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公務員は高校中退でもなれる!通信制高校を利用して安定した職業に就こう!

市役所

公務員ってどんな仕事?

公務員といえば「安定している職業ナンバーワン」といっても過言ではありません。高校中退して不安定な時期を過ごしてみると、ことさら「安定」への気持ちも強くなるものです。

しかし、いくら安定しているからといって、仕事内容も理解しないまま公務員をめざすのも考えものです。まずは公務員の仕事を理解することからスタートしてみませんか?

公務員は公共の利益のために働く

公務員は、国や地方公共団体などで人々や社会のために働く仕事です。民間企業のようにモノやサービスなどを提供して利益を追求するのとは異なります。「同業他社との競争に勝つ」よりも「社会の役に立ちたい」「国や地域を発展させたい」と、考える人に向いているといえるでしょう。

民間企業では利益追求への貪欲さ、企画力や行動力なども必要とされます。高校中退者の中には「自分はガッツがないからついていけるか心配」と、考える人もいるかもしれません。一方、公務員の仕事ならば、ひとつのことをコツコツと取り組めるかどうかも大事です。真面目さがきちんと評価してもらえる仕事だからこそ「やりがい」を感じられる人もいるでしょう。

公務員は大きく分けて2種類

公務員は大きく分けて国家公務員と地方公務員の2種類があります。中央官庁とその出先機関で働く国家公務員と、県庁や市役所に勤務する地方公務員です。国家公務員は総合職・一般職・専門職があり、地方公務員は上級・中級・初級に分かれています。

国家公務員は、日本全国はもちろん海外に転勤となる可能性もあります。一方、地方公務員は転勤の範囲こそ限られていますが、部署間の移動は少なくありません。国家公務員と地方公務員を合わせるとおよそ330万人、就労者の約5%が公務員として働いている計算です。

公務員として働くメリット

公務員の身分は法律によって保障されているため、たとえば不景気になったからといって急に解雇されるようなことはありません。「営業成績を上げなければ」「失業したらどうしよう」といった心配をすることなく、じっくりと社会のために働くことができるのは大きなメリットです。

また、完全週休2日なのはもちろん、育児休業、育児短時間勤務、介護休暇などの制度が整備されています。「仕事だけではなく家族も大切にしたい」「自分の趣味のための時間もきちんと確保したい」という人にもピッタリの仕事といえるでしょう。

公務員の年収ってどれくらい?

ここ数年、公務員の平均年収は650万円前後です。民間企業が400万円台前半を推移しているのと比較しても「公務員は民間企業よりも高収入」といってもよいでしょう。

勢いのあるIT企業などは、若いうちは公務員よりも高収入かもしれません。しかし、各種手当も充実している公務員は生涯年収で考えた時、民間企業以上の魅力があることは間違いありません。

公務員として働くデメリット

公務員はどんなに優秀な人でも、若い頃から異例の出世をするということはほぼありません。「自分なりの能力を発揮して、できるだけ早く認められたい」と考えている人には向いていないといってよいでしょう。

民間企業と比較して安定した高収入が見込めるものの、セレブになれるわけではありません。国家公務員のトップともいえる事務次官でも年収は2,000万円程度なので、成功しているベンチャー企業の20代に負けることもあります。しかし「そこそこ高レベルで安定収入が欲しい」という人には必ずしもデメリットではないでしょう。

公務員になるにはどうする?

以上のようにメリット、デメリットを比較してみると、公務員の仕事は社会がどう変動しても、結婚や出産などの人生の大きな転換期を迎えても、ずっと続けることができそうなことがわかりました。「とにかく安定した仕事をしたい」と、考えている高校中退者にもおすすめといえます。

しかし、ここで気になるのが高校中退でも公務員になることはできるのかという点です。公務員になる方法について詳しく調べました。

国家試験の公務員試験に合格する!

公務員になるには、国家試験の公務員試験に合格しなければいけません。公務員試験の行政事務職は、日本国籍で年齢が一定基準を満たしていれば誰でも受験でき、学歴は基本的に不問です。

ほとんどの公務員試験は高校卒業程度、短大卒業程度、大学卒業程度というような学歴区分があります、しかし、これはレベルを示しているだけでたとえば高校卒業程度は「高卒を要件とする」という意味ではありません。ただし、警察官や消防官などは高卒以上が要件となりますし、一部の国家公務員は大学院修了でなければ受験できない点に注意しましょう。

公務員試験は科目数が多め

公務員試験にはさまざまな種類がありますが、いずれも科目数が多いことが特徴です。どの科目がとくに重要なのか正しく把握し、バランス良く勉強することが大切になってくるでしょう。

知能分野と知識分野に大別される教養試験、法律・経済・行政に関する知識を問われる専門試験はほとんどすべての職種で出題されます。その他、社会問題に関する論文試験、専門知識に関する専門記述試験などが課せられることもあり、晴れて合格すれば面接試験です。

公務員試験にパスするにはまずは高卒資格を!

学歴不問で受験できる公務員試験も多いものの、合格者はほとんどが高卒以上というのも事実です。また、一部の公務員試験は高卒以上でなければ受験することができません。やはり、公務員試験にパスするには、まずは高卒資格を取得するのが近道といえるでしょう。

もちろん、高校中退のまま公務員をめざすことも不可能ではありません。しかし、まずは高卒資格を取得することをおすすめします。「もう高校には通いたくない……」と、思っている人も多いかもしれませんが、そんな時は通信制高校に入学するという解決策もあることはご存知でしたか?

通信制高校から公務員をめざすこともできる?

最近、芸能人やスポーツ選手が在籍していることでも話題になっている通信制高校。いろいろな事情で学校に毎日通えない生徒の進学先として注目されています。

いったい通信制高校とはどんなところなのでしょうか?また、通信制高校から公務員をめざすこともできるのか調べました。

自宅学習で高卒資格を取得できる通信制高校

通信制高校とは名前の通り通信教育で高校課程の勉強ができる学校のことです。全日制高校、定時制高校などと並ぶ高等学校の一種なので、高卒資格を取得できるのは変わりません。

通信制高校と全日制高校や定時制高校との一番の違いは、学年制ではなく単位制という点です。年度初めに登録した科目の単位を落としたとしても留年することもなく、自分のペースで勉強を進めることができます。卒業するには少なくとも3年在籍しなくてはいけませんが、3年以上かかってもとくに問題ありません。それだけに「3年キッカリで卒業する」という強い意志も問われます。

通信制高校には公務員になりたい人のためのコースもある

通信制高校の中には公務員コースを設置しているところもあります。たとえば、ヒューマンキャンパス高等学校では、高卒資格取得と地方公務員初級合格を同時にめざすコースが人気です。スクーリングと呼ばれる登校日には面接試験対策もあり、万全の準備を進めることができるでしょう。

また、大原学園高等学校には公務員・警察官・消防官クラスがあります。公務員の中でも警察官、消防官などをめざしている人は、ぜひ資料請求などをしてみてはいかがでしょうか。

高認から公務員をめざす道をおすすめしない理由

高校中退者が公務員をめざす時、高等学校卒業程度認定試験いわゆる高認を利用するという方法もあります。確かに高認合格のための勉強をすれば、高校卒業程度の知識を身につけることはできるでしょう。

しかし、高認はあくまでも学力を認定するテストで、高卒資格ではありません。したがって、学歴は中卒のままということになります。高認から公務員になり退職してしまうようなことがあれば、中卒として就職活動をしなくてはいけません。中卒の求人は少なく、人生にリスクを負うことになるでしょう。

高校中退から公務員になるには通信制高校がおすすめ!

高校中退者のブログなどを読んでみると「他人との競争が苦手」と感じている人も少なくないことがわかります。もしかしたら、優しさや真面目さが高校中退のきっかけとなることも少なくないのかもしれません。

営利追求を目的とする民間企業では、つねに何かと競争していかなければいけません。そういった優しさや真面目さをいかせる場所ではないともいえます。「競争よりも誰かのためになる仕事をしたい」と考えるならば、公務員をめざしてみてはいかがでしょうか。

国家試験である公務員試験は、じつは基本的には学歴不問です。しかし、だからといって中卒で国家公務員になる人はまずいません。少なくとも高卒資格を取得しておいた方が将来のためにも何かと安心です。通信制高校を活用すれば、高卒資格取得と公務員試験合格を同時にめざすことだってできます!

通信制高校と一口にいってもさまざまな学校があります。まずは人気ランキングなどから、公務員コースなどを設置している学校を探してみてはいかがでしょうか。

高校中退でアルバイトをするなら通信制高校に通いながらがおすすめ!

アルバイト

高校中退だとアルバイト採用で不利になる?

高校中退をしてとりあえず「アルバイトでもしてみよう」と、思ってもなかなか採用してもらえないことも少なくありません。いったいなぜ、高校中退ではアルバイトが不採用になりがちなのでしょうか。

高校中退では応募できないアルバイトも多い

アルバイトの募集要項を見てみるとほとんどが「高卒以上」を条件としていることがわかります。なかには「高校生可」という仕事もありますが、高校中退は高校生ではないので、これも応募できません。

高校中退のままでは最終学歴は中卒ということになります。中卒はどうしても就職先が限られてしまいますが、じつはアルバイトでさえ探すのが難しいという厳しい現実があります。

高校中退OKのアルバイトは職種が限られる

もちろん、高校中退でも応募できるアルバイトがまったくないわけではありません。たとえば、コンビニ、ファミレス、スーパーのスタッフならば、受け入れてもらえることもあるでしょう。その他、土木作業員、工場作業員、新聞配達、ポスティングなどのアルバイトも基本的には学歴不問です。

こうして見てみると、立ち仕事だったり、肉体労働だったりとけっして楽ではありません。その割に時給はパッとせず「一生懸命働いてもなかなかお金を稼げない」という状況に陥りがちです。

アルバイトの面接で嫌な思いをすることもある高校中退

高校中退でも応募できるアルバイトを運良く見つけても、面接で嫌な思いをすることもあります。たとえば、いじめが原因だったならば「なぜ高校中退したのか?」と、深掘りされてつらい思い出がよみがえってしまうこともあるでしょう。

「高校中退して普段は何をしていますか?」と、聞かれてきちんと答えられないような、ダラダラした毎日を過ごしている人もいるかもしれません。高校中退したとしても、日々、目標を持って過ごしたいところですが「何をしたら良いのかわからない」という人もいるでしょう。そんな時におすすめしたいのが通信制高校です。

通信制高校ってどんな学校?

テレビCMやインターネットなどで通信制高校の広告を見かけることもあるこの頃です。いじめや不登校はもちろん、芸能活動やスポーツの試合などでなかなか学校に通えない人が利用しています。具体的にはどんな学校なのでしょうか?また、高校中退から編入することはできるのでしょうか?

通信制高校は通信教育で高卒資格を取れる学校

通信制高校とは、全日制高校や定時制高校などと並ぶ高等学校の一形態です。卒業するには最低でも3年間在籍しなければいけませんが、全日制や定時制のように学年をひとつずつ上がっていく学年制ではありません。高校課程の74単位を自分のペースで取得して卒業する単位制になっています。

通信制高校での勉強は通信教育になっていて、単元ごとにレポート提出を繰り返すことがメインです。レポート提出も最近では郵送ではなくインターネット経由ですませることができるので切手代などもかかりません。テストもありますが全日制や定時制ほど重要視されていないので、試験勉強に追われることもないでしょう。

毎日通学できる通信制高校もある

通信制高校は自宅での自学自習が中心ですが、年に何日かスクーリングと呼ばれる登校日に授業を受けなければ卒業できません。年に4日程度という学校もあるので「あまり学校に通いたくない」という人でも心配ないでしょう。

逆に1人で勉強を続けられるか不安な人は、毎日通学できる通信制高校を選択するというのもひとつの方法です。かわいい制服を着られたり、クラスメイトと親しくなれたりするかもしれませんね。やはり、通信制高校を選択した人の中には、いじめなどを経験したことがある人も一定数います。つらかった気持ちを分かち合える友達に出会えることもあるでしょう。

通信制高校に入学する方法

ほとんどの通信制高校はいつでも入学できます。学年制ではないので「同じ学年を繰り返す」といったこともありません。入試は筆記テストと面接がありますが、いずれも「合格させるためのテスト」といわれているような簡単なものです。

中学を卒業してすぐに通信制高校に入学する人もいますが、高校中退から編入する人ももちろん大勢います。前の高校での在籍期間もカウントされるので、高校中退してからタイムラグなく編入すれば、同級生に遅れることなく高校を卒業することもできるでしょう。

通信制高校ならアルバイトも自由!

全日制高校の中には「高校生のうちはアルバイトは禁止」という学校もあります。しかし、通信制高校は基本的にそういった規則はありません。自分の好きな時に勉強する通信制高校ならば、アルバイトをする時間をタップリとることもできそうです。

通信制高校に通う生徒のブログなどを見てみると、アルバイトをしている人も少なくありません。なかにはアルバイトで学費を稼いでいる人もいます。通信制高校の学費は平均して年間20~30万円なので、月々16,000円~25,000円かかる計算です。これぐらいの金額ならば、学業をおろそかにすることなくアルバイトで捻出することもできるのではないでしょうか。

通信制高校の卒業後の進路

通信制高校で学びながらアルバイトをするのは貴重な経験ではありますが、くれぐれも「卒業後もそのままなんとなくアルバイト」ということにならないように注意しましょう。せっかく通信制高校で勉強するならば、高卒資格がなければ受験できない大学、短大、専門学校などをめざしたいところです。

晴れて大学生、短大生、専門学校生などになれば、アルバイトの選択肢も広がりますし、時給もグンとアップするでしょう。もちろん、アルバイトで終わることなく正社員になるための就職活動をする際にも、より多くの求人に応募できるのはいうまでもありません。

通信制高校にはどんなところがあるの?

アルバイトを探している高校中退生にもおすすめの通信制高校。しかし、通信制高校と一口にいってもその特徴はさまざまです。人気ランキングなどでも評判の通信制高校をいくつか見てみましょう。

やりたいことが見つかる通信制高校「興学社高等学院」

通信制高校では全日制高校や定時制高校にはない、専門的な勉強ができることも特徴のひとつです。なぜならば、通信制高校は専門学校を経営する学校法人が経営していることも少なくないからです。

たとえば興学社高等学院では、興学社学園グループの豊富なネットワークをいかして、80種類以上のユニークな授業を受けることができます。ヨガ、エクササイズ、ファション、メイク、ネイル、ゲーム作成、イラスト、デザインなどの講座がそろっているので「やりたいこと」を見つけることができるのではないでしょうか。

コミュニケーション力も磨ける通信制高校

高校中退した人の中は、コミュニケーション能力に自信を持てずにいる人も少なくないかもしれません。興学社高等学院では、ロールプレイでソーシャルスキル・トレーニングを行う授業などもあります。アルバイト先で上手くやっていくためにもコミュニケーションスキルを磨いてみてはいかがでしょうか。

さらに、興学社高等学院は発達障害や学習障害がある生徒も積極的に受け入れています。希望者には心理検査も実施してもらえますし、結果に応じて個性を伸ばす指導をしてくれるので安心です。

専門分野に強い通信制高校「ヒューマンキャンパス高校」

「専門分野に強い」と人気なのがヒューマンキャンパス高校です。40分野以上を学ぶことができ、100種類以上の職種をめざすことができるというのは、なかなか他の通信制高校にはない規模といってよいでしょう。

CGデザイナー、Webデザイナー、プログラマーなどになるための勉強もできるので、Webコンテンツ制作のアルバイトをしながら知識を深めることもできます。また、スポーツ関連施設でルバイトをしながら、アスレティックトレーナー、スポーツインストラクター、プロスポーツチームスタッフなどのコースで学んでみてはいかがでしょうか。

高校中退でも通信制高校に通いながらアルバイトできる!

高校中退したまま、何となくアルバイトを始めてしまうというのは、じつはあまりおすすめできません。応募できる職種もかなり限られてきますし、高校中退のままではアルバイトでさえ不採用になってしまうこともあります。

もし、運良くアルバイトを始めることができたとしても、それを一生続けるというわけにもいかないはずです。いつかは「もっと違う仕事をしたい」と、思う日も来るかもしれませんが、その時に最終学歴が中卒のままではなかなか次の仕事につなげることができないでしょう。

やはり、少なくとも高卒資格を取得しておいて損をすることはありません。「でも、もう学校に通いたくない……」という気持ちが強いならば、通信制高校を利用してみませんか?通信制高校ならば、自宅での自学自習が中心となるので、自分のペースで勉強を進めることができるでしょう。

通信制高校はれっきとした高等学校の一形態ですが「アルバイト禁止」のような校則はありません。実際、アルバイトで学費を稼いでいる生徒もいます。通信制高校の学費は安いので、ほどほどのアルバイトで十分まかなえますし、学業がおろそかになるリスクもないといえるでしょう。ぜひ、通信制高校を活用して、勉強とアルバイトの両立を頑張ってみてはいかがでしょうか。

高校中退の失業率の高さが不安……そんな時には通信制高校を利用しよう!

卒業

高校中退者の失業率が高いって本当?

高校中退してしまい「とりあえず働いてみようかな」と、思っている人もいるかもしれません。しかし、高校中退のままでは正社員として働くのは難しいものです。高校中退者の気になる失業率について調べてみました。

正社員も少なく失業率も高い

平成23年の内閣府による「若者の意識に関する調査(高等学校中途退学者の意識に関する調査)」によれば、高校中退者の56.2%が「働いている」という回答を寄せています。これだけ見ると、失業率はさほど高くないようにも思えるかもしれません。

しかし、じつは就労者のうちで正社員・正職員として働いているのはわずか17.1%。ほとんどがアルバイト、パート、家業の手伝いとなっています。「仕事を探している」という人も13.6%もいますし、安定した職業についている人はごくわずかといわざるを得ません。

高校中退では雇ってもらえる仕事が少ない

高校中退者が正社員として働くのは難しいものです。「アルバイトやパートでも構わない」と、思っている人もいるかもしれませんが、それでも雇ってもらえる仕事は多くありません。

飲食店スタッフ、鳶職や配管工等の職人、工場のライン作業員などが大半を占め「やってみたい」という仕事を見つけにくいこともあるでしょう。平均年収も200万円~300万円と低めです。もちろん、学歴不問の仕事で成功をおさめる人もいますが、レアケースといえるでしょう。

高校中退=中卒のままでは将来も不安

高校中退者の失業率が高かったり、就ける職種に制限があったりするのは、最終学歴が中卒になってしまうからです。なかには高校3年生の途中で退学して、高校卒業に必要な単位はほぼ取得している人もいるかもしれません。しかし、そういった事情はいっさい評価されず、高校中退者は一律で中卒となってしまうのです。

「あともう少しで卒業だったのに、いじめが理由で中退」という人もいるでしょう。学校生活に良い思い出がなく「高卒資格は欲しいけど、もう登校したくない」という時には、ぜひ、通信制高校を活用してみてはいかがでしょうか。

通信制高校ってどんなところ?

「若者の意識に関する調査(高等学校中途退学者の意識に関する調査)」によれば、高校中退者のうち30.8%が在学中です。そのうち最多の49.7%が通信制高校で学んでいるとのことですが、通信制高校とはどのようなところなのでしょうか。

通信制高校ならば通信教育で高卒資格を取得できる

高校中退者の失業率を考えると、やはり少なくとも高卒資格は取得しておきたいところです。しかし、全日制高校や定時制高校は学年制なのでひとつ下の学年から編入……といったケースも少なからず発生します。

一方、通信教育で高卒資格を取得する通信制高校には学年というものがありません。高校卒業に必要な単位を取得すれば、卒業できるようになっているのです。少なくとも3年以上在籍していなければいけませんが、前の学校の出席日数もカウントされます。中退前に取得した単位も加算されるので、同級生に遅れることなく卒業するのも夢ではありません。

通信制高校にも登校日はある

通信教育をメインとしている通信制高校ですが、まったく登校日がないわけではありません。スクーリングと呼ばれる登校日に出席して、一斉授業を受けることも卒業の要件となっているのです。

なかには、全日制高校なみに毎日通学できるようになっている学校もあります。一方、年に4日程度のスクーリングでOKという学校もあるので、好みによって選択してみてはいかがでしょうか。

レポート提出がメインの通信制高校

通信制高校では自宅での自習が中心となります。単元ごとにレポート提出がありますが、理解度をチェックする穴埋め問題などになっているので心配ありません。かつては郵送での提出でしたが、現在はネット経由で送るようになっているので手間も費用もほとんどかからないでしょう。

レポートは難しいものではありませんが、定期的に提出していかないとどんどんたまり、結局、単位を取れずに終わってしまうことも。学年制ではないので単位を落としたからといって留年することもなく「また来年、履修すればいいか」という気楽さはあります。しかし、それでは卒業までに何年もかかってしまうでしょう。「絶対に3年で卒業する」という生徒の意志、自主性、自己管理能力なども大切です。

公立の通信制高校のメリット・デメリット

通信制高校には公立と私立があります。公立は学費が安く高等学校就学支援金などを活用すれば場合によってはほとんど無料となるケースも!もし、家庭の経済状況が悪く高校中退してしまった人でも、公立通信制高校ならば勉強を続けることもできそうです。

ただし、公立通信制高校は基本的に毎週スクーリングがあります。学校の数は限られているので、通えるところにある人ばかりではないでしょう。また「できるだけ学校に通いたくない」という人にも必ずしもおすすめではありません。

私立の通信制高校のメリット・デメリット

私立通信制高校は「ほとんど学校に通わなくても卒業できる」というのは大きな魅力です。そのため、遠方の学校も選択肢に入れることもできます。実際、全国各地の生徒が学んでいる私立通信制高校は少なくありません。

通信制高校での勉強をサポートしてくれるサポート校も併設されていることもあるので「勉強についていけるか心配」という人にも私立通信制高校はおすすめです。ただし、教育内容が充実している分、学費はどうしても高めになってしまうのがデメリットともいえるでしょう。

通信制高校の卒業生の進路は?

高校中退のままでは失業率も高く、将来への不安も少なくないでしょう。通信制高校で高卒資格を取得すれば、もう失業率を心配することもなさそうです。通信制高校の卒業生の気になる進路について調べました。

通信制高校から大学や専門学校に進学する

大学も専門学校も入学試験を受けるには基本的に高卒資格が必要です。逆にいえば、基本的に高卒資格さえあれば良いわけで、入試選考に通信制高校という学歴がマイナスになるということはほとんどないので安心してください。

ただし、とくに難関大学をめざす場合には普通の通信制高校での勉強だけでは足りないこともあります。通信制高校一覧や人気ランキング表などから、大学受験に特化した学校を探してみてはいかがでしょうか。

高校中退のまま進学できる専門学校もある

専門学校の中には中卒者を対象としているところもあります。3年制になっていて、所定の単位を取得すれば高卒資格を取得できますし、大学進学をめざすことも可能です。

ただし、全国に約500校とその数はけっして多くはありません。また、調理師、美容・理容、自動車整備、准看護師、ファッション関連など、特定のジャンルに偏っているのも事実です。やはり、通信制高校を経た方が進学できる専門学校の幅もグンと広がるでしょう。

通信制高校から就職をする

第35回ワークス大卒求人倍率調査(2019年)によれば、ここ数年、高卒の求人倍率が大卒を大きく上回る傾向が続いています。とくに東京、大阪など都市部ではかなりの売り手市場になっています。

通信制高校に届く求人ももちろんありますし、就職をサポートしてくれる学校も少なくありません。それぞれの通信制高校によって強みのある業界も異なりますし、まずは詳細を資料請求してみてはいかがでしょうか。

通信制高校卒業後の進路が未定という人も

通信制高校卒業後に全員が進学または就職するかというと、残念ながらそうともかぎりません。とくに公立通信制高校では、卒業後の進路が未定というケースも少なくないようです。公立通信制高校の中には、卒業生の失業率が高校中退者とあまり変わらないところもあるので注意しましょう。

「せっかく通信制高校で勉強して、高校中退者と同じ失業率なのは納得できない!」と、考えるならば、専門的な勉強ができる学校を選択するというのもひとつの方法です。通信制高校は高校課程の学習と平行してプログラミングなどを勉強できるところもあります。「将来のために手に職をつけたい」という人にもおすすめです。

高校中退でも通信制高校を利用して失業率問題を解決!

高校中退のままでは、どうしても失業率が高くなってしまうのは事実です。アルバイトやパートに就けたとしても、きつい仕事の割にお給料は良くない……という職種がほとんど。また、正社員への道も狭き門といわざるをえません。

将来をより安定したものにしたいならば、通信制高校で学びなおして高卒資格を取得することをおすすめします。通信制高校ならばいつからでも入学できますし、以前の学校の出席日数や取得した単位がそのままいかされるというのもうれしいポイントです。同級生に遅れを取ることなく高校を卒業することもできるでしょう。

通信制高校を卒業すれば大学、専門学校などに進学する道もひらけます。就職するにしても、最近の高卒求人はかなりの売り手市場なので、就職活動で苦労することも少ないでしょう。とくに、就職までをサポートしてくれる通信制高校ならば安心です。

ただし、公立通信制高校を卒業しても失業率は高めなので気をつけてください。「通信制高校を卒業したら進学または就職を絶対にしたい」と、考えているならば、おすすめは私立通信制高校です。通信制高校と一口にいってもさまざまなので、まずは資料請求をして、自分にピッタリの学校を見つけてみませんか?

通信制高校に進んで後悔しないために!自分に合った学校の選び方

後悔

高校中退者が後悔する時とは?

いじめ、人間関係のトラブル、勉強に追いつけない……などの理由で高校中退を考えている人もいるでしょう。しかし、次のような「後悔」を抱える高校中退者も少なくないので、慎重に行きたいところです。

就職の難しさに直面して後悔する人も多い

高校中退して「とりあえずアルバイトでも探してみよう」となった時、アルバイトでさえなかなか求人がないことを知り愕然とすることは多々あります。まして、正社員として高校中退者を雇ってくれる企業はほんの一握りです。

運良く就職できたとしても、高校中退ではどうしても職種も限られます。いわゆる「危険・汚い・きつい」「帰れない・給料安い・きつい」などの3K職種しかないといっても過言ではありません。

高校中退では進学できずに後悔

「高校中退でもきちんと大学を卒業すれば、最終学歴は大卒だから問題ない」と、考えている人もいるかもしれません。しかし、高校中退のままでは、そもそも大学を受験する資格すらないということはご存知でしたか?

大学だけではなく専門学校も、高校卒業資格がなければ入学できないところがほとんどです。高校中退のままでは就職だけではなく進学にも支障をきたすのは事実で、まさに後悔しても仕切れないという状態に陥ることも少なくありません。

高校中退しなかったことを後悔することも

以上のように高校中退は将来にさまざまな影を落とすものです。しかし、だからといってつらいいじめを我慢し続けて学校にとどまることが正解とはいえません。そうすることで、心身に不調をきたし、自分自身を壊してしまっては、未来は完全に閉ざされてしまうでしょう。

実際に「あの時に高校中退していれば良かった」と、後悔している人もいます。要するに、高校中退しても進学や就職に悪影響を及ぼすことがなければ良いわけです。たとえば、通信制高校を利用するという選択肢があることはご存知でしたか?

通信制高校ってどんな学校?

最近、芸能人やスポーツ選手が利用していることもあり、ニュースなどでも取り上げられることが多くなった通信制高校。高校中退して「勉強を続けたかった」と、後悔している人にもおすすめですが、具体的には通信制高校とはどのような学校なのでしょうか。

通信制高校は自学自習がメイン

全日制高校や定時制高校は毎日学校に登校することが前提になっています。小学校や中学校の一斉授業になじめなかった人の中には「一斉授業は義務教育だけでたくさん」という人もいるでしょう。

一方、通信制高校は一斉授業ではなく自学自習がメインになっています。自宅で自分のペースで勉強を進めることができて、クラスメイトとの人間関係にわずらわされることもありません。「学校は嫌いだったけど勉強は続けたかった」と、後悔している人にもおすすめです。

通信制高校は学年制ではない!

通信制高校は全日制高校や定時制高校とは違って学年制ではありません。そのため、単位が足りなかったからといって留年することもないのです。

「もう一度、高校で勉強したいけど、ひとつ下の学年に編入するのはちょっと……」と、考えている人も、通信制高校ならば心配ありません。頑張り次第では同学年の人たちと同じタイミングで高校を卒業することも十分に可能なのです。

通信制高校なら高等学校卒業資格を取得できる

高校中退した後に、高卒認定試験いわゆる高認合格を目標に勉強を続けるという方法もあります。確かに高認を経由して大学や専門学校に進学する道もあるでしょう。

しかし、高認は高卒資格ではないので、もし大学受験などに失敗すれば最終学歴は中卒となってしまうリスクがあります。一方、通信制高校ならば高等学校卒業資格をしっかりと取得できるので安心です。

専門的な勉強もできる通信制高校

通信制高校では高校課程の勉強以外にも専門的な勉強をすることができるというのも魅力のひとつです。たとえば、調理師や美容師の免許を取得できる通信制高校もあります。

全日制高校から調理師や美容師を目指すには、卒業後にあらためて専門学校に進学しなければいけません。しかし、通信制高校ならば10代のうちに調理師や美容師として就職することも夢ではないのです。

ユニークな勉強もできる通信制高校

通信制高校で学べる専門分野は調理や美容だけではありません。プログラミングやCG、AIなどを学べる通信制高校もあるので、将来はIT関連企業に就職したい人にもおすすめです。

その他、声優、アニメーター、イラストレーター、漫画家などになるためのコースが用意されていることもあります。実際に仕事にするのは難しいかもしれませんが「憧れの世界を少しののぞいてみたい」という人も、楽しく学ぶことができるでしょう。

自分に合った通信制高校を選ぶには?

時には高校課程を越えた内容を勉強できることもある通信制高校。個性的な学校が多いからこそ、自分にピッタリのところを間違いなく選択したいところです。後悔しない通信制高校選びのポイントを紹介します。

毎日通える通信制高校にする!

マイペースで勉強できる通信制高校ですが「1人で勉強を続けられるか心配」という人もいるでしょう。そんな時には、できるだけ登校日が多い通信制高校がおすすめです。

通信制高校の中には全日制高校のようにほぼ毎日通学できるようになっているところもあります。かわいい制服が選べるなど「高校生生活を楽しみたい!」という願いを叶えることもできるでしょう。勉強でわからなくなったところもすぐに質問できるので安心です。

通信制高校にサポート校をプラスする

学習面での不安が大きい人は、通信制高校だけではなくサポート校を併用するのもおすすめです。サポート校とは通信制高校での勉強をサポートする補習塾のようなものになります。

通信制高校は自分のペースで勉強できるのがメリットではありますが、つい気を抜いてしまうと「卒業に3年以上かかってしまった」ということにもなりかねません。「全日制高校の同級生に遅れを取りたくない」という人は、ぜひサポート校の併用も検討してみてはいかがでしょうか。

登校日は年に数日の通信制高校にする!

高校中退した人の中にはいじめなどの理由で学校生活に良いイメージを持っていない人もいるでしょう。そんな時は、できるだけ登校日が少ない通信制高校がおすすめです。

通信制高校の中には年に4日程度しか登校日がないところもあります。しかも、リゾートホテルに宿泊してというスタイルのところも少なくありません。通学に抵抗がある人でも楽しく過ごせるのではないでしょうか。

登校日ゼロの通信制高校はない

通信制高校を選ぶ際に「まったく登校せずに卒業できる学校はないだろうか」と、探す人もいるでしょう。しかし、残念ながら登校日ゼロの通信制高校はありません。

なぜならば、高校卒業のための要件としてホームルーム、クラブ活動などの特別活動30単位時間を取得しなければいけないからです。最近ではeラーニングなどを活用してできるだけ登校日を少なくしている学校も増えてきていますが、どうしても年に4日程度の登校日は必要になります。

高校卒業後の進路を見据えて通信制高校を選ぶ!

通信制高校を卒業した後に大学に進みたいと考えているならば、やはり、大学受験のためのコースがあるところが良いでしょう。一般的な通信制高校では基礎レベルの勉強に重点が置かれていて、大学受験には物足りないことも少なくありません。

一方、卒業後は就職を考えているならば、資格取得を目指すコースが設置されている通信制高校も良いでしょう。とくに「将来は転職などをせず、安定した職業に就きたい」と考えているならば公務員コースもおすすめです。

後悔しない通信制高校選びは将来のビジョンを持つことから!

通信制高校と一口に言ってもさまざまな学校があります。調理師や美容師の資格を取得できるコースもあるなど、全日制高校や定時制高校と比較して個性が非常に豊かです。それだけに、自分に合った通信制高校を選ぶことがいっそう大事なのは言うまでもありません。

通信制高校を選択する際には、それぞれの学校の特色を調べるのももちろん欠かせません。しかし、それ以上に忘れはいけないのは「高校卒業後に自分はどうしたいのか」という点です。

高校中退すべきか悩んでいたり、すでに高校中退してしまって進学も就職もままならない現実に直面していたりで「将来のことなんて、まだ考えられない」という人もいるかもしれません。確かに、苦しみの渦中にあっては今現在のことをどうするかでいっぱいになってしまいがちなものです。

でも、だからこそなおのこと、将来に思いをはせてみることをおすすめします。違う視点から物事を考え直してみると、悩み事が小さく思えてくることもあります。少しでもより良い未来をつかみとるための努力を始めてみませんか?

高校卒業後にどうしたいかによって、最適の通信制高校は異なります。「手に職をつけて働きたい」「安定した職業につきたい」という人もいれば、大学や専門学校に進学したいと考えている人もいるでしょう。どんな夢でも叶えるための最適ルートがあるはずです。後悔しない通信制高校選びのためにも、まずは将来のビジョンを持つことから始めてみてはいかがでしょうか。

不登校は解決できる!高校生の不登校と解決方法について

不登校解決

高校生の不登校はなぜ起きるのか?

文部科学省による「平成29年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によれば、全国で49,643人の高校生が不登校になっているとのことです。不登校に至る原因としては、おもに次のようなものがあげられています。

高校生の不登校は「無気力」によって引き起こされる

同調査では高校生の不登校の理由は「無気力」が最多で34.1%にものぼっています。その中でも「学業の不振」から無気力になっている生徒が46.8%もいるという状態です。

高校課程の勉強は、数学を初めとして学習内容が一気に専門的になります。そのため「中学までは得意科目だったのに……」と、急に自信をなくしてしまう生徒も少なくありません。とくに、それまで勉強が得意で親にも期待されていた子どもほど、学業不振からの不登校になりがちなので注意が必要です。

多感な時期ゆえの不登校もある

高校時代は青春まっさかり。自意識過剰になりがちで、友達や先生の何気ない一言に深く傷ついてしまうこともあります。多感な時期ゆえに、思いもよらぬ原因で不登校になってしまう生徒も多いものです。

「なぜ学校に行けないのか話してくれない」と困惑する親御さんもいます。もしかしたら、自分自身、理由がわからずに困っているのかもしれません。先の文部科学省調査でも、不登校の理由を「その他」としている生徒が25.2%にものぼり、一言では表現できない状況に陥っていることがうかがえます。

いじめが原因の不登校は意外と少ない

不登校というと、いじめを連想する人も多いかもしれません。しかし、同調査によれば「学校における人間関係に課題を抱えている」ことが原因で不登校になった高校生は、わずか9.5%にとどまっています。

その内訳も「いじめ」が11.1%であるのに対して「いじめを除く友人関係をめぐる問題」47.8%や「教職員との関係をめぐる問題」40.0%の方が多いことが特徴的です。はっきりとしたいじめ以上に学校が対応しにくいより複雑な人間関係の問題を抱えている生徒も少なくないのかもしれません。

発達障害から不登校になるケースもある

小さい頃から「変わった子」と言われ続け、高校生になって「じつは発達障害だった」とわかるケースも結構あるものです。発達障害といってもアスペルガー症候群などは学力に問題ないことも多く、大人になるまで見過ごされてしまうことも少なくありません。

しかし、やはり発達障害はコミュニケーションの方法や、他人との距離が独特なため、集団生活の中で疎外感を覚えがちですし、いじめのターゲットにもなりやすいものです。その結果、学校生活を楽しく思えなくなり不登校になってしまうこともあります。

高校生の不登校を解決するには?

以上のように高校生の不登校を引き起こす原因にはさまざまなものがあります。もし、不登校を解決したいならばまずは正しく原因を把握して、それぞれ以下のようなアプローチを試みるようにしたいところです。

「無気力」による不登校は「やる気」を喚起する

無気力から不登校に陥っているならば「やる気」を取り戻すことで解決につながることもあります。しかし、まわりがうるさく言い過ぎるのも逆効果。自然と本人の中に「やる気」が育つのを静かに待つことも大事です。

学校のことばかり考えていると、ますます足が遠のいてしまうので、たとえば、アルバイトなどで気分転換するのもひとつの方法です。学校外の世界を知り、就職するにせよ進学するにせよせめて高卒資格は取得しておくべき……というのを、身をもって経験するのも良いかもしれません。

思春期特有の不登校は支援団体に相談してみる

理由のはっきりしない不登校は、解決方法に悩むものです。思春期特有の難しい不登校は、家族だけではなかなか解決できないかもしれません。そんな時は、不登校支援に取り組んでいる団体に相談してみてはいかがでしょうか。

じつは、日本全国に不登校を支援しているNPO法人はたくさんあります。新聞記事などでも取り上げられているので、目にしたことがある人もいるでしょう。基本的に相談は無料なので、とりあえず親御さんだけでも一度足を運んでみることをおすすめします。

いじめによる不登校は学校に相談を!

いじめなどの人間関係の問題で不登校になっているならば、まずは学校に相談してみましょう。しかし、高校生の不登校の場合、先生との人間関係が原因になっている例もあります。信頼できる先生なのかどうか、見極めることも大事です。

学校に相談することで不登校が解決する場合もありますが、高校生の交友関係は学校では把握しきれず、修復不可能というケースも少なくありません。いじめによる不登校を解決するには、思い切って違う学校に転入するというのもひとつの選択です。

不登校を相談できる発達外来もある

軽度の発達障害は高校生になるまで発見されにくく、不登校になって初めて判明するケースも多々あります。もし、発達障害の可能性があるならば、医療機関の発達外来に相談してみてはいかがでしょうか。

2016年4月に施行された障害者差別解消法によって、学校は発達障害がある生徒に対して合理的配慮をするように義務付けられています。合理的配慮とは、たとえば、発達障害由来の聴覚過敏を抱えている生徒に対して、学校はヘッドフォンの着用を認めなければいけないというようなものです。このような日常的な配慮から不登校が解決する例もあります。

不登校でも通信制高校ならばストレスなく過ごせる?

以上のように不登校を解決するための方法はいくつかあります。しかし、そもそも全日制高校に無理をして通い続けることが、子どもにとって最善の解決方法と言い切れない場合もあるものです。たとえば、通信制高校という選択肢もあることはご存知でしたか?

通信制高校ならばそもそも不登校にならない!

通信制高校は自宅での自学自習を基本としています。つまり、毎日登校する必要がないため不登校という状況そのものが発生しません。「無理にでも登校しなくては」ではなく「登校しなくても良い学校を選ぶ」と、考え方を変えてみてはいかがでしょうか。

「勉強は続けたいけど、人間関係がわずらわしい」という生徒にも通信制高校はピッタリです。今度こそ、人間関係に余計なエネルギーを削がれることなく、勉強に集中することができるかもしれません!

通信制高校といえども登校日はゼロではない

毎日学校に行かなくても良い点が魅力の通信制高校ですが、残念ながらまったく登校しなくてもOKというわけではありません。多くの通信制高校では週に1~2日程度の登校日が設けられています。

これは、高校を卒業するためにはホームルームなどの特別活動を30時間単位以上取得しなければいけないからです。しかし、できるだけ登校したくないならば、3泊4日程度の宿泊形式で特別活動の単位を全部取得できるようになっている通信制高校などもあるので心配ありません。

通信制高校ならば自分のペースで勉強できる

学年制の全日制高校は、出席日数が足りないと上の学年に進級できないこともあります。不登校から留年してしまい「下の学年と同じクラスになるのはちょっと……」と、ますます学校に行くきっかけを見失う生徒も多いものです。

一方、通信制高校は学年制ではなく単位制なので、そもそも留年がありません。いつから編入したとしても、同じ学年を繰り返すというようなこともないのです。学科74単位を自分のペースで取得すれば晴れて高校卒業資格を取得できます。頑張り次第では同学年の友人に遅れることなく高校を卒業することも十分できるのです。

通信制高校ならば学ぶモチベーションもアップする

無気力から不登校になってしまった人でも、通信制高校ならばもう一度やる気を取り戻すこともできるかもしれません。通信制高校では全日制高校では考えられないような専門的な勉強をできることもあるので、調べて見る価値は大いにあります。

たとえば、高校課程の勉強と並行して、調理師や美容師の資格取得を目指せる通信制高校があるのはご存知でしたか?その他、声優、アニメーター、イラストレーター、漫画家などになるためのコースを設置している通信制高校もあります。ありきたりな学校の勉強だけではやる気を刺激されない生徒も満足できるのではないでしょうか。

不登校をポジティブに解決するなら通信制高校!

不登校の子どもを持つ親御さんは「このまま引きこもりになったらどうしよう……」という不安から、無理にでも登校させる解決方法を模索しがちです。確かにそれもひとつの方法ですが、まずは、子ども自身がどうしたいのかよく耳を傾けるようにしてください。

もしかしたら、何らかの理由で、学校という空間に耐えられない状況なのかもしれません。それならば、登校を無理強いするのは良い解決方法とは言えないでしょう。高校をどうにか卒業したものの、引きこもりになってしまう例も、いくらでもあります。むしろ、高校時代はゆっくりと自分を見つめ直すチャンスととらえて、羽を休ませてあげてはいかがでしょうか。

高卒資格ならば通信制高校で取得するという方法もあります。年に4日程度登校すれば卒業できる通信制高校もあるので、不登校でも問題なく高卒資格を取得できるでしょう。勉強へのモチベーションが低下しているならば、勉強以外の専門的な内容も学べる通信制高校を選択するという方法もあります。

不登校をポジティブに解決するには、高校時代だけにとらわれるのではなく、高校を卒業した後の人生をいかに豊かに過ごすことができるかを考えるのもおすすめです。通信制高校で高卒資格を取得すれば、大学進学という道もひらけます。通信制高校を活用して、未来に目を向けてみてはいかがでしょうか。

不登校の原因は病気のことも!通信制高校は病気や体調不良に対応

病気

「学校に行きたいのに登校できない」というのは、生徒本人もそれを見守る親御さんもつらいものです。

不登校そのものは病気ではありませんが、その背景にはもしかしたら次のような病気が隠れている可能性もあるので注意してください。

「どうしても学校に行かなければ」と無理をするのではなく、まずは治療が必要なケースといえます。

不登校の原因は病気ということも多い!

不登校の原因は起立性調節障害というケースが多い

起立性調節障害とは思春期特有の病気で、全国におよそ70万人の患者がいるといわれています。自律神経の不調により、起床時に脳に十分な血液が回らなくなり、激しい頭痛や吐き気を伴う病気です。

「朝、なかなか起きられない」「午前中はずっと調子が悪い」「立ちくらみや息切れを起こしやすい」「顔色が悪く青白い」といった傾向があるならば、起立性調節障害の疑いがあります。朝、なかなかベッドから出られないと、つい自分を責めてしまいますが、病気ならば仕方がないことです。一度、心療内科を受診してみてはいかがでしょうか。

対人恐怖症から不登校になることもある

対人恐怖症とは、自分が他人からどう思われているか強い不安を持ち、日常生活に支障をきたすレベルにまでなってしまう病気のことです。正式な病名ではなく、本来は社会不安症の一種という位置づけになっています。全日制高校や定時制高校のように集団生活を大前提としている学びの場では、対人恐怖症から不登校になってしまう例も少なくありません。

対人恐怖症では「多くの人たちの前で恥ずかしいことをしてしまわないか」というだけではなく「自分が他人を不快にしていないか」という点について病的な不安を持つことが特徴です。誰でも多かれ少なかれそのような感情はあるものですが、不安が高じて声や手足の震え、発汗、赤面、動悸、腹痛などを伴うならば対人恐怖症の疑いがあります。

病気ではないが発達障害も不登校の一因

発達障害は病気ではなく個性のひとつです。脳機能の発達の特殊性により、社会生活に対するハンディキャップを抱えている状態といってよいでしょう。何かしらの発達障害を抱えていると集団生活になじみにくいことも少なくありません。

発達障害にはいろいろなタイプがあります。とくに子どもの頃は見過ごされ高校生ぐらいになって発覚するのがアスペルガー症候群です。ずば抜けた集中力で成績優秀であるにもかかわらず「社会性がない」「まともな人間関係を築けない」「勉強しかできない」などといわれてしまうことも多々あります。発達障害による不登校の疑いがあるならば、3歳から17歳までを対象としている発達外来に相談してみるのもひとつの方法です。

不登校が原因で病気になることもある?

以上のように、不登校の原因となる病気にはさまざまなものがあります。これとは逆に、不登校から引き起こされる病気もあることはご存知でしたか?もし、不登校になって時間が経過しているようならば、次のような疾患に蝕まれていないか注意してください。

不登校が強迫神経症を引き起こす

現代の日本では高校進学率はほぼ100%となっています。そのため、高校に通わないでいると「道を外れてしまった」と、自分を責めたり、強い劣等感を抱いたりしがちです。そんな時に強迫神経症を引き起こしてしまうこともあります。

強迫神経症になると、何時間も手を洗っていたり半日ずっと入浴していたりというような異常な行動が見られるようになります。いずれも「駄目な自分を清めたい」という自責の念が根底にあります。早めに心療内科を受診するようにしてください。

不登校から家庭内暴力に至る例も

不登校の生徒は強い劣等感、未来への絶望感に苛まれる毎日といっても過言ではありません。苦しさに追い詰められて家庭内暴力に走る子どももいます。暴力をふるわれた家族も、ふるった子ども自身も傷つき、ますます自責と他責の念をつのらせて暴力が悪化し、警察沙汰になってしまう例も……。

家庭内暴力は病名ではりませんが、心療内科や精神科の治療によって沈静化させることは可能です。しかし、子どもをだまして病院に連れて行くようなことがあれば、かえって事態を悪化させてしまうでしょう。もし、治療をスタートするならば、何よりも本人の意志を尊重するようにしてください。

不登校からうつ病になってしまうこともある

うつ病というと大人の病気のようなイメージを持っている人も多いかもしれませんが、じつは子どももかかります。最近、無気力や不安による不登校が増えていますが、そういったケースでは、もともとうつ病傾向がゼロではありません。

自宅で何もしない生活を続けているうちに、本格的なうつ病になってしまい、長年ひきこもる人もいます。気分が落ち込むだけではなく、体重減少、不眠、過眠、疲労感、集中力の減退などが見られたら要注意です。強い罪責感から希死願望を抱くこともあるので、すぐに心療内科を受診してください。

不登校になったら通信制高校をおすすめする理由

不登校になった原因が病気ならば、無理に登校を再開するのではなく治療を最優先しなければいけません。また、不登校から何らかの病気を引き起こしている場合も同様です。しかし、だからといってまったく勉強をやめてしまうのは、かえって不安なのではないでしょうか。そんな時におすすめしたいのが、通信制高校です。

通信制高校なら病気の治療も十分にできる

通信制高校は基本的に毎日登校する必要がありません。週に1~2回程度の登校日が設定されているところが大半ですが、なかには年に4日ほど登校すれば卒業できる通信制高校もあります。療養期間をしっかりと確保したいならば、このような学校を選んではいかがでしょうか。

実際に、病気を治療しながら通信制高校で学んでいる生徒も大勢います。たとえば、起立性調節障害の生徒のために午後からの登校OKだったり、発達障害の生徒が周囲とスムーズにコミュニケーションできるように配慮してくれたりする通信制高校もあるので、ストレスなく過ごすことができるのではないでしょうか。

通信制高校なら高等学校卒業資格を取得できる

病気を抱えていても、高校中退になるのが不安で無理をして登校しようとしている人もいるかもしれません。確かに大学進学するにせよ就職するにせよ、高等学校卒業資格は取得しておきたいところです。そうとはいっても、無理がたたって進学も就職もままならなくなってしまうようでは本末転倒といえます。

高等学校卒業資格ならば、通信制高校で取得することもできます。卒業する頃には病気を完治できるように、しっかりと治療に励むこともできるでしょう。全日制高校を中退して通信制高校に切り替えることに抵抗を感じる人もいるかもしれません。しかし、できれば一日も早く通信制高校に編入することをおすすめします。

通信制高校なら同級生と同時に卒業することも可能

不登校のまま全日制高校に在籍していても留年を繰り返すばかりです。6年間しか在籍できないので21歳で高校中退というケースもあります。そこから通信制高校に入学し直すという方法もありますが、どうしても同級生に遅れをとってしまうことになります。

一方、留年する前に全日制高校を中退し、空白期間を作らずに通信制高校に編入すれば、同級生と同じタイミングで卒業することも可能です。これは「通信制高校は前の高校の在籍期間を含めて3年間在籍すれば卒業できる」によるものですが、たとえ不登校でも高校に在籍していたことが無駄にならないのは見逃せません。

通信制高校にはサポート校もある

不登校の経験があり、持病もあるとなると「通信制高校での勉強を続けられるだろうか」と、不安に思う人もいるでしょう。とくに、通信制高校での勉強は自主性や自己管理能力が問われるので「とても、やっていけそうにない」と、尻込みしてしまう人もいるかもしれません。

しかし、通信制高校には補修を専門とするサポート校が併設されていることもあるので心配ないでしょう。オープンキャンパスでサポート校の様子を見学することもできるので安心です。病気について配慮をしてくれて、無理なく勉強できるように学習計画を立ててもらうこともできます。わからないことも何でも質問できるので、勉強の遅れを取り戻すこともできるでしょう。

病気が原因で不登校になったら通信制高校がおすすめ

不登校の原因がじつは病気だった……というのは、本人はもちろんご家族もなかなか気づきにくいものです。いじめなどのこれといった問題もないのになぜか学校に行くことができない場合、じつは病気が隠れていたということも少なくありません。

また、不登校が原因で病気を引き起こすこともあります。いずれにせよ、優先すべきなのは治療です。無理をして登校を再開しようとするのではなく、全日制高校とは違う道を模索するのもひとつの方法です。

たとえば、通信制高校でも高等学校卒業資格を取得することはできます。全日制高校にこだわるあまりに結局卒業できなければ、最終学歴は中卒です。中卒では大学進学できませんし、就職先も限られてきます。とにかく高校を卒業することを目標とするならば、通信制高校に編入するのが賢い選択なのではないでしょうか。

ただし、通信制高校と一口にいってもさまざまな学校があります。まずは資料請求をして自分にぴったりの学校を選択してみてはいかがでしょうか。

いじめの相談窓口にはどんなところがある?通信制高校をどう活用する?

相談

いじめは人権問題で犯罪!どこに相談すべき?

今も昔も、いじめをきっかけに不登校になる人は少なくありません。本来ならばいじめは撲滅すべきものですが、なかなかなくならないのも残念ながら事実です。学校に相談しても、取り合ってもらえないことも……。しかし「黙って我慢する」のはおすすめできません。次のような相談窓口もあるので、積極的に声を上げていきましょう。

いじめは「みんなの人権110番」に相談する

「みんなの人権110番」とは、法務局・地方法務局とその支局が開設している、人権問題に関する相談窓口です。人権とは「幸せに生きるための権利」ですが、すべての人間ひとりひとりに平等に備わっています。日常生活の中で最優先されるべき基本ルールといってもよいでしょう。いじめは人権を踏みにじるものに他なりません。

「みんなの人権110番」0570-003-110に電話をすると、最寄りの法務局・地方法務局などにつながります。受付時間は平日8:30~17:15です。法務局職員、人権擁護委員などが対応していますが、秘密厳守なのはいうまでもありません。「電話口では上手く説明できるか不安」というならばインターネット人権相談受付窓口を利用してみてはいかがでしょうか。

「子どもの人権110番」はいじめ専用相談窓口

「みんなの人権110番」は広く人権問題一般を扱う相談窓口ですが、よりいじめに特化しているのが子どもの人権110番です。こちらは、いじめ、虐待などを受けて親にも先生にも相談できない……というような子どもも利用できる相談窓口です。

「子どもの人権110番」0120-007-110でも法務局職員、人権擁護委員などが対応しています。受付時間は平日8:30~17:15です。もちろん秘密厳守ですが、保護者の希望を受けて学校に調査を行った例もあります。学校に十分な措置を講じてもらえない時には、利用するのもひとつの方法です。

相談窓口は匿名が基本なので安心!

「みんなの人権110番」「子どもの人権110番」いずれも、法務局から学校に調査が入ることもあります。しかし、あくまでも当事者が希望した場合だけです。

どちらも匿名で利用できますし、学校名を聞かれることもありません。「どこかに相談したことを学校に知られたくない」という人も安心して利用してください。

「少年相談窓口」に相談すべきいじめもある

「少年相談窓口」は、各都道府県警察が、いじめや犯罪などの被害に遭って悩んでいる子どもとその家族のために開設している相談窓口です。暴力レベルが犯罪に達しているいじめ、非行と関連しているいじめは、こちらに相談することをおすすめします。

非行グループに所属していると、万引きや薬物使用を強要されることもあります。拒否したためにいじめや暴力を受ける生徒も少なくありません。また、いじめられたくないばかりに犯罪に手を染めてしまう生徒も……。そうなる前に、最寄りの少年相談窓口を利用してみてはいかがでしょうか。

いじめの悩みを親身になって聞いて欲しい時は?

いじめを受けている生徒自身はもちろん、見守る家族の悩みも尽きないものです。しかし、うかつに他の保護者に相談して、悪い噂をまかれてしまうことも……。いじめに関する悩みは、知り合いよりも次のような相談窓口などに打ち明けるのがおすすめです。

いつでも利用できる相談窓口「24時間子供SOSダイヤル」

「24時間子供SOSダイヤル」は、文部科学省が設置している、いじめなどに悩む子どもと保護者が利用できる相談窓口です。365日24時間いつでも対応する相談体制を整備しています。

「24時間子供SOSダイヤル」0120-0-78310に電話をすると、所在地の教育委員会の相談機関につながります。児童相談所、警察、臨床心理士会などの相談機関との連携もあるので、必要なサポートを受けることができるでしょう。

18歳までの相談窓口「チャイルドライン」

「チャイルドライン」は、18歳までの子どもが利用できる相談窓口です。運営しているのはNPO法人チャイルドライン支援センターで、ボランティアの相談員が対応しています。

「チャイルドライン」0120-99-7777は、12月29日~1月1日を除く毎日16:00~21:00まで電話をかけることができます。また、特定の日にはチャットによる相談も行っているので「電話はかけにくい」という人は利用してみてはいかがでしょうか。

「子どもの悩みごと相談」は弁護士会による相談窓口

「子どもの悩みごと相談」は、第二東京弁護士会の子どもの権利に関する委員会が行っているサービズです。体罰、虐待、家族問題、無戸籍問題など、多様化する子どもの悩みごとに対応していますが、もちろん、いじめに関する相談もできます。

電話相談は03-3581-1885で、祝祭日・年末年始を除く火・木・金の15:00~19:00まで行っています。弁護士との面談相談の予約は03-3581-2257で、祝祭日・年末年始を除く火・木・金の15:00~17:00の受付です。電話相談はもちろん面談も無料で行っているので安心して利用できます。

弁護士に相談して解決するいじめもある

「いじめを弁護士に相談するのは大げさなのでは?」と、ためらう人もいるかもしれません。しかし、じつはいじめの多くは裁判で有罪とされるべきものといっても過言ではありません。

たとえば、変なあだ名をつけてバカにした加害者に慰謝料50万円の支払いを命じた判例もあります。その他、いじめ被害者が亡くなってから勝訴した例もあるので、手遅れになる前に裁判という手段を考えるのもけっして大げさではないのです。

いじめに悩むならば通信制高校という別の道もある?

以上のようにいじめに関する相談窓口はいくつもあります。泣き寝入りすることのないよう、しかるべきところに相談するのも大事です。しかし、加害者を裁くのにもどうしても時間がかかります。その間、ストレスを抱えながら高校に通わなければいけないのでしょうか……?

通信制高校への編入はいじめから逃げることではない

いじめについて「いじめられる方にも理由がある」という人もいますが、それは間違いです。そんなことをいうのは「いじめをする側」だった可能性もあるので聞く必要はありません。いじめを受けている人は「自分が悪い」と、思い込むのをやめてください。

しかし、いじめの場にいるかぎり、悪くもない自分が悪いように思えてくるもの……。いじめが止む気配がないならば、自分を避難させてあげることも大切です。たとえば、通信制高校に編入するというのもひとつの勇気なのではないでしょうか。全日制高校以外にも高校課程の教育を受けられる場はあるのです。

通信制高校ならストレスなく勉強を続けられる!

いじめのストレスを受けていると勉強にも集中できないものですが、通信制高校ならば毎日登校する必要がないので、全日制高校のようにクラスメイトとの人間関係に悩むこともありません。今度こそ、思い切り勉強に集中してみませんか?

しかし、じつは通信制高校も登校日がまったくないわけではありません。週に1~2日程度の登校日を設定している学校が大半で、他の生徒と顔を合せることもあるでしょう。そうとはいっても、不登校経験者などを数多く受け入れている通信制高校では、生徒同士の人間関係やいじめ防止に細心の注意が払われているので、今度こそ平和な学園生活を営むこともできるかもしれません。

通信制高校なら高等学校卒業資格も取得できる

学校へ行くのがつらい時、フリースクールなどで勉強を続けることもできます。しかし、フリースクールではどんなに一生懸命勉強しても高等学校卒業資格を取得することはできません。一方、通信制高校ならば高等学校卒業資格を取得できるので安心です。いじめによる不登校から高校中退、最終学歴が中卒……という心配も、もうありません。

また、通信制高校の多くが入学を随時受け付けているのも魅力のひとつといえるでしょう。つまり、全日制高校を退学したとしても空白期間を作ることなく勉強を続けることができるのです。いじめに悩んでいるならば思い切って環境を変えてみてはいかがでしょうか?

いじめは相談窓口へ!勉強は通信制高校で!

いじめは、我慢は禁物です。もし、少しでも被害にあっているならば相談窓口を活用してみてはいかがでしょうか。じつは、警察や弁護士に相談すべきという事例も少なくありません。もう、被害者だけが耐え忍ぶ時代は終わりにして、加害者にきっちりとしかるべき責任を負わせるようにしましょう。

これまでは、いじめで心に傷を受けて、一生引きずる人も少なくありませんでした。実際、人生を壊されるべきなのは被害者ではなく加害者です。「いじめをしたら人生が終わる」ということを世の中に周知させなくては、いじめがなくなることもないでしょう。

しかし、いじめ問題を解決するには時間がかかるものです。その間、無理をして学校に通い心身を壊すことがあってはいけません。たとえば、通信制高校に編入して勉強に集中するという方法もあります。通信制高校も全日制高校に在籍していた時の登校日を含めて3年で卒業できるので、同級生に遅れを取る心配もありません。

ただし、一口に通信制高校といってもさまざまです。資料請求などをしてできるだけ情報収集することをおすすめします。また、もしオープンキャンパスなどが実施されているならば、足を運んでみるのもよいでしょう。「全日制高校の他にも高卒資格を取得できるところはある!」と、気持ちを切り替えて、未来に向かって歩き始めてみませんか?

不登校からニートや引きこもりにならないためには?通信制高校を活用する?

引きこもり

不登校とはどのような状態なのか?

近年、不登校の生徒の数は減少しつつあるといわれています。しかし、いまだに約5万人の高校生が不登校なのも事実です。不登校とは具体的にどのような状態なのでしょうか。

30日以上の欠席が不登校の目安

文部科学省の定義によれば、不登校とは「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくてもできない状況にあるため年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いた者」とのことです。

つまり、年間の欠席日数が30日未満だったり、保健室登校でも一応学校に足を運んでいたりという状況ならば、不登校とは見なされないのです。しかし、不登校ギリギリでどうにか高校を卒業したとしても、その後にニートや引きこもりになってしまう人も少なくありません。

不登校からニートや引きこもりになるケースも多い

ニートとは日本では「15歳~34歳までの非労働力人口のうち、通学・家事を行っていない者」と、定義されています。不登校の高校生で、家事を手伝うわけでもなく何もせずに一日を過ごしている人は、まさにニートに相当するといってもよいでしょう。ニートのまま20代、30代になってしまう人もいます。

一方、引きこもりとは「仕事や学校に行くことができずに、家族以外と交流がないまま半年以上家にこもっている者」というのが厚生労働省の定義です。高校生の頃に不登校になりひきこもり生活を始め、40代までそのままだった……という例もあり社会問題化しています。

引きこもりやニート関連の事件が続いている

何か事件が起きるたび「犯人は引きこもりやニートだったのか?」という点に世間は興味を持つものです。実際、引きこもりやニートの犯罪率が高いわけではありませんが、ひとたび事件を起こすとセンセーショナルに報道されるせいかもしれません。

それよりも問題は、最近、中年になった引きこもりやニートの子どもを殺してしまう親がいるということです。「事件を起こすくらいなら、いっそ……」という親心とはいえ、許されることではありません。いずれにせよ、不登校からニートやひきこもりになってしまうと、親子ともに長い間苦しむことになるのです。

不登校からニートや引きこもりにならないためには

不登校がきっかけとなりニートや引きこもりになる事例は少なくありません。しかし、不登校だった生徒がすべてニートや引きこもりになるわけではないのも事実です。いったい、何が明暗を分けているのでしょうか。

不登校を解決しょうと「全日制高校の登校をどうにかして再開したい。でも、どうしても無理……」と、追い詰められていませんか?そのような思い込みこそが、かえってニートや引きこもりを誘発してしまうともいえるでしょう。学校に行くのがどうしても苦痛ならば、通信制高校を活用して「在宅高校生」として頑張ってみませんか?

通信制高校ってどんなところ?

家でなんとなく過ごしていては貴重な10代の時間がもったいないと思いつつ「学校には行きたくない」というジレンマを抱えていませんか?それならば、家庭で勉強を続けられる通信制高校を活用しましょう!通信制高校とは、次のような新しいスタイルの学びの場です。

通信制高校は単位制の高等学校

通信制高校は全日制高校や定時制高校のように学年はありません。1年ごとに進級して卒業する学年制の学校ではないのです。高校課程の必須科目74単位を自分のペースで取得することで卒業できるようになっています。

通信制高校を卒業すれば、全日制高校や定時制高校と同等の高等学校卒業資格を取得できます。不登校のままではやがて高校中退、最終学歴は中卒となってしまい、大学を受験することもできませんし就職にも不利になるでしょう。通信制高校でしっかりと高卒資格を取っておきませんか?

通信制高校は3年で卒業できる

通信制高校も3年で卒業できますが、全日制高校の在籍期間もカウントされるのもうれしいポイントです。たとえば、たとえ不登校でも1年は全日制高校にいたならば、通信制高校は2年だけ在籍していれば卒業できます。

さらに、全日制高校時代に取得していた単位も免除されます。もし、中退するまでに10単位を取っていたならば、通信制高校では残りの64単位を取得すれば晴れて卒業となるわけです。同級生と同じタイミングで卒業するのも夢ではありません。

通信制高校の勉強はレポート中心

通信制高校で単位を取得するためには、レポートと定期テストで合格点を取る必要があります。定期テストはこれまでのレポートを確認するようなものなので、全日制高校のように試験勉強に追われることはないでしょう。むしろ重要なのがレポートです。

1科目につき年に5~6回のレポート提出があるので、3年で通信制高校を卒業しようと思ったら、週に1本は仕上げるペースをおすすめします。レポートといっても穴埋め問題のようになっていて難しいものではありませんが、コツコツと地道に提出していく勤勉さが求められます。

通信制高校にも登校日はある

自宅学習を中心としている通信制高校ですが、じつはまったく登校日がないわけではありません。これは、高校を卒業するためには、ホームルーム、クラブ活動、行事などに30時間単位以上参加しなければいけないからです。多くの通信制高校が週に1~2日程度の登校日を設けています。

しかし、なかには年に4日だけの登校で卒業できる通信制高校もあるので、学校に足を運ぶのがどうしても抵抗があるという人はそういったところに入学してみてはいかがでしょうか。リゾートホテルに宿泊しながら自然体験や職業体験もかねて……というようなコースもあるので、楽しみながら参加できそうです。

人気が高い通信制高校の特色

通信制高校は全国的に増加の一途をたどっています。どの学校も通信教育をメインとしながらも、ユニークな教育を実施しながら、さまざまな困難を抱えている生徒を支援していることが特徴です。人気が高い通信制高校をいくつか紹介しましょう。

サポート充実の通信制高校・中央国際高等学校

中央国際高等学校は首都圏エリア拠点の学習センターに通学するか、CD-ROMを活用したメディア学習をするか、自分の好きなスタイルを選べます。これまでに数多くの不登校の生徒を受け入れてきた実績もあるので、安心していろいろな悩みも相談できるでしょう。

さらに、中央高等学院というサポートスクールを併設しているので、自分ひとりで勉強を続けられるか不安な人にもおすすめです。サポートスクールというと毎日通学しなければいけない学校もありますが、中央高等学院ならば登校は月1ペースでも全職員が大学進学まで手厚くサポートしてくれます。

インターネット時代の通信制高校・N高等学校

2016年創立とまだ歴史が浅いN高等学校ですが、インターネットを活用した授業形態が早くも話題になっています。教材はすべて映像化されていてパソコンはもちろんスマホからも閲覧できるので、スキマ時間にコツコツと勉強することもできるでしょう。

インターネットを有効活用しているのは「高校課程の勉強にかかる時間は最低限に抑えて、やりたいことを学んで欲しい」という方針からです。そのため、N高等学校ではパティシエ、プログラマー、イラストレーター、小説家など専門的な勉強ができる特別プログラムも用意しています。将来へつながる経験ができるのはメリットといえるのではないでしょうか。

資格取得を目指せる通信制高校・クラーク記念国際高等学校

クラーク記念国際高等学校では、高卒資格を取得するだけではなく、多種多様な資格取得を目指すことができます。実用英語検定などの教養系、手話技能検定などの福祉系など、将来に役立ちそうな資格ばかりです。

また、登校日には独自のゼミ授業も行っています。コンセプト、ネーミング、パッケージなどについて話し合う商品開発ゼミでは、実際にショッピングモールなどでの販売まで行っているとか。机上の勉強だけでは物足りない人も、楽しく学ぶことができそうです。

不登校からのニート、引きこもり予防には通信制高校を!

一度、不登校になってしまうと学校に戻るのは難しいものです。無理をして登校を再開して高校を卒業したとしても、その後にニートや引きこもりになってしまう人もいます。もしかしたら、不登校になったのは、今の教育システムが本当に自分に合っているのかチェックする機会だったのかもしれません。

たとえ、全日制高校のような一般的な学校が合わなかったとしても、悪いことではありません。より、自分に合致した教育システムを探して、勉強を再起すればよいだけの話です。たとえば、通信制高校ならば人間関係にわずらわされることなく自分のペースで勉強することもできます。もし「ここなら楽しく学べそう!」と、ピンときたならば新しい一歩を踏み出してみませんか?

ただし、通信制高校と一口にいっても個性はさまざまです。できるだけ時分にピッタリの学校を見つけることが、長続きのコツともいえます。まずは資料請求をして、各校の詳細を比較することからスタートしてみませんか?

通信制高校にも文化祭や運動会ってあるの?学校行事への生徒の参加は自由?

文化祭

通信制高校の学校行事は少ない?

全日制高校では当たり前のように、文化祭や学園祭、体育祭のようなさまざまな学校行事があります。楽しみにしている人も、そうではない人もいると思われますが、とにかく全員参加が大前提です。一方、通信制高校では学校行事はどうなっているのでしょうか。

通信制高校の学校行事は必要最低限

通信制高校の生徒は自宅学習を基本としていますが、文化祭などの学校行事がまったくないわけではありません。しかし、多くの通信制高校では学校行事は必要最低限にとどめられています。

そもそも通信制高校の生徒は学校生活になじめなかった人も少なくありません。そのため、学校行事にはあまり力を入れていない学校が多いのです。全日制高校のように年間通じて次々と行事がめぐってくるようなことは、ほぼないでしょう。

通信制高校は学校行事への参加が単位になる

ただし、通信制高校は学校行事への参加が単位になるのも、全日制高校と異なるところです。通信制高校も全日制高校とならぶ高等学校の一形態なので、高卒資格を取得できますが、そのためにいくつかの学校行事に参加しなくてはいけません。

通信制高校を卒業するには、まず学科74単位を取得することが必要です。それだけではなく、さらに、特別行事への参加による30単位を取らなくてはいけません。特別活動とは、ホームルーム活動、学校行事、生徒会活動などのことです。

特別行事に50分参加すると1単位となるので、30単位を取得するのは25時間かかる計算です。もし、通信制高校を3年で卒業するならば、1年におよそ8時間、特別行事に参加することになります。ホームルームだけでも1年に約40時間ある全日制高校と比較してみると、やはり負担は最小限と言えるでしょう。

通信制高校の学校行事はスクーリングで行われる

通信制高校の学校行事はスクーリングと呼ばれる登校日に実施されます。スクーリングの頻度は学校のよってさまざまで、多いところでは週に何日か設定されているケースもあります。

一方、年間5日程度の宿泊行事をもってスクーリングとして、その間に特別活動の単位をすべて取れるようになっている通信制高校もあります。できるだけ学校に行きたくない人はこういったタイプの学校を選択するのもひとつの方法です。

通信制高校にはどんな学校行事がある?

通信制高校の学校行事は、それぞれの学校ごとに違いがあります。例として飛鳥未来高等学校とルネサンス高等学校を紹介しましょう。

飛鳥未来高等学校は文化祭も人気

飛鳥未来高等学校は全国に11ものキャンパスを持つ通信制高校です。各キャンパスで年間10回以上の学校行事を開催していて、行事を通じて友達を作る生徒も少なくありません。もちろん、行事への参加は自由意志となっているので「学校は苦手……」という人でも安心です。具体的には次のような行事があります。

■ヤングアメリカンズ
「ヤングアメリカンズ」は歌と踊りのワークショップで音楽教育を行うことを目的とするアメリカの団体です。厳しいオーディションを勝ち抜いたヤングアメリカンズのメンバーと3日間かけてショーを作り上げます。

■文化祭
食べ物の出店がならび、ダンスパフォーマンスのステージ発表などもあり、飛鳥未来高等学校の中でも人気の高い行事です。希望すれば文化祭実行委員になることも可能です。

■クリスマス会
豪華な食事をともに囲み、ゲーム大会なども催されます。一年をしめくくる行事として毎年楽しみにしている生徒も少なくありません。

ルネサンス高等学校は文化祭の他に修学旅行も!

ルネサンス高等学校も飛鳥未来高等学校同様に全国各地に拠点を持つ通信制高校です。こちらでも2015年から文化祭を実施していますが、2017年には新宿代々木キャンパス、豊田駅前キャンパス、ルネサンス大阪高等学校の3校が同時開催するなど、全国規模の通信制高校ならではの盛り上がりを見せています。

また、2017年からは修学旅行も実施。2017年は3校合同で12月4日~6日の日程で台湾への修学旅行となりました。この行事で初めて海外旅行を経験したという生徒も少なくありません。生徒一人一人の世界を広げ、新しい価値観と出会う機会となる学校行事だった様子です。

通信制高校の学校行事は多彩!

以上のように通信制高校でも文化祭、修学旅行といった学校行事を経験することができます。さらに、通信制高校では全日制高校にはない多彩な学校行事を選択できるというのはご存じでしたか?

通信制高校でインターンシップ

体育祭や文化祭といった、いかにも学校めいたイベントはやっぱり苦手という人もいるかもしれません。そんな時には、インターンシップを学校行事としているところを選択してみてはいかがでしょうか。

通信制高校のインターンシップを活用すれば書店、洋菓子店、手芸用品店、レジャー施設、運送会社、レジャー施設など、さまざまな職場を体験することができるでしょう。

また、通信制高校の中には美容師免許や調理師免許取得のためのコースが設けられているところもあります。そういった学校ではヘアサロン、飲食店などへのインターンシップがあり、卒業後の進路をより詳細に実感することもできるでしょう。

「学校っぽい行事はもうたくさん」という人でも、一足早く社会人体験ができるインターンシップならば満足できるのではないでしょうか。

通信制高校でボランティア活動

ボランティア活動を特別活動として実施している学校も結構あります。キャンパス近くの老人ホーム、介護施設、保育園に訪問してお手伝いなどを行うのが一般的です。とくに、音楽系のコースでは施設でライブ演奏をすることもあります。

もちろん、ボランティア活動も強制ではありませんが、全日制高校では学校を休まなくてはできないような活動も授業として参加することができます。それどころか、それを卒業に必要な単位としてプラスできるというのも、全日制高校では考えられないことでしょう。

通信制高校の入学式と卒業式ってどうなってるの?

学校行事の中でも入学式と卒業式は欠かせないものです。通信制高校ではどのように行われているのでしょうか。

通信制高校の入学・卒業のタイミングはそれぞれ

通信制高校は全日制高校のように、全員が4月に入学して3月に卒業するわけではありません。多くの生徒が4月か10月に入学しますが、卒業のタイミングは人それぞれです。

なぜならば通信制高校は学年制ではなく単位制だからです。全日制高校のように一学年ずつ進級していって、基本的に全員が3年で卒業というものではありません。通信制高校は学科74単位、特別活動30単位を取得しなければ卒業できませんが、全単位が揃うまでにかかる時間には個人差があります。

最低でも3年間在籍すれば卒業できる通信制高校ですが、とくに公立の通信制高校では3年以上かかる生徒も少なくありません。「絶対に3年で卒業したい」と希望しているならば、サポート体制が整っている私立の通信制高校がおすすめです。

通信制高校は4月と10月に入学式がある

私立の通信制高校はサポート体制が整っているだけではなく、入学を随時受付けているというのも大きなメリットです。全日制高校から別の全日制高校に転入・編入する場合には、どうしても空白期間ができてしまったり、一学年下から勉強し直さなければいけないこともあります。

しかし、私立の通信制高校ならばいつでも転入・編入できるので、空白期間ができる心配もありませんし、そもそも学年制ではないので一学年下に落ちることもないのです。全日制高校の在籍期間も含めて3年間で卒業となるので、頑張り次第では同級生に遅れと取ることもありません。

通信制高校の多くは4月と10月に入学式、3月と9月に卒業式を行っていますが、タイミング次第ではどちらにも出席できないことになるでしょう。それでも、同級生と同じタイミングで大学に進学できるチャンスがあると思えば、途中入学の価値は大いにあると言えます。

通信制高校の入学式・卒業式は個性豊か

通信制高校の入学式・卒業式は、それぞれの学校によって異なります。たとえば、近隣の生徒しか募集しない公立の通信制高校では、全日制高校とほぼ同じように学校の講堂などで行われることが多いようです。

一方、全国各エリアの生徒をかかえる私立の通信制高校では、入学式と卒業式だけは都内のホテルに全員が集まって賑やかに執り行われることもあります。また、キャンパスごとに入学式、卒業式が実施されることもあり、アットホームな雰囲気が人気です。

通信制高校でも文化祭などを楽しめる!

「通信制高校に興味があるけど、家で勉強ばかりではつまらない」と、思っている人もいるかもしれませんが、その心配はありません。ほとんどの通信制高校でいろいろな学校行事が用意されていますし、文化祭実行委員などになって大いに活躍することもできるのです。

それとは逆に「できるだけ家にいたい。学校行事が嫌だから通信制高校に進学したい」という人もいるでしょう。通信制高校には数多くの学校行事が用意されていますが、どれも自由参加が前提になっているので、これも不安に思うことはありません。

学校行事で盛り上がりたい人も、できるだけ人間関係にわずらわされたくない人も、どちらの願いもかなえてくれるのが通信制高校です。ただし、一口に通信制高校といってもさまざまな学校があり、カリキュラムも学費もかなり違います。まずは一覧表などをチェックして、気になる学校をまとめて資料請求してみてはいかがでしょうか。

通信制高校で甲子園に出場?!通信制高校の部活動について詳しく解説

サッカー

通信制高校で部活動ってできるの?

通信制高校は全日制高校のように毎日登校する必要がない点が大きな特徴です。クラスの人間関係などにわずらわされずに勉強に集中し高等学校卒業資格を取得できるのはメリットである反面、勉強漬けの毎日になる不安を抱く人もいるかもしれません。

通信制高校でも、勉強以外の活動、たとえば部活動などはできるのでしょうか?通信制高校の気になる部活事情について調べました。

通信制高校には部活動をするための放課後がない

部活動というのは、基本的に毎日の授業が終わった後の放課後に行うものです。全日制高校のように、時間割が決まっているからこそ放課後という時間ができるわけで、そもそも時間割のない通信制高校には放課後自体がありません。

通信制高校にもスクーリングと呼ばれる登校日はあり、一斉授業のようなことが行われることもあります。しかし、スクーリングは平均して年間20日程度、少ない学校では5日ほどしかありません。毎日、部活動をするというのは基本的に難しいといえます。

また、通信制高校は単位制で、全日制高校のように学年制ではありません。部活動では先輩、後輩の人間関係にウエイトがおかれますが、通信制高校ではそのような上下関係を構築しにくいともいえます。

部活動をするためのグラウンドがない通信制高校も多い

通信制高校の多くは私立で、全国から広く生徒を募集しています。そういった通信制高校は全日制高校のようにひとつの大きな校舎に全生徒が集まるということはありません。キャンパスと呼ばれる校舎が日本各地に点在し、生徒は自分の好きな校舎でスクーリングに参加できるようになっているのです。

キャンパスは全日制高校の校舎とはかなり違います。中にはビルの一角に居を構えているところもあり、当然、部活動をするためのグラウンドや体育館は存在しません。もし、通信制高校でスポーツ関係の部活動をするならば、まず、外部の施設を借りるところからスタートしなければいけないでしょう。

通信制高校には部活動の顧問がいない

部活動には必ず顧問の先生がいるものです。しかし、通信制高校では基本的にそういった担当者はいません。仮に通信制高校で20日程度のスクーリングの際に部活動をするとしても、どこまでのことができるかわからないものです。そのような状態で顧問を配置する通信制高校は稀といってよいでしょう。

以上のように、通信制高校は基本的に部活動はあまり盛んではありませんし、部活動を目的として学校に通うような人もほとんどいません。だからこそ、部活動で何かしらの嫌な目にあって全日制高校を退学した経験のあるような人も、通信制高校なら入学から卒業まで安心して過ごせそうです。

部活動が盛んな通信制高校もある!

通信制高校は基本的に部活動はあまり盛んではありません。しかし、部活動がある学校もわずかながら存在していますし、かなり力を入れている学校さえあるのです。

野球部が甲子園に出場する通信制高校もある

通信制高校の中には部活動が盛んな学校もあります。たとえば、クラーク記念国際高等学校の野球部は、見事、夏の甲子園出場を果たしたことでネットニュースなどでも盛んに紹介されました。

野球だけではなく、サッカー部、バスケットボール部、テニス部などが全国大会参加を決める通信制高校もあります。スポーツに打ち込んでいる人、大きな大会に出たいと考えている人にとっても、通信制高校は選択肢のひとつといえるでしょう。たとえば、野球で全日制高校の強豪校に入学できなかったら、通信制高校に進むという方法もあるのです。

全国定時制通信制体育大会に出場する部活動もある

甲子園などの全日制高校をメインとした大会に出場するには高等学校体育連盟の許可が必要ですが、この認可を受けている通信制高校は少数派です。

しかし、全国定時制通信制体育大会ならば、すべての通信制高校、定時制高校が出場資格を持っています。約11種目の競技が行われますが、同大会への出場を目指している通信制高校も少なくありません。

文化系の部活が充実している通信制高校もある

一方、通信制高校の中には演劇部、アート部、軽音楽部、合唱部、漫画研究部のような文化系の部活動が充実している学校もあります。スポーツ系の部活動同様、全国規模の大会で受賞歴のある通信制高校もあり、あなどれません。

また、聖パウロ学園高等学校のように学外展覧会を生徒主導で実施しているところもあります。創作に打ち込む喜びだけではなく、作品が誰かの心に届く感動を味わうこともできそうです。

部活動よりも専門的なコースで極める!

通信制高校の中には部活動としてではなく、専門的なコースを設置している学校もあります。アニメ、マンガ、声優コースなどがあり、プロを目指す多くの学生が学んでいます。部活動で「青春」を満喫するだけではなく、将来に直結する努力をしたい人にもおすすめです。まずは資料請求をしてどんなコースがあるのか、学費はどれぐらいなのかなどチェックしてみましょう。

部活動よりも自由度の高い同好会もある?

通信制高校の「自分のペースで勉強できる」という点に魅力を感じている人にとっては、決まりごとの多い部活動は窮屈に感じることもあるかもしれません。通信制高校でよりライトに課外活動を楽しみたいならば、同好会、サークルという方法もあるのはご存じでしたか?

部活動よりライトな同好会やサークルが人気!

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部活のない通信制高校でも、同好会やサークルが人気を呼んでいる例は少なくありません。同好会やサークルは同じ趣味を持つ人が集まって何かをすることが趣旨ですが、その活動内容はさまざまです。

実際、キャンパスのある通信制高校ならば、何らかの同好会やサークルが存在しています。もし、自分の趣味に近い同好会やサークルを見つけたら参加してみるのもよいでしょう。

通信制高校で同好会やサークルを立ち上げる!

もし、自分の趣味に合いそうな同好会やサークルが見つからなくても、がっかりすることはありません。どうしても仲間と活動したければ、同好会やサークルを自分で立ち上げることもできるからです。

これが部活動ではこうはいきません。部活動は設立、維持のために何かしらの条件が通信制高校から課せられることがほとんどです。しかし、同好会が特殊な条件に従わなくても、届け出さえ提出すれば誰でも簡単に作れるようになっています。

漫画同好会、以後同好会、天文同好会などの他、ダム同好会、トランポリン同好会といったマニアックなものもあるようです。これまでコアな趣味を共有する人がいなかった人も、今度こそ同好の士と出会えるチャンスかもしれません。

通信制高校ならではの自由を味わう!

通信制高校の中には同好会やサークルを立ち上げようとする生徒をサポートしてくれるような学校もあります。生徒の自由と自主性を何よりも大事にしている通信制高校ならではともいえるでしょう。

これまで新しいことにチャレンジするのはどちらかというと苦手だった人も、通信制高校ならば積極的な自分になれるかもしれません。部活動に限らず、あらゆる面で全日制高校とは比較にならないほど自由な通信制高校で、本当の自分を取り戻してみませんか?

全日制高校と一緒に部活動できる通信制高校もある?

通信制高校はどうしても生徒数は少なくなりがちなので、たまに全日制高校のにぎやかさが懐かしくなる人もいるかもしれません。そんな時は、全日制高校の生徒と一緒に部活動ができる通信制高校を選んでみてはいかがでしょうか。

全日制高校の生徒と一緒に部活ができる!

通信制高校の中には、全日制高校の生徒と一緒に部活動だけできるようになっている学校もあります。たとえば、経営母体が全日制高校だと、このようなケースが発生するようです。

ただし、希望する部活動に参加できなかったり、わずかな人数しか募集しないこともあるなど、思い通りにいかないことも多々あります。しかし、もしチャンスに恵まれたならば、めったにできない経験ができるともいえます。全日制高校、通信制高校、さまざまな生徒が集まる部活動は多様な価値観を学ぶきっかけにもなるでしょう。

全日制高校母体の通信制高校は少ない

全日制高校の部活動に通信制高校が参加できるというのは大きな魅力です。ただし、こういった学校はまだほんのわずかなので、必ず事前によく調査するようにしてください。

通信制高校の部活動のあり方はひとつではない!

通信制高校は全日制高校と比較して、いろいろなことが自由です。決まった時間に決まった教室にいなければいけないというようなこともありません。部活動に関しても、ワンパターンではない活動が認められています。

もちろん、一部の全日制高校のように、全員が何かしらの部活動をしなければいけないというようなルールはありません。そもそも、部活動自体を行っていない通信制高校も少なくないのです。

一方、甲子園をはじめとした全国大会に出場するようなレベルの部活動をしている通信制高校もあります。サッカー部、バスケットボール部などのスポーツ系だけではなく、吹奏楽部などの文化系の部活動で業績を上げている通信制高校もあるのです。

その他、自分の好きなジャンルの同好会やサークルを立ち上げて、楽しんでいる人たちもいます。通信制高校の部活動は「こうでなければいけない」という決まりはないのです。むしろ「こんな部活動があったらいいな」を実現できる場所ともいえます。「学校の細かい決まりごとは窮屈で苦手」という人でも、きっと通信制高校ならばのびのびと本来の個性を発揮できるのではないでしょうか。