高卒とは?意味・中卒との違い・就職事情と取り方
「高卒ってどういう意味?」「高校を中退したら高卒にはならないの?」「高卒で就職するのは不利?」。進路を考えるなかで、高卒という言葉の意味をあらためて調べている人もいるでしょう。もしかすると、あなたは今、高校を続けるかどうか迷っていて、学歴のことが気になっているのかもしれません。
高卒とは、高等学校を卒業したこと、またはその最終学歴を指す言葉です。全日制・定時制・通信制のどの課程でも、卒業すれば同じ「高卒」になります。一方で、高校を中退した場合や、高卒認定試験に合格しただけの場合は、学歴としての高卒にはなりません。この記事では、高卒の意味と学歴の書き方、中卒・大卒との違い、高卒の就職事情、高卒になる方法まで、具体例を交えて分かりやすく解説します。
高卒とは?意味をわかりやすく解説
高卒は「高等学校卒業」を略した言葉です。日常会話や求人票では、主に次の2つの意味で使われます。
- 高校を卒業したこと:「今年の春に高卒になる」のように、卒業そのものを指す
- 最終学歴が高校卒業であること:「最終学歴は高卒」のように、学歴の区分を指す
求人票の「高卒以上」という条件は、高校を卒業しているか、それより上の学校(短大・専門学校・大学など)を卒業していることを意味します。高校に在学中の人は「高卒見込み」として扱われ、卒業予定であれば応募できる求人も多くあります。
「高卒見込み」とは
高校3年生の就職活動や大学受験では、「高卒見込み」という言葉が使われます。その年度の3月に卒業する予定であることを示す表現で、在学中の生徒は高卒見込みとして求人に応募したり、大学に出願したりします。
ただし、見込みはあくまで予定です。卒業に必要な単位が足りずに卒業できなかった場合、内定や合格が取り消されることもあります。最後まで単位を落とさないことが大切です。
全日制・定時制・通信制、どれを卒業しても高卒
高校には、全日制・定時制・通信制という3つの課程があります。どの課程も学校教育法にもとづく正規の高校で、通う時間帯や学び方が違うだけなので、卒業すれば同じ高校卒業資格が得られます。
| 課程 | 学び方 | 卒業後の学歴 |
|---|---|---|
| 全日制 | 平日の昼間に毎日通学する | 高卒 |
| 定時制 | 夜間などの時間帯に通学する | 高卒 |
| 通信制 | 自宅学習とレポート、スクーリングで学ぶ | 高卒 |
履歴書には学校名と「卒業」を書くので、どの課程を卒業したかで学歴の価値が変わることはありません。「通信制だと高卒にならないのでは」と心配する人もいますが、その心配はいりません。
高卒にならないケース
一方で、次のような場合は学歴としての高卒にはなりません。
| ケース | 最終学歴 | 補足 |
|---|---|---|
| 高校を中退した | 中卒 | 履歴書には「高等学校 中途退学」と書く |
| 高卒認定試験に合格した | 中卒 | 大学などの受験資格は得られるが、高校卒業ではない |
| 高等専修学校を卒業した | 学校による | 一定の条件を満たす学校なら大学の入学資格が得られる |
| サポート校だけに通った | 中卒 | サポート校は高校ではないため、通信制高校との併用が必要 |
特に誤解が多いのが高卒認定試験(高認)です。高認に合格すると大学や専門学校を受験できますが、最終学歴は中卒のままです。大学に進学して卒業すれば最終学歴は大卒になるものの、進学しなかった場合は「高卒以上」の求人に応募できないことがあります。
中卒・高卒・大卒の違い
学歴によって、選べる進路や仕事の幅は変わります。主な違いを整理しておきましょう。
| 学歴 | 進学できる学校 | 応募できる求人 |
|---|---|---|
| 中卒 | 高校、高等専修学校 | 「学歴不問」「中卒以上」の求人 |
| 高卒 | 大学、短大、専門学校 | 「高卒以上」の求人も含めて大きく広がる |
| 大卒 | 大学院 | 「大卒以上」の求人、総合職など |
高卒は、進学と就職のどちらにも進める分かれ道になる学歴です。中卒との差は「応募できる求人の数」と「進める学校の種類」に最もはっきり表れます。大学や専門学校に進むにも、多くの資格を取るにも、まず高卒であることが出発点になります。
高卒が条件になる資格の例
仕事に直結する資格の中には、養成学校への入学や受験の条件として、高卒以上を求めるものが多くあります。
- 看護師:看護師養成所や大学への入学に高卒以上が必要
- 介護福祉士:養成施設ルートは高卒以上が入学条件
- 理学療法士・作業療法士:養成校への入学に高卒以上が必要
- 保育士:中卒の場合は長い実務経験を経ないと試験を受けられない
「手に職をつけたい」と考えている人ほど、高卒であることの重みは大きいといえるでしょう。
高卒と専門卒・短大卒の違い
高校卒業後に専門学校や短大に進むと、最終学歴は「専門卒」「短大卒」になります。それぞれの特徴を比べてみましょう。
| 学歴 | 在学期間の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 高卒 | 高校3年 | 就職・進学どちらにも進める |
| 専門卒 | 高校卒業後1〜4年 | 職業に直結する技能や資格を身につけられる |
| 短大卒 | 高校卒業後2年(3年制もある) | 教養と専門を短期間で学べる |
| 大卒 | 高校卒業後4年(医学部などは6年) | 専門分野を深く学び、選べる仕事が広い |
専門学校・短大・大学のどれに進むにも、高卒であることが前提になります。「将来どの道に進むかまだ分からない」という人ほど、まずは高卒を確保しておくことが大切です。
高卒の就職事情
「高卒だと就職できないのでは」と不安に思う人もいるかもしれません。実際のデータを見てみましょう。
厚生労働省の取りまとめによると、2026年3月に高校を卒業した人のハローワーク求人は約49万9千人分、求職者は約12万1千人で、求人倍率は4.12倍でした。就職内定率は98.9%(2026年3月末時点)です。高校新卒の就職市場は、求職者1人に対して4件以上の求人がある売り手市場なのです。
| 項目 | 2026年3月卒(3月末時点) |
|---|---|
| 求人数 | 約49万9千人 |
| 求職者数 | 約12万1千人 |
| 求人倍率 | 4.12倍 |
| 就職内定率 | 98.9% |
高卒で就職しやすい仕事
高卒の求人が多いのは、製造、建設、販売、サービス、運輸、事務などの分野です。公務員にも、高卒程度の試験区分があります。
| 分野 | 仕事の例 |
|---|---|
| 製造 | 工場の生産スタッフ、品質管理、機械オペレーター |
| 建設・設備 | 施工管理の補助、電気工事、設備メンテナンス |
| 販売・サービス | 店舗スタッフ、ホテル、飲食 |
| 事務 | 一般事務、経理補助、営業事務 |
| 公務員 | 高卒程度の国家公務員・地方公務員、警察官、消防官 |
高卒就職の注意点
一方で、学歴によって給与水準や昇進の条件に差がある傾向も指摘されています。高卒で就職したあと、資格を取ったり、働きながら大学で学んだりしてキャリアを広げる人もいます。
大切なのは、「高卒だから不利」と決めつけることではなく、高卒でできることと、その先の選択肢を知っておくことです。高卒で入社して現場の経験を積み、資格を取って専門職として活躍している人はたくさんいます。
高校新卒の就職活動の流れ
高校生の就職活動は、大学生とは違うルールで進みます。多くの場合、学校を通じて求人に応募し、1人1社ずつ選考を受ける形が基本です。一般的な流れは次のとおりです。
- 夏休み前後:企業の求人票が学校に届き、進路指導の先生と応募先を相談する
- 夏休み:職場見学に参加して、仕事内容や雰囲気を確かめる
- 9月:学校を通じて応募書類を提出する
- 9月中旬以降:面接や筆記試験などの選考が始まる
- 内定後:卒業まで学業を続け、入社に備える
具体的な日程は年度や地域で異なるので、学校の進路指導の先生に確認しましょう。通信制高校でも、就職指導や求人の紹介を行っている学校があります。
高卒で就職するメリット・進学するメリット
高校卒業後は、就職するか進学するかの選択があります。どちらにも良さがあるので、比べてみましょう。
| 比較項目 | 高卒で就職 | 大学・専門学校に進学 |
|---|---|---|
| 収入 | 早くから給料をもらえる | 在学中は学費がかかる |
| 経験 | 早くから現場で経験を積める | 専門知識を体系的に学べる |
| 選べる仕事 | 高卒求人の範囲 | 大卒・専門職の求人にも応募できる |
| あとからの選択 | 働きながら進学・資格取得もできる | 卒業後に就職する |
「すぐに働いて自立したい」「やりたい仕事がはっきりしている」なら就職、「専門的に学びたい」「将来の選択肢を広げたい」なら進学、というように、自分の目標に合わせて選ぶのがよいでしょう。
高卒で就職するための準備
高校生のうちから少しずつ準備しておくと、就職活動で慌てずに済みます。今からできることをまとめました。
- 欠席を減らし、成績を安定させる:高校新卒の採用では、出欠や成績が書かれた調査書が見られます。
- 興味のある仕事を調べる:職場見学やインターンシップに参加すると、働くイメージがつかめます。
- 取れる資格に挑戦する:検定や資格は、仕事への意欲を伝える材料になります。
- 面接の練習をする:志望動機や高校生活で頑張ったことを、自分の言葉で話せるようにしておきましょう。
- 生活リズムを整える:社会人になると、毎朝決まった時間の出勤が求められます。
高卒になる方法
まだ高卒の学歴を持っていない人が高卒になる方法は、高校を卒業することです。状況別に見ていきましょう。
今の高校を卒業する
在学中なら、まずは今の高校を卒業することが一番の近道です。欠席や単位不足で不安があるときは、早めに担任の先生に相談しましょう。補習や課題で単位を取り戻せることもあります。
通信制高校に転入・編入する
今の学校に通い続けるのが難しい場合は、通信制高校に移る方法があります。通信制高校は単位制で、前の高校で取った単位と在籍期間を引き継げるのが特徴です。74単位以上の修得・3年以上の在籍・特別活動30単位時間以上の条件を満たせば卒業でき、全日制と同じ高卒になります。
在籍したまま移る「転入」なら空白期間がなく、同級生と同じ時期に卒業できる可能性も十分にあるでしょう。卒業までにかかる期間は、前の高校でどれだけ単位を取っていたかによって変わります。高卒資格の取り方は、次の記事で詳しく解説しています。
定時制高校に入る
夜間などの時間帯に通う定時制高校でも、卒業すれば高卒になります。働きながら毎日少しずつ通いたい人に向いています。
中退後・社会人になってから学び直す
高校を中退した人や、社会人になってから高卒資格が必要になった人も、通信制高校なら年齢に関係なく入学できます。仕事と両立しながら学んでいる人も多くいます。
| 状況 | おすすめの方法 |
|---|---|
| 高校に在学中で、通い続けられそう | 今の高校を卒業する |
| 在学中だが、今の学校がつらい | 通信制高校への転入 |
| すでに中退している | 通信制高校・定時制高校への編入 |
| 社会人で働きながら取りたい | 通信制高校 |
高卒を目指せる高校には、全日制・定時制・通信制があります。全日制高校の特徴やほかの課程との違いはこちらで解説しています。
高卒の学歴は履歴書にどう書く?
履歴書の学歴欄では、中学校卒業から書き始め、高校の入学と卒業を書くのが一般的です。転入した場合や、通信制高校を卒業した場合の書き方の例を見てみましょう。
| ケース | 書き方の例 |
|---|---|
| 全日制を卒業 | 〇〇県立〇〇高等学校 入学/〇〇県立〇〇高等学校 卒業 |
| 通信制を卒業 | 〇〇高等学校 通信制課程 入学/〇〇高等学校 通信制課程 卒業 |
| 全日制から通信制に転入 | 〇〇高等学校 入学/〇〇高等学校 通信制課程 転入学/同校 卒業 |
| 中退後に通信制へ編入 | 〇〇高等学校 中途退学/〇〇高等学校 通信制課程 編入学/同校 卒業 |
転入や中退の経緯は、学歴欄に正直に書いて問題ありません。面接で理由を聞かれたら、事実を簡潔に伝え、そこからどう取り組んだかを前向きに話せば十分です。
高卒からキャリアを広げる方法
高卒で就職したあとも、学び続けることで仕事の幅はいくらでも広げられます。代表的な方法を紹介します。
- 仕事に関わる資格を取る:危険物取扱者、電気工事士、日商簿記、ITパスポートなど、学歴を問わない資格は多くあります。
- 働きながら大学で学ぶ:通信制大学や夜間の大学なら、仕事を続けながら学位を目指せます。
- 社内の登用制度を利用する:経験を積んで、リーダーや管理職を目指す道もあります。
- 専門学校で学び直す:一度働いてから、本当にやりたい分野の専門学校に進む人もいます。
高卒は「ゴール」ではなく、さまざまな道につながる「スタートライン」です。どの道を選ぶにしても、高卒であることが次の一歩を後押ししてくれます。学ぶ意欲さえあれば、高卒から専門職や管理職に進む道も十分に開かれています。
通信制高校で高卒を目指すメリット
これから高卒を目指す人にとって、通信制高校は現実的な選択肢です。主なメリットをまとめました。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 毎日登校しなくてよい | 年数日の集中スクーリングで卒業できるコースもある |
| 単位を引き継げる | 前の高校の単位と在籍期間を卒業要件に算入できる |
| 働きながら学べる | 自宅学習が中心なので、仕事やアルバイトと両立しやすい |
| 年齢制限がない | 10代から大人まで、何歳でも入学できる学校が多い |
| 学費の支援がある | 2026年度から就学支援金の所得制限がなくなった |
2025年度の通信制高校卒業者の大学等進学率は28.6%で、就職する人、専門学校に進む人も多くいます。通信制高校で高卒になったあとの進路は、全日制とほとんど変わらないのです。
高卒認定試験との違いを正しく知ろう
「高卒になりたいなら、高卒認定試験を受ければいいのでは」と考える人もいるでしょう。高卒認定試験は、高校卒業と同等以上の学力があることを認める試験で、合格すれば大学や専門学校の受験資格が得られます。
| 比較項目 | 高校を卒業(高卒) | 高卒認定試験に合格 |
|---|---|---|
| 最終学歴 | 高卒 | 中卒(大学等を卒業すればその学歴) |
| 大学・専門学校の受験 | できる | できる |
| 「高卒以上」の求人 | 応募できる | 企業の判断による |
| かかる期間 | 3年以上の在籍が必要 | 最短で数か月 |
大学進学を必ずすると決めているなら高認も選択肢ですが、就職も視野に入れるなら、高校を卒業して高卒になっておくほうが安心です。高認の難易度や勉強時間の目安は、次の記事で解説しています。
中卒のままだとどうなる?
高校を卒業しないまま社会に出ると、最終学歴は中卒になります。中卒でも就ける仕事はありますが、応募できる求人が限られたり、資格取得のルートが遠回りになったりすることがあります。
「若いうちは気にならなかったけれど、転職しようとしたら高卒以上の条件ばかりだった」「資格を取ろうとしたら、養成学校に入れなかった」。そんな声も少なくありません。中卒が最終学歴になる場合の影響や、中卒で就職するときのポイントは、次の記事も参考にしてください。
高卒が「当たり前」の時代だからこそ
今の日本では、中学校を卒業した人のほとんどが高校などに進学します。そのため、社会では「高校は卒業しているもの」という前提で物事が進むことが多いのが現実です。求人の応募条件、資格の受験条件、専門学校の入学条件など、高卒であることを前提にした仕組みはあちこちにあります。
だからこそ、高卒の学歴を持っているかどうかで、選べる道の数は大きく変わります。逆にいえば、今は高卒でなくても、通信制高校などで高卒になれば、その多くの道に再び進めるようになるのです。
高卒資格を取った3人のケース
ここでは、さまざまなルートで高卒になった人の例を紹介します。いずれも架空のケースです。
ケース1:全日制から通信制に転入したAさん
Aさんは高校2年の春、人間関係の悩みから学校に行けなくなりました。担任と相談して通信制高校へ転入し、前の高校の単位を引き継いで学習を再開。同級生と同じ3月に卒業し、高卒として地元の企業に就職しました。
ケース2:中退後に働きながら卒業したBさん
Bさんは高校1年で中退し、飲食店でアルバイトを続けていました。20歳のとき、正社員登用の条件が高卒以上だと知り、通信制高校に入学します。仕事の合間にレポートを進めて2年半で卒業し、念願の正社員になりました。
ケース3:高卒で就職して資格を取ったCさん
Cさんは高校時代、進学か就職かで迷いましたが、早く自立したいと考えて高校卒業後に工場へ就職しました。働きながら危険物取扱者や電気工事士の資格を取り、今は設備保全の担当として活躍しています。「高卒で入って、現場で学べたのが自分には合っていた」と話しています。
高校をやめようか迷っている人へ
「もう高校に行きたくない」「やめてしまいたい」。そんな気持ちを抱えているなら、退学届を出す前に、別の高校に移る「転入」を考えてみてください。転入なら学籍が途切れず、高卒を目指し続けられます。
中退してから編入する場合、中退していた期間は在籍期間に含まれません。焦って結論を出さず、先生や家族、通信制高校の個別相談などで話を聞いてから決めても遅くはないのです。
保護者の方へ:高卒という学歴の考え方
お子さんが高校を続けるのに苦しんでいるとき、「せめて高卒だけは」という思いと、「無理をさせたくない」という思いの間で揺れる保護者の方も多いでしょう。
今は、通信制高校など毎日登校しなくても高卒になれる道があります。今の学校をやめることと、高卒をあきらめることは別の話です。お子さんの気持ちを聞きながら、転入なども含めて一緒に選択肢を調べてみてください。高卒という学歴は、急がなくても、いくつになってからでも取り戻せます。大切なのは、お子さんが自分のペースで学び続けられる環境を見つけることです。
高卒の価値を高める高校生活の過ごし方
同じ高卒でも、高校時代の過ごし方によって、卒業後の選択肢の広さは変わります。通信制高校のように時間の自由が利く環境なら、なおさら差がつきやすいでしょう。
- 在学中に資格や検定に合格しておく
- アルバイトで働く経験を積み、社会のルールに慣れておく
- 興味のある分野の仕事について調べ、職場見学に行ってみる
- 評定を意識して学習し、推薦入試の可能性を残しておく
「高卒になる」ことをゴールにせず、「高卒になったあと何をしたいか」を考えながら過ごすと、卒業後の一歩がぐっと踏み出しやすくなります。
よくある質問
高卒と高校卒業資格は同じですか?
同じ意味で使われることが多いです。高校を卒業すると高校卒業資格が得られ、最終学歴は高卒になります。
通信制高校卒業は履歴書でどう書けばいいですか?
「〇〇高等学校 卒業」と書きます。課程を書く場合は「〇〇高等学校 通信制課程 卒業」とします。どちらも学歴として同じ高卒です。どの課程を選んだかより、卒業したことそのものが大切です。
高卒は就職に不利ですか?
高校新卒の求人倍率は4倍を超えており、就職先を見つけやすい状況です。大卒が条件の仕事には応募できませんが、高卒で就職して経験と資格を積み、キャリアを広げている人も多くいます。
高卒で公務員になれますか?
なれます。国家公務員や地方公務員には、高卒程度の試験区分があります。受験資格は主に年齢で決まり、警察官や消防官も高卒から目指すことが可能です。具体的な条件は、受けたい試験の募集要項で確認してください。
高校を中退しても、あとから高卒になれますか?
はい。通信制高校や定時制高校に編入して卒業すれば、最終学歴は高卒です。中退前に取った単位も引き継げるので、思ったより早く卒業できることもあります。
何歳からでも高卒になれますか?
なれます。通信制高校には年齢の上限がない学校が多く、20代・30代以上で入学して卒業する人もいます。
まとめ:高卒は進学にも就職にもつながる大切な学歴
高卒とは、高等学校を卒業したこと、またはその最終学歴のことです。全日制・定時制・通信制のどれを卒業しても同じ高卒で、高校中退や高卒認定試験の合格だけでは高卒になりません。
高卒になれば、大学や専門学校への進学、「高卒以上」の求人への応募、さまざまな資格への挑戦ができるようになります。今の学校を続けるのが難しい人も、通信制高校なら自分のペースで高卒を目指せます。気になる学校があれば、まずは資料を取り寄せて比べてみましょう。登校日数や学費、サポート体制を並べて見るだけでも、自分に合う学び方が見えてくるはずです。
通信制高校の卒業後の進路や就職率のデータは、次の記事で紹介しています。