中卒認定試験とは?受験資格・科目・日程と合格後の進路
「中学校をほとんど休んでいたけれど、高校に進学できるの?」「海外で暮らしていて、日本の中学校を卒業していない」「中学を卒業しないまま大人になったけれど、今から高校で学びたい」。そんな人が知っておきたいのが、中学校卒業程度認定試験(中卒認定試験)です。
中卒認定試験に合格すると、中学校を卒業した人と同じように高校の入学資格が得られます。ただし、受験できる人には条件があり、そもそも受験しなくてよいケースも少なくありません。この記事では、中卒認定試験の受験資格、試験科目と難易度、日程と申し込みの流れ、合格後の進路、夜間中学など他の選択肢まで、分かりやすく解説します。
中学校卒業程度認定試験とは
中学校卒業程度認定試験は、さまざまな理由で中学校を卒業していない人に対して、中学校を卒業した人と同等以上の学力があるかどうかを認定するための国の試験です。文部科学省が毎年1回実施しています。
| 項目 | 内容(令和8年度) |
|---|---|
| 実施者 | 文部科学省 |
| 試験日 | 2026年10月15日(木) |
| 出願期間 | 2026年6月22日(月)〜8月21日(金)消印有効 |
| 結果通知 | 2026年11月24日(火)発送予定 |
| 試験科目 | 国語、社会、数学、理科、外国語(英語)の5科目 |
| 受験料 | 無料 |
| 会場 | 各都道府県に設けられる会場 |
令和8年度の試験はすでに終わっているため、これから受験を考えている人は令和9年度の試験が対象になります。例年、出願は6月下旬〜8月、試験は10月中旬に行われているので、春ごろから準備を始めておくと安心です。正確な日程は、文部科学省の発表を必ず確認してください。
合格すると高校の入学資格が得られる
中卒認定試験に合格した人は、学校教育法施行規則によって、高校に入学する資格がある人として扱われます。全日制・定時制・通信制のどの高校でも、中学校卒業者と同じように出願できるのです。
ただし、中卒認定試験に合格しても「中学校を卒業した」ことにはなりません。あくまで「中学校卒業と同等以上の学力がある」と認められる資格です。履歴書には「中学校卒業程度認定試験 合格」と書くことになります。
高卒認定試験との違い
名前が似ている試験に、高等学校卒業程度認定試験(高卒認定・高認)があります。違いを整理しておきましょう。
| 比較項目 | 中卒認定試験 | 高卒認定試験 |
|---|---|---|
| 認定される学力 | 中学校卒業と同等以上 | 高校卒業と同等以上 |
| 得られる資格 | 高校の入学資格 | 大学・短大・専門学校の受験資格 |
| 試験の回数 | 年1回(10月) | 年2回(8月・11月) |
| 試験科目 | 5科目 | 8〜10科目程度 |
| 受験資格 | 就学義務猶予・免除者、16歳以上など条件あり | 16歳以上で高校を卒業していない人 |
中卒認定は「高校へ進むための資格」、高卒認定は「大学などへ進むための資格」と覚えておくと分かりやすいでしょう。
受験資格|誰が受けられる?
中卒認定試験は、誰でも受けられるわけではありません。令和8年度の受験資格は、次のいずれかに当てはまる人です。
- 就学義務の猶予・免除を受けている、または受けていた人で、年度末(令和9年3月31日)までに満15歳以上になる人
- 就学義務の猶予・免除を受けていないが、年度末までに満15歳になり、その年度末までに中学校を卒業できる見込みがないことについて、文部科学大臣がやむを得ない事由があると認めた人
- 年度末までに満16歳以上になる人(1と4に当てはまる人を除く)
- 日本の国籍を持たず、年度末までに満15歳以上になる人
少し分かりにくいので、ざっくりまとめると次のようになります。
| こんな人 | 受験できる? |
|---|---|
| 病気などで就学義務の猶予・免除を受けた15歳以上の人 | 受験できる |
| 16歳以上で、中学校を卒業していない人 | 受験できる |
| 日本国籍を持たない15歳以上の人 | 受験できる |
| 中学校に在籍中で、卒業見込みのある15歳の人 | 原則として受験できない(中学校を卒業すれば高校受験が可能) |
不登校でも中学校は卒業できることがほとんど
ここで大切なポイントがあります。「不登校で中学校にほとんど行っていないから、中卒認定試験を受けないと高校に行けない」と考える人がいますが、多くの場合その必要はありません。
中学校は義務教育で、欠席が多くても校長の判断で卒業が認められるのが一般的です。実際、不登校のまま中学校を卒業し、卒業証書を受け取って高校に進学している人はたくさんいます。中学校に在籍しているなら、まずは担任の先生に「卒業できるか」「高校に出願するには何が必要か」を確認してみてください。
中卒認定試験が必要になる主なケース
中卒認定試験を受けるのは、主に次のような人です。
- 病気や障害などで、就学義務の猶予・免除を受けていた人
- 海外での生活が長く、日本の中学校を卒業していない人
- 日本国籍を持たず、日本の高校への進学を考えている人
- 過去に中学校を卒業しないまま年齢を重ね、16歳以上になった人
自分が受験できるか分からない場合は、住んでいる都道府県の教育委員会や文部科学省の担当窓口に問い合わせてみましょう。
たとえば、「中学3年の途中で海外から帰国したけれど、日本の中学校には編入しなかった」というケースでは、16歳以上になれば受験資格の3に当てはまる可能性があります。一方、帰国後に日本の中学校に編入して卒業できる見込みがあるなら、そのまま中学校を卒業するほうが近道です。どちらがよいか迷ったら、編入先の中学校と教育委員会の両方に相談してみてください。
「就学義務の猶予・免除」とは
受験資格に出てくる「就学義務の猶予・免除」という言葉は、少し聞き慣れないかもしれません。日本では、保護者には子どもを小学校・中学校に通わせる義務があります。ただし、病気や障害などやむを得ない事情で通学が難しい場合、市区町村の教育委員会の判断によって、その義務が先延ばし(猶予)されたり、免除されたりすることがあります。
この制度を利用した子どもは中学校に在籍しないため、卒業証書を受け取ることができません。そうした人が高校へ進む道を確保するために、中卒認定試験が用意されているのです。なお、不登校は原則として就学義務の猶予・免除の対象にはならず、中学校に在籍したまま卒業を目指すのが一般的です。
試験科目と難易度
試験科目は、国語・社会・数学・理科・外国語(英語)の5科目です。出題の内容は、現在の中学校でそれぞれの教科を学んだ場合と同じ程度とされています。
| 科目 | 出題のイメージ | 対策のポイント |
|---|---|---|
| 国語 | 文章読解、漢字、文法、古典の基礎 | 中学の教科書の文章を読み慣れておく |
| 社会 | 地理、歴史、公民の基礎 | 用語の暗記と、地図・年表の確認 |
| 数学 | 計算、方程式、関数、図形 | 中1の計算から順に積み上げる |
| 理科 | 物理、化学、生物、地学の基礎 | 図や実験の流れをセットで覚える |
| 英語 | 単語、文法、短い文章の読解 | 中学英語の基本文型を確実にする |
難易度は中学校の教科書の基本レベルです。応用問題をたくさん解けるようになる必要はなく、基礎をしっかり身につけていれば十分に合格を目指せます。日本語に不安がある受験者向けには、ふりがな付きの問題も用意されています。
一部の科目だけ合格した場合
中卒認定試験では、一部の科目に合格した人は、次回以降の試験でその科目の受験が免除されます。1回で5科目すべてに合格できなくても、翌年に残りの科目だけ受験すればよいのです。
また、一定の条件を満たす場合には科目の免除を受けられる制度もあります。詳しくは受験案内で確認してください。
合格に向けた勉強の進め方
独学で合格を目指す人も多い試験です。次の流れで進めると、効率よく準備できます。
- 過去問を解いてみる:文部科学省のホームページで過去の試験問題を確認できます。まずは今の実力を知りましょう。
- 苦手な科目を見つける:点数が低かった科目から優先的に対策します。
- 中学の教科書や問題集で基礎を固める:1年生の内容から順に、分からないところをなくしていきます。
- 映像授業を活用する:一人で理解しにくい単元は、動画で解説を見ると分かりやすくなります。
- 試験直前に過去問をもう一度:時間を計って解き、本番の感覚をつかみます。
たとえば、数学が苦手なら「正負の数」「文字式」「一次方程式」といった中1の内容から始めるのがおすすめです。基礎さえ固まれば、そこから先の単元も理解しやすくなります。社会や理科は暗記の比重が大きいので、試験の2〜3か月前から集中的に取り組むのも一つの方法です。
独学が不安なときに頼れる学びの場
「一人で勉強を続けられるか心配」という人は、次のような場所を活用してみてください。
- 学習塾・個別指導:中学の範囲を基礎から教えてもらえます。中卒認定の対策に対応している塾もあります。
- 家庭教師・オンライン家庭教師:自宅で自分のペースに合わせて学べます。外出が難しい人にも向いています。
- 自治体やNPOの学習支援:無料や低料金で勉強を見てもらえる学習支援の場が、地域によって開かれています。
- 日本語教室:外国籍の人は、地域の日本語教室で日本語を学びながら試験の準備を進められます。
- 夜間中学:通いながら中学の内容を学び直せます。
勉強の場所を一つ決めておくと、生活のリズムも整いやすくなります。週に1回でも、誰かに勉強を見てもらう時間があると続けやすいものです。
申し込みから合格までの流れ
中卒認定試験を受けるまでの流れは、次のとおりです。
- 受験案内・願書を手に入れる:文部科学省や都道府県教育委員会で受け取るか、文部科学省に郵送で請求します(返信用封筒が必要)。
- 出願書類をそろえる:願書のほか、受験資格に応じた証明書類が必要になります。
- 出願する:出願期間内に郵送などで提出します(令和8年度は8月21日消印有効)。
- 受験票が届く:試験会場や持ち物を確認しましょう。
- 試験を受ける:10月中旬に、各都道府県の会場で実施されます。
- 結果通知を受け取る:11月下旬ごろに郵送で届きます。
高校受験を考えている場合、中卒認定試験の結果が出るのは11月下旬です。高校の出願はその後になることが多いので、中卒認定の合格と高校の出願時期の両方を見据えてスケジュールを立てておきましょう。
試験当日の注意点
試験当日は、受験票と筆記用具、時計を忘れずに持っていきましょう。会場によっては公共交通機関でしか行けない場合もあるため、事前に場所と交通手段を確認しておくと安心です。体調に不安がある人や、障害などで特別な配慮が必要な人は、出願の段階で申請できる場合があります。受験案内をよく読み、早めに相談しておきましょう。
合格から高校入学までのスケジュール例
中卒認定試験に合格して、翌年4月に高校へ入学するまでの一般的なスケジュールを表にしました。
| 時期 | やること |
|---|---|
| 4〜6月 | 受験案内の確認、学習の開始、志望する高校の情報収集 |
| 6〜8月 | 中卒認定試験に出願 |
| 9〜10月 | 試験対策の仕上げ、高校の説明会や見学に参加 |
| 10月中旬 | 中卒認定試験を受験 |
| 11月下旬 | 結果通知を受け取る |
| 12〜3月 | 高校に出願・受験し、入学手続き |
通信制高校の中には、4月だけでなく10月に入学できる学校もあります。中卒認定の結果が出たあと、春の入学に間に合わない場合でも、秋入学という選択肢があることを覚えておきましょう。
合格後の進路
中卒認定試験に合格すると、さまざまな進路を選べるようになります。主な選択肢を見ていきましょう。
| 進路 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 全日制高校 | 毎日通学し、3年で卒業 | 毎日の登校に不安がない人 |
| 定時制高校 | 夜間などに通学。4年が基本 | 働きながら学びたい人 |
| 通信制高校 | 自宅学習が中心。登校日数を選べる | 自分のペースで学びたい人、大人の学び直し |
| 高等専修学校 | 職業に直結する技能を学ぶ | 手に職をつけたい人 |
| 就職 | 最終学歴は中学校卒業と同じ扱い | すぐに働きたい人 |
高校に進学する
中卒認定試験に合格すれば、全日制・定時制・通信制の高校を受験できます。公立高校の場合、内申書(調査書)の代わりにどのような書類を出すかは都道府県によって異なるため、志望校や教育委員会に早めに確認しておきましょう。高校入試の内容や面接については、次の記事も参考にしてください。
通信制高校で学ぶ
特におすすめしたいのが通信制高校です。通信制高校の入試は、書類審査・面接・作文が中心の学校が多く、年齢の上限もありません。自宅学習が中心なので、学習のブランクがある人や、大人になってから学び直す人も無理なく続けられます。
3年以上在籍して74単位以上を修得するなどの条件を満たせば、全日制と同じ高校卒業資格が得られます。気になる学校が見つかったら、まずは資料を取り寄せて、入試の方法やサポート体制を比べてみましょう。
高等専修学校で技能を学ぶ
美容、調理、IT、看護など、職業に直結する分野を学びたい人には、高等専修学校という選択肢もあります。一定の条件を満たす学校を卒業すると、大学の入学資格が得られる場合もあります。
就職する
すぐに働きたい場合は、中卒認定に合格した状態で就職することもできます。ただし、学歴としては高校を卒業していない扱いになるため、応募できる求人は限られがちです。中卒の最終学歴が仕事に与える影響は、次の記事で解説しています。
高校入学後につまずかないための準備
中卒認定試験に合格しても、高校の授業についていけるか不安な人もいるでしょう。試験に合格するための勉強と、高校で学び続けるための準備は少し違います。入学までの期間に、次のことを意識しておくと安心です。
- 数学と英語の基礎をもう一度固める:高校の学習は、中学の数学と英語の上に積み上がります。
- 毎日決まった時間に勉強する習慣をつける:1日30分でも、続けることが大切です。
- 生活リズムを整える:スクーリングや登校日に合わせて、朝起きる練習をしておきましょう。
- 入学予定の学校のサポートを確認する:中学の学び直しに対応しているかを聞いておくと安心です。
特に通信制高校では、レポートを自分で計画的に進める力が求められます。入学前から「今日はこれをやる」と小さな目標を立てて取り組んでおくと、入学後もスムーズに学習を進められるでしょう。
中卒のままでいることのデメリット
中卒認定試験に合格したあと、高校に進まずに働くこともできます。ただ、最終学歴が中学校卒業と同じ扱いになると、次のような場面で不利になることがあります。
| 場面 | 起こりやすいこと |
|---|---|
| 就職 | 正社員の求人の多くが「高卒以上」を条件にしている |
| 資格取得 | 看護師や保育士など、高卒以上が前提になる資格が多い |
| 進学 | 大学や専門学校を受験するには、高卒資格か高卒認定が必要 |
将来の選択肢を広げるためにも、中卒認定に合格したら、できれば高校卒業資格まで目指すことをおすすめします。働きながらでも通信制高校なら学び続けられます。
中卒認定試験以外の選択肢|夜間中学
中学校を卒業していない人が学び直す方法として、夜間中学もあります。公立中学校の夜間学級のことで、さまざまな事情で義務教育を十分に受けられなかった人が、年齢に関係なく学んでいます。
夜間中学を卒業すれば、中学校卒業の資格が得られます。また、不登校などで十分に学べないまま中学校を卒業した人が、学び直しのために入学できる場合もあります。
| 比較項目 | 中卒認定試験 | 夜間中学 |
|---|---|---|
| 得られるもの | 高校の入学資格 | 中学校卒業の資格 |
| 学び方 | 独学などで試験に合格 | 学校に通って授業を受ける |
| かかる期間 | 最短で数か月 | 学校や本人の状況による |
| 向いている人 | 自分で勉強を進められる人 | 先生や仲間と一緒に基礎から学びたい人 |
夜間中学は、すべての都道府県にあるわけではありません。住んでいる地域にあるかどうかは、市区町村や都道府県の教育委員会で確認できます。
中卒認定試験を受けた3つのケース
中卒認定試験を活用した人の例を、架空のケースで紹介します。
ケース1:外国籍のVさん(16歳)
Vさんは母国の学校を卒業後、家族と一緒に来日しました。日本の高校に進学したいと考え、中卒認定試験を受験。ふりがな付きの問題を選び、日本語の勉強と並行して準備を進めました。1回目で4科目に合格し、翌年に国語に合格。通信制高校に入学し、日本語のサポートを受けながら学んでいます。
ケース2:病気で就学が猶予されていたWさん(15歳)
Wさんは長期の入院治療のため、中学校の就学義務の猶予を受けていました。退院後、体調に合わせて自宅で勉強を続け、中卒認定試験に合格します。毎日の通学はまだ難しいため、登校日の少ない通信制高校を選びました。
ケース3:50代で学び直しを始めたXさん
Xさんは家庭の事情で中学校を卒業できないまま働いてきました。子育てが落ち着いたのをきっかけに、地域の夜間中学に入学。基礎から学び直したあと、通信制高校への進学を目指しています。「勉強が楽しいと思えたのは初めて」と話しているそうです。
3人に共通しているのは、自分の状況に合った方法を選んだことです。中卒認定試験、夜間中学、通信制高校。どれか一つが正解というわけではありません。年齢や体調、生活の状況に合わせて、組み合わせながら進んでいけばよいのです。
保護者の方へ:お子さんの状況に合わせて確認を
お子さんが不登校で中学校に通えていない場合、「このままでは高校に行けないのでは」と心配になるかもしれません。けれども、先ほど説明したとおり、中学校に在籍していれば卒業できるケースがほとんどです。まずは学校に相談し、卒業の見込みや高校受験の手続きを確認してください。
海外での生活が長かったお子さんや、病気で就学が猶予されていたお子さんの場合は、中卒認定試験が有力な選択肢になります。出願期間は夏の約2か月間だけなので、受験を考えるなら春のうちに受験案内を取り寄せておきましょう。
よくある質問
中卒認定試験は何歳から受けられますか?
受験資格によって異なりますが、多くの場合、その年度末までに満15歳以上(受験資格によっては満16歳以上)になる人が対象です。年齢の上限はありません。
中卒認定試験は難しいですか?
出題は中学校の教科書の基本レベルです。基礎を一通り学び直せば、合格は十分に目指せます。一部の科目だけ合格した場合も、次回以降はその科目が免除されます。
中卒認定試験に合格すれば中卒になりますか?
中学校を卒業したことにはなりませんが、高校の入学資格は中学校卒業者と同じように得られます。高校を卒業すれば、最終学歴は高卒になります。
中卒認定試験の合格に有効期限はありますか?
合格に有効期限はありません。若いころに合格しておき、何年もたってから高校に進学することもできます。合格したことを証明する書類は大切に保管しておきましょう。高校に出願するときに提出を求められることがあります。
不合格だった科目はどうすればいいですか?
合格した科目は次回以降免除されるので、翌年は不合格だった科目だけを受験すれば大丈夫です。1年間かけて苦手科目を集中的に学び直せると前向きにとらえ、計画的に準備を進めましょう。
中学校に在籍中でも受験できますか?
中学校に在籍していて卒業の見込みがある場合は、原則として受験の対象ではありません。中学校を卒業すれば、そのまま高校を受験できます。
まとめ:中卒認定試験は高校進学への扉
中学校卒業程度認定試験は、中学校を卒業していない人が高校の入学資格を得るための国の試験です。受験料は無料で、試験は年1回、5科目。中学校の基本レベルの内容で、一部の科目だけ合格しても次回に持ち越せます。
一方で、不登校の中学生の多くは中学校を卒業できるため、試験を受ける必要はありません。自分が受験の対象になるのかをまず確認し、合格後は通信制高校などで高校卒業資格を目指してみてください。学び直しに遅すぎることはありません。今日できる小さな一歩として、まずは受験案内や学校の資料を手に取るところから始めましょう。
通信制高校の仕組みと卒業条件は、次の記事で解説しています。