減り、学校のことを話すと途端に不機嫌になる子どももいます。

長期化しやすいので見捨てたくなる親もいます。ただ、家族が根気よく支え相談に乗ってあげたり、先生やカウンセラーの助けを借りることで回復することもあります。

解決すると自分から登校するようになったり、勉強をするようになるのも特徴です。

不安やストレスによる神経型の不登校

登校する時間になると頭痛、吐き気などの体調不良が出たり、漠然とした不安感から学校に行きたくなく、不登校になるパターンです。

神経症や学校生活の影響が隠れている場合もあれば、家庭の問題がある場合もあり原因が非常に幅広いのが特徴です。主な原因は以下の通りです。

  1. 母子分離による不安
    親子が離れることに強い不安を感じるパターンで、子ども以上に親側が子供と離れることに不安を感じていて、それが子どもに伝播しているケースが多いです。
  2. 甘やかされによる不安
    幼い頃から甘やかされた子どもに多いパターンです。我慢や自分の意思を伝えることができず、クラスに馴染めないで不登校に繋がります。
  3. 漠然とした不安
    漠然とした不安から心身の不調となるパターンです。子どもも親も原因が分からないため思うように解決できず長期化しやすいです。
  4. 生活基盤による不安
    両親が不仲、家庭環境が急激に変化して不安を感じるパターンです。できるだけ家庭環境を安定させル、もしくは早めに関係機関に相談しなければ深刻化しやすいです。

上記以外に精神病の初期症状であったり、自傷行為などが伴う場合もあるようです。

解決方法

不安でストレスを感じた結果から体調不良が出ていることが多いので、まずは子どもと話し合ったりして不安感を和らげてあげることが大切です。

母子分離や甘やかされからきている症状の場合、自分の中の葛藤を上手く処理できていなかったり、自我の確率が不十分であるケースがあります。先生や専門機関に粗相談の上、少しづつ距離を置いて自立を促したりすると良いでしょう。

また、精神疾病の初期症状である可能性もあるので、疑わしい場合は早めに信頼できる医療機関へ受診すると良いでしょう。

本人が外出を拒否する場合は親だけでも医療機関や専門機関に相談したほうが良いです。

発達障害・学習障害による不登校

発達障害や学習障害も不登校の大きな原因のひとつです。クラスメイトと上手くコミュニケーションが取れなかたり、極端に苦手な教科があるため学校に抵抗感を覚えることが多いです。

また、注意欠如多動性障害(ADHD)が関係しているパターンも多いです。アスペルガー症候群の場合、学力が高いことも多く難関校に進学する子どももいます。

しかし、こだわりが強かったりコミュニケーションが独特だったりするために集団生活になじめないことが多いです。

解決方法

子ども自身が悩んでいることが多いので、まずは「一緒に解決していこう」と歩み寄るのが大切です。

無理に登校させると悪化することがあるので登校を強制したり、他の人はできるのにと比較することは避けましょう。

家にいる間は家事を手伝わせるなど、自信をつけてあげる事が大切です。得意な学習、一面などがあるようでしたら褒めて積極的に伸ばしてあげると良いでしょう。

また、大人数の教室などに抵抗感を覚えていることもあるので、その場合は保健室や別室での登校などができないか、学校に確認してみることをおすすめします。

補足:不登校の場合は通信制の学校に通わせるのも手

不登校を解決するには、さまざまなアプローチがありますがいずれも絶対に成功する保障はありません。子どもによって症状も解決方法も様々だからです。

それならいっそのこと、不登校のままでも高等学校卒業資格などを取得できる通信制の学校に通うのも手です。全日制と資格に一切の差はないので、大学にも問題なく進学できます。

不登校から無理をさせたばっかりに、高校卒業後に数年間も引きこもりになってしまい、人生を棒に振ってしまう例も少なくありません。未来ある進路を切り開く場合は通信制高校という道もおすすめです。

通信制高校の特徴・メリット

登校日が週1~年に数回しかない

通信制高校の最大のメリットは登校日(スクーリング)がコースに応じて週に1回、場合によっては年に数回で済む点でしょう。

不登校になった学生の多くが通信制高校を目指すのは、この登校日数が少なくて済むメリットが絶大だからです。

不登校の理由は様々ですが、その多くが登校に関係しています。しかし通信制高校なら自宅学習で高校卒業資格を得られますので、不登校でも将来への影響を最小限にすることができます。

もちろん、途中で通学回数を増やしたい、となった場合はスクーリング日数を増やすことが可能です。

授業じゃなくレポート提出で単位が取得できる

通信制高校では自宅学習を中心として、高校課程の学科74単位を取得することで高等学校卒業資格を取得できるようになっています。

1科目につき年に5~6回のレポートを提出しれ単位を取得するシステムです。

通信制高校も全日制高校同様に3年で卒業することができます。3年で卒業したいならば、1年に25単位は取得しなければいけない計算です。少なくとも毎週1本はレポートが提出できるように、コツコツ勉強を続けるようにしましょう。

自宅学習が不安ならサポート校がおすすめ

自学自主を中心とする通信制高校なだけに「1人で勉強を続けられるか心配」という人もいるでしょう。もし、不安に思うならサポート校を利用するという方法もあります。

サポート校とは通信制高校の補習塾のようなものです。毎日登校できて、マンツーマン指導を受けられるようになっている学校もあります。学費は通信制高校、サポート校と二重にかかってしまいますが、全日制高校と進学塾に通うよりはリーズナブルです。

いつでも入学・編入ができる

ほとんどの通信制高校は随時入学を受け付けています。通信制高校にも簡単な筆記テストと面接による入学試験はありますが難易度は高くありません。

落とすためでなく現状を把握し、受け入れるためのテストともいわれているので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

また、転入前に全日制高校に出席した日があるなら、無駄にならずカウントされます。

もし同級生と同じタイミングで卒業したいと子どもが考えているのなら、早めに通信制高校に編入するのも賢い方法といえるでしょう。

専門分野も勉強できる

通信制高校は高校課程の他に、さまざまな専門分野の勉強もできることも特徴のひとつです。たとえば、ヒューマンキャンパス専門学校では美容、ITなど40分野以上を学ぶことができ、100以上の職種を目指すことができます。

無気力に苛まれている人でも、美容師、ネイリスト、漫画家、声優など具体的な目標を持つことで、やる気を取り戻せることもあるでしょう。美容師、調理師などの国家資格取得のためのコースもあります。高等学校卒業資格と国家資格の同時取得を目標にできるのも通信制高校ならではといえます。

不登校の種類まとめ

不登校の原因にはさまざまなものがあります。精神的な部分が原因なら親が寄り添ったり、専門機関に頼るのが大切ですし、神経症や発達障害によって引き起こされているなら医療機関に相談することも大事です。

もちろん学校の先生に相談するのも手ですが、最近の高校生の人間関係はSNSの台頭などにより非常に複雑化しています。先生やスクールカウンセラーの手に負えない事例も少なくありませんし、無気力による不登校だとこれという解決方法がなく長期化しやすいです。

どんな種類の不登校でも、いっそ不登校のまま進める道に切り替えるのは一つの手でしょう。高等学校卒業資格さえ取得すれば大学に進学することは可能です。

そのための第一歩として、まずは通信制高校の資料請求をしてみてはいかがでしょうか。資料請求は完全無料ですので、いくつかの学校のを取り寄せてみて比較検討することをおすすめします。

不登校になる原因は家庭だけじゃない!パターン別の正しい対処法を紹介

夫婦喧嘩

不登校の原因をスクールカウンセラーや先生に相談すると、よく言われるのが「家庭のせい」「親の育て方に問題がある」というものです。

しかし、実際はいじめや学業不振などの学校生活が原因で不登校になる人も多いです。当記事ではそれらについて、対処法も含めて解説していきます。

不登校になる原因は家庭だけじゃない!

家庭が原因の不登校はごく一部

文部科学省による平成28年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によれば、不登校の原因が「家庭生活に起因」しているという高校生は14.9%にものぼります。

具体的には次のような原因があるといわれています。

  1. 家庭の生活環境の急激な変化
  2. 親子関係をめぐる問題
  3. 家庭内不和

例えばリストラ、離婚などによって家庭生活が急激に変化したことをきっかけに不登校になる子どもも少なくありません。

また、親子関係に問題はなくても同居中の祖父母とのトラブルなどの家庭内不和もまた、子どもに大きなストレスを与えます。

子どもは家の中でしわ寄せを最も受けやすい存在です。家庭が子どもにとって安らげる場所ではなくなってしまうと、学校や勉強どころではないという状況になってしまいます。

しかし、家庭の問題で不登校になるのは一部に過ぎません。ベテランの先生やカウンセラーがよくよく不登校の生徒に話を聞くと、もっとも多いのはいじめです。

一番多いのは家庭でなくいじめや学校生活が原因の不登校

多くの生徒は「いじめられたから」「学校に行っても1人だから」「先生に嫌われてて怒られるから」「先生が信用できない」といった原因で不登校になります。

(※家庭の問題で不登校になる子どもももちろんいます)

しかし、スクールカウンセラーや先生に相談すると、「家庭のせい」「親の愛情が足りない」「育て方が悪い」と言われるので、真面目な親御さんほど真に受けて悩んでしまいます。

ネットを調べても「子どもに無理をさせてはいけない」「心のエネルギーが貯まるまで待って下さい」「子どもが欲するものを与えましょう」といった対処法が出てくるので、その通りにしてしまう親御さんも多いです。

それで不登校が解決する子どももいますが、それはあくまでも子どもが「親がこんなに私のために動いてくれるなら、もう少しだけ頑張ってみよう」と考えていることが多いです。

しかし結局、原因である学校の問題は一切解決していないので、子どもの精神に限界が来ればまた不登校になってしまいますし、場合によっては不登校が悪化するリスクもあります。

記事を読んでる子ども向け:家庭生活に問題があるなら避難所を活用して下さい

以下の内容はこの記事を読んでいる子ども向けです。

もしあなたの家庭で日常的に暴力被害を受けている、あるいは暴言や食事を与えられないなどの行為がある場合、それは虐待になる可能性が高いです。

一刻も早く自立援助ホームを活用することをおすすめします。自立援助ホームとは、15歳から20歳までの何らかの理由で家庭にいられなくなった青少年に暮らしの場を与える施設です。

自立援助ホームは全国各地にあり、それぞれ10人以下の少人数で共同生活を営んでいます。近くの自立援助ホームについては全国自立援助ホーム競技会サイトの一覧表から探してみてください。

また、国が用意している児童相談所虐待対応ダイヤル「189」もおすすめです。

189に電話をかけるだけでお近くの相談所に繋がります。完全匿名で使えますし通話料もかからないので、明らかに家庭に問題がある、虐待を受けている場合は活用して下さい。

家庭生活が原因で不登校になった場合の対処法

家庭生活が原因と思われた不登校であっても、よくよく子どもに聞いてみるといじめや学校が原因だったというケースは多いのですが、本当に家庭が原因というケースもありますので、以下にその対処法を紹介していきます。

子どものストレスを解消させる

不登校の原因が家庭環境の変化や親が原因の場合、子どもはかなりのストレスを受けています。

また、親自身がストレスが貯まっていると、無意識にイライラしたり態度や言動に出てしまい、それが子どもにとっての負担になってしまいます。優しい子どもほど顕著です。

そのため、まずは子どもが感じているストレスを解消させてあげましょう。

子どものストレスを解消させるには親自身のストレスの解消も大切

とはいえ、親に余裕がないのに子どもに余裕のある接し方をできるはずがありません。

まずは親自身のストレスを解消させましょう。誰かに相談をする、ネットで愚痴を言う、1日10分でもいいから一人の時間を持つなど、親のストレスを解消して心に余裕を持って下さい。

そうすれば子どもに愛情を注いだり、余裕のある接し方ができるので、子どものストレスを減らすこともできます。

専門機関を頼る

自治体やNPO法人によるフリースクール、児童相談センター、ひきこもり地域センターなどの施設は、不登校の生徒を支援してくれます。

専門機関はこれまで数多くの不登校の子どもの相談に乗って解決してきた実績とノウハウがあるので、その家庭個別の事情から最適な解決方法を紹介してくれるかもしれません。

主な問い合わせ先は以下の通りです。家庭が原因で不登校になった場合は積極的に誰かを頼りましょう。

  1. 児童相談センター、児童相談所:(電話番号は各地方自治体による。東京は「03-5937-2330」)
  2. 教育センター(電話番号は各自治体による)
  3. ひきこもり地域支援センター(電話番号は各自治体による)
  4. 発達障害者支援センター(電話番号は各自治体による)

親自身の人生も考える

実は子供との距離が近すぎても不登校になる場合があります。

不登校になると親だけでなく子ども自身も悩み苦しんでいます。親が近くで支えるのはもちろん重要ですが、それが過度だと子どもが罪悪感を抱いたり、負担となってしまうことがあります。

例えば親に本当は怒って欲しい、尻を叩いて前に進ませてほしいと思っているけどそれを言えず、ひたすら甘やかしてくる親に八つ当たりをしたり、怒って欲しいからこそ酷い対応をする子どもいます。

子どもはやがて親元を離れるものですし、親自身の人生もあります。適度に子どもから距離を置いて自分自身の時間を作るというのは大切です。子どものそれを見て安心するケースもあります。

もちろん全ての家庭にそれが当てはまるわけでなく、幼少期のコミュニケーションが不足していると愛情を注ぐことで「私は親に愛されていたんだ」と、子どもが気づいて上手くいくことも多いです。

また、子どもが自傷行為をしている場合なども逆効果になる可能性があります。そのため、判断が難しい場合は前述した専門機関を頼ることをおすすめします。

通信制高校を活用する

不登校の悩みは親と子のどちらかが「どうにか登校を再開したい、させたい」と考えている限り解決しません。

しかし、無理に登校しても高校は卒業したものの、無理がたたってうつ病になり進学も就職もせず引きこもりになってしまう子どもは大勢います。

特に不登校の原因に家庭だけじゃなく学校も関わっている場合は、いっそ通信制高校に編入するなど環境を変えるのが一番です。

大人が転職をすれば一気にストレスがなくなる人が多いように、子どもも学校を変えることで一気に不登校が改善するケースは多いです。

不登校の生徒が通信制高校を利用するメリット

カウンセラー常駐などケアが手厚い

通信制高校には学校生活、家庭生活などのさまざまな問題を抱えている生徒も少なくありません。

そのため、多くの学校でカウンセラーを配置するなどして心のケアにも十分配慮しています。

全日制高校は先生の隠匿などもあっていじめなどの学校生活の問題ですら相談しにくく、まして家庭生活のこととなると「先生に話すわけにもいかない」と、ためらってしまうでしょう。

しかし、通信制高校にはいろいろな事情を抱えている生徒が多いので先生方も対応に慣れていますので非常におすすめです。

勉強を一から教えてもらえる

通信制高校は基本的に少人数・マンツーマン制で指導をしていますので、全日制と違い勉強のできない生徒は置いていかれてどんどん先に進んでいくという事がないです。

もし数学が中学一年生レベルで詰まっていればそこから教えてもらえますし、勉強の難易度自体が全日制と比べて優しいです。

もちろん進学コースなどを選べば全日制以上の勉強もできます。

高校卒業資格も全日制より得やすい

卒業するには最低でも74科目の単位を取得する必要があります。しかし全日制と違い毎日通学する必要がなく、単位も授業でなく1科目あたり年に5~6回のレポート提出で良いので簡単です。

また、レポートといっても穴埋め形式になっているので、サボってしまい貯めない限りは特に苦労することはないでしょう。

学費が安い

通信制高校の大きなメリットは、学費が安いという点です。家庭の経済状況が悪化して全日制高校に通えなくなった生徒でも、就学支援金制度などを併用することで実質無料になることもあります。

詳しくは下記の記事や文部科学省サイト「高校生等への就学支援」を参照してみてください。

ただ通信制高校の補習を行うサポート校も併用すると、公立の通信制高校以上に学費がかかってしまうこともあります。

通信制高校の学費が高いというイメージはここからきていますが、実際はそれほど学費はかかりません。

まとめ|不登校になる原因は家庭だけじゃない

不登校には様々な原因があります。相談をすると「家庭環境が悪い」「親のせい」と言われる事が多いですが、実際に子どもによくよく意見を聞いてみるといじめなどが原因…というケースもたくさんあります。

もちろん家庭が原因の不登校もありますので、まずは決めつけず話し合ったり、繰り返しになりますが専門機関へ相談をしてみて下さい。

また、不登校のままだと最終学歴は中卒になり進学にも不利といわざるを得ません。そんな時は不登校でも高卒資格を取得できる通信制高校への転入をおすすめします。

不登校前の通学日数や単位を引き継げますので、上手くいけば同級生と同じタイミングで卒業することもできます。

資料請求や相談は無料ですので、まずは複数の学校から自分にピッタリの通信制高校を見つけることから始めましょう。

不登校経験者のその後と不登校から高校卒業する方法を紹介

卒業証書

小学校や中学校は義務教育なので不登校でも卒業することはできます。しかし、高校ともなるとそうはいきません。

高校で不登校になった場合、高校中退せざると得ませんがそうなると人生でさまざまな困難が起きます。それらについて解説します。

不登校経験者のその後とは

大学進学に進学できず困る

高校を中退してしまったとしても「大学に進学すれば、最終学歴は大卒になるから問題ない」と、考えている人もいるかもしれません。

しかし実は高校中退のままでは大学を受験する資格すらないことはご存知でしたか?

大学はもちろん多くの専門学校が受験資格を高等学校卒業・卒業見込みとしていますので、不登校から高校中退してしまった場合、受験にチャレンジすることすらできないのです。

就職ができず苦労する

不登校によって高校を中退してしまうと最終学歴は中卒のままです。人間の価値は学歴だけで評価されるべきではありませんが、実際のところ社会は学歴で評価されやすく、中卒だと就職は難しいといわざるをえません。

正社員はもちろんのこと、アルバイトやパートでも中卒求人というのは数えるほどしかないものです。しかも給料が安かったり、仕事がきつかったりします。

運良く求人を見つけて採用試験にのぞむことができたとしても「なぜ、高校中退したのか?」というのは必ず聞かれるしょう。

その時「不登校だったので」という答えが果たしてプラスになるでしょうか?高校中退の中でも不登校は病気・経済的な理由以上に偏見を抱かれ、採用で不利になりやすいリスクがあるのも事実です。

コンプレックスが自分自身を傷つけ続ける

不登校から高校中退に至るまでにはいじめ、人間関係の悩みなどさまざまな悩みがあったことでしょう。

不登校の原因は不登校になった本人ではなく、まわりの生徒というケースが大半です。

しかし、不登校になった時に損をするのも苦労するのも自分ですし、自分を責めてしまう人は少なくありません。

「まわりと上手くやっていけなかった」「勉強をやめてしまった」「学歴は中卒」というコンプレックスで苦しみ続けます。

不登校経験者が高校を卒業する方法

不登校のままでは、何も勉強しない時間が長引いていくばかりです。毎日、何もしないでいては、ますます自分に自信を持てなくなってしまうでしょう。

新しい一歩を踏み出すにはどうすればよいのでしょうか。

別の全日制高校に編入する

ひとつの学校で上手くいかなかったからといってあきらめることはありません。別の全日制高校に編入すればクラスメイトにも恵まれ、楽しく過ごせる可能性もあります。

実際、不登校だったけど他の高校に転入し、環境や人間関係が変化したら人が変わったように明るくなり、楽しく学校に通うようになったという人は多いです。

しかし全日制高校の場合、タイミングによってはひとつ下の学年に編入しなければいけない、編入先でもまた人間関係やいじめに悩んで不登校になるリスクもゼロではありません。

定時制高校に編入する

全日制高校が夜間に開いていることの多い、定時制高校に編入して卒業するのも一つの手です。

定時制高校は幅広い年齢の生徒がいるので、いじめや人間関係の問題は少ない傾向にあります。

ただ定時制高校は夜間に授業が行われるので昼夜が逆転しやすい、授業の難易度が低いので大学受験を目指すなら別途、学習をする必要があるというデメリットがあります。

それでも個人的には全日制高校よりはリスクが少ないのでおすすめです。

通信制高校に編入する

全日制高校に編入する、定時制高校に編入するのはそれぞれデメリットがあります。そこでおすすめしたいのが通信制高校という選択肢です。

通信制高校はいつでも編入できますし、学年制でなく単位制なので一個下の学年からやり直すというようなこともありません。

また、学習も授業でなく自宅での通信学習ですので、自分のペースで学習を進めて必修とされている学科74単位を取得すれば、高卒資格を取得できます。

とはいえ、通信制高校は登校日がゼロというわけではありません。日本の決まりで高卒資格を取得するにはホームルームなどの特別活動で30時間分の単位取得しなくてはいけないからです。

そのため、週に1~2日程度~年に数日程度の登校日を設けている通信制高校が多いです。この辺りはコースや学校によって異なるので、事前に資料請求をして確認すると良いでしょう。

不登校経験者へのサポートが手厚い通信制高校を紹介

不登校に理解のある先生が多数の中央高等学院

「いじめを相談したのに、きちんと対応してもらえなかった」というような先生への不信感から不登校になった人もいるかもしれません。中央高等学院は講師陣のクオリティにこだわる通信制高校です。全先生が常勤で、勉強のことはもちろん生徒が抱えるさまざまな悩みに対応しています。

中央高等学院のサイトには先生紹介のコーナーがあり「こんな高校生でした!」「先生になった理由・きっかけ」「学校探しをしているあなたへのメッセージ」などをブログ感覚で読めるようになっています。今度こそ、気が合いそうな先生を見つけることもできるのではないでしょうか。

将来に役立つ専門分野を学べるヒューマンキャンパス高等学校

「学校の勉強に興味が持てない」という理由から不登校になる人もいます。そんな生徒の受け入れに積極的なのがヒューマンキャンパス高等学校です。ここで学べるのは国語・数学・理科・社会などだけではありません。

ヒューマンキャンパス高等学校は専門教育期間との連携によって、デザイン、メイク、ファッション、ゲーム、スポーツなどの分野の専門的な勉強もできるようになっています。資格取得へのサポートもあり、将来の目標や夢を見つけて頑張っている元・不登校の生徒も少なくありません。

登校日が最低限で済むルネサンス高等学校

不登校を経験した人の中には「なるべく学校に足を運びたくない」と、考えている人も少なくないでしょう。そんな人におすすめなのが、ルネサンス高等学校です。

ルネサンス高等学校ならば、年に4日だけ登校すれば高卒資格を取得することも可能です。インターネット学習がメインで、スマホ、タブレット、PCなどでスキマ時間に勉強することも可能。アルバイトなどと両立することもできそうです。

不登校経験者のその後まとめ

不登校で中卒になってしまうと、その後の人生は厳しいものとなります。大学進学もできませんし、就職先もほとんどありません。

そのため、高卒資格したいけど学校は嫌だという人におすすめなのが通信制高校です。毎日登校する必要がなく、生徒の多くが不登校経験者なので不登校だからといって入学で不利になるということもないです。

また、多くの通信制高校はカウンセラーが常駐しているなど、不登校経験者へのケアに力を入れています。通信制高校の卒業だからといって全日制高校より不利になることは一切ないので、まずは無料の資料請求をしてみることをおすすめします。

高校中退だと「中卒」が最終学歴に|楽に高卒資格を得る方法の紹介

後悔

高校中退をすると最終学歴は中卒になってしまいます。たとえ3年生に進学し、卒業の前月まで在籍していたとしても問答無用で「中卒」です。

「たとえ中退でも高校に在籍していたことは評価されるはず」と考える人もいるかもしれません。しかし現実は厳しいです。今回はそんな中卒の現実と、高卒資格を得る方法を紹介します。

高校中退だと「中卒」が最終学歴になる

高校中退したのが高1の1学期でも高3の3学期でも同じく中卒です。もちろん履歴書に「高校中退」と書くことはできます。しかし、履歴書で大事なのは最終学歴という点に注意しましょう。

就職活動の際にも「高校中退」が学歴として評価されることはありません。あと一歩で卒業だったとしても、高卒求人に応募することはできませんし、世間では中卒とみなされます。中卒求人にしか応募できません。

中卒だと社会で不利になることが多い

人間の価値は学歴ではありません。たとえ、中卒でも立派な人はたくさんいます。しかし、残念ながら社会の中に学歴差別があることも事実です。

たとえば中卒では雇ってもらえる職種にどうしても偏りがあります。厳しい肉体労働なのに低賃金、いつ機械に取って代わられるか分からない安定しない仕事が多いです。

また、中卒では正社員になるのも難しく、中卒の前に立ちはだかる社会の壁はどうしても高いのです。

中卒と高卒には歴然とした差がある

「大卒者とくらべれば中卒も高卒も大差ないのでは?」と、考える人もいるかもしれませんがそれは間違いです。

たとえば就職内定率を見ても、現在では大卒よりも高卒の方が良いぐらいで、ほぼ100%近くをマークしています。

一方、中卒の就職内定率は60%以下です。ほぼ半数が中学卒業後の進路が決まっていないといっても過言ではありません。

スタートで出遅れてしまうわけですから、当然、中卒の生涯賃金は高卒以上と比較して著しく低くなっています。データでは生涯賃金に3000万円もの差があるとも言われています。

高校中退から高卒資格を取る方法

高校中退のまま学歴不問の世界で成功を収める人もいます。しかし、それはやはりレアケースといわざるをえません。

高校中退から人生を立て直すにはどうすればよいのでしょうか。

別の全日制高校へ編入する

高校中退でも別の全日制高校に編入して、卒業するという手もあります。しかし中退をした方の中には「学校はもうこりごり」という人もいるでしょう。

「毎日登校するのは嫌だ」という人もいるかもしれません。

もちろん、別の全日制高校に編入して「今度は毎日楽しく過ごすことができた!」という人もたくさんいます。

一方、やはりひとつの教室で同じぐらいの年頃の生徒が毎日一緒に過ごしていれば、どんな学校でも何かしらの問題が起きるものです。

いじめなどが原因で中退した場合、「また、嫌な目にあったらどうしよう」と不安に思っている人も多いはずです。

全日制高校に編入すれば卒業で高卒資格を取ることはできますが、このようにリスクは大きいと言えるでしょう。毎日通学しなくてはいけないので楽な道でもありません。

定時制高校に編入する

これも一つの手です。定時制高校は夜間に授業を行うので朝起きるのが苦手でも通いやすいです。

また、様々な年齢層の人がいるので、全日制よりもいじめは起こりにくい傾向にあります。

ただ毎日通学する必要があるのは変わりがなく、授業も大変なのでやはり楽な道とは言えません。

高認から一気に大卒を目指すのも手

高校を卒業しなくても「高卒と同程度の学力がある」ということを証明する高卒認定試験(高認)というテストの合格を目指すのも手です。

この試験にパスすれば大学や専門学校の入学試験を受けることが可能です。

しかし、高認には思わぬ落とし穴があります。それは大学や専門学校の入学試験に落ちてしまったら、学歴は中卒のままというものです。

高認は学力レベルをチェックするテストに過ぎず、高卒資格とは別物である点に注意しましょう。

通信制高校に編入する

もし学校生活が嫌で高校中退したなら、全日制高校に編入してもまた苦しむ可能性が高いです。

「学校には通いたくないけど勉強は続けたい」「中卒は困るのでなるべく楽に高卒資格がほしい」という場合、通信制高校を利用するのが最適です。

通信制高校は全日制高校と違い学校に通う必要がなく、自宅で通信学習を受けるだけで高校卒業資格を得ることができます。

楽に高卒資格を得たいなら通信制高校は間違いなく最適です。

高校中退でも楽に高卒資格が取れる通信制高校を解説

単位制なので中退でも入りやすい

通信制高校と全日制高校や定時制高校との一番の違いは、学年制ではなく単位制であるという点でしょう。

全日制高校は学年制なので、中退すると下級生のクラスに編入されるので気まずいです。

しかし通信制は学年という概念がないので、同期には年下もいれば80代の人もいます。また、決められた単位を取得できなければ留年ということもありません。

自分のペースで高校卒業に必要な74単位を取得すれば、誰でも卒業することができます。

授業はレポート提出がメイン

通信制高校ではその名の通り通信教育で高校課程の勉強ができるようになっています。通学が少ない代わりにレポートの提出で単位を取得していくことになります。

レポートといっても難しいものではありません。自宅なのでネットで調べながら書けますし、穴埋め式のレポートを用意している学校もあります。高校中退でも問題なく卒業できるでしょう。

かつての通信制高校はレポート提出を郵送で行っており、切手代がかかる、手間がかかるなどのデメリットもありました。

しかし最近は多くの通信制高校がネット経由でレポートを提出しており、先生からの回答もネット経由ですぐに届くので忘れないうちに復習することもできるでしょう。

週に数回~年に数回の登校日がある

通信制高校は365日すべて自宅学習をするワケではありません。コースに応じて週に数回~年に数回の登校日(スクーリング)があります。

これは国の決まりが関係しています。ただ週5日必ず通学しなくてはいけない全日制高校と比べれば、年に数回の通学はかなり楽と言えるでしょう。

また、小学校も中学校もひとつの教室にたくさんの生徒が集まって一斉に授業を受けるというスタイルなので、通信制高校の自宅学習ができるか不安という方もいるでしょう。

しそのような場合はスクーリングの日数を増やすこともできるので、手厚いサポートが必要な人は登校日の多いコース、学校を選択するのも良いでしょう。

登校日は宿泊形式という通信制高校もなら登校は0に近い

「通信制高校なのに登校日があるのか……」と、ガッカリした人もいるかもしれません。これは国の決まりで高校卒業には、最低でもホームルームなどの特別活動を30単位履修しなくてはいけないためです。

どうしてもある程度は登校する必要があるのです。もし週に1~2回の登校も負担に感じる場合、年に1回、宿泊形式で特別活動の単位を取得できる通信制高校を選択しましょう。

ホテルに宿泊したり、リゾート地での自然体験を通学日数に充てることができるので、利用してみてはいかがでしょうか。

高校中退から比較的楽に高卒資格を取れる通信制高校3選

2018年4月現在、通信制高校は全国に253校あります。2000年にはわずか44校だったので、ここ数年で急増したのは間違いありません。そんな通信制高校の人気ランキングなどでも上位にランクインすることが多い、話題の通信制高校をいくつか紹介しましょう。

専門分野に強いヒューマンキャンパス高等学校

通信制高校は高校課程の勉強だけではなく、より専門的な勉強ができるのも特徴のひとつです。なかでもヒューマンキャンパス高等学校は「学べる分野は40以上!目指せる職種は100以上!」と、専門分野に圧倒的な強さを誇っています。

ヒューマンキャンパス高等学校では、メイク、ファッション、ネイルなどの美容系の他、プログラマーなどになるための情報系の専門分野を学ぶことができます。高等学校卒業資格と同時に専門分野の資格取得も目標にしてみてはいかがでしょうか。

全国どこにいても学べる第一学院高等学校

第一学院高等学校は東京をはじめとして全国に48ものキャンパスがあります。「通信スタイル」「通学スタイル」と2つのコースが用意されていますが、どこに住んでいても「通学スタイル」を選択しやすい通信制高校といえるでしょう。

大学受験対策をしっかりと行ってくれる「特別進学コース」があるので、進学を目指す人にもおすすめです。また「芸能コース」や「スポーツコース」もあるので、勉強以外の「やりたいこと」を極めることもできるのでへないでしょうか。

サポート体制充実のNHK学園高等学校

高校中退した人の中には、不登校を経験したことがある人も多いかもしれません。学習面はもちろん、メンタル面でのサポートが充実しているのがNHK学園高等学校です。

NHK学園高等学校では「総合教育相談・学習支援センター」を設置して、生徒だけではなく保護者が抱える悩み、さまざまな問題に寄り添い、卒業までを総合的にサポートする体制が整っています。複数のソーシャルワーカーが電話相談も受け付けているので、全国どこからでも利用できるというのも心強いといえるでしょう。

高校中退だと「中卒」が最終学歴まとめ

人間は学歴で価値が決まるわけではないので中卒で事業で成功をおさめる人もいれば、幸せな家庭に恵まれる人ももちろんいます。

しかし、すべての人がそうなれるわけではありません。高校中退だと最終学歴は中卒となってしまうので、就職先も限られてしまうのも事実です。

世の中には学歴差別があることも事実ですので、将来に安定が欲しい場合は高等学校卒業資格を取得しておいて損をすることはないでしょう。

そうはいっても高校中退した人の中にはいじめなどの経験があり「もう学校に通いたくない」と思っている人も少なくないです。そんな方におすすめしたいのが通信制高校です。

年に4日程度登校すれば卒業できる学校もあり、卒業も全日制高校と比べればずっと楽です。以下から無料で資料請求をすることができますので、良ければ確認してみて下さい。

高校中退芸人を紹介!通信制高校に通った人が多い?

スクールライフ

高校中退芸人を紹介

バラエティ番組「アメトーク!」の高校中退芸人特集は、ブログやニュースサイトなどでも大反響でした。

今でも動画サイトで閲覧できるようになっているようです。「アメトーク!」の出演者たちが、1人として同じ理由で中退していたわけではない点も興味深いところです。それぞれの高校中退に至るまでの物語を簡単に紹介しましょう。

千原ジュニアが高校中退するまで

千原ジュニアは進学校として有名な中高一貫校に通っていました。しかし、中学時代に勉強中心の学校生活に嫌気が差して登校拒否となり、引きこもり生活を開始します。

引きこもり中に、よしもとクリエィティブカレッジに通う兄・千原せいじに作らされたネタがよしもとの生徒たちに大ウケ。「俺にはこれしかない」と、1日も登校することのないまま高校を中退したそうです。

高校中退芸人・紺野ぶるまが中退するまで

私立の女子校に通っていた紺野ぶるまは、ギャルファッションが好きで中二病的な行動も多い個性的な不良でした。高校2年の2学期に「次に問題を起こしたら退学」といわれていたにもかかわらず、寝坊しておでんを食べながら登校しているところを校長に見つかってしまいます。そこで校長先生にあやまるどころか、おでんの汁をまいたことから中退決定となりました。

高校退学後は通信制高校に進学。全日制高校時代よりも自由な時間が増えたので、モデルやタレントのオーディションを受けることにしました。そのような流れの中でお笑い芸人としてデビューすることになったのです。

EXIT兼近が定時制高校を中退するまで

イケメン芸人として人気のEXIT兼松ですが、じつはとても貧しい家で育ちました。妹を高校進学させるための費用を稼ぐのに、定時制高校に通いながら新聞配達や建築関係の仕事をかけ持ちする毎日だったそうです。

仕事帰りにきちんと授業に出ていたものの「学校にあるすべてのトイレを内側からカギをかける」といういたずらをして、停学処分になってしまいます。そのまま自主退学したそうですが、これがもし通学がほとんど必要ない通信制高校だったらこんなことはなかったのではないでしょうか。

高校中退すると芸人以外の道は厳しい?

「アメトーク!」に登場した高校中退芸人の皆さんは、話芸の面白さもあり、あまり困っていないように見えたかもしれません。

それは、学歴不問の仕事で成功したからです。こういった特殊なケースをのぞけば、実際のところ高校中退のままでは困ることが多いです。

将来の人間関係が希薄になる

学校に毎日通っていれば誰かと多少なりともコミュニケーションをとることもあるでしょう。親しい人がいなくても、とりあえず、何らかの人間関係を築くことはできます。

中退をした後も、高校時代の友達とLINEなどでやり取りすることもできるかもしれません。しかし、家で何もせずに過ごしていては、充実した高校生活を過ごしている友達に対して劣等感や疎外感を感じることも多いでしょう。そして、連絡をほとんど取らなくなり、人間関係が希薄になりがちなのもまた事実なのです。

大学を受けられない!

大学や専門学校に進学を希望していても、高校中退では受験することができません。大学はもちろん専門学校でも入学資格として「高校卒業もしくは同等以上」を掲げていることがほとんどです。また、調理師、保育士、介護福祉士などの国家資格も高卒でなければ取得できません。

もし、受験資格を得たいならば高卒認定試験を受けるというのもひとつの方法です。しかし、ここでひとつ注意したいのは高卒認定試験が認定するのは学力だけという点。つまり、高卒という学歴を得られるわけではないのです。

就職にも不利になる

高校を中退すれば、最終学歴は中退です。高校進学率がほぼ100%という時代ということもあり、中卒採用はほとんどありません。まれにある高卒OKの求人は単発のアルバイト等で、なかなか安定した職に就くこともできないでしょう。

収入が不安定では、家庭を持つこともためらわれます。「将来は結婚して子どもを育てたい」といった夢を持っているなら男女問わず、どうにかして高卒資格は取得しておきたいところです。

このように芸人などの学歴不問で才能や実力で食べていける世界に進まない限り、中退では厳しい現実が待っています。

なぜ高校中退した芸人の多くは通信制高校に進んでいる?

高校を中退した芸人の多くは、なぜか通信制高校に進んでいる人が多かったです。

一体どのような理由があるのでしょうか。通信制高校についても解説しつつ紹介していきます。

通信制高校とは通信制の学校

通信制高校とは、その名の通り通学をせず、通信教育で卒業を目指す高校です。

週5通学する必要がなく、週1や年に数回の通学でいいので自由な時間が多く、芸人の仕事をしながら高校卒業を目指したい方などに向いています。

通信制高校は高校中退者でも再スタートしやすい

全日制高校へ再入学する場合、タイミングによっては1学年下に編入しなければいけないこともあります。年下のクラスメイト、同じ勉強の繰り返し……と、気持ちが滅入ってしまう人もいるでしょう。

しかし、単位制の通信制高校はそもそも「学年」で区切られていません。

また、全日制高校で取得した単位はそのまま引き継がれるので、同じ勉強の繰り返しということもありません。通信制高校ならポイティブに課題に取り組むことができます。

自分のペースで勉強できる

留年をきっかけに全日制高校を中退した人もいるでしょう。なかには「たった1科目の単位が取得できなくて進級できなかった」と悔しい思いをしている人もいるかもしれません。

一方、そのような心配がないのが通信制高校です。自分のペースで高校課程74単位を習得すれば、留年することなく卒業できます。さらに、中退する前に全日制高校で取得した単位はそのまま継続可能なので「あともう少しで卒業できたのに……」という人こそぜひ、通信制高校を活用してみてはいかがでしょうか。

全国どこの通信制高校でも入学できる

全日制高校や定時制高校は通学可能な範囲から選択するしかありません。「家の近くに気に入った学校がない」という場合もあるでしょう。

そもそも、妥協して入学したために中退することになってしまった人もいるのではないでしょうか。

通信制高校ならば、全国から生徒を受け入れているところも少なくありません。もし、遠方の通信制高校でも気に入った学校があるならば、入学することもできるのです。通信制高校でもスクーリングと呼ばれる登校日はありますが、年に数日の合宿形式で行っている学校を選択すれば問題ないでしょう。

高校中退芸人まとめ

今では「アメトーク!」のようなバラエティ番組で高校中退芸人が何人も集まるほど、多くの人が中退や不登校を経験しているものです。

高校中退して肩身が狭い思いをしている人もいるかもしれませんが、堂々と胸を張りましょう。

ただ高校卒業資格だけは取得しておいた方が、これからの人生が生きやすいことは間違いありません。よく似ている高卒認定試験では、大学などの受験資格が得られるだけで、高卒資格は取得できない点に注意してください。

高卒資格を取得したいならおすすめは通信制高校です。多くの芸人が通っているだけあって、サポート体制が整っています。まずは以下から資料請求をして情報を集めることをおすすめします。

不登校の定義|日本政府(文部科学省)の考える定義も解説

不登校の定義

学校に行きたくない気分の日というのは、誰でもあるものです。しばらく学校から足が遠のいている人もいるのではないでしょうか?

いったい、どんな理由でどれだけ休めば不登校ということになるのか、詳しく調べてみました。

不登校とは?どう定義されるのか?

一般的には年間30日以上の欠席が目安

文部科学省による定義によれば、不登校とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくてもできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者」とのことです。

つまり、欠席が年間30日未満ならば、不登校ではないということになります。

また、病気で入院中、家族がリストラにあって学費が用意できなくなったというような理由で学校に行けない場合も不登校ではありません。

ただし、不登校には定義されないからといって、欠席日数が50日を越えてしまえば留年から高校中退、というコースを辿りがちなのは変わりません。いずれにせよ、何らかの方法でせめて高等学校卒業資格を取得しておきたいところです。

日本政府が定義する不登校

文部科学省の「学校基本調査」によると、『何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあること(ただし、「病気」や「経済的な理由」による者を除く)』を不登校と定義しています。

統計用語「理由別長期欠席者数」では、年間30日以上欠席する者は「長期欠席」であり、そのうち直接的な原因がない者に対して「不登校」として統計しており、年間30日以下の欠席は統計には含まれていません。

参考:文部科学省

不登校の分類

「不登校」の具体例としては、「学校生活上の影響」「あそび・非行」「無気力」「不安など情緒的混乱」「意図的な拒否」「複合」があり、不登校の原因も「学校生活に起因」「家庭生活に起因」「本人の問題に起因」と細かく分類されています。

なお、家庭の事情や旅行、連絡不明などは「不登校」ではなく「その他」に分類されています。

ただし、保健室登校やフリースクールなどへの通学を出席とするか、それとも欠席とするかは学校長の裁量によって決まります。

また、不登校の生徒は病気を理由に欠席することもありますので、文部科学省の調査が必ずしも全ての実態を反映しているとは限りません。

欠席と不登校の違いは?

学校に登校しない状態を「欠席」と言いますが、「欠席」が1日単位で用いられるのに対し、「不登校」はその日だけではなく不特定の時期(文部科学省の調査では年間30日以上の欠席)について用いられることが多く、一般的に区別されています。

ただ通信制学校の場合は月に数回の面接指導(スクーリング)以外は自宅学習が中心ですので、日常的に登校するわけではなく、「欠席」にも該当しません。

不登校児の数は年々増加しいている

文部科学省の発表によると、不登校児の数は年々減少傾向にあるとされています。

小学校から中学校までの統計しか出ていませんが、平成3年度の小学生の在籍者の合計は65,234人で、そのうち不登校になってしまった生徒は12,645人。中学生の在籍者の合計は103,069人で、54,172人。そのうち不登校になってしまった生徒は54,172人となっています。

しかし、平成25年度の調査では、小学生の在籍者の合計は55,478人で、そのうち不登校になってしまった生徒は24,175人。中学生の在籍者の合計は125,454人で、54,172人。

そのうち不登校になってしまった生徒は95,181人と爆発的に増加しているのです。

子供の数は減っているのに不登校児は増えている

少子高齢化が社会問題となっている日本で、子供の数、学生の数は減少しているのに不登校児の数は年々増加の一途を辿っているというのは、何らかの大きな問題が潜んでいるとしか考えられません。

その問題が何であるのかは、不登校児を取り巻く環境によってそれぞれで、個人によって問題の質は異なるのでしょうが、このまま放置していていいという問題ではないと言えるのではないでしょうか?

この問題の重大さを鑑みて、各自治体では様々な取り組みを行っているところもあるようですが、不登校児の増加傾向を数字としてみる限り、解決するには何をどうしたらいいのかわからない、手の差し伸べ方がわからない、どうやったらいいのかわからない、何もできない…という状態にあるように思えて仕方ありません。

無理にでも学校に行った方がいいとは一概には言えませんが、不登校である状態が健全なのかどうかを考えた場合、それは明らかにNOと言えるでしょう。

子供たちがどんな理由で学校に行けなくなってしまったのかは、様々な事情があり、全員を何とかするということはなかなか難しいことなのかもしれませんが、不登校児と一括りにするのではなく、生徒一人ひとりに目を向けた対策が必要となってきているのではないかと思えて仕方ありません。

不登校になる主な原因

学校生活が原因で起きやすい

文部科学省の調査によれば、やはり不登校の大きな理由のひとつは学校生活の問題です。いじめもそうですが、いじめでない人間関係のトラブルで不登校になってしまう生徒が増えています。

いじめではないので学校側も対応に困るケースです。

また、学校の勉強についていくことができずに不登校になる生徒もいます。一度、授業がストレスになって欠席が続くようになると、たまに登校してもさらに勉強がわからなくなっていてまた欠席してしまう……という悪循環に陥りかねません。

学業不振対策としては「どこからわからなくなったか」を明確にして、勉強し直すことが大事です。しかし、一斉授業ではなかなかそこまでサポートしきれないでしょう。

家庭に原因があって不登校になることも

学校生活にはとくに問題はなくても、家庭内不和、親子関係の悪化などから精神的に不安になって不登校に至る場合もあります。

特に両親の離婚など家庭環境の大きな変化が引き金となることも少なくありません。

しかし、文部科学省の調査によれば家庭に問題があって不登校となるケースは全体からすればごく少数です。

もちろん、家庭の問題は隠匿されやすいので、調査で実数が出にくくこの調査結果が正しいとは思っていません。家庭への悩みから不登校になってしまう子どもは一定以上いるでしょう。

特に小中学生は精神面・金銭面ともに家庭環境に対する依存が大きいため、家庭に悩みがあると不登校にも発展しやすいです。

一方で高校生になると精神的に親からある程度独立しているため、家庭に問題があっても自発的にアクションを起こしやすく不登校にもなりにくい傾向があります。

発達障害が隠れていることもある

発達障害もまた、しばしば発達障害の原因となります。特に高校生まで見過ごされがちなのがアスペルガー症候群です。

勉強はできてもなぜか周囲とうまくやっていけず、コニュニケーションに強いストレスを感じ続けているなら一度診察を受けてみるのもよいでしょう。

しかし、発達障害は病気ではありません。そのため、発達障害のせいで長期欠席している場合はたとえ通院中でも分類上は不登校になってしまうのです。

病気ではありませんが投薬やコミュニケーション方法の学習で楽になることもあります。その結果、不登校が改善されるケースもあります。ただその例はあまり多くはありません。

不登校を解決するには?

不登校の根本の原因を解決する

もちろん、不登校の原因が取り除かれ、ストレスなく登校を再開できるならばそれに越したことはないでしょう。しかし、問題が何も解決しないまま無理に登校を再開して、余計に精神的に追い込まれてしまう人もいます。

どうにか高校を卒業できたとしても、そこで力尽きてしまうケースも少なくありません。不登校は表面的には解決したように見えても原因は解決していないせいで、20代、30代、40代と引きこもり生活を続けたとなっては元も子もないでしょう。

別の道を探してみる

どんな原因で不登校になったにせよ、とにかく「毎日学校に通うのが厳しい」という状態であることは間違いありません。それなら無理をせずに登校しなくても勉強を続けられる方法を探してみてはいかがでしょうか。

たとえば、不登校の生徒のために用意されているフリースペースという学びの場を利用するのもひとつの方法です。全国各地にさまざまなフリースペースがありネットに情報も掲載されています。

マンツーマンの指導を受けられるところもあり、自分がわからなくなったところから勉強をし直すことができるでしょう。

不登校でフリースペースを利用する注意点

フリースペースでは確かに丁寧に勉強を見てもらえます。小学校、中学校なら学校のかわりにフリースペースに通学することで卒業することも可能です。

しかし、義務教育ではない高校はフリースペースでは卒業できない点に注意しましょう。

高校生はどんなに一生懸命フリースペースで勉強しても、高等学校卒業資格は取得できないのです。そのため、大学や専門学校を受験する資格を得ることもできません。

大学や専門学校に進学したいという希望を持っているなら、フリースペースは最良の選択とはいえないでしょう。

通信制高校に通ってみる

通信制高校はスポーツ選手や芸能人も利用していることがよくニュースになっていますが、実は元不登校の生徒も大勢在籍しているのはご存じでしたか?

通信制高校は毎日学校に通わなくても勉強を続ければ高校卒業資格を得られる他、少人数orマンツーマンの指導なので勉強も分からない部分から教えてもらうことができます。

不登校の生徒にとって、理想的な教育環境が整っていると言えます。

文字通り授業は通信制で行うことが多いため、入学・転入も随時受け付けている学校がほとんどです。興味がある方はまずは無料の資料請求をしてみることをおすすめします。

不登校におすすめの通信制高校ってどんなところ?

不登校の高校生にぜひおすすめしたい通信制高校ですが「どんなところなのか想像できない」と、不安に思う人もいるでしょう。

通信制高校とはどのような学びの場なのか解説します。

学年制ではなく単位制を採用している高校

通信制高校が全日制高校や定時制高校と一番異なるのは、学年制ではなく単位制ということでしょう。学年という概念がないので、いつ編入したとしてもひとつ下の学年に入って気まずい思いをすることもありません。

卒業するには最低でも3年間在籍する必要がありますが、以前の学校における在籍期間もカウントされます。たとえば今は不登校でも1年は全日制高校に在籍していたな場合、あと2年通信制高校で学べば卒業できるというわけです。

自宅学習がメインの通信制高校

通信制高校での勉強は自宅学習がメインとなります。最近では教科書だけではなくCD-ROMやネットの動画などメディア教材も充実しているので、自宅で授業を受けている感覚で勉強できるでしょう。

単位の取得は定期的にレポート提出で行います。卒業するには高校課程の学科74科目の単位を取得する必要がありますので、3年で卒業したい場合は週に1回はレポートを提出していきましょう。

レポートといっても穴埋め問題のようなもので、ネットで調べながら作成することもできるので難しくはありませんが、ためると大変なのでコツコツ取り組むようにしましょう。

サポート校もある

「一人で勉強をやっていけるかな」「勉強が分からない」と不安な人は、通信制サポート校を利用するという方法もあります。

サポート校とは通信制高校の卒業をサポートする塾のようなもので、専任の先生が学習計画から勉強のサポートまでしてくれるので安心です。

オープンキャンパスを実施しているサポート校なら、通う前に雰囲気をチェックすることもできます。できれば何校か足を運んで、気持ちよく勉強できる環境を選ぶようにしたいところです。

通信制高校にも登校日がある

通信制高校を卒業するには勉強だけではなく、ホームルーム、行事、クラブ活動などに30時間単位以上参加する必要があります。そのため、通信制高校にもスクーリングと呼ばれる登校日が設定されているのです。

ただ多くの通信制高校で登校日は週に1~2日程度なので、週5で通う全日制高校と比べれば負担にはならないでしょう。

ただルネサンス高等学校のように、一部は年にたった4日の登校日で卒業できる学校もあるので、どうしても登校を避けたい人はそのようなコースのある学校を選んでもよいかもしれません。

不登校の定義とはまとめ

不登校といってもずっと休んでいる生徒ばかりではありません。登校する日もそれなりにあるものの、年間30日以上欠席しているという人もいます。

もし不登校の定義に思い当たる節があり、「学校に行きたくない」という気持ちがあるなら無理して今の学校に通うのでなく、他の道を探すのもひとつの選択です。

日本の全日制高校の雰囲気は世界的に見ても独特ですので、空気や教育システムが合わない人もいて当然です。より自分に合っている勉強法を探してみましょう。

たとえば通信制高校なら毎日学校に通わずとも高等学校卒業資格を取得できますし、難関大学への進学も普通にできます。

通信制高校から東大などに合格した人のブログもあるので、参考にしてみるのもよいでしょう。気になる部分があればメールや電話で問い合わせもできるので、まずは複数の学校の資料請求をしてみることをおすすめします。