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不登校に保護者はどう対応するべき?相談できる専門窓口を紹介

相談

現在、不登校の高校生は約5万人いるといわれています。全国に不登校の子どもを抱える保護者もそれだけいるということになります。

しかしどう対応したらいいのかお悩みの方も少なくないでしょう。そこで正しい対応方法を紹介していきます。

子どもの不登校に保護者はどう対応すべき?

家庭だけで対応するのはNG

子どもが不登校になると、どうしてよいかわからないのは当然のことです。

もし親御さん自身が不登校を経験していれば何らかのアドバイスもできるかもしれませんが、恐らくそうではない方が大半でしょう。

そして不登校の経験がない親の考えだけで子どもに対応するのは危険です。対応を間違えると子どもの心に傷を残したり、最悪うつ病などに追い込んでしまう可能性があります。

理由によっては学校の先生に相談する

学校の先生はこれまでも何人かの不登校の生徒に対応しているので、まずは相談してみることをおすすめします。

しかし、先生に相談しても望むような対応をしてもらえないこともあります。

たとえば、いじめが原因で不登校になっているのに、いじめがあることを認めようとしない学校があるのも事実です。

また、先生に相談した結果、先生がいじめた生徒を罰するも、そのせいでよりいじめが悪化、陰湿化するという事例もあります。

筆者もいじめで不登校になった経験がありますが、いじめをするような人間は先生に怒られても今度はより陰湿に、バレないようにいじめてくるだけです。

彼らに常識や良心は通用しません。そのため、いじめが原因の不登校の場合は学校以外に相談できる場所を活用しましょう。

不登校は教育支援センターに相談する

不登校の悩みは教育支援センターに相談することもできます。適応指導教室ともいわれる教育支援センターとは、市町村の教育委員会が主に不登校の小中学生を支援するために設置している教室です。ただ、小中学生だけでなく高校生も利用できます。

また、教育支援センターでは、不登校の生徒に対するカウンセリングも行っています。

親には話しにくいことでも、カウンセラーにはいえることもあるかもしれません。専門家が対応してくれるので、解決の糸口が見つかることもあります。

もしこの記事を読んでいるお子さんで親には相談しにくい場合、教育支援センターを頼るのも手です。

児童相談所に相談する

児童相談所というと児童虐待を思い浮かべる人も多いかもしれませんが、実はそれ以外の子育てに関する相談にも対応しています。

10歳から17歳の子どもの教育に関する各種相談を行うのが児童相談所だからです。なお、不登校に関する問題は「育成相談」というカテゴリーです。

児童相談所は各自治体に設置されています。まずは最寄りの児童相談所に電話をかけて相談してみてはいかがでしょうか。ソーシャルワーカー、カウンセラー、医師などの専門家が対応してくれるので安心です。

メンタルフレンドに相談する

メンタルフレンドとは、不登校や引きこもりの子どもをサポートする、大学生や30歳までの若者のボランティアのことです。

不登校経験があるスタッフも多く、保護者では理解しきれない心の問題を兄や姉のように共感してくれるのが特徴です。

児童相談所で話し相手になってくれたり、学習指導をしてくれたりする他、家庭訪問してくれることもあります。いずれも無料で利用できるので安心です。

一般社団法人トカネット 電話番号:03-3636-2983

主な不登校の電話相談窓口を紹介

上記の他にも、不登校の生徒向けの電話相談窓口はいくつもあります。

主な相談先をまとめましたので、参考にして下さい。

チャイルドライン

電話番号:0120-997-777

認定NPOが運営する18歳までの子ども限定の相談窓口です。匿名のままで大人のボランティアスタッフに何でも相談できます。

ただし、毎日16:00~21:00と時間が限られているので注意しましょう。

24時間子どもSOSダイヤル

電話番号:0120-078-310

文部科学省が運営する子どものための電話相談口です。近隣エリアの教育委員会が設置している相談窓口につながります。

365日24時間いつでも対応してくれて、匿名での相談が可能です。

子どもの人権窓口110番

電話番号:0120-007-110

法務省が運営する子ども専用の電話相談窓口です。

法務局や地方法務局の職員、人権擁護委員が相談にのってくれます。匿名で相談することができますが、平日8:30~17:15まで限定ですので注意しましょう。。

通信制高校の不登校相談窓口

不登校の生徒を数多く受け入れてきた通信制高校には、不登校相談窓口を設置しているところも少なくありません。

進学希望者ではなくても相談できるので、まずは一度、電話してみてはいかがでしょうか。

通信制高校名 TEL
第一学院高等学校 0120-761-080
中央高等学院 0422-22-7787
アットマーク明蓬館高等学校 0120-987-19
アットマーク国際高等学校 0120-5931-87
勇志国際高等学校 0120-5931-35

通信制高校が合同で主催する相談会に参加するのも手

いくつかの通信制高校が合同で相談会を主催することもあります。通信制の仕組みの説明の他、不登校を乗り越えた経験を卒業生や生徒から聞くこともできて有意義です。

もちろん個別相談の時間もあり、不登校についての悩みを聞いてもらうこともできます。

合同相談会は不定期に開催されているので「通信制高校 相談会」といったキーワードで検索をして、最新情報を入手するようにしてください。

参考:Googleの検索結果

不登校はどうすれば解決できる?

無理に解決しても引きこもりになるケースもある

どうにか登校を再開できて、高校を無事に卒業する生徒もいます。しかし、そこで心身ともに疲れ果ててしまい、大学進学も就職もせずに引きこもりになるケースもあります。それでは本末転倒といえるでしょう。

不登校を解決したいなら「登校を再開できさえすればよい」と、考えるのは間違いです。高校卒業後の長い人生も大事です。無理をすれば今後何年も子どもは苦しむことになります。

自分の幸せを感じられるようになるのが一種の解決

登校を再開した動機が「親に心配をかけたくなかった」という例は少なくありません。

しかし、本当はそれよりも「自分がどうしたいのか」「自分がどうするのが幸せなのか」と考えるのが大事です。

不登校についていろいろなところに相談する際は、本人の意志を最優先することを忘れないようにしてください。

もし、登校を再開して本人が幸せと感じられるなら問題ありません。しかし、不登校に至った原因が解決されないまま、我慢して苦しい学生生活に戻るのは本当の解決とはいえないでしょう。

ただ親からすれば「無理にでも登校しなければ高等学校卒業資格を取得できない」「進学や就職で苦労させないために高校は卒業させたい」と思うかもしれません。

しかし、その親心が仇になることもあります。もう一度、登校してみたもののうつ病になって本格的な不登校になった結果、高校中退となり最終学歴が中卒になってしまう…なんて例はいくらでもあります。

通信制高校への転入などで環境を変えるのが最善

不登校の原因は学校にあるので、子どもにとって一番幸せになるのは環境を変える、つまり別の学校に転入させる方法です。

特におすすめなのが通信制高です。というのも通信制高校は文字通り通信教育が中心なので、毎日登校する必要がありません。

不登校であっても問題なく単位を取得し、卒業することができるのです。もちろん全日制の高校と同じ高校卒業資格を得られます。

学校に行かなくても勉強を続けられる、高校を卒業できるというのは子どもにとっても励みになるでしょう。

最近は通信制高校から東大などの難関大学に合格した人も多いですし、芸能人やプロスポーツ選手も数多く通っています。

昔と違い、通信制高校は決してネガティブな存在でなく、むしろポジティブな進学先となっているのです。

不登校におすすめの通信制高校ってどんなところ?

学年制ではなく単位制を採用している

全日制の高校では不登校で年間50日以上欠席してしまうと、次の学年に上がることができません。

そして留年してしまうと、ますます学校に行きにくくなるものです。しかし、通信制高校は学年制ではなく単位制なので、いつでも編入できますし、留年という概念もありません。

単位制なので「高校課程の学科74単位、特別活動30時間単位」を取得さえすれば卒業することができます。

自由だからこそ計画性が大事になる

通信制高校は、極端にいえば卒業に必要な74単位を1年間で取得してしまうこともできます。

そして通信制高校での勉強は難しいものではありませんが、先生の目もなければサボっても怒られることもありません。

そのため、コツコツとなまけずに続ける計画性、自主性が必要となってきます。

勉強はレポート提出がメイン

通信制高校の単位は、科目ごとに年に5~6回のレポート提出と定期テストをこなすことで取得できます。

メインになるのはレポートですが、穴埋め問題などになっていて、取り組みやすいことが特徴です。しかし、ためてしまうと後で大変なので、週に1本は提出するようにしましょう。

定期テストはレポートの内容を確認するようなもので、全日制高校のように試験勉強が大変ということもありません。ただし、これまでのレポートの内容を問われるので、返却されたデータなどを消してしまわないようにしてください。

不登校への保護者の対応まとめ

不登校に悩んでいる場合、親も子どももまずは家庭以外の窓口などに相談してみるのがおすすめです。

なお、いじめなどが原因の場合、先生への相談はリスクがあるのでおすすめしません。

もし窓口に相談しても解決しない場合、子どもの将来を考えると環境を変えるのが解決への近道となります。通信制高校などへの転入を検討しましょう。

どうしても全日制高校に通わなくてはいけないという偏見は親子ともに苦しむだけです。

通信制高校の資料請求は完全無料で行なえますし、世帯年収が910万未満であれば就学支援金制度で学費の大部分を抑えることができます。以下から資料請求をして、気になる学校に申し込んで見ることをおすすめします。

通信制高校の入学式の服装や知るべき注意点4選!実際の雰囲気も紹介

入学式

よく「通信制高校には入学式がない」、と言っている人がいますが大半の通信制高校では入学式が存在しています。

といっても全日制や定時制高校のように講堂を備えている通信制高校は少ないので区民、市民会館などの公共の施設が利用されることが多いです。

今回はそんな通信制高校における入学式の服装や注意点、いくつかの学校の入学式の雰囲気を紹介していきます。

通信制高校の入学式の服装について解説

おおよその通信制高校には制服はありません。そのため、入学式の際の服装はどのようにすれば悩む方は多いです。筆者も通信制高校に通っていましたが、入学式の服装は親子で悩みました。

そこで以下では通信制高校の入学式でのおすすめの服装を男女別に紹介しつつ、親御さんの服装についても紹介していきます。

男女ともに入学式の服装はスーツが無難

通信制高校の入学式には中学の制服を着てくる人、普段着の人なども数多くいます。しかし、もっとも多いのはスーツです。悪目立ちをしたくない場合は男女ともスーツの着用がおすすめです。

スーツと一口にいってもさまざまなタイプがあります。たとえスーツでもあまりにファッショナブルなものは避けた方が無難です。

黒や濃いグレー、紺といった地味な物にし、柄のない無地でシンプルなデザインにしましょう。

私服の場合は目立たない色にする

様々な事情でスーツを着るのが困難な場合、地味な色の私服で参加することをおすすめします。

派手な私服でも全日制のように怒られることは少ないですが、悪目立ちしてしまうので黒やグレー系の服の方が無難です。

場合によっては「なんちゃって制服」と呼ばれる制服そっくりの服を着るのもありです。制服っぽいネクタイ、リボン、スカートなどが600円~の手頃な価格で売られています。

制服は用意できない、着たくないけど無難な服装にしておきたい場合はこのなんちゃって制服のパーツを活用すると良いでしょう。

参考:楽天市場 なんちゃって制服

男子におすすめの入学式の服装

男子はスーツの下は白無地のYシャツがおすすめです。1枚持っていると、通信制高校で企業での就業体験などがあった時にも使えるでしょう。

ただし、シワシワのYシャツでは悪い印象を与えかねないので、きちんとアイロンをかけておくようにしたいところです。

ネクタイの色、柄にとくに決まりはありませんが、これも最先端のオシャレ過ぎるものは避けましょう。ネクタイというのは結構目に入るものです。

記念撮影もありますし、TPOをわきまえたデザインのものを選択しましょう。スーツと同系統の色のネクタイにしておけば無難に合わせやすいです。

ベルトもスーツの色になじんで目立たないものにし、靴下はふくらはぎまでの長さの黒いものを用意します。もちろん、スニーカーはNGで、きちんと革靴を履くようにしてください。

女子におすすめの入学式の服装

女子はパンツスーツでも構いませんが、できればスカートタイプのスーツがおすすめです。

女子も色は黒、またはグレー系のものがおすすめです。スーツの中に着るシャツは白無地ならリボンやフリルがついているデザインでもよいでしょう。

華やかさを演出したい場合は明るすぎないブルーやピンクのカラーシャツを着たり、胸元にフリルがついたものを選んでも大丈夫です。

足元は靴下ではなくストッキング、靴もスニーカーやローファーではなくパンプスが定番です。ヒールもOKですが低めの方が入学式らしい清楚な雰囲気を出せます。

メイクもしても問題ありませんが、入学式だけは派手すぎるものでなくややナチュラルなメイクを意識した方が良いでしょう。

女子のアクセサリーについて

男子と同様に女子も記念撮影などを行うことが多いのと、悪目立ちを避けるため派手すぎるピアスや小物類は控えた方が無難です。

もちろん派手なアクセサリーをつけていても全日制のように怒られることはありませんが、あまりにも目立つ場合は式の間だけは外すように言われることもあります。

髪色も茶髪くらいであれば問題ありませんが、赤や緑のように派手すぎると少々目立ってしまうので、式の日だけでもカラーワックスを使って抑えるなどしても良いでしょう。

参考:楽天市場 カラーワックス

個人的にですが、カラーワックスがあると気分で髪色を変えることができて楽しいのでおすすめです。

筆者も通信制高校に通っていた際に使っていましたが、値段もそこまで高くなく物によっては2色選べたりするのでオシャレの幅が広がります。

親・保護者におすすめの服装

子どもの晴れ舞台ですので服装に悩んでしまう親・保護者の方は非常に多いです。

どうせならオシャレな装いにしたいと思うかもしれませんが、親・保護者も性別に関係なく黒やグレー、ネイビー、ベージュなどの落ち着いた色合いのスーツを着るのが無難です。

女性の場合はスカートの丈が短すぎないようにしたり、アクセサリーもド派手なものでなくシルバーやパールなどの落ち着いたものを選ぶと良いでしょう。

通信制高校で必要な持ち物は?

子どもの持ち物

基本的には小中学校での持ち物と変わりません

子どもであれば、通信制でも教科書などを受け取る学校もあるので大きめのカバンやリュックを持っておきましょう。

また、学校から特に言われてなくてもハンカチやティッシュ、マスクなどは必須です。

学校によっては入学式の所要時間は結構長いので、水筒にお茶や水を入れて持たせておいたり、乾燥防止のリップクリームなどを用意しても良いでしょう。

また、地域や場所(冷暖房のない公民館などを利用)によってはカーディガンやコートなどを一緒に渡してあげましょう。

通信制高校の入学式は4月だけではないので、時期応じて寒さ・暑さ対策をしてあげるのも重要です

親の持ち物

親も基本的には小中学校の入学式の持ち物と変わりません。

カメラやメガネといったものの他、保護者向けに渡される書類を入れることが可能なバッグがあれば良いでしょう。

ただ、学校によっては「預金口座振替依頼書」などの書類を渡されることがあります。これは後日銀行に提出することが義務付けられている書類です。

仕事の合間や有給で入学式に参加している場合、このためにもう一度休みを取るのは面倒ですので入学式の後にそのまま銀行に行って提出することをおすすめします。

そのため、銀行印や住民票の写しなども事前に用意して持っていくと良いでしょう。

通信制高校の入学式における基礎知識

入学式は4月と10月に行われる学校が多い

通信制高校の入学式も多くの場合は4月です。しかし、10月にも入学式を開いている学校も少なくありません。

年に2回大きな入学のチャンスがあるというわけです。

何らかの事情で4月の入学式には間に合わない、参加するのが難しいという場合でも来年まで待たず10月に入学式に参加するチャンスがあります。

入学式では別のキャンパスにいる仲間と会える

通信制高校の中には、キャンパスと呼ばれる小さな校舎を全国各地に設置しているところも多いです。

生徒は基本的に全国各地に散らばっているのですが、入学式はそんな生徒が一堂に会する数少ない機会です。

もちろんその後に顔を合わせることがない方が多数ですが、同じ学校に通う仲間の存在を直接見るのは今後の学習のモチベーションにも繋がります。

もちろん、中には同じキャンパスに通う生徒もいます。

通信制といっても自宅で学習をするだけでなくキャンパスに登校して苦手分野の授業を受けたり、学習計画の相談をするなどのサポートを受けることができるので、同じキャンパスの生徒とは顔を合わせる機会もあるでしょう。

入学式の初心を忘れないことが重要

通信制高校は全日制のように3年間登校していたら卒業式の日を迎えていた、ということは起きません。

卒業するには自分でしっかりと学習計画を立て、必要な74単位を取得する必要があるからです。

自宅学習がメインのコースを選んでいる場合、つい怠けてしまい卒業に3年以上かかる生徒がいるのも事実です。入学式の光景をしっかりと記憶に焼き付けて、初心を忘れないようにしましょう。

通信制高校の入学祝いの金額相場は?

贈る相手 金額
10,000〜100,000円
親戚の子ども 10,000〜30,000円
友人の子ども 5,000〜10,000円

子ども向けの内容ではありませんが、調べている方が多いようなので追記しました。

通信制高校の入学祝い金の相場は、一般的な高校入学の相場と変わりません。

通信制高校であっても高校であることに変わりはなく、卒業すれば高卒資格も得られるのですから当然といえば当然かもしれません。

内容は現金だけでなく、現金+プレゼントというケースが多いです。最近はiPhoneやiPad、iTunesカードのような電子マネーなどを送るケースが多いようです。

いくつかの通信制高校の入学式の雰囲気を紹介

通信制高校の入学式では、具体的にどんなことをするのか気になる方も多いと思います。

そこで以下では平成30年に実施されたルネサンス高等学校、ゼロ高等学院、鹿島学園高校佐久キャンパスの例を見てみましょう。

ルネサンス高等学校の入学式

ルネサンス高等学校の入学式は4月14日に大阪中央公会堂、4月21日にルネサンス豊田高等学校、4月22日に御茶ノ水ソラシティと3回に分けて実施し、生徒一人一人に入学許可証が授与されました。

その他、校長先生のお話、在校生挨拶、新入生挨拶、担任紹介、集合写真撮影などがあり、全日制高校とほぼ変わらない内容といってよいでしょう。

通学コースを選ぶ生徒も多いので、入学式ではさっそく連絡先を交換し合う生徒などもいました。

ゼロ高等学院の入学式

堀江貴文氏が主催するゼロ高等学院では、実業家の人脈を活かしたさまざな体験ができること、そして校舎を持っていないのが特徴です。

生徒は全国各地の学習センターおよびインターネットを利用して活動をしていきます。

そんなゼロ高等学院の入学式は、静岡市川根本町にあるエステサロン経営者が所有する一軒家で行われました。また、今後は生徒たちによる川根本町の町おこしなども計画しているとの事でした。

鹿島学園高校佐久キャンパスの入学式

鹿島学園高校佐久キャンパスは全国初の商店街立通信制サポート校です。通信制サポート校とは、通信制高校の勉強をサポートするための学校で、こちらは通学制を採用しています。

入学式は全日制と同じような流れでしたが、近隣の方々がお祝いに駆けつける様子が見られました。

これは鹿島学園が商店街を活用した就業体験、起業体験などを行っているためです。

通信制高校の入学式に参加しないのはあり?

自由参加なので参加しないのもあり

通信制高校の入学式は基本的に自由参加です。通信制高校を選択する人は、集団生活が苦手という方も少なくないです。

そのため、入学式などの学校行事にできるだけ出たくない場合は不参加でも構わないでしょう。

特に不登校生徒のサポートに力を入れている通信制高校は配慮が行き届いているので、参加しなかったとしても不快な思いをすることもないです。

ただ通信制高校の入学式は単位になるので出たほうがお得

しかし、ここでひとつ確認しておきたいのは、通信制高校の入学式は単位にすることもできるという点です。

通信制高校を卒業するには学科74単位だけではなく、学校行事などの特別活動による30単位を取得しなければいけません。

30単位というと時間に換算して25時間です。もちろん体育祭やホームルームなどの他の特別活動や、宿泊スクーリングなどで補填できるようになっている学校もあります。

ただ、負担を減らすなら単位のために入学式に参加した方が後々楽になります。

通信制高校の入学式の前にしておきたいこと

資料を請求する

通信制高校にはさまざまなタイプがあります。学費が安く近隣の生徒だけを対象としている公立の通信制高校もあれば、全国各地からの生徒を受け入れている私立の通信制高校もあります。

そして学習内容やサポートも千差万別で、アニメやゲーム、ネイルなどが授業にある学校もあれば、進学や就職に特化した学校もあります。

大半の学校は無料で資料を提供しているので、様々な学校の資料を一括請求してよく比較・検討すると良いでしょう。

高校の選択は大事ですのでよく悩んだ上で、もっとも自分(子ども)に合っていそうな学校を選ぶことが重要です。

説明会やオープンキャンパスに参加しておく

資料請求をして気になる1校、あるいは2校を絞れたら、入学を決める前に必ず説明会やオープンキャンパスに参加して直接学校の雰囲気を確かめて下さい。

どの学校も資料には良いところばかりを書いていますので、実際に通ってみると「合わなかった…」「思っていたのと違った…」となり、また学校に行きたくなくなってしまう方もいます。

そんな悲劇を回避するために必要なのが、オープンキャンパスや説明会への参加なのです。

不安なことがあれば直接先生に質問することもできますし、実際にそこへ通う生徒の表情も見ることができます。

中には一度だけでなく複数回、しかも色々な学校の説明に参加して、悩み抜いた末に入学を決める人もいます。

学校選びは子どもの今後の人生を大きく左右しますので、後悔や挫折をしないためにも慎重になりましょう。

やりたいことを考えておく

私立の通信制高校の中には、専門学校と提携して高校生のうちから専門的な知識が技術を学べる学校もあります。

調理師免許、美容師免許などの国家資格を目指すコースもあれば、ネイル、芸術、イラスト、ゲームなどをできるコースもあります。

他にも音楽やスポーツを頑張りたい高校生のための通信制高校もあるので、いくつかの学校の資料を眺めているだけでもいろいろな発見や驚きがあるでしょう。

入学してから自分のやりたいことが分からなかったり、目標がないなんて事がないよう、コースの中から自分の興味のあるものを考えておきましょう。

入学式の前に面接や試験があることを知っておく

全日制高校と同様、通信制高校でも面接、作文、簡単な学科試験などの入学試験があります。

とはいえよほどの人気校でもない限り、落ちることはまずないでしょう。

通信制高校の試験はあくまでも現在の学力の確認や、この生徒が入学しても問題がないかを確認するためのものです。全日制のように落とすための試験ではありませんので安心して下さい。

面接、作文の対策

面接でも作文でも志望理由を聞かれるパターンが多いです。

そのため、学校の特色で気に入った点となぜそれが自分に必要と思ったのかをしっかりと説明できるようにしておいてください。

通信制高校の入学式まとめ

通信制高校への入学を考えている人の多くは、全日制高校で嫌な目にあったり、学校に通うのが嫌になった方だと思います。

しかし、通信制高校には同じような体験をしてきた人が数多くいるので、友達も作りやすく、先生も理解のある人しかいません。

通信制高校というと一人で自宅にこもって勉強だけをしているイメージかもしれませんが、任意で通学日数を選べる学校も多く(週1、月1など)、メリハリのある学びの機会を得ることができるでしょう。

もちろん、できるだけ人間と関わらずコツコツと勉強したい場合はスクーリングを年に数回にし、単独で自宅学習をするスタイルを貫くこともできます。

このように生徒一人一人のニーズに合った勉強の仕方を重視してくれるのが通信制高校です。

入学式もきちんとありますし、参加すると案外学校が嫌だった人も「頑張ろう!」という気持ちになることが多いので、ぜひ入学式から新しい一歩を踏み出してみましょう。

通信制高校の卒業に必要な年数は?何年間?転入・編入の例も紹介

勉強

通信制高校を卒業すれば全日制高校や定時制高校同様に高等学校卒業資格を取得できるのは大きな魅力です。

しかし通信制高校は入学から卒業までに何年くらいの時間が必要なのでしょうか。

通信制高校の卒業に必要な年数は何年?

最低でも3年以上必要

通信制高校を卒業するには、最低でも3年以上在籍する必要があります。

たとえ卒業に必要な74単位を1年目で全て取得したとしても、高卒資格を得るには3年間は通信制高校に在籍しなくてはいけません。

ただ学年制を採用している全日制高校、定時制高校はたとえ1年目に3年生の勉強を完璧に理解したとしても、3年にわたって土日祝日、長期休暇以外は出席しなければいけません。

それと比べればスクーリングと呼ばれる登校日以外は通学しなくても構わない通信制高校は、負担はかなり少ないと言えるでしょう。。

ちなみにスクーリングの頻度はそれぞれの通信制高校やコースによって異なります。週に1~2回の登校で良いところもあれば、年にたった5日登校するだけで済む学校もありますので希望に応じて選択するようにしましょう。

単位を取得できない場合は3年以上かかる

通信制高校は決められた74単位を取得しない限り卒業ができないため、卒業までに4年、5年かかる人も珍しくありません。

高校は基本的には在籍期間の上限が設定されています。例えば全日制高校では6年、定時制高校では8年が上限となっており、それ以上長く在籍することはできません。

しかし通信制高校には仕事や子育て、介護に忙しかったり、病気を抱えながら通っている人も数多くいます。そういった方にとっては何年でも在籍でき、単位も引き継げる通信制高校は強い味方なのです。

公立通信制高校と私立通信制高校の卒業率を紹介

文部科学省の統計結果によると、公立通信制高校と私立通信制高校の卒業率は以下の通りです。

全日制高校 通信制高校
退学者数 中途退学率 卒業率 退学者数 中途退学率 卒業率
私立 12,123 1.2% 98.8% 5,447 4.8% 95.2%
公立 17,000 0.8% 99.2% 4,159 6.7% 93.3%

参考:「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査

やはり、全日制高校では公立・私立ともにほぼ100%近い卒業率になっています。

一方、通信制高校では私立こそ95%以上の卒業率があるものの、公立では93%にとどまっています。

公立の通信制高校はなぜ卒業率が低いのか

卒業が1年遅れても学費の負担が少ないため

公立の通信制高校は就学支援金を受け取ると、実質タダで学べるところも少なくありません。

また、仮に4年間を超過してしまっても年間で数万円ほどの費用で済むので、つい「今年はやる気が起きなかったけど来年卒業すればいいや」と、卒業までの年月が長引いてしまう人が多いのです。

しかし、通信制高校を卒業した後に大学への進学、就職を希望している場合はあまりにも高校への在籍期間が長いと不利になることがあるので、公立の通信制高校に入学するなら3年での卒業を目指すべきでしょう。

サポートが手薄なため

公立通信制高校は私立通信制高校と比較すると、教師の数も少なく、サポート体制も手薄になりがちといわれています。しかし、公立通信制高校は基本的に家から通える範囲にあり、学校に足を運びやすいという長所もあります。

積極的に通学してわからないところを直接先生に質問するなどしていけば、しっかりと勉強することもできるでしょう。しかし、そもそも学校に行くのが苦手な人や、そういった積極性に自信のない人だと、卒業までに3年以上かかってしまうリスクが大きいといえます。

3年で卒業したいなら私立通信制高校

私立通信制高校は年間に数十万円かかることもめずらしくありませんが、公立と同様に就学支援金制度を活用することで費用を大幅に抑えることができます。

しかし私立通信制高校は公立通信制高校と比べ先生の数が多く、少人数orマンツーマンで勉強を教えてくれたり、カウンセラーが常駐しているなどサポート体制も充実しています。

そのため、自宅だと勉強をサボってしまいがちだったり、勉強が分からなくて進め方も分からない方でも卒業することができ、それが高い卒業率にも現れています。

また、私立通信制高校は学校法人だけではなく学習塾の会社が運営しているケースも多く、ノウハウを活かしたユニークな授業をしていることが特徴です。

大学受験に特化した通信制高校もあれば、勉強以外の美容師、調理師、声優、イラスト、ゲームなどのコースがある通信制高校も存在しています。

通信制高校の卒業に4年かかるケースと対処法

転入・編入の時期が悪い時

たとえば全日制高校に1年間在籍していた場合、通信制高校には最低2年間在籍すれば卒業のための要件を満たします。同級生に遅れを取ることなく高校を卒業できるでしょう。

しかし例えば2年生の途中(単位を取得する前)に通信制高校に転入した場合は、単位がない状態での入学となるので学び直し+一から単位を取得することになります。

そうなると余程頑張らない限りは遅れを取り戻せませないので、3年目の卒業が間に合わず4年かかってしまうのです。

また、学校によっては単位がない場合は1年下の学年に入らなければいけないこともあります。

なるべく単位を取得してから転入・編入をする

対処法としては前の学校で単位を取得してから転入・編入しましょう。

単位さえあれば通信制高校では引き継ぎができるので、上手く行けば3年で卒業することができます。

学習が上手くいかない、モチベーションを保てない時

自宅学習は学校に通わずに済むのが大きなメリットですが、自分で内容を理解できなかったり、先生が周囲の人の目がないせいでモチベーションを保てないケースが起きやすいです。

そうなると当然ですが単位の取得も難しくなり、3年で卒業することができなくなります。

特に公立の通信制高校だと思うようなサポートが受けられなかったりして、卒業に4年以上かかってしまうことが多いです。

サポートに定評のある私立の通信制高校に入る

対処法としては学習のサポート体制が整っていたり、個人の学力に合わせて基礎から学び直せるカリキュラムが用意されている私立の通信制高校を選ぶのがおすすめです。

私立の通信制高校は先生が受け持つ生徒が1人~数人なので、公立の通信制高校や全日制高校と比べて手厚いサポートを受けられます。

いくつかの私立通信制高校の無料資料請求をして、比較検討した上で自分に合いそうな学校に問い合わせをしてみると良いでしょう。

通信制高校の卒業に必要な年数まとめ

通信制高校も全日制高校同様に卒業に必要な年数は3年です。しかし全日制と違いその期間は登校し続ける必要がありません。在籍してさえいれば良いのです。

もちろん単位の取得は必要ですが、通信制高校は自分のペースで勉強を進めることができますし、私立であればサポートが充実しているので多くの方が3年で卒業できています。

最近ではeラーニングを実施している通信制高校も多く、学校に通わなくてもスカイプやチャットを経由して指導を受けることもできます。

もちろん1人での勉強に自信のない人は、スクーリングが週に数回ある通信制高校を選択するのも一つの手ですが、このように通信制高校は個人に合わせて柔軟に卒業資格を目指すことが可能です。

まずは無料の資料請求をするなどして比較検討してみてはいかがでしょうか。

通信制高校の卒業に必要な単位数は?効率よく単位を取得する方法

講義

通信制高校は高等学校卒業資格を取得できる、全日制高校同様れっきとした高校の一形態です。

全日制高校との違いがあるとしたら、学年制か単位制かというところでしょう。通信制高校が採用する単位制とはどのようなものなのでしょうか。

通信制高校の卒業に必要な単位数は?

卒業には74単位が必要

通信制高校を卒業するには国語、数学、理科、社会などの科目から74単位の取得が必要です。

また、74単位の他にも特別活動で30単位を取得する必要があります。特別活動とは、ホームルーム、学校行事、生徒会活動などのことです。

全日制高校はホームルーム活動だけで年間40時間は参加する必要があることを考えると、通信制高校では特別活動の負担は小さいといえます。

最近は特別活動の単位を体育祭などで履修することができる学校も増えていますので、年に数日だけスクーリングすれば良いという学校も増えています。

できるだけ学校に足を運びたくない人にもおすすめといえます。

74単位の他、最低3年は在籍しなければいけない

通信制高校は学年制でなく単位制を用いているのが大きな特徴です。学年制の全日制高校のように一定の成績と出席日数を満たせば次の学年に進級でき、3年後には自動的に卒業できるというワケではありません。

通信制高校は自分で計画を立て74単位取得した上で、3年間在籍しなければ卒業できないのです。

ただ転入する前に全日制高校に2年間在籍しており、単位もしっかり取得していた場合などは引き継ぎができるので、残りの1年間と単位を取得すれば卒業できます。

逆に計画性がない、自宅だとつい勉強をサボってしまうような方だと74単位の取得に4年以上かかってしまうこともあります。

単位取得の流れ

  1. レポートを提出
  2. 単位認定試験を受ける
  3. 点数が基準点以上なら単位習得
  4. 以降、これを74単位分繰り返す

通信制高校における単位取得の流れとなります。

上記の他に先程も触れた30単位時間以上の特別活動、3年以上の在籍があれば無事卒業となり、高校卒業資格を得ることが可能です。

単位における全日制と通信制高校の違い

実は全日制高校も卒業には等しく74単位以上の取得を必要としています。ただ全日制高校では1単位=50分として年間35単位以上の授業を受け、定期テストで一定以上の点数をとらなければいけません。

一方、単位制の定時制高校ではレポート提出と認定試験、もしくはスクーリングをクリアすると単位取得となります。スクーリングが少ない学校なら年に5日程度の登校で大丈夫です。

そのため、「毎日、学校に通うのがつらい」という人でも、通信制高校なら無理なく高等学校卒業資格を取得できるようになっています。

登校日数を増やすこともできる

一方、通信制高校の中には週に5日の登校日があるコースを設けているところもあります。一人での学習が不安な場合は、こういった登校日数の多いコースを選択することも可能です。

登校日数が多い学校は制服が用意されていることも多いので、「かわいい制服を着て学校に通いたい」という希望があれば叶えることもできます。

ただ全日制と違い制服の着用をするのもしないのも生徒の自由となっているのが、通信制高校らしい特徴といえるでしょう。

単位制の通信制高校ならではのメリット

結局必要な単位数は74単位ということもあり「学年制も通信制もあまり変わらないのでは?」と、思う人もいるかもしれません。

しかし、通信制には学年制にはないいくつかの大きなメリットがあります。

編入・転入をしても遅れずに卒業できる

全日制高校から全日制高校に転入・編入をする場合は一つ下の学年に編入・転入しなければいけないケースが多いです。入学式も基本的に4月の1回しかありません。

一方、通信制高校は単位制なので学年というものがありません。したがって「一つ下の学年になる」という事態が発生しません。

そして全日制高校で取得した単位もそのまま引き継がれるので、タイミングが悪くなければ転入をしても同級生と同じタイミングで卒業することが可能です。

年2回入学式がある

多くの通信制高校は4月と10月の2回、入学式を開催しています。これも学年制のように年度初めに一斉に授業がスタートするカリキュラムではなく、各自のペースで学習する通信制高校だからこそできることです。

編入・転入は随時受付けているところが多いので、全日制高校のように来年の4月まで入学を待たざるを得ず、1年を棒に振るということもなく入学することができます。

留年の心配がない

通信制高校には学年がないので、留年の心配がありません。スポーツや芸能活動との両立を目指して通信制高校を選択するとなかなか勉強の時間がとれないシーズンもありますが、安心して下さい。

とはいえ74単位の取得は必須ですので、勉強をおろそかにしたままズルズルと過ごしてしまうといつまでたっても卒業できない、ということにもなりかねません。

時間がある時期に集中的に勉強、単位の取得をするなど、年間を通じた計画が必要となってくるでしょう。

通信制高校の単位を効率よく集める方法

1年につき25単位の取得を目標にする

もちろん、最初の2年間はハイペースで30単位ずつ取得し、3年時は14単位を残すのみというプランもあるでしょう。

ただ、1年に取得する単位数は25にしておいた方が無理せず済むので、モチベーションの維持がしやすいです。

そしてモチベーションが維持できれば、結果として卒業もしやすくなるでしょう。

余裕があればアルバイトで社会勉強をしたり、旅をして見聞を広めることもできます。そういった経験は大学入試や就職に際しても必ず役に立ちます。

勉強だけではなく自分ならではのアピールポイントを磨くことができるというのも通信制高校のメリットなので、過剰に単位の取得に時間を割かないのも手です。

大学受験を目指すなら1年、2年次に多めに単位を取得する

ただ通信制高校から大学受験を目指すなら、やや早いペースで単位を取得したいところです。

たとえば、1年次に30単位、2年次に25単位を取得し、3年次には19単位を残すだけにできれば理想的でしょう。

こうすれば3年次には大学受験のための勉強に集中することもできます。ただし、無理しすぎないように自分にとって一番よいペースを考えながら学習を進めるようにしましょう。

卒業までの計画をしっかりと練る

1年で25単位を取得するのが理想といっても、必ずその通りに動けるとは限りません。

人によっては目標にしていてもついついサボってしまったり、仕事が急に忙しくなって勉強の時間が取れなくなることもあるからです。

そうならないためには卒業までの計画を細かく練る必要があるのです。◯月◯日までにこの単位を取得する、◯日まではこの単位を取得する、といった感じで日付レベルで細かく計画を練りましょう。

大雑把な計画だと卒業までモチベーションを保たせるのが大変です。

4年かけて卒業するのも手

病気や怪我などで通信制高校を選択した人は、無理に3年で卒業しようとするよりもゆっくり自分のペースでの学習がおすすめです。

とはいえのんびりし過ぎて卒業できない、ということになっては本末転倒です。

たとえば4年間かけて18~19単位ずつ取得するというように、スローペースながらもしっかり計画を立てて守るようにするとよいでしょう。

通信制高校の卒業に必要な単位数まとめ

通信制高校は単位制を採用しているので、全日制と違って自分のペースで勉強をして卒業をすることができます。

ただ通学日数が少なく自宅学習が中心なので、サボろうと思えばサボれてしまうため卒業には強い意志と計画も必要です。

その辺りが不安な場合は登校日を増やしたり、サポート校を活用することをおすすめします。公立の通信制高校は卒業率が40%と低いものの、私立通信制高校でサポート校を活用すると98%の方が卒業できています。

また、通信制高校によって単位の取得しやすさも変わってきますので、まずは複数の学校資料を取り寄せて、比較検討してみてはいかがでしょうか。

高校をやめたい・中退したい時に大事なのは親の態度!対処法などを紹介

親子

「高校中退したい」「高校を辞めたい」と子どもに言われて動揺しない親はいないでしょう。しかし、注意したいのが親の態度です。

頭ごなしに否定しても子どもに良いことはありません。むしろ子どもの未来に悪影響を与える可能性が高いです。ではどのように接するのが正解なのでしょうか。

親向け:子どもが高校を中退・辞めたい時に大事なのは親の態度!

親はまず子どもが高校をやめたい理由にしっかり耳を傾ける

子どもに高校を辞めたいと言われたら「せめて高校だけは卒業しなさい!」と、いいたくなる親心はもっともなことです。

就職するにせよ進学するにせよ、最低でも高卒資格がなければ不利になるのも事実です。将来を心配すれからこそ、高校中退をどうにかして阻止したい親御さんも多いでしょう。

しかし、子どもが高校中退したいとまで思い至ったのには、それなりの理由があるはずです。まずは、子どもに「どうして高校中退したいのか」聞いてみるようにしましょう。

もちろん望む返事が帰ってくるとは限りませんが、歩み寄る親の態度は大事です。子どもに「自分を否定された」という思いを残さないようにしましょう。

相談した時点で子どもは悩み抜いていますので、ここで対応を間違うと不登校になったり、非行に走るといった悪影響が出てしまう可能性があります。

内容によっては学校の先生に相談する必要がある

もし高校中退を回避したいなら、学校の協力も欠かせません。

子どもが高校中退したい理由を話してくれて、解決が見込めそうなら学校の先生に相談してみるのもひとつの方法です。

内容によっては先生への相談は逆効果

しかし、学校に信頼できる先生がいないこともあるでしょう。特にクラス内のいじめが原因の場合、先生に相談すると隠蔽されたり、先生が首謀者を怒った結果より陰湿になって子どもがより傷つく可能性もあります。

実際、そのようなケースから子どもが命を断ってしまった…という例はキリがないほど多いです。

また、「他にやりたいことがある」「この学校に行きたい」など。高校中退したい理由がそもそも学校とは関係ないというケースもあります。この場合、どうしても中退を避けられないこともあるのです。

高校中退後の進路を親子で話し合う

どうしても高校中退をしなければいけない場合、親としては残念なものです。「育て方を間違えたかもしれない」と、落ち込むこともあるでしょう。

しかし、親以上に子どもは不安に思っていることを忘れないでください。高校生といってもまだまだ大人への道のり半ばです。

親の態度が不安定ではますます子どもを不安にしてしまいます。無理をしてもドンと構えるようにしましょう。

ただ親子で不安に思っていても未来はひらけません。高校中退後の進路について、できるだけ具体的に親子で話し合うようにしましょう。

子ども向け:高校をやめたい方によくある質問とアドバイス

「学校をやめる」というのは世間一般的に「良くないこと」と思われているため、高校をやめたい気持ちがあっても迷ってしまうでしょう。

また、将来の自分にどういったリスクがあるのか、社会に出たときに困ることがあるのかなどいろいろな不安もあると思います。

新しい道に踏み出すときはどんなことでも迷いや不安が生じるものですが、人生を左右する可能性がある「高校中退」を安易に決めてしまうのは得策ではありません。

ここでは、高校をやめたい人が持つ質問に対するアドバイスをしていくので、迷いや不安を解消してか、今一度高校を中退するべきかしっかり考えてみてください。

Q1:将来どんなことで困りますか?

A:高卒以上で募集している仕事につけなくなります

もし、今本当にやりたいことがあって、それを一生の仕事やライフワークにしていくのであれば困ることはないでしょう。

しかし、高校の人間関係や学業が面倒、勉強についていけないなどの理由であったり、将来何をしたいか決めていない状態で中退すると困る可能性はあります。

今は昔ほど学歴を重視する会社は多くないものの、それでも応募条件として「高卒以上」を挙げる企業も多いですし、そもそも日本では社会の根底に「高校を卒業しているのは当たり前」という意識がまだ根付いています。

もちろん学歴不問の職場はありますし、最近の流れを見ていると将来的にはこの考え方が変わっていく可能性はありますが、少なくとも現時点では高校中退だと自分がやりたい仕事が見つかっても応募の段階でNGになることがあるのです。

中退しても高卒認定や通信制高校での卒業という選択肢もある

しかし、高校を中退しても高卒認定の資格を取ったり、通信制高校などを利用して高卒資格を取ることも可能です。

そのため、高校をやめたとしてもその後の選択肢次第では将来への影響を抑えることができます。

Q2:せっかく入学したのにやめるのはもったいないですか?

A:もったいないのは間違いありません。

高校の入学には入学金や授業料、教科書代や制服代などたくさんの費用がかかっています。また、合格するためにた時間を使って勉強しているはずですので、やめてしまうとお金や時間がもったいないのは事実です。

しかし、いじめなど様々な理由があって「やめたい」と思っている場合、入学のためにかけた費用や時間のことを気にする必要はないでしょう。

「行きたくない」「やめたい」というネガティブな気持ちのまま、我慢して高校に通っても吸収できるものや得られるものはほとんどありません。

何も進展しないままお金と時間を無駄に使ってしまうことになりますし、いじめなどがあった場合は無理に通い続ければうつ病などになってしまう可能性もあります。

大事なのはやめた後の選択肢です

今まで使ったお金や時間にこだわるより、これからどういった未来にしていきたいのか、そのためにお金や時間を使うべきです。

過去を振り返って「もったいない」と足踏みしている時間のほうがもったいないので、もう一度やめたい理由や将来のことを真剣に考えてみてください。

何歳であっても今が人生で一番若い瞬間ですから、その大事な時間を有意義に使うことが大切です。

過去に支払ったお金や使った時間は「無駄」ではなく、「高校は自分に合っていなかった」、「新しい道に進むべきだ」と気づくための勉強代と考えれば良いでしょう。

Q3:高校をやめることは「逃げ」になりますか?

A:高校をやめると「逃げた」と思われることはあるかもしれません。

確かに、勉強するのが嫌でやめるのであれば「勉強から逃げた」、友人関係のトラブルであれば「人間関係から逃げた」ととらえられる人もいるでしょう。

もともと日本人は「逃げる=悪い・弱い」という考えを持っている人が多いため、「中退してはいけない」と思ってしまいがちです。

しかし、逃げることは悪いことでも弱いことでもありません。社会人になると逃げる方が正解なパターンも多いです。

どんな理由であっても自分がやめたいのであれば、その気持ちを尊重してあげましょう。

逃げたあとでやりたいことを見つけるのも一つの手

たとえ高校から逃げたとしても、本当にやりたいことが見つかって、そこに向かって頑張っていけるのであれば何の問題もありません。

もし勉強が嫌でやめるにしても、その気持ちのまま高校に通い続けたからといって何の得があるのかを考えてみてください。きっとほとんど勉強は身につかないでしょう。

逃げているかどうかというのはあくまでも他人の判断・基準でしかありません。自分の大事な人生を人のジャッジに任せないことの方が大切です。

Q4:もう一度通い直すことはできますか?

A:高校をやめたとしてももう一度通い直すことは可能です。

高校には編入という制度があり、中退をしたとしても違う高校に入学することができます。

中退前に取得していた単位もそのまま引き継げるので、卒業へのハードルもぐっと下がります。

ただ全日制高校では学年ごとに取得しなくてはいけない単位が決まっているため、たとえば2年生の卒業直前に中退した場合であっても、再度2年生から始めなくてはいけません。

そのため、たとえ単位を引き継げても年下の同級生に混ざって卒業を目指すのが厳しく、またやめてしまうという人も少なくないのが実情です。

通い直すなら全日制でなく通信制高校がおすすめ

もう一度やり直したい場合は、全日制高校でなく通信制高校に通うのがおすすめです。通信高校でも単位は引き継げますし、ほとんどが自宅での学習になるので周りや年齢を気にせず通えます。

全日制高校に通い直す人もいますが、周囲と年齢が違うので浮く、授業は同じなのでまた勉強についていけなくなる、再度不登校になるという方が非常に多いためあまりおすすめはできません。

一方で通信制高校は中退した人を積極的に迎え入れているので、通いにくいと感じることは少なく同じ境遇の人との出会いもあります。

実際、高校を中退した後に通信制高校に転入・編入するは非常に多く、定時制高校に転入する人より3倍以上多いとも言われています。

Q5:学校に行くのが嫌でやめたいのですが良いのでしょうか?

A:良いです。ただ、自分が「なぜやめたいのか」「やめてどうするのか」を考えることが重要です。

「やめたいからやめる」こと自体は悪くないのですが、やめたい理由に向き合わなくては、違う道に進んでもまた「やめたい」という理由で挫折してしまう可能性があります。

また、やめた後のことを考えておかないと、自分の人生における大事な時間を無為に過ごすことになります。

理由や今後といっても、決して壮大な夢を持ったり大きいことをしなければいけないわけではありません。

たとえば学校に通うのが面倒であれば通信制高校に編入する道もありますし、働きたいのであれば定時制高校に編入して働きながら学校に通っても良いでしょう。

Q6:もうひとりで生きていける気がするんですが、難しいでしょうか?

A:高校に通える年齢であれば一人で生きていくことは十分に可能です

今は最低賃金も昔より引き上げられていますし、アパートを借りるにしても保障会社を通せば連帯保証人不要なので、苦労はしますが一人で生きていくことは可能です。

実際、高校生の年代で一人暮らしをしている人、社会に出て働いている人は数多くいます。

しかし、親元を離れて本当にひとりで生きていけるのか、その方が自分に取って良い道なのかどうかは今一度確認してみましょう。

お金などの面での苦労は避けられないです

親元を離れた後の仕事はアルバイトを想定している場合、収入はどうしても不安定になりますし、ケガや病気で働けなくなる可能性もあります。

そしてもし病気などで収入がなくなったとしても、家賃や光熱費などの固定費は支払わなくてはいけません。

また、高熱で動けないときに一人でどうやって病院に行くのか、食事はどうするのかなどの問題もあります。

もちろん収入と支出もしっかり算出しておく必要があります。特に支出に関しては家賃と光熱費、食費だけでなく、保険や税金などの支払いも発生するので、思っている以上に一人暮らしにはお金がかかります。

こういったシミュレーションをしても、「絶対にひとりで生きていける」というのであれば大丈夫かもしれませんが、人に頼らなくてはいけない状況になる可能性があることは覚えておきましょう。

高校をやめたい子どもにはどんな進路がある?

私を含め親世代には「高校中退=人生の敗北」のように思う人も少なくありません。しかし、そのような思考は親の態度に出てしまうものです。

時代は変わっており、現在は高校を中退してもその後の対応やスキル次第では様々な未来があります。

まずは「高校中退しても人生まだまだこれから!」と、ポジティブに考えましょう。実際、高校中退しても次のようにさまざまな進路があるものです。

海外留学をする

これはコロナが落ち着くまでは少々厳しいですが、高校中退した人の中には「日本の学校は合わないと感じていた」という人も少なくありません。

実際、海外の高校に行くと人が変わったように明るくなったり、良い意味で変わったという子はたくさんいます。日本の学校の空気は世界からみてもかなり独特です。特に高校まではその傾向が顕著です。

そのため、日本の学校が合わない、やめたいと感じる子どもは実は海外の学校だと快適という人が多いのです。

しかし、当然のことながら海外留学にはお金がかかります。また、学校によっては海外の高校を卒業しても日本では高卒にならず、最終学歴は中卒となる点に注意してください。

帰国子女枠で大学受験も可能ですが、希望校で実施しているとは限りません。海外留学をする場合は学校選びは慎重にして下さい。

一部の通信制高校では転入で全日制高校での単位を引き継ぎつつ、提携している海外の高校に留学することで、国内と海外両方の高校卒業資格を得られる高校もあります。

海外留学を検討する場合はそのような通信制高校を選ぶのがおすすめです、

中卒でも通える専門学校に行く

専門学校は基本的に高卒でなければ入学できませんが、一部、中卒を受け入れている場合もあります。

ただし、中卒でも入学可能な専門学校は全国で500校ほどと決して多くはありません。東京だと何校かありますが、地方では通える範囲にひとつもないということもあるでしょう。

また、中卒で進学できる専門学校は理容・美容、調理師、准看護師、スタイリスト、自動車整備などの一部ジャンルに偏っています。

もしこのような分野に興味がない場合は別の道を探す必要があるといえるでしょう。

高認を取得してから大学を目指す

大学の入学試験にチャレンジするには高卒資格が必須です。しかし、高校中退でも高卒認定試験(高認)を合格すれば大学受験を受けることができます。

しかし、ここで注意したいのは高認はあくまでも高卒と同程度の学力があることを証明するだけのもので、高等学校卒業資格とは別物という点です。

もし大学受験に失敗したり、大学中退するようなことがあれば、最終学歴は中卒となってしまうのです。

また、高認は年に2回しかチャンスがない、試験合格には全ての科目で合格が必要になるなどそれなりに難易度が高いです。

通信制高校へ転入して高卒資格を取る

高校をやめたい理由が「今の高校が嫌だ」「通学するのが面倒くさい」「勉強が嫌だ」「他にやりたいことがある」といったものである場合、一番おすすめなのが通信制高校への転入です。

通信制高校は文字通り通信教育がメインとなるので、学校に通う必要がほとんどありません。コースによりますが、年に数回程度の通学でいい学校もあります。

なのでいじめや面倒な人間関係もありません。勉強も少人数制~マンツーマンを採用しているので、個人に合わせて進めてくれます。分からない部分があれば分かるまで教えてもらえます。

そしてなにより必修科目の勉強だけでなく、美容やネイル、アニメ、声優。漫画。芸能、スポーツ、eスポーツといった様々な専門コースがあり、自分の好きなことを学ぶことが可能です。

もちろん卒業すれば全日制と同じ卒業資格を得られますし、就学支援金制度を使えるので学費もほとんどかかりません。

制服代などがない分、全日制より安いケースもあるくらいですので、高校を辞めたい場合におすすめの選択肢となっています。

通信制高校は自分のペースで勉強できる

通信制高校は学年制ではなく単位制です。高校課程の単位を自分のペースで取得して卒業することができます。1年に取得しなければいけない単位数が決まっている学年制と違い、単位を落としても留年するというようなこともありません。

卒業には少なくとも3年間在籍していなければいけませんが、子どもへの負担は全日制よりもはるかに少ないです。

高校を中退・辞めたい子どもが通信制高校を選ぶポイント

高校中退者にとって通信制高校は最適の進路といっても過言ではありません。しかし、通信制高校と一口にいっても特色はさまざまなので、それぞれのご家庭におすすめの学校は異なります。通信制高校を選ぶ際のポイントについて解説します。

学費が負担になりすぎない学校を選ぶ

通信制高校にも公立と私立があり、やはり公立の方が学費はリーズナブルです。公立なら年間2万円~3万円程度の学費ですみます。

就学支援金制度を使えば実質無料となるケースもあります。

経済的な理由から高校中退せざるを得なかったという場合も、通信制高校なら勉強を続けることができる可能性が高いです。

私立の場合も就学支援金を利用すれば負担が数十万円ほど軽くなることが多いです。

参考:文部科学省

私立は通学回数が少ないので働きながらでも通いやすい、サポートが私立より充実しているなどメリットも豊富です。

実際に通っている生徒のSNSやブログを調べる

通信制高校の教育方針は多種多様です。学校の公式サイトには校訓、教育方針などの記載があるので、必ず確認するようにしましょう。

また、それと合わせてやってほしいのがその学校に在籍している生徒のブログ、SNSなどを探して確認するというものです。

学校側の説明は基本的に良いことしか書いていませんが、SNSやブログなら生徒の生の声を聞くことができます。

全日制高校の中には生徒のSNSやブログを禁止している学校もありますが、通信制高校にはそのような規制がほとんどないので見つけやすいです。

支援会に通信制高校について問い合わせる

高校中退者、高校中退を考えている人のための支援会というものがあるのはご存知でしたか。

NPO高卒支援会では高校中退、不登校、引きこもりなどの子どもの救済をめざす活動を行っています。

高卒支援会のサイトを見てみると通信制高校の鹿島学園の紹介などがあります。実際に通信制高校を卒業して、現在スタッフとして活動している大学生のサポートを受けることも可能です。

どんな通信制高校があるのか、通信制高校での生活はどのようなものになるのか気になる方は、ぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

子どもが高校を中退・辞めたいと決めた時の親の態度まとめ

子どもに急に「高校中退したい」といわれて、慌てない親はいません。しかし、一度子どもの気持ちとじっくりと向き合って下さい。

もしかしたら受験を頑張って合格した高校かもしれませんし、親としては「中退なんてもったいない」という気持ちもあるでしょう。

しかし、無理をして高校に通わせては子どもを傷つけてしまう可能性もあります。

今は親世代よりも選択肢が増えており、高校中退をしても通信制高校などを利用して高卒資格を取得すれば、どんな大学にも入学できます。通信制高校から東大に合格した人もいます。

逆に全日制高校をなんとか卒業したものの、無理がたたってうつ病や引きこもりになった子どもはたくさんいます。

子どもにとって高校は人生を踏み出し、進んでいく際の通過点の一つです。無理をさせた結果うつ病などになり数年間子どもを苦しめるより、通信制などで無理なく高卒資格を取得させた方が子どもの未来のためになるでしょう。

通信制高校の入学時期は4月と10月!転入・編入はいつでも可能!

桜

通信制高校を検討しているならば「4月の入学式に間に合わなかった」というだけで、あきらめることはありません。

じつは、通信制高校は全日制高校や定時制高校のように入学式は年に1回、4月だけというわけではないのです。

通信制高校の入学時期は4月と10月

不登校などの理由により進路が決まらないまま中学を卒業してしばらく時間が経ってしまったり、高校を中退したけどこれからの進路に迷っている人は多いです。

その場合、通信制高校に進学するというのもひとつの方法です。

「でも来年の4月まで待って、1学年下に入るしかないのでは?」と、思う人もいるかもしれません。

しかし、通信制高校には学年という概念がありませんし、多くの学校で4月と10月に入学できる機会を設けているからです。

中退なら10月に入学しても3月で卒業できる

通信制高校を卒業すれば全日制高校同様に高等学校卒業資格を取得できます。そして卒業のためには、最低でも3年間在籍していることが必須条件とされています。

しかし全日制高校に在籍していた場合、中退したとしてもその期間も3年間の内に計算されるのです。たとえば全日制高校に半年通ったけど中退した場合、通信制高校に2年半在籍すれば卒業できるのです。

また、全日制高校に3年目の9月まで通ったものの致し方ない事情で中退してしまった場合、10月に通信制高校に入学すれば同級生と同じタイミングで高校を卒業できます。

私立の場合はいつでも入学できる事が多い

公立の通信制高校の多くは4月と10月のみの入学ですが、実は私立の通信制高校ではいつでも入学できることが多いです。

また、私立の通信制高校は全国どこからでも入学を受け入れている学校が多いので、地元に通信制高校がなかったり、4月と10月だと都合が悪いという方におすすめです。

随時入学OKの通信制高校の一例

随時入学を受け付けている通信制高校のひとつにルネサンス高等学校があります。実際、日本各地の生徒が在籍中ですが、スクーリングは年に4日程度なので、無理なく卒業を目指すことができます。

授業は基本的にインターネット学習なので、いつでも自分の好きな時に進めることができます。自由になる時間が多いので、スポーツ、芸能活動、バレエなどを生活の中心にしている生徒も少なくありません。

通信制高校を卒業するために必要な条件

通信制高校は3年間在籍していれば自動的に卒業できるというわけではありません。

次の3つをクリアして初めて卒業することができます。

  1. 3年間以上の在籍期間
  2. 74単位の取得
  3. 特別活動30単位の取得

このうち特別活動とはホームルーム、体育祭、修学旅行などの行事のことです。スクーリングと呼ばれる登校日にこれらの特別活動が実施されることになっています。

スクーリングは週に2~3日というところもあれば、年に1回5泊の合宿をするだけで済むところもあります。この辺りは以下のリンクからチェックできるので、気になる人は確認して下さい。

通信制高校への「転入」と「編入」について

現在他の学校に在籍してる場合は転入がおすすめ

転入とは、前の学校から間を開けずに次の学校に入学することです。

たとえば、6月30日まで全日制高校に在籍していて、7月1日から通信制高校に入学する場合は転入の扱いになります。

全日制高校に籍を置いたまま転校という形で通信制高校に入学するため、高校に在籍していない空白期間はなく、前の学校で稼いだ単位なども引き継ぎやすいというメリットがあります。

既に他の学校を退学している場合は編入となる

編入とは、現在の学校を退学した後に次の学校に入学することです。たとえば全日制高校を辞めた後にしばらくブランクがあり、あらためて通信制高校に入学し直した場合は編入ということになります。

編入は転入と違い、高校に在籍していない空白期間が生じることになります。

例えば1年生の途中に単位を取得する前に退学した場合、途中までの単位を引き継げないので0からの新入学となってしまいます。

反対に2年生や3年生まで全日制に通ったものの退学した場合、途中まで稼いだ単位を引き継げるので1年生から通い直す必要はないです。

空白期間が長いと不利益が生じる可能性がありますが、短ければ同級生とさほど変わらず高校を卒業することもできるでしょう。

通信制高校に学年途中で転入・編入する際の注意点

全日制高校や定時制高校から通信制高校に転入・編入する場合、前の高校で取得した単位は引き継がれるのはうれしいところです。しかし、ひとつ注意したいのが、あくまでも前年度までの単位しか認定されないという点です。

例えば前期・後期と2期制を採用している全日制高校で、2年生の前期の単位を取り終えた後に通信制高校に編入・転入した場合、引き継げるのは1年生の単位のみです。2年生の前期に取得した単位は引き継がれないので注意しましょう。

通信制高校は1年に何単位取得できる?

通信制高校で取得できる単位は生徒がどれぐらい頑張るかによって異なってきます。一応の目安としては1年におよそ25~30単位とも言われています。

通信制高校の卒業には74単位で必要になるので、全日制高校で単位をしっかりと取得した上で、4月から通信制高校に転入すれば同級生に遅れることなく高卒資格を取得できる確率は高いでしょう。

しかし2年生であれば転入までに30単位、3年であれば60単位を取得していない場合、4月の卒業までに残りの単位を取得する必要があるのでそれなりに大変です。

通信制高校に入学試験はある?

通信制高校にも入学試験がある

通信制高校にも入学試験はあります。おもに面談、作文、簡単な筆記テストなどが実施されています。

全日制高校が「落とすための試験」であるのに対して、通信制高校は「受け入れるための試験」とも言われ合格率は高めです。

通信制高校の入学試験は面接がポイント

さらに、私立通信制高校の場合は筆記テストはなく、面接と書類選考のみというケースも少なくありません。しかし「受け入れるための試験」と言われてはいますが、稀に不合格となってしまうこともあるので油断は禁物です。

通信制高校の入学試験でポイントとなるのは面接です。中学や高校の制服または、清潔な服装でのぞむようにしましょう。通信制高校は全日制高校のように厳しい校則がないというのも特徴のひとつなので、茶髪やピアスも問題ないかもしれません。しかし、とりあえず、面接の際には黒髪でピアスは外しておいた方が無難です。

面接の際に聞かれる質問も、難しいものはとくにありません。おもに「この学校を選んだ理由」「卒業まで勉強を続ける意志」「卒業後の進路についての希望」などを聞かれることが多いようです。面接官の顔を見て、簡単でもかまわないので自分の考えをしっかりと伝えるようにしてください。

部屋に入る時は「失礼します」、去り際には「ありがとうございます」とおじぎをするという基本的なマナーも忘れないようにしましょう。

通信制高校の入学時期や転入・編入の情報まとめ

以上のように通信制高校の入学時期は「いつでもOK」という状態です。ただし、公立通信制高校だと4月のみの受け入れになっていて、入学試験は3月に実施されることがほとんどです。学費が安いのが魅力的な公立通信制高校ですがタイミングを逃してしまうこともあります。

やはり、通信制高校の長所である「入学随時」を最大限に発揮しているのは私立通信制高校です。一口に私立通信制高校といってもさまざまな校風があるので、もしチャンスがあればオープンキャンパスなどに足を運んで実際の雰囲気を感じてみることをおすすめします。

とりあえず、資料請求をして複数の学校を比較してみてはいかがでしょうか。

通信制高校のテスト内容は?頻度や勉強の必要性、難易度も紹介

試験

通信制高校のテスト内容は?

通信制高校でのテストは全日制高校のような定期試験ではなく、単位認定試験と呼ばれるものになります。

テスト問題はほぼレポートから出題されます。そのため、レポートは返却されたら捨ててしまうのでなく、かならず保管しておきテスト前にしっかりと見直すようにしましょう。

難易度はそれほど高くないので、レポートの内容を暗記していれば合格点を取れます。

また、テスト前にスクーリングを実施している学校なら、授業でテストに出るところを教えてくれる先生もいます。なんとなく出席するだけではなく、ノートをきちんととって大事なポイントをまとめておくようにしましょう。

中にはテストに教科書を持ち込める場合もありますので、教科書にレポートやスクーリングで教えてもらった内容をメモしておけばテスト対策としては十分でしょう。

この辺りは通信制高校によって異なるので、テスト前には先生に教科書を持ち込めるのかどうか確認することをおすすめします。

通信制高校はテストの成績よりもレポートが重視されることが多い

全日制高校と違うのは、テストの成績はあまり重視されないという点です。通信制高校ではレポートをしっかりと提出し、決められた日数だけスクーリングに参加すれば、ほぼ単位は取得できるようになっています。

テストの点が悪い場合は追試をする通信制高校もありますが、多くはそのままです。さすがにテストを受けないと単位取得は難しくなりますが、受けてさえいれば合格という学校がほとんどといえます。

テストの実施頻度は年に1~2回程度

通信制高校の単位認定試験は学年末の1回か、前期と後期の終了時にそれぞれ1回ずつで計2回ほど実施されます。

いずれも出題範囲は広くなりますが、普段の勉強を真面目にしていれば難なく解けるレベルです。

テストは登校日に集合して大勢で受ける形が一般的ですが、中には仕事などでどうしても都合がつかない人もいるため事前に相談すればテストの日を変更してもらえることもあります。

また、最近では登校せずにオンラインでテストを受けることができる学校もあります。「できるだけ登校したくない」「生徒全員でテストを受ける独特の空気が苦手」といった人は、そのような学校を選択するというのもひとつの方法です。

全日制高校と通信制高校のテストを比較

受験資格

全日制高校では、一部を除き出席日数や課題の提出などをしなくてもテストを受けることができます。

しかし通信制高校は一定以上のレポートの提出、決められたスクーリング数を満たしている必要がある場合が多いです。

もちろんコースによってはスクーリング数が少なくてもテストを受けることができますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

回数

前述した通り通信制高校のテストは年に1回、もしくは2回程度であることが多いです。

一方で全日制高校では期末などに年5回、少なくとも4回という頻度でテストを行っている学校が多いです。

内容

全日制高校のテストは通信制高校と比べ難易度が高い事が多いですが、出題範囲そのものは回数が多い分狭いです。

また、教科書だけでなく副教材やプリントといった媒体からも問題が出題されることがあります。

一方で通信制高校のテスト内容は範囲こそ広いものの、日々のレポートや教科書の暗記をするだけで十分に合格できる程度の難易度です。

通信制高校のテストの合格ラインは?

通信制高校でのテストは難しくはありません。だからといって準備を怠れば合格点をクリアできないこともあります。合格ラインを正しく把握して、しっかりと準備するようにしましょう。

通信制高校の合格ラインは60点

通信制高校の単位認定試験では1年間で60点が合格ラインとされています。前期試験と後期試験がある場合、それぞれ30点を取ればよいという計算です。

ちなみに前期試験がほぼ0点でも後期試験で60点近く取れば問題ありません。

とはいえ、先程も軽く触れた通り通信制高校のテストは普段の勉強をきちんとしていれば難なく点数が取れるので、できる限り合格できるように頑張りましょう。

赤点を取ってしまうとどうなる?

通信制高校は全日制高校のように、赤点を取ると先生に呼び出されたり、追試をやらされるということはありません。

ただ赤点そのものは存在しています。通信制高校ではテストの合格ラインを60点としている学校が多いため、60点以下を取ると赤点扱いとなります。

とはいえ、通信制高校では赤点を取っても普段のレポートやスクーリングがしっかりしていれば単位がもらえるという所が多いです。

赤点を取ったからといって、単位を取得できないと諦める必要はありません。ただ一部の学校では追試があるケースもあるようなので、事前に確認をしておくと良いかもしれません。

不安な場合はサポート校を利用する

通信制高校に入学したもののテストに自信がなかったり、レポート提出もどこから手をつけてよいのかわからず赤点になった場合、サポート校を利用するという方法がおすすめです。

サポート校とは、文字通り通信制高校の勉強をサポートする学校のことです。個人に合わせた通学日数を設定でき、先生のマンツーマン指導を受けられるのがメリットです。

利用する際はできるだけ自宅近くのサポート校を選択してみることをおすすめします。

テストをクリアして通信制高校を卒業するには?

楽しく勉強できる通信制高校を選ぶ

たとえば、全日制高校ならクラスメイトと切磋琢磨しつつ学習へのモチベーションを維持することもできます。しかし、自宅学習を基本とする通信制高校では、目の前にライバルがいるわけではありません。つねに、自分との戦いといってもよいでしょう。

だからこそ、通信制高校では自分が楽しく勉強を続けられそうなところを選ぶことが大事です。たとえば机に長時間向かって勉強するのが苦手なら、スマートフォンやタブレットを使ったeラーニングをメインにしている通信制高校を選択するとよいでしょう。

学校によってはインターネット端末を無償で貸してくれることもあるので、ぜひ利用してみてください。

スマートフォンやタブレットならいつでもどこでも気軽に勉強できます。授業動画を繰り返し再生して理解を深めることもできるでしょう。

また、レポートの提出もインターネット経由なら切手代もかかりませんし、郵送にかかる時間を気にすることもありません。

通学できる通信制高校を選ぶ

通信制高校の中には週に5回もスクーリングを実施しているところもあり、ほぼ全日制と同じ頻度で通学できるようになっています。

「それで通信制といえるの?」という疑問もあるかもしれませんが、学年制ではなく単位制という点は他の通信制高校と変わりません。進級テストなどを気にすることなく、自分のペースで勉強できるのです。

登校日が多い通信制高校には、だいたい制服も用意されています。ブレザーにチェックのスカートなど、オシャレな制服も少なくありません。もちろん、制服を作るのも着用するのも生徒の自由ですが「通信制高校でもかわいい制服を着たい!」という人の願いも叶えてくれるのです。

スクーリングが多い通信制高校では、授業の際にテストに出るポイントを教えてもらえることもあります。また、わからない点はつねに先生に聞けるのでテストの準備もしやすいのではないでしょうか。

テスト勉強の計画を先生と練る

中学にもあまり通うことができず「定期テストをほとんど受けたことがない」と、通信制高校でのテストを不安に思っている人もいるかもしれません。しかし、通信制高校は不登校の生徒を積極的に受け入れているところも少なくないので、そういった学校を選択すれば手厚い指導を期待できます。

たとえば、テスト勉強の計画を立てるところから先生が指導してくれる通信制高校もあります。テスト勉強だけではなく、レポート提出、スクーリングなどの計画も一緒に練ってもらえばさらに安心です。

せっかく自分にピッタリな学習計画を立ててもらったら、それをコツコツと実行していくのも大事です。また、卒業までには自分で学習計画を立てる力も身に着けるようにしましょう。そういった力が身についてこそ、通信制高校で学んだ意義があるというものです。

通信制高校のテストまとめ

通信制高校のテスト内容は難しいものでないので、日頃のレポート提出やスクーリングを真面目に取り組んでいればほぼ確実に卒業することができます。

しかし、赤字では単位を認定されないこともあるので、テストが難しいと感じた場合はサポート校を利用してもよいでしょう。

とはいえ全日制高校より難易度は低いので、現在全日制高校での勉強やテストに不安がある場合は通信制高校への入学・転入を検討するのも手です。

通信制高校卒業後の就職率・進路の実態|不利というのは本当?

卒業

自分のペースで勉強できる、毎日通学する必要がないという魅力のある通信制高校ですが、気になるのは卒業後の進路です。

通信制高校は卒業後の就職・進路で不利という噂がありますが事実なのでしょうか。文部科学省の学校基本調査から、通信制高校卒業後の進路を調べました。

通信制高校卒業後の就職率・進路の実態

卒業後の各進路の人数

文部科学省による学校基本調査によれば、平成29年度に通信制高校を卒業したのは53,552人もの卒業生の進路内訳は以下の通りです。

進路 人数
大学進学 9,885人
専修学校専門課程進学 11,343人
専修学校一般課程進学 704人
公共職業能力開発施設等入学者 490人
就職者 10,505人
その他 19,869人
不明 756人

出典:学校基本調査

卒業後は専修学校に進学する人が最も多い

以上のように、通信制高校を卒業した後の進路としては、専修学校に進学する人がもっとも多いです。

また、進学、就職など通信制高校卒業後の進路はひとつではありません。

気になるのは「その他」、すなわち進学も就職もしていない人が多いという点です。これはフリーター、ニートの他、フリーランスや自営業を始める卒業生が多いためです。

卒業後の進路の比率

進路 割合
大学進学 18.5%
専修学校専門課程進学 22.5%
就職 19.6%
その他
(フリーランスや職業訓練校含む)
39.4%

出典:学校基本調査

ちなみに各進路を比率にすると上記の通りになります。

大学進学や専修学校に進学する人も非常に多いですが、進路として就職という選択肢を選んでいる人も多数いることが分かります。

その他が多いのはなぜ?

普通に考えればその他に該当するのはニートやフリーターといった、どちらかというネガティブな進路を選んでいる人が多いと考えるはずです。

しかし通信制高校には芸能活動やスポーツに専念するために入学しているという人も多く、そういった人は卒業後には進学や就職せずそのまま業界で働きます。これがその他の割合を引き上げてる要因の一つです。

また、その他にはフリーランスの道を選んだ人も含まれるので、その他が一概にネガティブな指標でないことが分かります。

将来の進路において高卒資格を取得する意味は大きい

たとえ高校卒業後にすんなりと進学や就職ができなかったとしても、高等学校卒業資格を取得できるだけでも無駄ではありません。

やはり最終学歴が中卒か高卒かで、その後の人生の選択肢の幅はかなり違ってくるからです。

たとえば大学受験をするにも資格を取るにも高等学校卒業資格は必須です。また、中卒の求人数は少ない上に選べる職種も限定されてしまいます。

もちろん、学歴と関係なく活躍できるスポーツや芸術関係の仕事もありますが、そういった道を志す人でさえ最近は「せめて高卒資格を取得しておこう」と、通信制高校に入学する例が少なくないです。

通信制高校は卒業後の就職・進路で不利になる?

通信制高校卒業でも就職は不利にならない

高校卒業資格は全日制・定時制・通信制すべてで同じものが与えられます。

つまり履歴書に通信制高校を卒業したとわざわざ書く必要はないので、面接官や人事が通信制と気づかない限りは不利になることはあり得ないのです。

※学校名に「◯◯通信制高校」と入っている場合は除く。

最近は通信制高校への偏見も減りつつある

昔は通信制高校に対し「勉強で落ちこぼれた人が行くところ」「問題のある生徒が集まっている学校」という偏見がありました。

しかし、最近ではNEWSの増田高久、藤ヶ谷太輔などの芸能人も数多く卒業していることもあり「チャレンジしたいことがある人が、あえて選ぶ学校」というイメージも定着しつつあります。

通信制高校は毎日登校せずに、自分で学習することが基本ですので、けっして楽に卒業できるわけではありません。つまり通信制高校という学歴は自主性、自己管理能力があることをアピールするきっかけにもなるというわけです。

ただ学校名が「◯◯通信制高校」となっている場合、面接官や人事が古臭い考えを持っていると不利になる可能性はゼロではありません。

逆に卒業後の進路で有利にする方法

通信制高校の中にはビジネス系の資格取得をバックアップしてくれる学校もあります。

そのため、過去には卒業時にTOEIC、秘書検定、簿記検定、マナー検定などを取得し、全日制高校の生徒とは比較できないほど充実した履歴書を作った人もいます。

高校卒業をしたばかりとは思えない充実した履歴書があれば、大半の進路ではむしろ有利となるでしょう。

また、通信制高校はアルバイトをしやすい環境にあるため多くの生徒がアルバイトに励んでいます。例えばアルバイトを通じてビジネスマナーを身に着けていれば就職で有利になりますので。アルバイト先を吟味してみるのも手でしょう。

通信制高校の在学中に国家資格を取得する

通信制高校の中には美容師、調理師などの国家資格を取得できるところも多いです。

在学中に国家資格があればそれだけで大きなアピールポイントとなりますし、全日制高校の卒業後に専門学校に通うよりお金も節約できるのは大きなメリットといえるでしょう。

たとえば、ルネサンス高等学校はビューティーアート専門学校に通いつつ美容師資格を取得できるコースが設けられていますし、レコールバンタン高等部では、八洲学園国際高校と連携し、調理のことも学べるようになっています。

通信制高校卒業後の進路で大学を目指すポイント

大学受験向きのコースのある通信制高校を選ぶ

通信制高校での勉強の難易度は学校によって大きく異なります。「公立の通信制高校は中学レベル」という噂もありますが、さすがにそれはデマです。

高校課程の基礎的な内容をきちんと理解して、レポートを提出しなければ単位を取得できないようになっています。

中には中学にもあまり通えなかった人のためのコースもありますが、難関大学を目指す生徒のために予備校レベルの内容を教えてくれるところもあり、勉強のレベルは千差万別です。

もし大学受験を目指すなら、受験専用コースのを設けている通信制高校を選択するとよいでしょう。

個別指導をしてくれる通信制高校を選ぶ

大学受験に熱心な通信制高校の中には、レポート提出だけではなく、塾のように個別指導をしてくれるところもあります。近隣エリアから学校を選べば毎日通うことも可能です。

予備校講師など受験のプロが習熟度に合わせたマンツーマン指導をしてくれるというのは、大手予備校の大人数の授業ではなかなか経験できないことです。

オーダーメイドの受験勉強が可能というのはかなり強みなので非常におすすめです。

通信制高校卒業後の就職率・進路の実態まとめ

通信制高校は就職率や進路が心配という人もいるかもしれませんが、実際のところはそれ程問題ないといえます。

むしろ資格の取得、専門的な知識の勉強ができるなど通信制高校ならではの有利な点もあるぐらいです。

採用側からすれば全日制高校で特に資格がなく、部活やバイトの経験もない生徒よりも、通信制高校で何らかの資格を取得しており、バイトや課外活動の経験がある通信制高校の卒業経験がある方が安心です。

進路によりますが通信制高校は不利どころか有利に働くケースも多いので、まだ入学していない方はまずは何校からか無料の資料請求をして、比較検討してみることをおすすめします。

40代でも入学できる通信制高校おすすめ5選!メリットやデメリットも紹介

履歴書

40代におすすめなのは公立、私立どちらの通信制高校?

公立の通信制高校は学費が安いのがメリット

公立の通信制高校の魅力は学費が安いという点でしょう。公立の通信制高校の学費は各都道府県ごとに異なりますが、およそ1単位あたり175~700円といった設定になっています。

通信制高校を卒業するには74単位を取得しなければいけませんが、公立なら教科書などの諸費用を含めてもトータルで数万~十万円ほどで済むことがあります。

40代ともなると自分の子どもに教育費がかかり、自身の勉強代どころではないという人もいるでしょう。しかし、公立の通信制高校なら少しレジャーや趣味を我慢すれば十分学費に当てることができるのです。

ただ公立の通信制高校にはデメリットもある

リーズナブルな学費が魅力的な公立の通信制高校ですが、スクーリング数が多いのと教員数は決して多くはない点は注意が必要です。

後述する私立は学費が高い代わりにサポートが充実しており、登校は月に数回、学校によっては年に数回で済むので働きながら通うことになる40代でも通いやすいです。

しかし多くの公立は週に数回、場合によっては5回通わなければいけず、働きながら通うことになる40代には負担が大きいです。

また総生徒数が600人以下の学校では生徒46.2人に対して1人の教師を配置すれば良いことになっているため、配置されている先生が少なく私立と比べてサポートが受けられません。

それもあってか、実は公立の通信制高校は4~6割の人が卒業できていません、一方で私立の通信制高校は9割以上の人が手厚いサポートにより卒業している実績があります。

私立の通信制高校はサポートが充実しているのがメリット

もし通信制高校を3年で卒業したいという希望があるなら、おすすめは私立の通信制高校です。生徒1人1人へのサポート体制の充実度でいえば、やはり公立より私立の通信制高校が圧倒的です。

通信制高校は自宅学習なので、忙しい毎日を過ごしていると「今日も勉強できなかったけど明日こそ…」というような日が続いてしまいがちです。

しかし、私立の通信制高校は多忙な生徒でも無理なく学び続けることができるよう、マンツーマンで指導をしてくれたり、先生が学習計画を立てるなど丁寧に面倒を見てくれるところも少なくありません。

学生時代は勉強が苦手だったという人の中に多いのが、実は勉強の仕方がわかっていなかっただけというものです。

私立の通信高校で勉強についてアドバイスをもらい、「勉強ってこんなに面白いものだったんだ!」と、開眼する方も少なくありません。

私立の通信制高校は学費が高いのがデメリット

手厚く指導してくれるのがメリットな私立の通信制高校ではありますが、そのかわりどうしても公立より学費がかかります。

入学金は2~5万円、授業料は年間18万円ほど必要で、公立高校よりはかなり負担が大きくなります。

全日制高校や定時制高校よりは安いとはいえ、40代が住宅ローンなどを抱えながら支払うとなると、なかなか厳しいものがあるかもしれません。

そんな時は、高等学校等就学支援金を利用するのも良いでしょう。高等学校等就学支援金は国からの支給される返済の必要のない支援金です。年齢、国籍に関係なく高校に通う生徒なら誰でも申請することができます。

結論:学費は高いがサポート充実で卒業率の高い私立のほうがおすすめ

私立は学費が高いのでがネックですが、支援金を活用すれば実際に払う学費を大幅に減らすことができるので、総合的に見れば公立よりも私立通信制高校の方がおすすめと言えるでしょう。

特にサポートの充実度が段違いですし、最終的な目標が高卒資格を獲得することであれば、公立よりも卒業率が2倍以上高い私立に通った方がいいです。

ただし、就学支援金制度は4年以内に卒業できなかった場合は打ち切られてしまうので注意しましょう。

40代でも入学できる通信制高校おすすめ5選

鹿島学園高等学校

鹿島学園高等学校は、日本全国に約300のキャンパスがある国内でも最大規模の通信制高校の一つです。

10を超える専門分野のコースがあるため今後の就職・転職に繋がる資格やスキルの取得することができます。

特にエステコースなど一部コースでは、卒業と同時に免許を取得することができるのが特徴です。

ヒューマンキャンパス高等学校

ヒューマンキャンパス高等学校は校舎数は45と鹿島学園には及びませんが、多数の教育機関と提携している関係で40分野100種類以上の専門学習ができます。

そのため、高卒資格を得るだけでなく、今後の就職・転職で役立つ資格を獲得したい40代の方におすすめです。

第一学院高等学校

第一学院高等学校は本校は茨城県ですが、全国に68のキャンパスがあるので各地から入学することが可能です。

コースには通学型だけでなく自宅学習で卒業を目指す通信型もあるので、仕事や子育てで時間が取りにくい40代にもおすすめです。

中央高等学院

中央高等学院はほぼ全ての方が高校卒業をそているのが特徴ですので、高卒資格が欲しい40代にはおすすめの学校となっています。

また、大学進学率もトップレベルに高い学校となっているので、40代で高卒資格だけでなく大学卒業も検討している場合、中央高等学院は心強い味方となってくれるでしょう。

クラーク記念国際高等学校

クラーク記念国際高等学校は、全国で11,000人以上の生徒がいる最大手の通信制高校の一つです。

豊富なカリキュラムがあり、登校日数も週1~週5まで好きなものが選べます。

卒業率も98%と非常に高いので、40代で通信制高校に通う人にはおすすめです。

上記で紹介した学校以外にも、40代におすすめの通信制高校はいくつもあります。

資料請求は完全無料ですので、まずは気になるいくつかの学校の資料請求をし、比較検討した上で一番相性の良さそうな学校に通うと良いでしょう。

40代以降は高校卒業資格がないと就職・転職は難しい?

40代で中卒だと就職・転職は厳しいのが現実

年齢に関わらず入社試験の際にまず問われるのが学歴です。

特に40代以上となると、求人情報を調べてみると中卒でもOKというところは高卒・大卒と比較して非常に少ないことがわかります。

もしあったとしても応募倍率が高かったり、労働条件が厳しい。給料が安いなど、なかなか思うような案件に出会えないものです。

転職のための資格取得にも高校卒業資格が必要

中卒という学歴をカバーするために、何らかの資格を取得しようと考える人もいるかもしれません。確かに、次のような資格ならば年齢制限もなく、中卒でも問題なく取得できます。

中卒で取得できる資格

宅地建物取引士
介護職員初任者研修
行政書士
ネイリスト技能検定試験
日本メイクアップ技術検定試験

しかし、やはり多くの資格は高校を卒業していないと取得できません。とくに国家資格ほどその傾向が強くなっています。

高卒でなければ取得できない資格

栄養士、管理栄養士
美容師免許
保育士
教員免許状
歯科衛生士
看護師、准看護師

高校卒業資格があると入社後の待遇も違う

もし運良く中卒で就職や転職に成功したとしても、高卒、大卒の人とは待遇面でどうしても違いがあり、年収面でも差が出てくるものです。

「キツイ仕事をまかされているのに、いつまでも収入がアップしない」というような理不尽な目にあって、転職を考えている人もいるかもしれません。

しかし、中卒のまま転職を繰り返してもまた同じような目になるとも限りません。そのため、おすすめなのが高校卒業資格の取得となるのです。

40代でも入学できる通信制高校まとめ

通信制高校は15歳以上のあらゆる人に門戸を開いています。実際、シニアになってから学び始める人も多いです。2021年には80代で通信制高校を卒業した方もおり、ニュースになっていたくらいです。

もし高校卒業資格を取得してそれを転職に活かしたいと考えるなら、40代はこれ以上ないタイミングでしょう。

働き盛りで子育て世代の40代が勉強をするのは楽な道ではありませんが、まだ気力や体力が充実している年代ですので、最短の3年間で高校卒業資格を取得することもできるでしょう。

通信制高校の中には40代以上が学びやすいコースを設定している学校もあります。まずは気になる複数の学校の無料資料請求をして、気になる学校があれば問い合わせなどをしてみましょう。

通信制高校から大学受験・進学は難しい? 合格率や注意点を紹介

大学生

通信制高校から大学・受験進学は難しい?

通信制高校でも大学受験は問題なくできる

大学を受験するには高等学校卒業資格を取得しているか、取得見込みであることが必要です。

この高等学校卒業資格は全日制高校は、もちろん通信制高校を卒業することでも得られます。

実際、毎年多くの方が通信制高校から大学へ進学をしているので、通信制高校からの大学受験は問題なくできると言えるでしょう。

ただ全日制よりも進学率は低いのも事実

学校の種類 大学への進学率 専修学校への進学率
通信制高校 16.7% 23.8%
全日制高校 54.4% 23.0%

参考:文部科学省 高等学校教育の現状

ただ上記の文部科学省が出したデータを見ての通り、通信制高校の大学への進学率は全日制高校と比べてかなり低いのも事実です。

後述しますが、これは別に通信制高校の卒業者が大学への進学で不利になるという訳ではありません。

通信制高校の卒業者は、そもそも進学を希望している人が少ないのです。これは通信制高校に通う人の3割は既に働いており、高卒資格を得るために通っているからです。

日本では中卒・高校中退だと苦労することが多いです。しかし高卒資格を得られれば道が広がるので、そのために通信制高校に通っています。しかし目的はあくまでも高卒資格のためなので、進学はしないとい方が非常に多いのです。

他にもスポーツや芸能活動に集中するため全日制高校には通えず、卒業後も進学せずそのままスポーツや芸能業界での活動を目指す方、卒業したらすぐに就職したい方なども通信制高校には多いです。

その結果、通信制高校から大学への進学率は、全日制高校と比べて低くなっています。

大学でなく専門学校に進学する人も多い

通信制高校は全日制高校と違い専門性の高い美容、調理、プログラミングなどの分野について学ぶことができるという特徴もあります。

そのため、卒業後は大学でなく専門学校に進学してさらに技術と知識を磨こうという生徒も少なくありません。

逆に通信制高校の中にはほぼすべての生徒が大学進学を希望し、受験向けのコースを設定している学校もあります。

大学進学よりも就職、専門学校への進学を重視している通信制高校もあるので、入学してから「しまった!」ということのないように事前に資料請求をし、しっかりと比較検討ようにしましょう。

通信制高校の出身だからといって不利になることもない

通信制高校という学歴が、大学受験において低く評価されると思っているならそれは誤解です。

というのも大学に出す願書に高校名を記載する欄はありますが、出身校が全日制なのか通信制なのかを書く必要はありません。

また、AO入試なども通信制高校から問題なくチャレンジできますし、AO入試を目指せる通信制高校やコースもあるくらいです。

大学受験レベルの勉強をする通信制高校なら問題ない

先程も軽く触れた通り、通信制高校のなかには大学受験の指導に力を入れていない学校もあります。

そういった学校はレポートや勉強の難易度はかなり低く、大学受験の対策にはなりません。

極論、レポートの提出と最低限のスクーリングをしていれば卒業できてしまうので、一定以上の学力が必要になる大学受験には役立たないのです。

逆に「大学進学コース」を用意していたり、コースは設定していなくてもサポート校と連携して大学受験指導を行っている通信制高校もあります。

そういった高校では全日制以上の大学受験対策をしてくれるので、問題なく大学へ進学をすることも可能でしょう。

通信制高校と通信制サポート校の違い

通信制高校と通信制サポート校は名前は似ていますが、まったく違うものです。

通信制サポート校はあくまでも通信制高校での学習をサポートする塾のようなものです。したがって、通信制サポート校のみでは高等学校卒業資格は取得できません。

通信制高校から東大や有名大学に合格している人は多い

大学受験に積極的な通信制高校には代表的なところとしてクラーク記念国際高等学校、飛鳥未来高等学校、第一学院高等学校などがあります。

これらは東大や東工大、京大などの難関国立大学、早稲田・京王などの有名私立大学などへの合格者も輩出していることが特徴です。

誰もが偏差値70以上の大学に合格しているわけではありませんが、それは全日制高校でも同じことです。

少なくとも偏差値55以上のまずまず名前を知られた大学に合格している人が多数というのは、中堅進学校並みの実績といってよいのではないでしょうか。

通信制高校から大学受験する時の注意点

以上のように通信制高校は大学受験へのひとつのステップとして利用することができます。

実際に通信制高校から大学に進学した筆者が個人的に気をつけたいポイントを紹介しますので、抑えて合格をつかみとりましょう。

通信制高校から大学に行くとギャップが大きい

通信制高校から大学を目指すのは何の問題もないものの、やはり注意しなくてはいけない点もいくつかあります。

たとえば通信制高校は自主学習が基本となっていますが、大学は基本的にはスクーリングをすることになります(最近はコロナのせいでそうでもない大学が多いようですが)。

通信制高校はコースに寄っては週に5日という全日制とほぼ変わらない登校日を設けて、毎日授業をすることもできます。

毎日顔を合わせるクラスメイトもいるので、受験勉強で切磋琢磨することもできますし、大学にいった後のギャップも少なくて済みます。

明確な意思がなければ合格できない

通信制高校というのは、勉強をするのもしないのも自分次第です。あまり登校日のない学校を選ぶと、何日も勉強しなくても誰にも怒られません。

しかし、そうなると大学受験はおろか卒業も難しくなりかねません。

もし全日制高校に通っていれば、なんとなく毎日登校しているうちになんとなく卒業の日を迎えて、「まわりが進学するからなんとなく自分も…」と大学に進学することもできるでしょう。

しかし通信制高校から大学進学を目指すには「なんとなく」だけでは乗り切れません。勉強をするモチベーションを維持するために、大学進学は他ならない「自分のため」と、はっきりと自覚するようにしましょう。

大学受験のサポートが充実した通信制高校を選ぶ

最近は受験勉強を強力にバックアップする通信制高校も増えています。

たとえば、家庭教師のトライが母体となっているトライ式高等学院の特進科では、受験対策専門のプロ講師によるマンツーマン授業を受けることも可能です。

また、AO入試対策をしっかりとしてくれる通信制高校といえば、ヒューマンキャンパス高等学校も有名です。

AOとは自己推薦のことですが、通信制高校から推薦入学というのはあまり想像できないかもしれません。しかし、実は通信制高校でもAO入試に問題なくチャレンジできるのです。

さらに、施設的なサポートも重要です。たとえば家ではなかなか集中できない日もあるでしょう。そんな時に役立つのが通信制高校の自習室です。

全国規模で展開している通信制高校なら家の近くのキャンパスに通うこともできます。「いざとなったら自習室で勉強できる」「わからないことは、キャンパスにいる先生に聞ける」といった環境を提供してくれるので、安心して受験勉強に励むことができそうです。

通信制高校から大学進学ができる勉強方法

通信制高校に通いながら大学合格を目指すならできるだけ効率良く勉強することがカギになります。

いくらでも時間がある分、ついダラダラしてしまうのを防がなくてはいけません。通信制高校での受験勉強を進める際のコツを紹介します。

志望校にあった教材を選択する

あくまでも一例ですが、英文法の教材を熱心に勉強したものの、志望校の受験ではリスニングや読解がメインで英文法の問題は少ない場合、進学は失敗になってしまう可能性が高いです。

また、大学によってはリスニングは基礎レベルだが読解はレベルの高い問題が出題されるケースなどもあるので、過去問などの購入をしておく必要も出てくるでしょう。

このように通信制高校から大学に進学するため勉強をする場合、志望校に合わせた教材の選択は非常に重要となるのです。

志望校がまだ決まっていない場合は?

まだ通信制高校に入学していない、または入学しているけど目標が定まっていない方の中にはまだ志望校が決まってないという方も多いと思います。

無理に志望する大学を決める必要はありませんが、モチベーションの維持や目標の達成のために最低でも第3志望くらいまでは決めておいた方が良いです。

おすすめの選び方は今の自分の偏差値より、少し上の大学を選ぶという方法です。テストの結果に応じて選ぶと良いでしょう。

先生やスタッフに何でも相談する

入試問題は各大学によって傾向があります。希望校に合格したいならその傾向を理解して、しっかりと対策を立てるようにしたいところです。

ただこれは一人で勉強していると難しい部分でもあります。その点、毎年大学受験に挑む生徒を指導している通信制高校の先生には、情報もノウハウも蓄積されています。

もしわからないことがあれば、通信制高校の先生やスタッフにどんどん質問するようにしましょう。

通信制高校はきめ細やかなサポートをしてくれるところも少なくありません。生徒一人一人の状況、希望に応じて的確なアドバイスが期待できます。困ったことがあったら何でも相談してみてください。

通信制高校から大学・受験進学まとめ

通信制高校から大学進学は難しいと言われていますが、実際はそんな事はありません。通信制高校から大学合格した先輩も大勢います。

特に大学受験に特化したコースを設けている通信制高校なら下手な全日制高校よりも進学しやすいので、「大学に進学したいけど全日制高校は嫌だ」という方に最適です。

一人の勉強に不安がある人は、通信制サポート校を利用するのもよいでしょう。サポート校によりますが、サポート校を利用した人の卒業率は97%と非常に高く、進学している人も多いです。

全日制高校以上のきめ細やかなバックアップも期待できますので、まずは以下より大学進学に定評のある通信制高校の資料請求をしてみることをおすすめします。資料請求は完全無料でできます。

定時制と通信制高校ならどっちがいい?違いや選び方を紹介

考え事

定時制高校と通信制高校の違いとは?

高校というと多くの人がまず全日制高校を思い浮かべるでしょう。確かに全日制高校の在校生・卒業生が大多数かもしれませんが、定時制高校、通信制高校という学び方もあります。

定時制高校と通信制高校の違い

定時制高校と通信制高校はそれぞれに特色がありますが、最も大きな違いは授業のやり方や内容、入学方法でしょう。

定時制高校の授業は実際に校舎へ通学(スクーリング)をして、全日制高校と同等の授業を行うところが多いです。

一方で通信制高校は通学はせず通信教育で、授業もパソコンやスマホで調べながらレポートを書いていく形式になります。

授業時間も定時制は夜間に行われることが多いですが、通信制の場合は自宅で朝にやってもいいですし、朝は働いている人は昼や夜にやっていいので自由です。

いずれも高卒の資格を取得できることには変わりはありませんが、人によって向き・不向きがかなり大きいです。

どちらも大差ないと勘違いして入学してしまい、勉強を続けるのが難しくなって中退したという例も少なからずあります。

まずは、自分がどちらに向いているのかしっかりと見極めるようにしなければいけません。

定時制高校の特徴・メリット

定時制高校の最大の特徴は、夜間などの時間帯に授業を受けることができるという点です。全日制の高校によって運営され、昼間の生徒が下校した後に授業が行われるというのが一般的です。

授業は平日の夕方から1日4時間程度行われます。卒業するには74単位以上を取得しなければならず、最短コースとされる3年以上在籍する人も少なくありません。

そして定時制高校は昼間は働いて夜に通学するという生活も可能です。実際、「高校に通い直したい」という目的の下、そのように過ごしている人が大半です。

定時制高校にも入学試験はあり、国語、英語、数学などの学科試験と面接などが行われます。新学期は4月で、転入や編入は基本的には学年末や年度末になるでしょう。

初年度に必要な費用は公立なら7万円ほどですが、私立では50万円以上かかるということもあり安いとは言えません。

また、全日制高校同様に教師による一斉授業が基本です。個別授業や専門分野をさらに深く勉強するようなことはできません。

通信制高校の特徴・メリット

通信制高校とは通信教育をメインとしている高校のことです。生徒は学校から送られてくる課題を提出し、教師がそれを添削して送り返すという勉強スタイルです。

最近ではインターネットを活用したシステムを採用している学校がほとんどです。郵送でのやりとりではなくなった分、タイムラグのない学習ができるようになりました。

卒業するにはレポート、単位認定テスト、スクーリングによる面接指導などをパスしなければいけません。

通信制高校の魅力は、自分の好きな時に勉強できるということでしょう。年5日程度の登校、月2回程度の一斉動画授業などがある場合もありますが、基本的に何曜日に何時間勉強するかは自分の計画次第です。

インターネットで視聴できる1コマ45~60分程度の授業が用意されていたとしても、それをいつ閲覧するか自分で決めることができるのです。

マイペースで学習できますし生徒同士の人間関係でわずらわしい思いをする心配はないと言って良いでしょう。

入学試験は書類選考、作文、面接などになります。新学期は基本的に4月または10月ですが、通年入学可能な通信制高校もあります。また、転入・編入は随時受け付けています。

初年度に必要な学費は公立で5万円、私立で25万円からと、全日制高校、定時制高校と比較して最もリーズナブルなのが通信制高校の大きな特徴です。

さらに、通信制高校なら基本的にすべて個別授業と言えますし、専門分野の勉強を進めることもできます。

学問だけではなく、芸能、アート、美容関係の授業を受けられる通信制高校もあります。年々増加傾向にある通信制高校ですが、学校によってさまざまな特色があり、生徒一人一人に寄り添ったサポートをしてくれることが好評です。

こちらが定時制高校と通信制高校の主な違いとメリットの比較です。以下では。どんな人に定時制高校がおすすめで、どんな人に通信制高校がおすすめなのかを紹介していきます。

勉強が苦手で人と接するのが苦痛じゃないなら定時制高校がおすすめ

定時制高校は勉強する環境が整っている

「勉強はあまり好きではない」「勉強はどちらかというと苦手」という意識が強く、なおかつ「学校の人間関係は苦痛ではない」というタイプなら定時制高校がおすすめです。

定時制高校は基本的に月曜日から金曜日まで授業があり、毎日学校に通わなくてはいけません。逆に言えば、学校に通いさえすれば、嫌でも勉強する時間を確保できるということです。

「自宅にいるとついダラダラしてしまい勉強ができない」、という悩みを抱えている人には最適です。

卒業のためにはきちんと毎日出席しているのはもちろん、定期テストで合格点を取る必要があります。

分からないところは先生やクラスメイトに質問するなど、行動力も求められます。ただ、定時制高校は基本的に4年制なので、働きながら学ぶ人も無理なく学習を続けることが可能です。

もちろん学校によっては3年で卒業することも可能ですが、その場合は履修科目を多くしてハイペースで単位を習得するカリキュラムを組まなければいけません。

人間関係が原因で全日制を中退した人には向かない

定時制高校は全日制高校が夜間になったイメージですが、働きながら勉強することもできるように授業の進度は全日制よりもゆるやかです。

これまで、勉強を苦手に感じていた人も授業についていくことができるかもしれませんし、全日制高校のように同じ年齢のクラスメイトだけではなく、多種多様な人と出会う機会もあります。

しかし、それは人間関係で悩むリスクもあるということです。もし人間関係が原因で不登校になり、全日制高校をやめた経験があるなら定時制高校は向いているとは言えないかもしれません。

人間関係やいじめに関する悩みがある場合、通信制高校の方が向いている可能性が高いです。

人間関係を気にせず勉強するなら通信制高校がおすすめ

1人でも勉強できる人なら通信制が最適

通信制高校は基本的に通学はせず、インターネットなどを介して教師とやりとりして課題を提出する通信教育が基本です。

スクーリングと呼ばれる登校日もありますが、コースに応じて週に1回~年に数日ほどなので、いじめや面倒な人間関係が発生するリスクはほとんどありません。

しかし通信制高校にも単位認定試験があり、卒業するには単位を取得する必要があります。単位を取得しない限りはいつまでたっても卒業することができないのです。

そのため、通学しなくても自分でコツコツ学習を進めることができる人に向いていると言えるでしょう。

先生や周囲の目がないとサボりがちな人はスクーリングの日数を設けたり、サポート校にも入学した方が卒業しやすいでしょう。

いじめ等で不登校になった人にもおすすめ

いじめというのはいじめる側に100%原因があります。いじめを受けて学校をやめてしまったものの、「本当はもっと勉強したかった」と思っている人は多いです。

しかし、いじめた側が平気な顔で学校に通っているのでそれに対して腹が立つのも当然です。

そんな方は気持ちを切り替えて通信制高校で勉強を再開してみてはいかがでしょうか。通信制高校は前述した通り登校日数が少ないので、人と関わる機会がほとんどないのでいじめ自体が起きにくいです。

高校卒業資格を取得すれば大学進学への道も開けますし、通信制高校は全日制高校での在籍期間や単位を引き継げます。

定時制高校と通信制高校はどっちがいいまとめ

全日制高校をやめたとしても高校卒業資格を取得するための道はひとつではありません。

特に通信制高校は全日制や定時制高校と違って「学校」という空間が苦手だった人でも、卒業しやすいのがメリットです。

入学のための資料請求は無料なので、まずは気になる学校の資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

寮のある通信制高校のメリット|費用の安い学校はある?

学生寮

寮のある通信制高校のメリット

満員電車のストレスや無駄な移動時間がない

登校日の多い通信制高校を選んだ時、わざわざ学生寮に入らなくても、家の近くのキャンパスに通うという方法もあります。しかし、満員電車が苦手で通学がストレスという人もいるでしょう。

また、自宅ではなかなか朝起きることができず全日制高校を中退してしまった人でも、寮ならその心配がありません。

学生寮の中には起床時間が決まっているところもあるので、共同生活によって生活リズムを整えることもできます。

窮屈に感じるかもしれませんが、遅刻を克服することができますし、今後社会に出た時には嫌でも早起きしなくてはいけないので練習にもなります。

食事や設備が充実している

もし、アパートなどで一人暮らしをする場合は自炊をしなくてはなりませんが、この家事と勉強の両立というのはやってみると結構大変です。

一方、学生寮は朝夕に栄養バランスの整った食事を用意してもらえるので、家事に時間を取られることなく勉強にしっかりと集中することができます。

通信制高校の中にはスポーツや芸能、芸術活動などを頑張りたい高校生が集まる学校も多いです。

そのような学校では練習以外の無駄な時間を省くことができるだけでなく、バランスの良い筋肉をつけるための栄養、必要以上に体重を増やさないためのカロリー制限などを考慮した食事が提供されるので安心です。

また、特定分野に強い通信制高校ではトレーニングやデジタル機器などの設備が充実しているところも少なくありません。

精神的に成長しやすい

自宅学習メインの通信制高校を選んだ場合、生活習慣が乱れがちな人は夜に勉強して昼は寝ているという毎日になってしまう可能性があります。

そうなると将来の健康にも影響が出てしまいがちなのですが、学生寮のある通信制高校なら規則正しい生活を送ることができます。

しかも毎日朝早く起きて夜は寝るという生活を繰り返しているだけで、不思議と健康や精神は安定してきます。

心が落ち着けばさまざまな価値観が見えてきます。自分と違う価値観と出会っても、拒絶せず考察する余裕が生まれるからです。

学生寮にはいろいろな事情から通信制高校を選んだ生徒が集まるので、多様な価値観と出会うチャンスの宝庫です。今まで1人も友達ができたことがないのに、通信制高校の寮に入ったらかけがえのない親友ができた…という人も珍しくありません。

通信制高校なのに学生寮がある理由

通信制高校は自宅での自主学習を基本としています。通学の必要がないのに、なぜ学生寮があるのでしょうか?

遠方から通う生徒のため学生寮があれば入学できる

通信制高校は全国からの入学に対応している所も多いですが、スクーリングで実際に通うとなると遠方からの通学は大変です。

また、自宅で自分一人で勉強を続けるのは不安という生徒も多く、そういった生徒のために学生寮が用意されています。

すぐに親元を離れたい子供も多いから

「遠い街で人生をやり直したい」「親と仲が悪い」「地元が嫌い」など、高校生のうちから実家を出たいと考えている人は多いです。

そんな高校卒業まで親と暮らしたり、地元にいるなんて無理という方のためにも学生寮は用意されています。

いきなりアパートを借りて一人暮らしをするのはハードルが高いですが、学生寮なら学校の管理下にあるので一人暮らし特有のトラブルに巻き込まれる心配もありません。

もちろん、学生寮のある全日制高校を選ぶという方法もあるでしょう。しかし全日制高校の入学式は4月しかありませんし、そもそも全日制が嫌で通信制を探している人も多いです。

通信制高校は随時、転入、編入を受付けているところも多く、入学試験での不合格のリスクもほとんどありません。できるだけ早く確実に親元を離れたいと思っている方には学生寮のある通信制高校はおすすめです。

学生寮のある主な通信制高校を紹介

学生寮のある通信制高校には、たとえば次のような学校があります。学生寮の様子や授業内容などについて調べてみました。

中央高等学院

中央高等学院は提携料が多数あるのが特徴の通信制高校です。

日本全国から上京して入寮している生徒が非常に多く、実家や地元から離れたい方には非常におすすめです。

指定の学生寮は男子寮・女子寮があり、いずれも30分以内のところにキャンパスがあり便利です。各部屋に家具やエアコンなどが備え付けられているので、引越し準備などもほとんど必要ありません。

寮費用:9万2,000円~/月(食事代22,000円/月も込)

さくら国際高等学校 東京校

さくら国際こう当学校 東京校は週5日の通学制です。生活指導に力を入れているという特色ある通信制高校のため遠方からの入学希望者も多く、共立メンテナンスが運営しているいくつかの学生寮を紹介しています。

どの指定学生寮でも朝食、夕食付きなのはもちろん、館長夫妻が常駐しているためセキュリティ面でも心強い限りです。

寮費用:7万2,000円~/月

通信制高校の学生寮の費用

学生寮のある通信制高校では、学費の他に寮の費用がかかることになります。どれぐらい必要なのか気にかかるところです。

学生寮にかかる費用は約8万円が目安

いくつかの通信制高校の学生寮費用を調べてみると、学校によりますが費用はおよそ8万円であることがわかります。

一見、高いようにも思えますが、たとえば都内で一人暮らしをするとなると家賃だけで8万円以上することもめずらしくありません。

朝食代、夕食代、電気光熱費などが込みでこの値段は非常に良心的です。それが寮のある通信制高校の人気にも繋がっているのでしょう。

寮の費用とは別に学費が発生する

学生寮がある通信制高校は基本的には私立ですので、私立の通信制高校の学費を紹介していきます。

まず入学金で2万円~5万円ほどかかり、それとは別に年間授業料が学校によって15万円~50万円以上ほどかかります。その他、教科書代などの費用として年間3万円程度が必要です。

学生寮費用と合わせると安くても年間で30万前後はかかると思っておきましょう。

ただし学費は就学支援金を使える

以上のように学生寮のある通信制高校を選ぶと結構な金額が必要です。しかし、学費に関しては就学支援金制度を使うのもひとつの方法です。

令和2年より改正により、世帯年収が910万円未満なら1単位辺り4,812円、返還不要で国から支援金が支給されます。学校によりますが、6~7割は国が負担してくれる計算です。

もし世帯年収590万円未満なら最大で1単位辺り12,030円の支援金が支給されますので、おおよその通信制高校では学費無償化が狙えます。

ただ支援金は授業料にしか当てられないので、学生寮の寮費にはできません。しかし年間授業料の多くを返還不要で国が負担してくれるとなれば、選択の幅は広がるはずです。もしこの記事を読んでいるお子さんがいれば、親御さんにそのことを伝えれば通信制高校への編入を認めてくれるかもしれません。

学生寮の費用はアルバイトでまかなっている生徒もいる

就学支援金によって学費が実質無料になれば、あとは学生寮費用を毎月約8万円用意すれば良いだけです。

親が嫌で一刻も早く家を飛び出したいという場合、この8万円をアルバイトなどで自力で稼いでしまうのは手です。

たとえば午前中に授業を集中して行う学校を選べば、午後からアルバイトすることもできます。実際、自分で寮の費用を払いながら勉強をしている生徒もいますので、早く地元を飛び出したい場合は検討してみて下さい。

寮のある通信制高校のメリットまとめ

学生寮のある通信制高校はこのようにメリットが豊富です。

費用面で心配がある人もいるでしょうが、学生寮付きの通信制高校は基本的に私立なので、世帯年収が910万円未満なら年間で6~7割の授業料が減額になる就学支援金制度が利用できます。

学生寮にかかる毎月約8万円の費用は食費、電気光熱費もろもろ込みで考えればむしろ安いです。

家を出たいと考えている方は、通信制高校の学生寮を利用するのがもっともリーズナブルかつ安全に高卒資格を取得する方法です。

寮のある通信制高校は多いので、まずはいくつかの学校の資料を無料請求して比較検討することをおすすめします。「本人」を選べば親に内緒で資料請求をすることもできます(親に勝手に中身を空けられないよう注意は必要ですが)。

通信制高校で服装のルールはある?制服や私服の可否、面接の服装も解説

服装

通信制高校にはコースに応じて最低でも年に数回の登校日があるため、服装についても考える必要があります。

そこで当記事では通信制高校での服装ルールや面接や入学式などの行事で相応しい服装、制服だけじゃなく私服もOKなのかについて解説していきます。

通信制高校で服装のルールはある?

ルールは特になく制服も私服もOKな所が多い

登校日が多い通信制高校では、だいたい制服も用意されています。女子ならブレザーにチェックのスカートなど、憧れのJKスタイルを楽しむこともできるでしょう。

ただ全日制高校と違い制服の購入や着用は強制ではなく、あくまでも生徒の自由にゆだねられているというのが特徴です。

制服が嫌いな方は私服で通学してもまったく問題ありません。

女子の制服がオシャレ、カワイイと評判の通信制高校を紹介

全国各地にキャンパスを持つヒューマンキャンパス高等学校は、明るいブルーのリボンとスカートがトレードマーク。紺ブレ、グレーのパーカー、白いセーターといろいろアレンジして着回しできることが特徴です。トレーナーと合わせてチアリーダー風にしてもオシャレです。

女子に人気のブランド、セシルマクビーがデザインした制服を着られるのがルネサンス高等学校です。チャコールグレーのジャケット、グレーとピンクのチェックスカートで、ふんわりしたイメージをアピールできます。

北海道芸術高等学校東京池袋キャンパスの制服は、アイドルの衣装のような赤いチェックのスカートがトレードマークです。ジャケットは大人っぽい2つボタン、女子高生らしい3つボタンの2種類があり、好きな方を選べます。黒のハイソックスと合わせればますますオシャレ!

2016年に開校したばかりの角川ドワンゴ学園N高等学校は、前はブレザー、後ろはセーラーになっているというアニメに出てきそうな制服が特徴的です。ジャケットのウエスト部分はバックベルトで引き締まっていて、スタイルがよく見えるところも人気を呼んでいます。

通信制高校の服装が自由なメリット

服装にかかるコストを抑えられる

高校の制服というのは一式何万円もするものです。就学支援金を利用すれば学費はほぼ免除となるケースもありますが、制服費用には適用されません。

通信制高校は制服や指定ジャージなどの着用義務がないところがほどんどですので、全日制高校よりもはるかにコストを抑えることもできるでしょう。

ただし登校日が多い通信制高校を選択した場合、洋服にこだわる人だと私服にかかる費用が制服以上にかかってしまうこともあるかもしれません。

また、毎日どれを着ようか迷いがちな人は私服は時間の無駄とも考えられます。そんな場合はいっそのこと制服を選択するというのもひとつの方法でしょう。

服装で個性を発揮できる

通信制高校には全日制高校のような細かい校則はほとんどありません。通信制高校の集合写真などを見てみると、金髪はもちろん赤や青髪の生徒がいることもあります。

髪の色も服装のテイストも生徒の自主性にまかされているのが通信制高校なので、全日制と違って個性的なファッションを楽しむこともできるでしょう。

ただ、入学式だけはスーツや前学校の制服を着たり、髪をカラーワックスなどでその日だけ暗めにする生徒は多いです。

自由な服装だから行動しやすい

登校日が多い通信制高校でも、授業は午前中または午後だけという形態のところも結構あります。全日制高校のように朝から夕方まで授業が埋まっているということはほぼありません。

そのため、通信制高校では昼間はアルバイトをしているという生徒もいます。

しかし、お昼時に制服でアルバイト先に向かっているとサボっている高校生と勘違いされて警察に声をかけられたり、そうでなくても周囲の目を集めてしまいがちです。

その点、私服ならそういった面倒を回避できるはメリットといえるでしょう。

通信制高校の行事でふさわしい服装は?

通信制高校には入学式、卒業式などの学校行事もあります。そのような機会にふさわしい服装はどんなものなのでしょうか?

入学式や卒業式は制服かスーツが無難

服装で個性を発揮できる通信制高校ではありますが、入学式や卒業式などの特別な登校日にはTPOをわきまえた服装を心がけたいところです。

そういった厳粛な式にTシャツや短パンは流石にNGでしょう。

実際、通信制高校の中には普段は服装規定がないものの、特別な登校日に限り「襟付きのシャツ、黒または紺のジャケット」のように指定を設けているところもあります。

また、まれに「入学式は黒髪で」という通信制高校もあります。しかし、通信制高校はそもそも入学式への参加自体が自由なので、もし髪を黒く戻すつもりがないならば欠席してもかまわないでしょう。

入学式や卒業式は両親の服装も礼服が基本

通信制高校の入学式や卒業式は、もちろん保護者も参列することができます。

保護者もスーツや礼服などフォーマルな服装の人がほとんどです。全日制高校の入学式や卒業式とほぼ同じと思って間違いありません。

通信制高校の面接の際の服装は?

中学や前の高校の制服が無難

かわいい制服があったり、私服で個性を発揮できたりする通信制高校ですが、まずは受験や面接で合格しなくてはいけません。

通信制高校入試の面接をする際は、中学卒業見込みの人は中学の制服がよいでしょう。全日制高校を中退した人は、前の高校の制服を着るのでもかまいません。

もしそれでは落ち着かないというなら私服でもよいでしょう。ただ私服の場合はジャケット、襟付きのシャツ、パンツまたはスカートというシンプルなコーディネートがおすすめです。

通信制高校の入試は3月に行われることが多いので、地域によってはまだコートが必要かもしれません。

女子の場合は面接はノーメイクが無難

女子の場合、普段はメイクをしている人もいるかもしれません。しかし、面接にはノーメイクがおすすめです。

「メイクをしていないと自分に自信が持てない」という場合は、せめてナチュラルメイクにとどめましょう。

メイクをしていると落とされる、という事はありませんが、面接官によっては良い印象を抱かないリスクがあるので派手なメイクやつけまつげはやめておいた方が無難です。

通信制高校の入試について

通信制高校で面接と合わせて行われる入試は「落とすための試験」ではありませんので、よほどの人気校でなければ不合格ということはほぼないでしょう。

試験内容としては、簡単なマークシート式のテストと作文が基本です。作文では「通信制高校を選んだ理由」「この学校を選んだ理由」「中学生活について」「高校生活の豊富」「卒業後の希望」のいずれかのテーマが課せられることがほとんどです。

あらかじめ回答を練っておけば、ほぼ問題ないでしょう。

通信制高校の面接対策

通信制高校の入試で最も力を入れたいのは面接です。「面接を重視しています」と、名言している学校もあるくらいです。

面接で質問されるテーマは作文とほぼ同じですので、作文の準備は面接でも役立つでしょう。

通信制高校での服装ルールまとめ

制服というのはやはり「青春」というイメージですし、高校生になったら制服を着たいというニーズも多いため、制服のある通信制高校が良いという人もいるでしょう。

一方で「制服はもう二度と着たくない」と考えている人もいると思いますが、通信制高校の多くは制服と私服のどちらを選ぶかは自由です。

そのため、クラスには制服の人もいれば私服の人もいるという少し不思議な空間になります。

各校の制服デザインや服装規定については無料の資料請求をすると分かります。以下から複数の学校の資料を取り寄せて、比較検討してみると良いでしょう。

通信制高校の卒業式を徹底解説!服装などの注意点も!

卒業式

通信制高校の卒業式を徹底解説!

卒業式はしっかり行うが自由参加のところも

通信制高校は自宅学習をメインとしていても、まったく登校日がないわけではありません。多いところでは週5日ほどキャンパスに足を運べるコースを設定している学校もあります。そういった学校では卒業式は当然、入学式なども全日制高校同様に開催しています。

また、登校日は年に5日程度しかないという通信制高校でも、入学式と卒業式は行っているところが多いです。

ただ、自由参加という学校も多く、なかにはインターネットで中継をして、それを遠方から閲覧して参加できるようになっているところもあります。普段は自分のペースで勉強を進めたいけれど、入学式や卒業式など節目となる機会には皆で喜びを分かち合いたい……そんな願いを叶えてくれる通信制高校もあるのです。

内容は全日制と殆ど変わらない

通信制高校の卒業式といっても、全日制高校と大きな違いがあるわけではありません。高等学校卒業資格取得を認める卒業証書を一人一人に授与することが式の中心となります。

来賓からの祝辞、在校生からの送辞、卒業生代表答辞などがあり「仰げば尊し」「蛍の光」などを歌うのも、全日制高校と同じです。

通信制高校ならではの卒業式の特色

通信制高校の中には全国各地にキャンパスがあり、普段はそれぞれの場所で少人数制の授業を行っているところも少なくありません。

しかし、卒業式ともなると、たとえば首都圏全域のキャンパスで学んできた生徒が市民会館などに集まることもあります。

また、最近はオンラインで卒業式をする通信制高校も増えています。

入学式以来、久しぶりに会う人がほとんどかもしれません。しかし、たくさんの言葉を交わすことはなくても、同じ通信制高校で学び、無事に卒業の日を迎えられた喜びを分かち合えるでしょう。

通信制高校の卒業式の時期は?

全日制高校の卒業式は3月だけに行われます。一方、通信制高校の卒業式は3月だけではないことも大きな特徴のひとつです。

3月と9月に行われることが多い

最近、2期制を採用する通信制高校が増えています。そのため、通信制高校では入学式は4月と10月、卒業式は3月と9月に行われるようになっています。

通信制高校を卒業した後に大学や専門学校への進学を控えているならば、3月に卒業式があった方が空白時間もできずに便利でしょう。

しかし、9月に卒業式をすませてしまい、4月までの自由時間にボランティアなどをして過ごす人もいます。自分のやりたかったことに熱中できる時間ができるともいえるでしょう。

卒業見込みで卒業式に参加できることもある

通信制高校の中には随時入学を受け付けていることも多く、4月、10月入学以外の生徒も少なくありません。

そのような生徒は、ほぼ卒業見込みとなった段階で、3月または9月の卒業式に参加することもあります。ただし、その場合、卒業式の後に残りわずかな課題を提出するなどしなければいけないので、忘れないようにしましょう。

9月の卒業式はアットホームであることが多い

私立の通信制高校では随時入学を受付けているところも結構ありますが、それでも4月に入学式、3月に卒業式を迎える生徒が大半です。やはり、9月の卒業式は3月ほどたくさんの参列者がいるわけではありません。

参列者が少ないこともあって、9月の卒業式は4月にはないアットホームな雰囲気が特徴でもあります。先生方や生徒同士で触れ合う時間も多くとることができ、温かな雰囲気の中で門出を祝うことができるでしょう。

通信制高校の卒業式にふさわしい服装は?

通信制高校の卒業式は必ず出席しなければいけないものではありません。参加するかどうかは生徒の自由です。卒業式の服装に関しても、とくに決まりはありません。

制服がある通信制高校もありますが、卒業式も制服ならばまったく問題ないでしょう。制服のない通信制高校では、全日制高校時代の制服を着る生徒もいます。もちろん、私服でも構いません。

私服の場合、落ち着いたスーツならば男女ともに無難です。袴や着物は目立つかもしれませんが、むしろふさわしいぐらいです。9月の卒業式では残暑が厳しい年もあるかもしれません。

そんな時は無理をしてスーツでなくても、オフィスカジュアル程度でも良いでしょう。男子は襟付きのシャツとチノパン、女子は膝丈のワンピースでも、式典にふさわしいものならばOKです。

通信制高校を卒業するには?

以上のように通信制高校でも立派な卒業式があります。しかし、そもそも高等学校卒業資格を取得しなければ卒業式に参列できません。通信制高校を卒業するには、どのような条件を満たす必要があるのでしょうか。

3年以上在籍する

通信制高校を卒業するには少なくとも3年間在籍することが必須条件です。なかには全日制高校を中退して通信制高校に進学する人もいるでしょう。その場合は全日制高校の在籍期間もカウントされ、合計で3年間在籍していれば良いということになります。

ただし、通信制高校は全日制高校のように学年制ではありません。1年ずつ学年を上がっていけば自動的に卒業というわけではないのです。通信制高校は単位制のため、卒業に必要な単位をしっかりと取得しなければいけません。

通信制高校は3年で卒業できないこともある!

通信制高校は最短で3年で卒業することも可能ですが、それ以上時間がかかってしまうことも少なくありません。全日制高校は6年、定時制高校は8年とそれぞれ在籍できる期間の上限が決められていますが、通信制高校にはそのようなリミットもありません。

とくに公立の通信制高校などはほとんど学費もかからないため、ついズルズルと「もう一年……」と、在籍期間を引き伸ばしてしまいがちです。「きっちり3年で卒業する!」と、強い意志を持ってのぞみたいところです。

74単位が必須

通信制高校を卒業するには、学科74単位の取得が必修条件です。1年に何単位取るかは自分次第で、自主性と自己管理能力が問われます。

自主学習に自信がない人は、ある程度プランを立ててくれるようなサポート体制の整ったコースを選択することをおすすめします。

なかには全日制高校を中退して通信制高校に進む人もいるでしょう。その場合、全日制高校で取得した単位も加算され、無駄にはならないので安心です。

特別活動30単位も必要

通信制高校を卒業するには、ホームルーム、学校行事、生徒会活動などの特別活動についても30単位を取得しなければいけません。このうちの学校行事にはもちろん、入学式や卒業式も含まれます。

50分参加することで1単位とする計算なので、たとえば、在校生として卒業式に参加すればそのうちの1~2単位を消化できるというわけです。

通信制高校の卒業生の進路は?

晴れて通信制高校の卒業式を終えた後、生徒たちはどのような道に進むのでしょうか。通信制高校生の進路について調べました。

卒業生の多くは大学や専門学校へ進学

 文部科学省による「高等学校教育の現状」 という資料によれば、平成25年度の通信制高校卒業生の進路の内訳は次の通りでした。

通信制高校卒業生の進路

大学進学………17.3%
専門学校進学…24.4%
就職……………15.2%
その他…………43.1%

就職は少数派で大学または専門学校に進む人が多いという結果でした。大学も専門学校も高等学校卒業資格がなければ進学できませんが、全日制高校だけではなく通信制高校もひとつのルートになっていることがわかります。

「その他」の内訳とは

通信制高校卒業生の進路で4割以上「その他」という人がいるところが、気になる人もいるかもしれません。この中には卒業時に進路が決まっていない人もいれば、フリーランスとして働く人も含まれています。

そのため一概にニートや無職になる人ばかりではありません。

また、アルバイトなどをしながら自分のやりたいことにチャレンジする道を選ぶ人もいるようです。

もちろん、学校によっては「その他」という状況はほとんどいないところもあります。就職するにせよ進学するにせよ、生徒一人一人の希望が叶うようにしっかりと進路指導してくれる通信制高校もあるのです。

それぞれの通信制高校がどのような進路指導をしているのかは、ブログで情報を集めたり資料を取り寄せてみると良いでしょう。また、オープンキャンパスなどでスタッフの方に質問してみるというのもひとつの方法です。

通信制高校の卒業式まとめ

通信制高校の多くは3月と9月の2回、卒業式を行っています。登校日の多い通信制高校ならば、全日制高校とほぼ変わらないクラスメイトと祝い合う卒業式となります。

一方、通信制高校だからこそ普段は顔を合わせないような学びの仲間と、喜びを分かち合う日となるケースも少なくありません。

もし通信制高校は卒業式が行われるか不安だったという方がいれば、それは問題ありません。普通に卒業式が行われますので、まずは無料の資料請求をして入学を検討してみてはいかがでしょうか。

通信制高校の入試は難しい?受験資格や面接内容も徹底解説

勉強

通信制高校というと希望者全員が入学できるイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかし、実際は通信制高校に入学するには受験を突破する必要があります。その難易度などはどうなっているのでしょうか。

通信制高校の受験(入試)の難易度は?

受験は難しくない

通信制高校の入学試験は一般的に「落とすための試験」ではなく「受け入れる準備のための試験」と、言われています。

あくまでも現状の学力や、勉強への姿勢を見るためのテストです。そのため、合格率はかなり高めなことが特徴です。

さらに全日制高校の入学試験が学力テストがメインであるのに対して、通信制高校は面接・作文・軽い筆記テストなどになっています。

小学校・中学校を不登校で過ごしたせいで学力面に不安があるものの、「勉強をやり直したい」「高等学校卒業資格を取得したい」という人でも十分にチャレンジ可能なのです。

落ちることもある?

「合格させるための試験」であるため基本的には落ちる方はいませんが、稀に不合格になる場合もあります。(学校によりますが98%の方が受かっています)

ただ学校によっては合格率がシビアなところもあるので注意しましょう。通信制高校で不合格となるのは、おもに次のような場合です。

  1. 人気校で定員オーバーになっている
  2. 面接などで人格に著しい問題があると判断された
  3. 入試や面接に参加せずサボった

上記を見ての通り、よほど人格や行動に問題がない限りは基本的に審査は落ちません。

定員だけどうしようもないので、事前に問い合わせをして確認しておくと良いでしょう。

通信制高校の受験資格

通信制高校は15歳以上で中学を卒業または卒業見込みの人ならば、誰でも受験することができます。あらゆる人に門戸が開かれていると言っても良いでしょう。

さまざまな事情で最終学歴が中卒のままで「せめて高卒にしたい」という人もいるかもしれません。また、高校を中退したものの「大学受験資格が欲しい」という人もいるでしょう。

そのような、多種多様な事情を抱える生徒の指導経験が豊富な先生がそろっているのも通信制高校の大きな特徴です。

合格しやすい通信制高校はある?

ほぼ落ちることのない通信制高校の入学試験ですが「もしも」というケースはあります。

万が一の不合格を避けるには、まず合格しやすい学校を選択するようにしましょう。

定員オーバーの心配がない広域通信制高校

広域通信制高校は基本的に私立で、全国各地の生徒を受け入れていることが特徴です。たとえば勇志国際高等学校は東京、福岡、千葉、熊本に学習センターがあり、日本国内はもちろん海外在住の生徒も在籍しています。

広域通信制高校はスクーリングも外部の宿泊施設などを使用するため、校舎の大きさによる人数制限はありません。

なかには校舎を持たない学校さえあります。それだけ受け入れ人数が多く、より確実に入学できる通信制高校と言えるでしょう。

公立の狭域通信制高校よりも学費は高めですが、就学支援金制度を活用すれば世帯年収が910万未満の家庭であれば授業料の大半を国に負担してもらえます。

まずは気になる学校の無料一括資料請求をして、比較検討をしてみることをおすすめします。

狭域通信制高校は定員オーバーになることもあるので注意

通信制高校には狭域通信制高校、広域通信制高校の2タイプがあります。違いは生徒の居住エリアだけで、狭域通信制高校は学校のある県とそれに隣接する1都道府県からしか入学できません。

通信制高校にはスクーリングと呼ばれる登校日がありますが、狭域通信制高校では本校施設だけが使われます。

そのため、収容人数の関係から定員を設定せざるを得ません。狭域通信制高校は基本的に公立で学費の安さが魅力ですが、定員オーバーとなることもあります。

通信制高校の受験(入試)で準備すべきこと

通信制高校の入学試験はほとんどの場合、面接、作文、軽い筆記テストの組み合わせによって行われます。

このうち筆記テストはない学校も結構ありますし、作文で不合格になるということもほとんどありません。つまり、決め手となるのは面接と言えます。面接の際の注意点などについてまとめました。

面接対策をしっかりする!

通信制高校受験では面接が重視されていますが、短い場合は5分未満ですんでしまうこともあります。平均して10分、どんなに長くても20分で終了する学校が大半です。

一般的な面接対策としては「面接官の目を見て、自分の考えをハキハキ喋る」というようなことが大事とされます。しかし、対人関係が苦手だからこそ、教室で先生やクラスメイトと顔を合わせずに授業を受けられる通信制高校を希望している人もたくさんいます。

そのため、通信制高校受験ではそういった面接スキルはあまり問われないものです。

面接は1対1ばかりではなく、グループ面談を実施している学校もあります。事前にどのような面接試験を行っているのか問い合わせ、場合によっては配慮を求めることが、通信制高校受験での面接対策と言えます。

引きこもり期間が長く、外出もままならないというケースに対応してくれる通信制高校もあります。マニュアル通りの受け答えを暗記するのではなく、まず、ありのままの自分の姿を学校側に正しく伝えることからスタートしましょう。

通信制高校の面接で不合格となる理由

いろいろな配慮もある通信制高校の面接ですが、不合格となるリスクがゼロというわけではありません。たとえば、著しく素行が悪く更生の意志がない、他の生徒をいじめる可能性が高いと判断されれば、合格は難しいでしょう。

通信制高校は過去にいじめや、素行不良な同級生からの被害にあった生徒も少なくありません。そのため、法律違反、いじめなどに関しては全日制高校以上に厳しい態度でのぞむ通信制高校も多いのです。

通信制高校の面接で聞かれること

通信制高校の面接では「どうしてこの学校に入学しようと思ったのか」と、だいたい聞かれます。ここでも、優等生的に回答する必要はありません。「中学時代に不登校で全日制に通うのは無理だと思った」など、自分の素直な考えを話すようにしましょう。

通信制高校の面接では、不登校だったから不合格ということはまずありません。むしろ、生徒1人1人が入学後にどのようなサポートを必要としているか見極めようとしているのです。もし、学力不足に悩んでいるならば、ありのままを相談するようにしてください。

不登校や成績不振の理由を深掘りして聞かれることも、ほとんどありません。時には「趣味は?」「好きなテレビは?」といった軽い質問もあるようです。リラックスしてのぞむようにしましょう。

作文の対策もしておく

通信制高校の中には面接の前に作文を提出する形の入学試験を行っているところもあります。この場合、作文の内容をもとに面接が行われる傾向が強いようです。

作文のテーマは「中学時代の思い出」「通信制高校に入学しようと思った理由」「通信制高校に望むこと」といったものになります。

面接で話しやすい内容にしましょう。

通信制高校と全日制高校は併願できる?

通信制高校を選択する人は、最初から通信制高校1本に絞っていたわけではなく、全日制高校とどちらにしようか迷っていたというケースも結構あるものです。

そんな時、通信制高校と全日制高校の併願はできるのでしょうか?

通信制高校と全日制高校は併願可能!

全日制高校を受験する際には、第一志望、第二志望すべてを全日制高校に絞っている人が大半かもしれません。しかし、じつは全日制高校と通信制高校を併願できるというのはご存じでしたか?

もし、第一志望の全日制高校に落ちてしまったら、通信制高校に進学するというのもひとつの方法なのです。

通信制高校の中には大学受験コースを設けているところもあります。全日制高校と受験塾というダブルスクールをするよりもはるかに安く受験準備をすることもできるでしょう。さらに、美容師、調理師といった国家資格を取得できる通信制高校もありますし、ぜひ進路の選択肢のひとつに考えてみてはいかがでしょうか。

いつでも受験できる!

全日制高校に入学してみたものの、さまざまな事情から退学を選ぶ人もいるでしょう。もし、他の全日制高校に編入・転入するとなったら、ひとつ下の学年からのスタートとなってしまうことも多々あります。

しかし、通信制高校ならば次の受験シーズンまで待つ必要はありません。とくに私立通信制高校のほとんどは随時受験可能なので、空白時間ができる心配もなく勉強を続けることができるのです。

通信制高校の入試難易度や受験資格まとめ

以上のように通信制高校の入学試験は難しいことはありませんし、誰でも受け入れてもらえる可能性が高いものです。

しかし、まれに不合格となるケースもあるので油断は禁物です。オープンキャンパスなどを利用して、受験にあたって注意すべき点を直接聞いてみるのもおすすめです。

さらに、通信制高校は一年中、いつでも入学できるというのも大きなメリットです。受験のチャンスが年に1回の公立通信制高校と違い、私立通信制高校の多くはいつでも受験できます。「勉強したい」と思った時がチャンス!まずは資料請求などをして、それぞれの学校を比較してみませんか。

甲子園出場できた通信制高校チームも!野球を頑張りたい人に通信制はおすすめ

甲子園

「甲子園」こと夏の全国高等学校野球選手権大会および春の選抜高等学校野球大会は、日本全国の野球強豪校が熱い戦いを繰り広げることで知られています。

そんな甲子園に通信制高校が出場することは快挙であることはいうまでもありません。これまで、どんな通信制高校が出場してきたのでしょうか?

甲子園出場できた通信制高校チームもある!

今まで甲子園出場を果たしてきた通信制高校は何校かあります。まず、2012年に長野の地球環境高等学校が春の甲子園初出場を果たし、2016年には北海道のクラーク記念国際高校が夏の甲子園初出場を決めました。

それぞれ、どのような経緯でこのような偉業をなすことができたのでしょうか。

春の甲子園に出場した地球環境高等学校とは

地球環境高等学校とは長野県佐久市に2002年に開校した通信制高校です。2002年にサッカー部が全国高校サッカー選手権大会に出場したことでも知られています。

野球部は2004年に設立され、甲子園出場高校を指導した経験もある監督を迎えています。2012年の第84回選抜高等学校野球大会において、通信制高校としては初めて甲子園に出場。卒業生の中にはプロ野球チームに入団した生徒もいます。

週に1日または3日登校するコースの他、6月と11月にそれぞれ5日の計10日だけ登校すればよいコースなどもあり、自分のペースで勉強できる通信制高校です。そのため、スポーツに集中して取り組みたい生徒にも支持されています。

夏の甲子園に出場したクラーク記念国際高校とは

一方、2016年夏の甲子園で、通信制高校として初出場したクラーク記念国際高校も大いにニュースを沸かせ、さまざまな記事になりました。こちらも、甲子園でベスト4入りをした名門野球部を指導した監督が采配をふるいました。

クラーク記念国際高校は過疎化が進む納内町にありますが、廃校になった中学校の校舎を活用して野球部寮を建設。遠征試合には高齢者を中心として20~30名がバスツアーを組んで駆けつけるなど、地域ぐるみで応援してきたことも特徴です。

野球部はクラーク記念国際高校のスポーツコースの所属となっていますが、スポーツコースの生徒は週5回の登校日があり、午前中は授業、午後からは専門科目という名目で練習をする毎日です。野球部員もそのような文武両道の日々を過ごし、見事栄光をつかみとりました。

出典:クラーク国際ってどんなチーム? 通信制高校が夏の甲子園

通信制高校で午後からは練習という毎日が可能な理由

全日制高校は五教科を中心として、一般科目だけで毎日の時間割が埋まっています。しかし、クラーク記念国際高校のように勉強は午前中だけという形態が可能なことを、疑問に思う人もいるでしょう。

じつは、通信制高校は学習指導要領を最低限満たしてさえいれば、自由な教育を実施することが許されています。そのため、通信制高校では全日制高校にはない体験ができるというわけです。

野球などスポーツを頑張るなら通信制高校が最適?

甲子園出場を目指す高校生は、学校生活の主軸を野球に置いているといっても過言ではありません。

野球だけに限らず、スポーツを頑張りたいと思ったら通信制高校を選択するのもひとつの方法でです。

スポーツに打ち込みたい人のための通信制高校もある

通信制高校というと、不登校やいじめに悩むためのものというイメージを抱いている人も多いかもしれません。確かにそのような側面もありますが「本格的にスポーツに取り組んでいるので、十分な練習時間を確保したい」という人のためのコースも充実しています。

実際、世界レベルで活躍している選手たちは、高校に通う時間も惜しんで練習に励んでいるものです。そこまでのレベルではなくても、勉強よりもスポーツを頑張りたいと考えている人もいるでしょう。

そんな時におすすめなのが、通信制高校なのです。通信制コースにはスポーツコースを設けているところも少なくありません。ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

通信制高校のスポーツコースに通うメリット

通信制高校ならば、基本的に自分の都合の良い時に勉強を進めることができるので、十分な練習時間を確保することができます。

なおかつ、高卒資格も取得できるのは安心できるポイントです。また、プロスポーツチームでの実習を行っている学校もあり、実践的な経験を積むことができるのでしょう。

どんなに努力してもプロのスポーツ選手になれるのは一握りです。もし、夢を叶えることができなかったとしても、スポーツ関連の資格やライセンスを持っていれば、仕事につなげることもできるでしょう。

通信制高校のスポーツコースでは、世界各国のトレーナー協会の資格を取得できる学校もあります。ぜひ、いくつか資格を取得しておくことをおすすめします。

通信制高校のスポーツコースに通うデメリット

「通信制高校では世間体が悪い……」と、誤解している人もいるかもしれません。しかし、現在では数多くのスポーツ選手、芸能人が通信制高校を利用していることもあり、昔とはかなり違ったイメージになっているのも事実です。

たとえばサッカー日本代表の柿谷選手、香川選手なども通信制高校に通っていました。また、V6の井ノ原快彦は20代後半に通信制高校に編入して高卒資格を取得し、その努力はむしろ大いに評価されています。

他にもプロゴルファーのような一線で戦うためには莫大な練習時間が必要なスポーツは、通信制高校との相性が非常に良いです。

「二つ目の甲子園」もある!

通信制高校のスポーツコースなどに在籍しながら、全日制高校がメインの甲子園に出場するというのは、めったにないできごとで誰もが目指せるわけではありません。

しかし、より身近な「二つ目の甲子園」もあることはご存じでしたか?

全国高等学校定時制通信制軟式野球大会

全国高等学校定時制通信制軟式野球大会とは、定時制高校と通信制高校を対象とした軟式野球の全国大会のことです。

会場にはおもに明治神宮野球場などで開催されますが「二つ目の甲子園」と呼ばれています。

定時制高校、通信制高校の取り組みは多様

甲子園を目指す通信制高校では、野球部員は学生寮で集団生活をしながら、午後からは練習という毎日を過ごしているケースも少なくありません。

しかし、一般的な定時制高校、通信制高校における野球部の取り組みはさまざまです。

たとえば全日制高校と校舎やグラウンドを共有している定時制高校では、どうしても部活動の時間を1~2時間程度しか取れないものです。

また、通信制高校は登校日が月に数日だったり、そもそもグランドがないなどの理由で、なかなか十分な練習をできないことも少なくありません。

定時制高校、通信制高校の試合風景

全国高等学校定時制通信制軟式野球大会では、客席の空白が目立つことも多々あります。定時制高校では昼間は働いている生徒も多く、なかなか応援の時間をとれないのは仕方のないことです。

また、全国各地に生徒が散らばっている通信制高校も少なくありませんが、そのような場合にはやはり皆が応援に駆けつけるというのは難しいでしょう。

しかし、2010年代に連続出場を果たした師友塾高等学校は、広島から大応援団が集結する姿が評判になりました。また、なかには全日制高校さながらにブラスバンド部による応援を繰り広げる学校もあります。

通信制高校では野球部以外の部活動もある?

時には甲子園や「二つ目の甲子園」を目指すこともできる野球部があることはわかりましたが、通信制高校ではそれ以外の部活動にも取り組むことができるのでしょうか?

通信制高校にはさまざまな部活動がある!

通信制高校には野球部、サッカー部、バスケット部、バレーボール部、柔道部、剣道部などの運動部、軽音楽部、美術部、吹奏楽部などの文化部があるところも少なくありません。

全国大会出場を目指す部活動がある一方、より自由なサークル活動も人気です。お気に入りの部活動が見つかるのではないでしょうか。

通信制高校の部活動はいつ行うのか?

通信制高校の部活動はスクーリングと呼ばれる登校日に行われます。スクーリングの頻度は学校によって異なり、多ければ週に5日、少なければ年に5日程度というところも少なくありません。

やはり、登校日が多い通信制高校ほど部活動も盛んな傾向がある様子です。詳細については、通信制高校の公式サイトなどを確認してみてはいかがでしょうか。

甲子園出場できた通信制高校チームまとめ

甲子園に出場するには、まず、野球名門校に進学するというのがこれまでの王道でした。確かに、今でも甲子園出場回数の多い高校に進むというのが無難な方法かもしれません。

しかし、野球名門校には全国から選りすぐりの野球エリートばかりが集います。中学時代に活躍した選手がとうとうレギュラーになれなかったということもめずらしくありません。

そこでおすすめしたいのが通信制高校から甲子園を目指すという方法です。通信制高校の中には、甲子園出場経験のある監督を招き、野球部育成に力を入れているところもあります。

しかし強い選手ほど野球名門校に引き抜かれてしまい、選手集めに苦労している通信制高校も少なくないです。

したがって、通信制高校の野球部はレギュラーになれる可能性がより高いともいえます。また、勉強は午前中だけで午後からは練習に集中できる環境を整えている学校もあります。

思いっきり野球に打ち込みたい人は、ぜひ通信制高校を選択してみてはいかがでしょうか。各学校がどのような取り組みをしているのかが分かる資料請求は無料でできます。

通信制高校はアルバイトが自由!おすすめのバイトや注意点も紹介

アルバイト

全日制高校はアルバイトは禁止という学校が少なくありません。一方、自主性を重んじる通信制高校ではアルバイトが自由であることがほとんどです。

そこでおすすめのアルバイトや、通信制高校でバイトをする際の注意点などを紹介していきます。

通信制高校はアルバイトが自由!

通信制高校は全日制高校のように毎日登校する必要がなくアルバイトOKという学校がほとんどです。

勉強を夜にする場合は昼間にバイトをすることもできるので、空き時間を有効活用してお金を稼ぐ学生も少なくありません。

一方、全日制高校は基本的にバイトは禁止というところがほとんどですし、昼間に授業があるためバイトをするとしても夜間の仕事になってしまいます。

しかし昼間も働ける通信制高校であれば、10代が働くのにふさわしい健全な仕事をいくらでも選択することもできるでしょう。

15歳の入学直後だとバイトできない?

バイトの採用条件を16歳以上としているお店は多いです。中学を卒業してすぐに通信制高校に進学した人の中には、まだ15歳という人もいるでしょう。そのような場合、アルバイトはできないのでしょうか。

労働基準法では「児童が満15歳に達した日以降の最初の3月31日が終了するまでこれを使用してはならない」と定められています。

したがって、中学を卒業した年の4月1日を過ぎていれば、法律的にはアルバイトをしても問題ないというわけです。心配なら事前に採用担当者に相談しておくことをおすすめします。

通信制高校生におすすめのアルバイト

コンビニエンスストアのバイト

コンビニエンスストアの中には高校生可としているところも少なくありません。

また、どのチェーンでも働き方のポイントをまとめたマニュアルが用意されているので、接客業は初めてという人でも安心です。

コンビニエンスストアは店舗数が多いので、自宅から歩いていけるところを選択することもできます。交通費と時間の節約にもなるでしょう。

また、シフトの融通も利きやすいので、仕事ばかりにのめりこまず勉強と両立させやすいともいえます。

ファーストフードのバイト

ファーストフードもマニュアルや研修が整っているので、まだ働いたことがない高校生でもなじみやすい職場です。

校則が比較的自由な全日制高校の生徒を含め、高校生がたくさん働いていることも特徴といえます。バイト仲間との出会いも楽しみな仕事です。

倉庫や工場での軽作業

ベルトコンベアーで運ばれてくる商品や荷物の仕分け、箱の中身に不備がないか検査する検品、倉庫から荷物を集めてくるピッキングの他、袋詰め、箱詰め、シール貼り、梱包などの仕事になります。

どれも覚えやすく難しいものはありませんし、単発や短期での採用もたくさんある仕事なので、勉強が忙しくない時だけに働くこともできます。

バイトをせずに勉強だけに集中する時期を作りたい人にもおすすめです。

資格に繋がるバイト

資格を取得すると、将来社会に出た時に非常に有利です。仮にその職種に就かなかったとしても、会社が倒産した場合などの保険になります。

そこでおすすめなのが調理師免許に繋がる飲食店のバイトや、保育士に繋がる児童福祉施設でのアルバイトです。

調理師なら週4日以上かつ1日6時間以上のバイトを2年間、保育士なら2年以上かつ2880時間以上の実務経験があると試験を受けることができます。

他にも車が好きなら自動車工場で1年以上働くことで、自動車整備士3級の受験資格を、美容師に興味があれば受付などで働くことができます。

アルバイトをする通信制高校生の主な理由

半数以上の生徒がバイトをしているという通信制高校も少なくありません。

これは全日制高校にはない特徴といえるでしょう。いったいなぜ、通信制高校の学生はバイトに熱心なのでしょうか。

学費を稼ぐため

金銭的な理由から全日制高校をあきらめて通信制高校に進学する人もいます。通信制高校の学費は全日制高校と比較してリーズナブルなので、アルバイト代で支払うこともできるでしょう。

通信制高校の学費は学校ごとに異なりますが、一年にかかる費用は公立でおよそ3万円、私立で20~30万円というのが相場です。ただし、なかには一年に100万円近くかかる私立通信制高校もあります。

もし、自分で学費を稼ぎたいと考えているならまず事前に学費をきちんと調べるようにしましょう。

社会経験のため

アルバイトを通して基本的な社会人としてのマナー、コミュニケーション能力などを高めようとアルバイトをする人もいます。自宅での勉強が中心となる通信制高校では、人と接する機会はどうしても少なくなりがちです。

そこでバイトで社会経験を積もうというわけです。特に接客業などのバイトを経験すると、相手が何を欲しているのか見抜く力を磨くことができるでしょう。

社会経験があると大学受験で面接のある学校を選んだ際、初対面の相手とも堂々とコミュニケーションできます。

また、将来的に社会人になった時にもバイトによって身に付けた基本的なマナーは必ず役に立つでしょう。

将来就きたい仕事のため

すでに将来の夢をしっかりと持っていて、いち早くその業界のことを知るためにバイトをするという人もいます。

たとえば福祉関係の仕事をしたいと考えていて通信制高校に通っている方は、シニア向けマンションのコンシェルジュのバイトをしていました。

また、いつかは起業したいと考えていてITベンチャーでインターンのような形でバイトをする人もいます。

IT系は求人がたくさんあり、高給を狙うこともできるプログラミングやデザインなどの技術を身につけることもできるので非常に有用です。

通信制高校の学生はバイトに採用されやすい?

通信制高校の学生はバイトの面接に不利なのではと、不安に思っている人もいるようですが、そんなことはありません。

むしろ、通信制高校に通っていることは有利に働くこともあります。

通信制高校を歓迎しているバイト先がある

バイトを雇う側としては、できるだけ時間の融通が利く人を欲しいものです。そのため、通信制高校の生徒をむしろ歓迎しているところも少なくありませんので履歴書には臆することなく通信制高校在学中ということを書きましょう。

通信制高校という一見デメリットのように思えてしまう個性も、場所によっては有利に働くものです。

また、キャリアのない10代は不利なのではないかと考える人もいますが、10代だからこそできる仕事もたくさんあります。たとえばかわいい制服のある飲食店のバイトなどは、一定以上の年齢になってしまうと厳しいです。10代の学生だからこそできるバイトと言えるでしょう。

より採用されやすい履歴書のコツ

正直なところ「バイトはお小遣い稼ぎ」ぐらいの感覚の人もいるでしょう。実際、通信高校生の中にはバイト代はすべてお小遣いという人もいますし、好きな音楽やゲームをどんどん購入できるというのも、全日制高校生にはないメリットかもしれません。

しかし、履歴書には「お小遣いが欲しいから」よりも「学費のために」と書いた方が印象が良いのはいうまでもありません。

「学費のために働きたいならすぐに辞めたりしないだろう」と、判断されるからです。ただし嘘はよくありません。

もし履歴書に学費のためと書いたなら、すべてお小遣いにしてしまうのではなく、多少なりとも学費の足しにするようにしましょう。

通信制高校のアルバイトのデメリット・注意点

バイトによって勉強がおろそかになる

通信制高校の勉強は自主性にまかされており、スクーリングと呼ばれる登校日も週に1日程度、あとは自宅学習のみというコースも少なくありません。

そうなるとついバイトに夢中になってしまい、勉強がおろそかになってしまう生徒も多いので要注意です。

通信制高校に入学したからには、卒業して高等学校卒業資格を取得することが一番の目標といっても過言ではないでしょう。

そのため、学費を稼げたり社会勉強ができたとしても、バイトをメインとした生活に陥ることのないように注意しましょう。

通信制高校卒業後にフリーターになってしまう

最新の文部科学省の調査によれば、通信制高校の卒業生の約4割が卒業後の進路が未定と回答しています。その4割の中にはフリーターも含まれています。

これは高校時代の延長で、ついバイト生活を続けてしまう人も少なくないのです。

ひとつのところで長くバイトをしていると、卒業後も働いてくれと頼まれることはよくあります。長くいると店長や仲間に義理を感じてしまう人もいるかもしれません。

しかし、バイトは所詮バイトです。安定もなければボーナスもありません。強い意志を持ってバイトは高校時代までと決め、その後は就職または大学生進学を目指すようにしましょう。

通信制高校はアルバイトが自由まとめ

通信制高校生は全日制高校生よりもバイトをしやすい環境にあります。自主性と自己管理能力さえあれば、バイトと勉強の両立も難しくはないでしょう。

自分でお金を稼ぐという経験があれば今後社会に出た時に役立ちますし、親が学費を払うためにどれだけの苦労をしているのか理解もできます。

バイトをしたい場合、通信制高校は全日制よりもはるかにおすすめですので、興味のある方はまずは無料の資料請求をしてみることをおすすめします。

高卒資格が得られる通信制高校10選!高認との違いや卒業条件も紹介

卒業証書

高卒資格が得られる代表的な通信制高校10選!

まずは卒業で高卒資格を得られる主な通信制高校を紹介します。

通信制高校は国に教育機関として認められているため、下記以外にも卒業すれば高卒資格を得られる学校は全国に数百校はあります。

そのため全部は紹介できないので、以下では有名な学校を紹介します。どれも高評価ですので迷ったら以下の学校に入学・転入しておけば間違いありません。

  1. トライ式高等学院
  2. 鹿島学園高等学校
  3. 第一学院高等学校
  4. ルネサンス高等学校
  5. 中央高等学院
  6. 駿台甲府高等学校
  7. 日本教育学院高等学校
  8. マイン高等学院
  9. 精華学園高等学校
  10. 飛鳥未来きずな高等学校

これらの学校は全てが全国対応していないので、場合によってはお住まいの地域からでは入学できないことがあります。

そのためまずは以下からお住まいの地域を選択しましょう。そうするとお住まいの地域から高卒資格を得られる通信制高校が表示されます。

まずはいくつかの学校の無料の資料請求をして、気になる学校があれば問い合わせなどをしてみると良いでしょう。

通信制高校で高校卒業資格をする3つの条件

前述した通り卒業すれば「高卒」と認定される通信制高校ですが、全日制高校や定時制高校のように入学してから一学年ずつ進級して行けば自然と卒業できるというものではありません。

通信制高校を卒業するには、次の3つの条件を満たす必要があります。

  1. 最低でも3年間在籍している
  2. 74単位を取得している
  3. 特別活動30単位を取得している

特別活動とはホームルーム活動、体験学習などの体験学習、生徒会活動などのことです。スクーリングと呼ばれる登校日に実施されることになります。

登校日の設定は通信制高校ごとにかなり異なります。ほとんど毎日登校できる学校もあれば、一年のうち5日程度集中して通えば良いところもあります。

自分の希望にマッチしたスクーリングを行っている学校を選択すれば、あまり負担に思うこともなく特別単位を取得することができるでしょう。

通信制高校は同級生に遅れず高校卒業資格を得られる?

通信制高校は同級生に遅れをとらずに卒業することが可能です。たとえば中学卒業後の進路として通信制高校を選択したとしても、3年後に必要な単位をすべて取得していれば問題なく卒業できます。

また、全日制高校や定時制高校を退学して途中から通信制高校に入学したとしても、同級生に追いつくことは可能です。

なぜなら通信制高校では、全日制高校や定時制高校に通っていた期間、単位などが引き継がれてカウントされるからです。

また、通信制高校の多くは一年中いつからでも編入・転入することもできるので、空白時間ができる心配もありません。

一方、全日制高校や定時制高校への編入・転入の場合は一学年下から始めなければいけないことも少なくありません。

学年制を採用しているため仕方ないことではありますが、もし同級生と同時に卒業したいと考えているなら学年制でなく単位制の通信制高校を選択してはいかがでしょうか。

自主性が足りない場合は3年で卒業できないこともある

通信制高校は卒業の要件として、最低でも3年間在籍している必要がありますが、学年制の学校と違い「3年間在籍していれば自動的に卒業できる」という意味ではありません。

3年で卒業したい場合はその間にきっちりと単位を取得することが必須条件となります。学年制ではないので3年で卒業するのに必要な単位や勉強は自分で計算し、努力していかなくてはいけません。

また、通信制高校には先生もいなければ授業の時間が決められているワケでもないので、ついサボってしまい卒業までに3年以上かかる人、何年在籍しても卒業できない人がいるのも事実です。

もし3年で卒業したいならサポート体制の整った私立の通信制高校や、サポート校を選択することをおすすめします。

「高認」と「高校卒業資格」の違い

「高認」では最終学歴が中卒になる

通信制高校を卒業すれば自動的に高卒資格を取得することができますので、最終学歴は高卒となります。

しかし「高認」「高卒認定」などと呼ばれる「高等学校卒業程度認定試験」はあくまでも高校を卒業した人と同程度の学力がある、ということを認定するものに過ぎません。

そのため、最終学歴は中卒となってしまうのです。

もちろん「高認」に合格すれば大学、短大、専門学校、各種国家試験の受験資格を得ることができますし、採用試験の際に評価されることもあります。

しかし、万が一大学を途中で中退した場合は最終学歴が中卒となってしまうのです。

「高認」は通信制高校以上に苦労する

「高認」では全部で14科目に合格しなければいけません。もし全日制高校や定時制高校ですでに多くの単位を取得していたり、英検などの技能検定試験に合格していて、免除される科目がいくつかあるなら「高認」にパスするのは難しくないでしょう。

しかし、これから14科目すべてに合格しようとすると、通信制高校を卒業する以上に大変です。試験も年に2回しかないので、一度不合格になると次の試験まで半年も待たなくはいけません。

特に高校に進学しなかった、あるいは勉強が苦手だったり早い時期に中退してしまったという方の場合、「高認」よりも通信制高校卒業を目標とした方が賢明と言えるでしょう。

通信制高校で高卒資格を得るまでにかかる学費は?

通信制高校の学費はリーズナブル

自力で「高認」を目指すのではなく、通信制高校に進んだ方が良いことはわかっていても「学費が気になる」という人もいるでしょう。

しかし通信制高校は学費があまりかからないことが特徴です。

初年度にかかるおおよその費用
公立 約3万円
私立(自宅学習メイン) 約26万円~約43万円
私立(通学メイン) 約50万円~約115万円

通学型を希望しているなら、公立通信制高校の方が圧倒的に授業料も安くねらい目と言えます。ただそれだけに希望者が殺到することもあり、定員オーバーになってしまうこともあるので注意が必要です。

学校での授業をあまり望んでいない場合は私立の自宅学習型の通信制高校の方がおすすめといえます。

就学支援金制度を利用すれば学費は無償になることが多い

もし学費がネックになっていて通信制高校を選びにくい場合、就学支援金制度を利用するのがおすすめです。

就学支援金制度は世帯年収が910万円以下であれば公立はほぼ無償に、私立であっても学費の大部分を抑えることができます。

国が出している支援制度なので返還も不要ですので、興味のある方は以下の記事も参考にして下さい。

高卒資格が得られる通信制高校

通信制高校なら就職や大学受験に必要な高校卒業資格を問題なく取得できます。中には大学受験のコースを設置しているところもあり、高卒資格取得だけでなく受験対策もしっっかりとしてくれるので安心です。

また、大学進学は希望していないとしても、就職に際して中卒と高卒とでは求人数が圧倒的に違います。

高認はどうしてもリスクが高いので、高卒資格だけは取得しておいた方が良いでしょう。

以下から自分に合っていそうな学校の無料資料請求をしてみることをおすすめします。

通信制高校の平均年齢は?何歳までなど年齢制限はある?

高校生

通信制高校というと幅広い年齢層の人が学んでいるイメージを持っている人もいるかもしれません。

しかし、実際のところはどうなのでしょうか。平均年齢や何歳までなどの年齢制限はあるのか解説していきます。

通信制高校の平均年齢は?中心となる年齢層は?

平均年齢は19歳

確かに高齢の生徒も在籍している通信制高校ですが、その平均年齢は意外と若いのも事実です。

文部科学省「平成27年度 学校基本調査」に掲載されている、通信制高校在籍中の180,393人の年齢分布データを見てみると平均年齢は19歳です。

公立通信制高校が21歳、私立通信制高校が17歳と、私立の方がやや年齢が低くなっています。ちなみに男女比は男性95,653人、女性84,758人と、やや男性の方が多くなっています。

通信制高校の生徒を年齢別に比較
年齢 生徒数 割合
15歳 27,088人 15.0%
16歳 39,022人 21.6%
17歳 49,106人 27.2%
18歳 17,927人 9.9%
19歳 9,816人 5.4%
20歳〜24歳 22,443人 12.4%
25歳〜29歳 7,335人 4.1%
30歳〜39歳 4,995人 2.8%
40歳〜49歳 1,573人 0.9%
50歳〜59歳 492人 0.3%
60歳以上 596人 0.3%

参考:文部科学省・学校基本調査
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001066164&cycode=0

私立の通信制高校の方が若い生徒が多い理由

実は近年、公立の通信制高校の生徒数は減少し続けています。戦後間もない頃、勤労学生の学びの場として誕生した公立の通信制高校ですが、勤労学生の数そのものが現代ではすっかり少なくなっています。

そんな勤労学生は普段は文字通り働いているため、10代だけでなく20代や30代の方も多く、それが公立の通信制高校の生徒の平均年齢が高いというデータに繋がっています。

それに加えて私立の通信制高校はeスポーツやネイル、芸能といった様々なコースがあるのに加え、高校は卒業したいけど毎日学校に通って勉強する時間がないプロゴルファーやスポーツ選手に需要があり、中学を卒業してそのまま入学する若い生徒が多いのです。

その結果、私立の通信制高校の方が若い生徒が多いという結果に繋がっています。

年齢の幅はかなり広い

通信制高校の生徒の年齢は15歳からシニアまでと幅広くなっています。全日制高校のように基本的に15歳から18歳までの生徒だけということはありません。

たとえ何歳だったとしても、通信制高校は自宅での学習がメインとなるためクラスメイトの年齢を気にすることもないですし、マンツーマン制を採用していてクラス自体がない学校もあります。

たとえば2~3年のブランクがあったとしても、自分の年齢を気にすることなく勉強に集中できるといえるでしょう。

年齢の上限はない

受験資格は15歳以上というだけで、年齢の上限はありません。合格さえすれば何歳になっても通信制高校で学ぶことができるのです。

たとえば、高校中退後に社会人となって改めて高卒資格が大事なことを痛感し、通信制高校に入学するというケースもあります。通信制高校ならば学費が安いというメリットもあるので、働きながら勉強を続けることも十分可能です。

60代、70代はもちろん80代で卒業する人もいます。何歳になっても学習意欲が衰えない姿をスクーリングなどで見かけることは、若い人にとっても大いに刺激になるのではないでしょうか。

実際、2021年には80代の高校中退だった女性が通信制高校を卒業して話題になったりしました。何歳でも入学・卒業できるのが通信制高校の強みです。

通信制高校は高等学校卒業資格を取得できる

通信制高校は、かつては「勤労学生が働きながら高校課程の勉強を通信教育で学ぶ場」という意味合いの強い存在でした。卒業しても高卒資格を得ることはできないなど、現在とはかなり違うものだったのです。

しかし、最近の通信制高校ならば、もちろん高等学校卒業資格を取得できます。今や通信制高校は全日制高校、定時制高校とならぶ正式な高等学校の一形態なのです。

そのため、何らかの理由で高校を中退してしまったものの、高卒資格を取得して大学受験に備えたいというような10代の生徒の受け皿となっていることが、生徒数増加のひとつの理由といえるでしょう。

私立の通信制高校は手厚いサポートも期待できる

全日制高校を中退した生徒は、いじめなどで心に傷を負っているケースも少なくありません。そのため、とくに私立の通信制高校では、生徒1人1人を手厚くサポートする体制が整っています。

たとえば、私立の通信制高校のなかには、毎日登校できるところもあります。同じような苦しかった経験を分かち合えるクラスメイトに出会うチャンスもあるかもしれません。全日制高校で人間不信に陥った生徒でも、通信制高校で信頼できる仲間と出会ったというケースもあるのです。

もちろん「もう、人間関係にわずらわされずに勉強に集中したい」ならば、年に数日のスクーリングにだけ登校すればOKという通信制高校を選択するのも良いでしょう。その場合も、1人で家庭学習を滞りなく進めることができるように、十分なサポートをしてもらえるのはいうまでもありません。

通信制高校は若者向けのカリキュラムが充実している?

今や生徒の9割は10代ということもあってか、若者向けのカリキュラムが充実しているのも通信制高校の特徴です。

アニメやゲーム制作を学べる通信制高校もある

私立の通信制高校は勉強の他にアニメ制作、ゲーム制作などに関する授業を提供しているところもあります。たとえば、経営母体がカルチャー系専門学校も運営していると、そのような授業も設けているケースもあるのです。まずは、資料請求をして学校研究をしてみることをおすすめします。

スポーツや芸能を極めたい人のための通信制高校もある

私立の通信制高校の中にはスポーツコース、芸能コースなどを設けているところもあり、スポーツや芸能活動で活躍している10代の子どもが数多く学んでいます。練習やレッスンなどで毎日学校に通うのが難しい生徒にとっても、通信制高校は役立つシステムといえるでしょう。

通信制高校に入学するには?

10代の生徒が増えている通信制高校ですが、何歳から入学できるのでしょうか?また、年齢制限なども気になるところです。

通信制高校は15歳以上なら誰でも入学できる

通信制高校、全日制高校、定時制高校いずれのコースでも、日本の高等学校に入学するには次の2つの条件を満たしていなければいけません。

  1. 中学卒業見込みの者または中学校を卒業している者
  2. 相当年齢に達し、中学校を卒業した者と同等以上の学力があると認定された者

つまり、中学をすでに卒業している人はもちろん、まだ在学中でも出願できるということです。また、もし、中学時代に不登校だったとしても、中学校卒業程度認定試験に合格すれば、通信制高校を受験できます。

試験や面接で合格する

通信制高校に入学するには、全日制高校同様に入学試験に合格しなければいけません。筆記試験だけではなく、内申書、面接なども重視されるテストで、時には不合格になってしまうこともあります。

たとえば、通学制の通信制高校は少人数できめ細やかな授業をしていることも多く、どうしても受け入れることができる生徒数に限りがあります。なかには7倍近くの競争率がある人気校も存在しています。

しかし、一般的に通信制高校の入試は合格しやすく、筆記試験のかわりに作文提出で済んでしまう学校さえあります。

自宅学習をメインとしている通信制高校ならば定員もシビアではないので、あまり不合格にはならないでしょう。そうとはいっても、面接や内申書で「素行に問題あり」と判断されてしまうと合格できない場合もあります。

通信制高校の試験で落ちる原因

勤労学生の学びの場として設立された公立の通信制高校は、現在でもそういった校風を残している場合もあります。そのため、一部の公立通信制高校では不登校の生徒をサポートしようという目的意識もメソッドも当然のことながらありません。

そういった通信制高校では不登校などの経験があると落ちてしまうこともあるのです。

しかし、最近ではむしろ不登校の経験がある生徒に特化した私立の通信制高校も増えており、不登校であっても試験や面接をサボったりでもしない限り、ほぼ合格します。実際、入学者の98%の生徒が試験に合格すると言われています。

まずはいくつかの私立通信制高校から無料の資料請求をしてみて、自分に合いそうな通信制高校に問い合わせしてみることをおすすめします。

通信制高校の平均年齢まとめ

通信制高校の平均年齢は19歳と、全日制高校よりもほんの少し上という程度です。ただ20代や30代で入学して良いのか悩んでいても心配することは一切ありません。

また、中学卒業後に数年間引きこもり経験などがあったとしても問題ありません。同じ境遇、年齢の生徒もたくさんいるのですぐに遅れを取り戻すことができるでしょう。数こそ少ないものの40代以上の中高年、シニアの生徒もいます。

また、年齢がネックで毎日通うのはちょっと…という方でも通信制高校なら自分のペースで自宅学習することができます。コースや学校によっては年に数回の登校でも大丈夫です。

もちろん登校日数の多いコースを選べば若い人たちと一緒に学ぶこともできます。通信制高校は年齢を気にする必要が一切ありませんので、まずは資料請求をしてみることをおすすめします。

対人・学校恐怖症(緊張症)でも通信制高校は安心!原因や対策も紹介

対人恐怖症

不登校の原因となる対人・学校恐怖症(緊張症)とは?

「学校に行きたいのに、どうしても行けない」「教室に一歩入ると強い不安や緊張を感じる」という悩みは、もしかしたらそれは対人恐怖症・緊張症が原因かもしれません。

不登校の一因ともなる対人恐怖症・緊張症とはどのような病気なのでしょうか。

正式名称は社会不安障害

対人恐怖症・緊張症などと呼ばれる疾患は、正しくは社会不安障害といいます。じつは10人に1~2人はかかる確率があるような身近な病気でもあるのです。

人前に出る時、誰でも多かれ少なかれ恐れや緊張を覚えるものですが、社会生活に支障をきたしているようならば社会不安障害の疑いがあります。

10代半ばから20代前半の特に女性に多くみられます。学校に行けない高校生でもじつは社会不安障害だったという例も少なくありません。

しかし「性格の問題」「気落ちの持ちよう」などとされ治療を受けることができず、親も認めてくれないせいで解決しない負のスパイラルに陥っているケースも多々あります。

対人恐怖症・緊張症のチェックリスト

不登校になっていて「もしかしたら、自分は対人恐怖症・緊張症かもしれない」と、心配な生徒もいるかもしれません。

次のチェックリストであてはまる項目が3つ以上ある場合、医師に相談してみることをおすすめします。

  1. 対人緊張:学校でみんな仲が良さそうで自分だけ孤立していると感じる。他人の存在が異常に気になり緊張と苦痛を感じ、コミュニケーションの方法がわからない。
  2. 赤面緊張:人前に立つと赤面して緊張するので、人が集まる場所を避けている。
  3. スピーチ恐怖:1人で発表しようとすると頭が真っ白になったり、不安で声が震えたりする。
  4. 会食恐怖:他人に見られながら食事ができない。自分が立てる音が気になって食事が進まない。
  5. 視線恐怖:他人が自分に注目して噂をしている気がする。他人の視線が怖い、もしくは、自分の視線が相手を怖がらせていないか恐れる。
  6. 書痙:人前で字を書こうとすると手が震えて書けない。
  7. 発汗恐怖:誰かに話しかけられると緊張のあまり大汗をかく。
  8. 自己臭恐怖:自分の体臭や口臭が人に嫌な思いをさせて、避けられているように思い込む。

なぜ対人恐怖症・緊張症になるのか

対人恐怖症・緊張症を発症するメカニズムははっきりと解明されているわけではありません。学校で自分が叱られたわけでもないのに、誰かが叱られているのを見たのをきっかけに人前に立てなくなってしまう例もあります。

生まれつき神経質だったり怖がりだったりすると対人恐怖症・緊張症になりやすいともいわれていますが、それはけっして悪いことではありません。

対人恐怖症になる人の多くは優しい、気が使えるという特徴がありますので個性のひとつとして受け入れることも大事です。しかし不登校に至るまで症状が進行している場合、医療機関に相談するのも一つです。

不登校専門の心療内科もある

不登校そのものは病気ではありませんが、対人恐怖症・緊張症という病気が隠れていることはあります。不安感、緊張感の他に腹痛、頭痛、強い疲労感などがあらわれることもあるので、ひとつのサインとしてください。

腹痛、頭痛、体調不良などを感じて内科を受診してもその頃には症状が緩和していたり、学校へ行こうとするたびに症状が出る場合は対人恐怖症・緊張症の可能性が高いです。

筆者も小学校・中学校の頃に学校に行く時だけ体調が悪くなりました。ただ当時は世間や親の理解がなく、当時の小学生だとスマホもないので自分の症状を調べる手段もなく、無理やり学校に行かされていました。

学校に行くのがつらすぎて嘔吐したり、涙が出てきたことも何度もあります。それでも無理やり通った結果、数年ダメージを引きずることになりました。

同じ苦労を皆さんには味わってほしくはないので心療内科への受診、もしくは後述する自宅学習のできる通信制高校に進学することをおすすめします。

対人・学校恐怖症(緊張症)はどう治療する?

対人恐怖症・緊張症が原因で不登校になっている場合、まずはしっかりと治療することが先決です。

心療内科、精神科などを受診すれば、次のような治療を受けることができます。

薬物療法

対人恐怖症・緊張症では不安と深いかかわりがある脳内神経伝達物質セロトニンの分泌異常が起きていると考えられます。したがって、セロトニンの分泌を調整する薬物を投与するというのもひとつに治療法です。

具体的にはセロトニンを調整するSSRIなどが用いられ、早ければ2週間ほどで効果があらわれます。しかし、改善するまで約8週間かかってしまうこともあり、ただちに登校を再開できるとも限らない点に注意してください。

認知行動療法

不安や恐怖を感じすぎてしまう思考パターンを変えたり、緊張感をやわらげたりして、人前でも普通に行動できるように導くのが認知行動療法です。

投薬療法に伴う吐き気、食欲不振などの副作用の心配がありません。

ただし、認知行動療法には即効性はありません。効果が出るまで2~3ヶ月はかかってしまいます。「すぐに不登校を改善したい」という人にとっては「時間がかかり過ぎる」と、もどかしく思うこともあるでしょう。

セルフケア

軽い対人恐怖症・緊張症ならばセルフケアを続けることで症状をやわらげることもできます。

代表的なのが目が覚めたら日光を浴び、セロトニンの分泌を促したり、バランスが整った食事を規則正しくとる方法です。

特に「脳のエネルギー源」ともいわれる炭水化物はしっかりと摂取するようにしてください。

また、不登校からひきこもりを続けていると運動不足になりがちですが、軽いウォーキング程度でかまわないので毎日体を動かす習慣を作るようにしましょう。

対人・学校恐怖症(緊張症)でも通学や勉強を続ける方法

対人恐怖症・緊張症から不登校になってしまっても「勉強だけは続けたい」「せめて高校は卒業したい」と、考えている人も多いでしょう。

しかし、集団での一斉授業を前提としている全日制高校は対人恐怖症・緊張症にとって非常に苦痛なのも事実です。ストレスなく学ぶことができる場所はないのでしょうか。

不登校に対応してくれる家庭教師を依頼する

大手家庭教師派遣の「家庭教師のトライ」などでは、不登校の生徒へのサポートを専門とする家庭教師もいます。

家庭教師との相性次第では対人恐怖症・緊張症の生徒でも問題なく勉強を続けることができるでしょう。

しかし、そのようにリラックスして勉強できる先生と出会える保障はありません。また、いくら自宅で一生懸命勉強したとしても不登校のままでは出席日数が足らずに留年、退学となってしまいます。

高等学校卒業資格を取得できず、進学にも就職にも行き詰まってしまうことになるでしょう。

不登校の生徒のためのフリースクールを利用する

フリースクールとは、何らかの理由で学校に通えない生徒のための学びの場です。個人、ボランテイア団体、NPO法人などが運営する民間教育機関なので、費用も教育方針もさまざまです。

もし入学を検討するなら事前に詳細な情報を収集するようにしましょう。対人恐怖症・緊張症があるならば、マンツーマン指導を行ってくれるようなところがよいかもしれません。

中学校や小学校ではフリースクールに通った日数を出席日数としてカウントしてもらえることもありますが、高校ともなるとそうはいきません。フリースクールにどんなにまじめに通ったとしても、不登校のままではやはり高校を卒業することはできない点に注意してください。

通信制高校に通う

家庭教師やフリースクールと比較して、対人恐怖症・緊張症には通信制高校がおすすめです。というのも、基本的に毎日学校に通う必要がないのです。

自宅で自分のペースで勉強できるというのは、対人恐怖症・緊張症の人にとって何よりの安心材料となります。

さらに通信制高校なら高等学校卒業資格も取得できるので、大学の受験資格を得ることもできます。

鹿島学園高等学校や中央高等学院のように大学受験のためのコースを設定している通信制高校なら大学受験の指導もしてくれるのでより安心といえるでしょう。

通信制高校は年に数回の登校でも大丈夫!

通信制高校の登校日はコースによりますが週に1~2回、年に数回など全日制高校と比べて非常に少ないです。

もちろん学科74単位は取得する必要がありますが、ホームルームや体育祭などの特別活動でも登校日数として換算される学校もあります。

そういった学校であれば対人恐怖症であっても最低限の負担で通うことができますので検討してみてはいかがでしょうか。

対人・学校恐怖症(緊張症)の原因まとめ

対人恐怖症・緊張症もまた不登校の一因になりうると聞いても「まさか自分が」と、思う人も少なくありません。

しかし、対人恐怖症・緊張症のチェックシートで該当する項目が多いようなら一度クリニックを受診することをおすすめします。

不登校を専門としている心療内科なら足を運びやすいのではないでしょうか。そして、もし対人恐怖症・緊張症だとわかったとしても、すぐに完治するものではありません。

どうしても治療にある程度時間が必要なので、その間の登校や勉強の遅れをどうするのかという問題は残ります。

不登校のまま全日制高校に在籍していても、年間欠席日数が50日を越えてしまえば留年し、卒業が遅れてしまいます。

しかし通信制高校に編入すれば単位を引き継ぎつつ、人とほとんど接することなく高等学校卒業資格を取得できます。その間に対人・学校恐怖症を回復することもできますので、まずは以下から資料請求をしてみることをおすすめします。

中卒・中退でも看護師になる方法!看護科のある通信制高校がおすすめ

看護師

看護師の仕事は結婚や育児をしながら続ける人も多く、昔から「女性がシニアになるまでできる仕事」として人気がありました。一方、じつは結構力仕事でもあるので、男性看護師のニーズも少なくありません。

高校中退者の中には看護師の仕事に興味を持っている人もいるでしょう。看護師の仕事とは具体的にどのようなものなのか詳しく紹介します。

看護師ってどんな仕事?

医療チームの一因として欠かせない仕事

看護師は治療を受ける患者さんの援助を行うのがおもな仕事です。専門的な知識と技術をいかして、医師の診療のサポートや患者さんのケアを担う、医療チームに欠かせない存在と言ってよいでしょう。

患者さんの心身をサポートするだけではなく、医師や薬剤師などと連携を図らなければいけないので、コミュニケーション能力も問われます。

「誰かの役に立ちたい」という気持ちの強い人にはやりがいを感じる仕事であることは間違いありません。

活躍の場はかなり広い

看護師の主な就職先は病院や診療所です。その他、企業の健康管理室、研究所、看護学校などで働く人もいます。

保健師の資格もあれば地域の保険センター、学校の保健室などで働くこともできるでしょう。また、助産師の資格があれば助産院のスタッフになったり、自分で助産院を開業したりするのも夢ではありません。

その他、近年では介護施設での看護師のニーズも高まりを見せています。看護師が活躍できる場所は非常に広く、求人が絶えることもありません。つねに需要がある仕事と言ってもよいでしょう。

一緒に取得しておきたい資格

看護職には看護師以外にもいろいろなものがあります。たとえば看護師は厚生労働大臣の免許を受けた国家資格ですが、准看護師は国家資格ではなく都道府県知事が発行する免許になります。

また、助産師は妊娠から出産までをサポートし、分娩の介助、新生児のケアはもちろんのこと、更年期の女性の健康指導なども行うことが仕事です。地域に暮らす人々の健康を見守る保健師という職種もあり、病気の予防や衛生知識の啓蒙活動などを行っています。看護師にプラスしてこれらの資格を取得する人も少なくありません。

中卒・高校中退でも看護師になれる方法

将来への不安を抱える高校中退者にとって、安定した職業である看護師は魅力的なのではないでしょうか。

一方、人命にかかわる仕事なだけに「失敗したらどうしよう。自分にはとてもできない」と、思う人もいるかもしれません。

そのように重大性がわかる人にこそ、おすすめしたい仕事でもある看護師にはどうすればなれるのでしょうか。

国家試験に合格するのが絶対条件

看護師になるには、まず国家試験に合格しなければいけません。看護師国家試験は毎年2月中旬から下旬に行われ、3月下旬に合格発表があります。

試験科目は基礎看護学、老年看護学、小児看護学などの11科目あり、1日ですべてを行いますが、例年、全240問、300点満点という構成になっています。合格率は毎年90%前後を推移していることからもわかるように、決して狭き門ではありません。

看護師国家試験の受験資格

看護師国家試験を受験するには看護科がある大学、短大、専門学校 などで3年以上勉強して必要な学科の単位を取得し、卒業していなければいけません。

いずれの学校も入学できるのは高卒者のみです。

中卒・高校中退した人ではすぐに看護師にはなれない

つまり、看護師をめざすなら少なくとも高卒でなければいけないというわけです。

「やっぱり、高校中退では看護師になれないのか……」と、あきらめることはありません。

なぜなら中卒でも進学できる看護高等学校であれば中卒・高校中退でも高卒資格を取得してから看護系の大学・短大・専門学校に進学することができるからです。

また、後述する看護系の通信制高校に進学するという方法もあり、様々なメリットを考えるとこの方法が一番おすすめです。

看護高等学校を卒業する

看護高等学校とは、看護学科が設置されている高等学校のことです。5年制になっていて日々学習をしつつ、卒業時に看護師試験の合格をめざします。

ただし、全国的に見ても看護高等学校の数は決して多くはありません。たとえば東京では愛国高等学校のひとつだけです。

鹿児島県のように神村学園高等部看護科を始め8校もある県もありますが、全国でも98校しかありません。

また、看護師となって収入を得るまでに最低5年もかかるため、早めに看護師として働いて収入を得たい方には不向きです。

沖縄には1校もないなど、エリアごとの偏りもあるので目指す場合は注意しましょう。

高卒認定試験に合格して看護系の大学などに入学する

高等学校卒業程度認定試験、いわゆる「高認」に合格してから看護学が学べる大学、短大、専門学校などに進学するという方法もあります。

しかし、注意しなくてはいけないのは、高認は学力を保証するテストに過ぎず、合格しても高卒資格は取得できないという点です。

たとえば何らかの事情で大学を中退するようなことがあれば、最終学歴は中卒になってしまいます。

中卒では就職なども難しく、人生のさまざまなリスクを負うことになってしまうでしょう。

また、高卒認定試験自体が年に2回しかなく、全科目で合格しなくてはいけないなど難易度が高い割に学歴は中卒のままなのでメリットが割に合わないです。

進学コース・看護科のある通信制高校に入学する

中卒・高校中退した人が看護師になるための一番おすすめの方法は、通信制高校で看護学を学びつつ高卒資格を取得し、大学、短大、専門学校などに進む方法です。

そうは言っても「もう高校には通いたくない」という人もいるでしょう。

実は通信制高校は毎日通学しなくても卒業でき、しかも自宅学習がメインなので通学は年に3~5回で済ますことができます。

それでいて高認でなく高卒資格を取得できるので、堂々と看護系の大学・短大などに進学することが可能です。

通信制高校とは?

中卒・高校中退者が看護師をめざすならまずは看護科や進学コースのある通信制高校で高卒資格を取得するのがおすすめのコースです。

しかし「通信制高校ってなんなの?」と思う人もいるでしょう。そこで通信制高校について詳しく解説します。

学年制ではなく単位制の高校

もちろん国の決まりで全日制高校や定時制高校と同様に74単位以上を取得しなければ卒業できませんが、学年制ではなく単位制なので自分のペースで単位を取得できます。

3年で74単位を取ればいいので、仕事が忙しくてあまり単位を取得できない年があったとしても留年ということもありません。

通信制高校の一番の特徴は自学自習を中心に行っているところでしょう。スクーリングと呼ばれる登校日がありコースに応じて年に数回~週に2回程度の登校をしなければいけませんが、全日制高校よりもずっと簡単に卒業することができます。

少なくとも3年の在籍が必要

自分なりに勉強を進めることができるのが通信制高校なので、たとえば2年間で74単位をすべて取得してしまうということも可能です。

しかし、だからといって2年で卒業できるわけではなく、少なくとも3年間は在籍しなければいけません。飛び級はできないので注意しましょう。

また、卒業までに3年以上かかったとしてもとくに問題ありません。なかには働きながら10年近くかけて卒業する生徒もいます。しかし、看護師になるなら3年で卒業することを目標にした方が良いでしょう。

通信制高校は日々の学習が大事!

通信制高校の単位はレポート提出、テスト、スクーリングを繰り返すことで取得できます。中でも中心となるのがレポートですが、高いレベルを要求されることはありません。穴埋め形式などになっていて理解度をチェックする程度のものです。

提出方法もかつては郵送で手間がかかりましたが、最近ではネット経由で簡単にやりとりできます。

先生からの添削もすぐに見ることができるでしょう。ただし、簡単なレポートでもためこんでしまうと大変なので、できるだけ毎日コツコツと取り組むことが大事です。

看護師コースがある通信制高校を紹介

アルファゼミナール高等学院

通信制高校一覧などで調べてみると、少ないながらも看護・医療系学校に進学するための通信制高校というのがあることがわかります。たとえば、アルファゼミナール高等学院もそのひとつです。

アルファゼミナール高等学院では高卒資格を取得できるのはもちろんのこと、看護・医療系大学などに合格するための指導を同時に行っています。通信制高校と平行して大学受験予備校に通う人もいますが、そのような必要がないのはお得と言えるでしょう。

京都美山高等学校

通信制高校の京都美山高等学校は看護・医療コースがあります。高校中退で、看護師はもちろん、理学療法士、作業療法士などになりたい人のためのコースです。

カレラック看護医療スクール、看護・医療技術系受験塾・予備校 CampusNEXT、関西看護医療予備校などと連携し、難関の看護・医療系大学、専門学校などへの合格者を輩出しています。昼間は連携校で勉強し、夜はインターネットを利用して自宅で高卒資格をめざしましょう。

ヒューマンキャンパス高等学校

「専門分野に強い」と評判のヒューマンキャンパス高等学校は、医療系を始め40分野以上を学ぶことができ、卒業後は100以上の職種をめざすことができます。

看護師を目標にしているならおすすめはメディカルクリニックコースです。

こちらは卒業後に医療事務や医療秘書の仕事に就くためのコースですが、医師などが医療分野の基礎を教えてくれます。病院などでの実習も多く、看護師の仕事現場を実際に目にすることができるでしょう。

中卒・中退でも看護師になる方法まとめ

専門性が高い仕事なだけに「高校中退では看護師にはなれそうもない」と、あきらめていた人もいるかもしれません。

しかし、通信制高校で高卒資格を取得すれば看護系の大学、短大、専門学校などに進学できるので問題なく看護師になることが可能です。

その先に国家試験という関門が待ち構えていますが、通信制高校で培った勉強に対する自主性、自己管理能力などは役立つでしょう。

看護師は一生勉強をすることになる職業と言われているので、通信制高校で培った自主性との相性は抜群です。

通信制高校の入学に必要な資料請求は以下から無料でできますので、まずは気になった学校複数の資料を比較検討してみることをオススメします。

高校中退はやめとけ!デメリットばかり!今からでも通信制高校に通うべき

面接

高校中退はやめとけ!デメリットばかり!

現在、年間およそ5万人の生徒が高校中退しているというデータがあります。これは全高校生のうち約1%が高校中退している計算です。

筆者は高校を中退した経験があり、つまりこの1%側の人間です。

1%と聞くとその数は多くはありませんが、困難に直面している子どもが年間で数万人もいるのは事実といえます。そんな高校中退によるデメリットについて見てみましょう。

高校中退だと就職先が限られる

高校中退して仕事を探し始めると、職種が非常に限られているという現実にまずぶつかります。高校中退の場合、最終学歴は中卒です。たとえアルバイトでも中卒求人は少なく、むしろ高校生可の方が多いといっても過言ではありません。

運良く仕事が見つかっても、ブルーカラー系の「きつい・汚い・危険」な3K職場がほとんどです。

もちろん、鳶職になりたいなど特定の目標があるなら中卒で弟子入りするのも悪くはないでしょう。しかし、肉体労働でない事務職やIT系に就きたいと考えるなら高校中退はおすすめできません。

大学に進学したくても進学できない

大学や専門学校に進学することを希望していても、高校中退ではそもそも受験資格がありません。

そのため、「高卒もしくは同等以上」の学力があることを証明する高卒認定試験(高認)に合格する等の手段を検討する必要があります。

高認はあまり難しい試験ではないので、ある程度真面目に勉強すればパスできますし、大学や専門学校を受験できるでしょう。

しかし、試験は年に2回しかなく全科目に合格しなくてはいけないので、仮に1科目でも落ちてしまうと次の試験まで約半年待つことになります。

そしてもし受験に失敗してしまうと最終学歴は中卒のままです。高認はあくまでも学力認定テストで高等学校卒業資格は取得できないからです。

就職に必要な資格の取得も難しい

「高校中退でも資格を取得すれば、仕事が見つかるのでは?」と、考える人もいるかもしれません。しかし、実際は稼げる資格の多くが高卒でなければ取得できないことがわかります。

もちろん学歴不問・実務経験◯年以上で取得できる資格もあります。しかし、中卒では採用してもらえることが少なく、そもそも実務経験を積むことが難しいものです。

「資格を取得して手に職をつけたい」という場合でも、やはり高校を卒業し、高卒資格を取得しておく必要があるといえるでしょう。

高校中退のデメリットを解消する方法

以上のように高校中退のままではいずれ何かしらのデメリットに直面することは間違いありません。

ではデメリットを解消するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

全日制高校に編入する

高校中退から高卒資格を取得する場合、多くの方が考えるのが別の全日制高校への編入でしょう。

しかし、いじめなどの経験や肉体・精神的な事情があり「もう登校したくない」「勉強についていけるか不安」という人もいるでしょう。

さらに全日制高校に編入するには再度難しい試験にパスしなければいけなかったり、面接などをする必要があります。

また無事に合格したとしてもタイミング次第ではひとつ下の学年からやり直さなければいけず、高校卒業も同級生に遅れを取ることになります。

そのため確実な方法ではありますが、高校中退経験のある筆者としてはこの方法はあまりおすすめできません。

定時制高校に進む

高校中退した後には定時制高校に進む人もいます。定時制高校に通う学生は働いている人が多く、年齢層もバラバラなのでそれほど交流がなく、全日制高校のクラスになじめなかった人でも楽しく過ごしやすいです。

また、授業は基本的に夜間に行われるので、昼間にアルバイトをすることもできるでしょう。

しかし、全日制高校と違い定時制高校は4年制というのはご存知でしたか?つまり定時制高校は卒業までに時間がかかってしまい、高校卒業が同級生よりも遅れてしまうというわけです。

ただ最近は単位制の定時制高校も増えているので、本人の頑張り次第では定時制でも3年で卒業することは可能です。

ただとうとう卒業できずに終わるケースも少なくない点に注意しましょう。

おすすめは通信制高校!

高校中退者が高卒資格を取得する方法として、もっともおすすめなのが通信制高校です。

通信制高校は文字通り通信教育によって高校課程の勉強ができる学校になります。全日制高校、定時制高校と同じく国が認めている高等学校の一形態なので、高認と違って高卒資格を取得できるのが大きな特徴です。

最近では、芸能人やスポーツ選手など毎日学校に通うことが難しい生徒が通っていることでも知られています。たとえば、フィギュアスケート選手の紀平梨花選手も通信制高校のN高等学校を卒業しています。

高校中退の人が通信制高校を卒業するメリット

学年制ではなく単位制なので卒業しやすい

全日制高校や定時制高校は学年制です。1年あたりに取らなければいけない単位数が決まっていて、もし単位を落とすようなことがあれば留年は避けられません。

そのため、進級できなかったことをきっかけに高校中退した人もいるのではないでしょうか。

一方、通信制高校は学年制ではなく単位制です。高校卒業に必要な74単位を自分のペースで取得することができますので、登録した科目の単位を落としても留年することはありません。74単位を取得さえすれば卒業できます。

最低でも3年在籍しなくてはいけない

自分のペースで勉強できる通信制高校ですが、残念ながら飛び級はできません。

2年で74単位をほぼ取得してしまう人がいますが、卒業するには最低でも3年間在籍する必要があるのです。

専門的な勉強もできる

通信制高校は高校課程の勉強だけではなく、より専門的な内容を勉強できる学校も多数あります。

調理師、美容師、ネイリストなどの手に職がつく系の勉強はもちろん、ゲーム、アニメ、シナリオライター、漫画家、声優など「憧れの職業」系が学べるところも多いです。

専門学校を持つ学校法人が経営していることが多い通信制高校ならではの特徴といえるでしょう。

それぞれの通信制高校によって学べる専門分野は異なるので、まずは複数の学校の資料請求をして比較検討してみてはいかがでしょうか。

年に数回の登校で卒業できる

通信制高校は自宅学習とレポート提出をメインにしているので、年に数回登校するだけで卒業することが可能です。

もちろん登校したい方は週5登校のコースも選べます。あまり登校したくない方はスクーリングと呼ばれる登校日に何度か一斉授業を受けるだけで卒業できます。

あまり登校したくない方は登校がほとんどないコースを、「1人での勉強は心配」という人は毎日通学できるコースを選べるなど、個人に合わせてくれるのは大きなメリットです。

自主性に自信がなければサポート校も使える

自宅学習ゆえ、自主性や自己管理能力が必要になるのが心配という人もいるかもしれません。

そんな時はサポート校を利用してみるのもよいでしょう。サポート校は通信制高校と提携しており、勉強やメンタル面の問題をサポートしてくれる塾のようなものです。

「絶対に3年で卒業したい」という人にもおすすめです。

高校中退から通信制高校に編入する方法

高校中退のデメリットを解消するために、通信制高校でやり直してみようと思った時、具体的にどうすればよいのでしょうか。

また、いつから編入できるのか紹介していきます。

まずは資料請求をして入学試験を受ける

通信制高校に編入するには、まずは資料請求をして入学を申込みんだ後、テストを受けなければいけません。

受験資格は「15歳以上で中学を卒業または卒業見込み」という感じなので、高校中退者ならばまず問題ないでしょう。

通信制高校の入学試験は、面接、作文、簡単な筆記テストなどになります。

通信制高校の試験はふるいにかけるためでなく、あくまでも現在の学力を把握するために行われます。

全国からの生徒を受け入れている私立の通信制高校なら定員オーバーの心配もないので、サボったり無記入にしない限り不合格になることはほぼないです。自信を持ってチャレンジしてみてください。

いつでも編入できる

通信制高校の多くは一年中、いつでも編入することができます。高校中退した後に、空白時間を作ることなく編入したいと考えている人にもおすすめです。

さらに通信制高校は前の高校で取得した単位や出席日数もそのまま使えます。つまり、同級生に遅れることなく高校を卒業することも十分可能です。

ただ通信制高校によっては4月と10月しか編入生を受け入れていないケースもあるので、気になる学校があれば事前に資料請求をして確認しておきましょう。

安心して過ごせる

このように通信制高校に編入するのは、決して難しいことではありません。ただ「もう学校はうんざり」という人もいるかもしれません。

しかし、通信制高校は様々な事情から不登校、中退した生徒が多くいますので、先生も周囲の生徒も理解があります。きっと安心して過ごせるでしょう。

まとめ|高校中退はやめとけ!デメリットばかり

高校中退してしまうと落ち込んでしまうし、「これからの人生がどうなってしまうのか」と不安に思っていまいます。筆者もそうでした。

確かに高校中退が及ぼすデメリットは小さなものではありません。

しかし高校中退のデメリットは高卒資格を取得すればどうとでもなります。就職したり大学に行ってしまえば中退したという事実は無関係です。

特に大学に行けば最終学歴は大卒になるので、高校中退のことなんて誰も気にしません。

通信制高校ならほとんど学校に通わなくても高卒資格を取得することができます。気になる方はまずは無料の資料請求をしてみることをオススメします。

サポート校と通信制高校の違い|メリットや学費目安も紹介

自習

サポート校とは?

サポート校とは、文字通り通信制高校を卒業するまで、単位取得や学習の相談、カウンセリングといった様々なサポートを行う学習支援施設です。

自宅学習を基本とする通信制高校だけでは、モチベーションが続かず卒業できないという生徒は非常に多く、全体の約6割を占めていると言われています。

しかしサポート校は生徒一人ひとりを卒業までサポートするため、卒業率は全日制と同様に90%を超えています。

通信制高校とサポート校の違いは?

通信制高校とサポート校は同じようなものと思われることも少なくありません。しかし、通信制高校とサポート校はじつはまったく違うものです。

サポート校は単体で高等学校卒業資格を取得できない

一番の違いは単独で高等学校卒業資格を取得できるか否かというところでしょう。

通信制高校は学校教育法によって、国から全日制や定時制とならび高等学校の一種と認定されています。したがって、通信制高校を卒業することができれば高卒資格を取得できます。

一方、サポート校は学校教育法で高等学校とされているわけではありません。サポートという名前の通り通信制高校をサポートする塾のような位置づけですので、サポート校だけでは高等学校卒業資格を取得できません。

また、こちらは基本的には通学制となっています。

運営している機関が違う

通信制高校は基本的に公立であれば各市区町村の地方自治体が運営を行っており、私立は教育関連の学校法人が運営を行っていることが多いです。

一方でサポート校は学習塾や予備校などの民間企業が運営を行っているところが多いです。

サポート校となっていますが、実際は塾的な位置づけであることがよく分かります。

ただ運営母体が塾や予備校である分、母体が持っている強みやノウハウを落とし込んでおり、非常に良いサポートを受けられるのが特徴です。

サポート校はフリースクールとも違う!

通信制高校やサポート校はサポート校だけではなくフリースクールともよく混同されますが、これもまったく別物です。

フリースクールはNPO法人やボランティア団体が運営している教育機関ですが、やはり高等学校ではありません。

フリースクールはいわば「学びの場」を提供しているだけのものです。不登校などの生徒の受け皿となったり、学校の勉強の遅れを取り戻すのには役立ちますが、サポート校同様にフリースクールだけでは高卒資格を得ることはできません。

サポート校は費用・学費が追加で発生する

通信制高校の場合、私立であれば300円前後、私立であれば1単位辺り5,000~10,000円前後の学費が必要になりますが、多くの家庭では就学支援金制度により無償化、もしくは大幅に抑えることができます。

しかしサポート校の場合、国が学校教育の機関と認めておらず、あくまでも塾のような存在ですので支援金による補助が受け取れません。

そのため、通信制高校の学費+サポート校の学費が必要となります。

サポート校に通うメリット

サポート校は高卒資格を得ることができず、追加で費用もかかるのになぜ多くの生徒が利用しているのでしょうか。

それは通信制高校と併用するメリットが非常に豊富だからです。以下にそれらのメリットを紹介していきます。

手厚いサポートが受けられる

通信制高校では基本的に自宅学習をしつつレポートを提出することになりますが、サポート校は生徒個人に合わせてフォローしてくれます。

これはサポート校が少人数制、マンツーマン制などを採用しているからこそできることで、生徒1人1人にきめ細やかな指導を可能としています。

また、レポート以外にもeラーニングやスクーリング、テストなどの通信制高校での学習全般をサポートしてくれるのが特徴です。

「3年間で絶対に卒業したい」という希望を持っている生徒に対しては、個人の進度に合わせながら無理なく実現できるようにサポートしていきます。

通信制高校は単独では卒業率が40%と低く、サポート校を使えば90%を超えるので、自主性や自己管理能力などに自信がない人は活用するべきでしょう。

学習以外のサポートもしている

通信制高校を選択する生徒の中には、いじめによる不登校などを経験した人も少なくありません。

そのため、サポート校は通学制を採用しているところが多いという点が気になる人もいるでしょう。

しかし、サポート校はさまざまな生徒の事情を考慮し、気軽に足を運べるような配慮がなされています。

たとえば登校日は個人の希望に合わせて週に1日程度でOKにしていたり、先生を家庭教師のように派遣できるサポート校もあります。

また、子どもだけではなく親も相談できるカウンセラーが常駐しているなど、心のケアも大事にしています。

専門知識や技術を自由に学べる

サポート校は上記のような支援の他、生徒が望む様々な知識や技術を自由に学ぶことが可能です。

たとえばアニメや音楽、イラスト・マンガ、声優、ダンス、芸術、ネイル、ファッション、ゲームといった、生徒が好きなことかつ将来に役立つ知識・スキルを身につけられます。

学校によっては卒業後にそのまま美容師免許や整備士免許を取得したり、業界に就職することも可能です。

また、ゲームであればeスポーツタイトルのゲームをプレイし、プロゲーマーや大会出場を目指すサポートをしてくれます。

目標が明確にあるなら通信制高校で高卒資格、サポート校で資格取得を同時に目指すといったこともできます。高校を卒業してから専門学校に進学するより最短コースかつ費用も安く現場で働くことも可能です。

サポート校で必要な学費の目安

サポート校は登校頻度、学校によって費用は大きく変わってきます。

そのため以下のデータはあくまでも平均の目安ですが、参考にしていただければと思います。

サポート校の初年度に必要な学費は入学金込みで以下の通りです。

登校ペース 初年度に必要な学費
週1回 約300,000円
週2回 約550,000円
週3回 約800,000円

専門的なカリキュラムや職場体験などを数多く導入しているサポート校では、ここにさらに学費がプラスされる場合もあります。

しかし、専門学校とダブルスクールをするよりは安くすむことがほとんどです。

また、通信制高校の学費が含まれているサポート校もあります。各学校の費用詳細は無料の資料請求をして確認することをおすすめします。

サポート校のデメリット

基本的にサポート校にはデメリットはありません。

安くないお金を払うことになりますので、それ相応のサポートを受けられます。

  1. 高校卒業資格が得られない
  2. 別途学費が必要

ただ先程も触れましたが上記の2点は注意が必要です。

通信制高校とサポート校の違いまとめ

以上のように通信制高校とサポート校はまったく違います。

自宅学習をサボらずできるという方ならサポート校に通う意味は薄いですが、1人で自宅学習を進めるのは不安という人にとっては大きな支えとなるでしょう。

「せっかく通信制を選択したのに、わざわざ登校したくない」という人もいると思いますが、サポート校はこれまで学校生活に違和感を覚えた経験がある人でも無理なく通うことができるようさまざまな配慮がなされています。

学校に嫌な思い出が多い人でも、今度こそ違う経験ができるかもしれません。

もちろん通信制高校にプラスしてサポート校に通うとなれば、それだけ費用もかかります。しかし節約ばかりを気にして結局、通信制高校を卒業できなかったということになってしまっては元も子もありません。

意思が強くなければ3年で卒業しにくい通信制高校で、90%以上の生徒を3年で卒業できるようフォローしてくれるサポート校は、コストパフォーマンスを考えればむしろお得といえるでしょう。

サポート校によっては勉強以外の専門知識や技術を身につけることができるというのも魅力的です。まずは気になる通信制高校とサポート校の資料請求をしてみると良いでしょう。

通信制高校の登校・出席日数は何日?卒業に必要なスクーリング数とは

出席

通信制高校の登校・出席日数(スクーリング)は何日?

通信制高校は大きく分けて公立と私立があり、登校・出席日数だけでなく学費など様々な点が異なります。

そこでまずは公立通信制高校で卒業に必要とされる年間出席日数について紹介していきます。

公立通信制高校の場合、最低2週間に1回の登校が必要

公立通信制高校は地方自治体が運営しており全国に78校ありますが、入学できるのは近隣の在住者または在勤者に限定されていることが特徴です。

そして登校日数は最低でも2週間に1回となります。全日制であれば週5回通わなければいけなかったことを考えると、肉体的・精神的にかなり楽になっていると言えるでしょう。

ちなみに併置校の場合、平日は全日制高校や定時制高校の生徒が授業を受けているため、公立通信制高校の登校日は日曜日のみ、週に1回~というのが一般的です。

独立校は平日も校舎を使えるので、希望に応じて週に1回以上の登校日を設定するtこともできます。

私立と違い、先生に聞ける機会が多いので、一人での学習が不安なら公立通信制高校の独立校を選ぶことをおすすめします。

ただし公立通信制高校は私立より登校日のルールが厳しめ

公立通信制高校は基本的に週1回、日曜日だけ登校すればOKというとルールがゆるめに感じられるかもしれません。

しかし、登校日こそ少ないものの決められた日にきちんと登校し、必要な日数を満たさなければ単位を取得できないなど、思っているよりも登校日に関するルールは厳しめです。

公立通信制高校は学費が安く、就学支援金を利用すれば実質無料で勉強できるというメリットもあります。

しかし、日曜日だけとはいえ毎週決まった日に登校するのが困難な人もいるでしょう。その場合は後述している私立の通信制高校に通うのも手です。

私立通信制高校の場合、年間に3~5日ほどの登校でOK

私立通信制高校は学校法人ではなく株式会社が運営することも許可されているため、より自由な教育を実戦している点が大きな特徴です。

年間出席日数に関しても公立と違って様々で、コースに応じて週5登校する学校もあれば、1年でわずか3~5回しか登校しない学校もあります。

中には修学旅行や体育祭、合宿などでまとめて登校日数を消化できるところもあります。

このように私立通信制高校が設定している年間出席日数はさまざまなので、まずは気になる学校複数から無料の資料請求して比較検討してみることをおすすめします。

私立通信制高校は年間出席日数ゼロも可能?

年間出席日数に関する自由度の高い私立通信制高校なら「まったく学校に行かなくても卒業できるのでは?」と、期待してしまう人は多いです。

しかし、残念ながらさすがにそれは無理です。最低でも何回かは登校しなくてはいけません。

ただ、NHKのテレビ放送やラジオ放送で継続して勉強することによって、登校日が軽減される通信制高校もあります。また、レポート提出を投稿日の一部にカウントしてくれる学校もあるのでほとんど通学しなくても卒業できますが、登校日が完全にゼロになるということはありません。

スクーリングとは?

通信制高校について調べていると、必ずスクーリングという言葉に出くわします。そもそもスクーリングとはいったい何なのでしょうか。

簡単にいえばスクーリングとは登校日のことです。自宅学習をメインとする通信制高校ですが、必要な年間出席日数を満たさなければ高等学校卒業資格を取得できないので注意しましょう。

スクーリングの原義は「学校という空間で学ぶこと」ですが、日本では通信制高校や通信制大学での登校日という意味で使われることが少なくありません。

そのため、通信制高校についてネット検索などをしていると必ずスクーリングという単語に行き着くというわけです。

登校・出席日数で通信制高校を選ぶなら私立がおすすめ!

登校日数(スクーリング数)で通信制高校を選ぶなら、最低でも2週間に1回は出席しなくてはいけない公立の通信制高校でなく、年に数回のスクーリングで済む私立の通信制高校が断然おすすめです。

また、私立の通信制高校にはそれ以外にも様々なメリットがあります。

私立通信制高校は登校日の授業内容もユニーク

公立通信制高校の登校日には授業や文化祭、体育祭などの学校行事を行うことがほとんどです。

しかし、私立通信制高校では全日制高校ではまず学習しない専門的な内容や、資格取得のための勉強を実施していることもあります。

たとえば簿記、マナー研修、秘書検定など通信制高校を卒業した後は就職したいと考えている人に役立つコースも設定されています。

他にもアニメ・漫画・イラスト・ゲーム・声優・美容・ネイル・芸能・ペット・プログラミングといった、普通の学校にはない生徒がやりたいと思えるコースがあります。

国家資格が取得できる

また、通信制高校の中には美容師、調理師などの国家資格を取得できる学校もあります。

登校日には実習も多く、知識だけではなく確かな技術を身に付けることができるでしょう。全日制高校を卒業してから専門学校に通うより、時間もお金もかからないのも大きなメリットです。

私立通信制高校のスクーリング費用は?

通信制高校は全日制高校と違い、授業料も1単位あたりいくらで算出されます。例えば公立通信制高校なら1単位あたり300円前後、私立通信制高校なら7,000円以上というのが一応の目安です。

高等学校卒業資格を取得するには74単位が必要なので、1年に25単位は取りたいところです。となると公立通信制高校では年間8千円ほど、私立通信制高校では17万円以上必要になります。

ただこれらの費用は令和2年4月より改正された就学支援金制度により、多くの家庭では実質無料となります。詳しくは以下の記事をご覧下さい。

ただスクーリング費用は授業料と別に請求するという通信制高校も多いです。学費はやや多めに準備しておいた方が安心でしょう。

通信制高校の登校・出席日数まとめ

通信制高校を卒業するのに必要な年間出席日数は学校によってさまざまです。

ただ基本的には年間の登校・出席日数は私立通信制高校の方が少ないです。ただスクーリングは基本的に別途費用がかかるという点に注意しましょう。

通信制高校によってはリゾート地のホテルに連泊するというスタイルのスクーリングを行っているケースもあります。そうなると当然のことながら宿泊費や交通費がかかるので、きちんと準備しておきたいところです。

いずれにせよ、いっさい登校しなくても卒業できる通信制高校はありません。少なくとも年に5日程度は登校しなくてはいけないので、入学前に自分や子供が楽しく参加できそうなスクーリングを実施している学校を選びましょう。

そうすれば無理なく年間出席日数をクリアできますので、まずは複数の学校の資料請求をして各学校が必要としている年間出席日数、スクーリングの様子などを比較検討することをおすすめします。