通信制高校は公立、私立でどう違う?気になる学費やサポート体制について

公立と私立の通信制高校を比較

通信制高校、公立と私立の違いとは?

全日制高校や定時制高校のように、通信制高校にも公立と私立があります。

学費はやはり私立の方が高めですが、サポート体制が充実しているという魅力もあり、自分にとってどちらが向いているのか、まずはよく見極めることが大事です。

公立と私立の通信高校の特色は、どのような点が違うのでしょうか。

公立の通信制高校の特色

「お金をかけたくない」と、希望しているならば、やはりおすすめは公立の通信制高校です。その特色についてまとめました。

学費が安い

公立の通信制高校の受講料は各都道府県の教育委員会が設定しますが、1単位あたり175~700円と大変リーズナブルです。このお値段で添削指導や面接指導も受けることができます。卒業までにトータルでかかる学費は数千円から数万円という計算になりますが、誰に対しても門戸が開かれてるといっても良いでしょう。

教職員が少ない

公立の通信制高校に配置される教職員の数は法律によって決められています。たとえば、総生徒数が600人以下の学校ならば、生徒46.2人に対して教員1人というルールです。これは全日制高校が生徒20人に対して教員1人というのと比較すると、かなり教職員の数は少ないといえます。

もちろん、全日制高校と通信制高校には学習システムが大きく違います。生徒が登校して来ない通信制高校で教員数が少ないのは当たり前のことかもしれません。しかし、生徒1人1人に対してきめ細やかな指導やサポートはあまり期待できないというのも事実です。

私立の通信制高校の特色

手厚いサポートを期待しているならば、おすすめは私立の通信制高校です。通信制高校の特色は以下の通りです。

学費はそれなりにかかる

私立の通信制高校はそれなりに学費がかかります。1単位あたり6,000円というのは、確かに公立の通信制高校よりは高額です。しかし、私立の定時制高校、全日制高校と比較すると安いといえる金額です。入学金は2~5万円、年間授業料18万円からというのは、むしろリーズナブルといえるかもしれません。

また、通信制高校でも、高等学校等就学支援金を利用することができます。高等学校等就学支援金とは、高校に通う生徒が国に申請を出してもらえる支援金です。私立の通信制高校ならば、世帯年収に応じて年間約12万円ほどの減額を受けられることもあります。

サポートが手厚い

私立の通信制高校はサポート体制が整っていることが大きな特色です。通信制高校は必要な単位を習得できたところで卒業となりますが、3年以上かかってしまうこともめずらしくありません。しかし、私立の通信制高校ならば、3年間で卒業できるように学校が手厚くサポートしてくれるところもあります。

また、私立の通信制高校は、学校によっては授業を実施できる施設を持っているところもあります。もし、希望するならば毎日学校に通うこともできるというわけです。自宅学習が煮詰まった時に利用するだけでも、勉強へのモチベーションをアップさせることができるでしょう。

通信制高校、公立と私立をより詳しく知るには

以上のように通信制高校は公立と私立でまず大きな違いがあります。ただ単に高卒の資格を取得するためではなく、せっかくなのでより充実した時間を過ごしたいものです。それには学校研究は欠かせません。

通信制高校を詳しく知るには、まずは資料請求をしてみるのもひとつの方法です。資料を参照して、まずは入学から卒業までの道のりをイメージしてみてはいかがでしょうか。

通信制高校を選択する時の5つのポイント

一口に通信制高校といっても、その形態はさまざまです。資料などを読み込んでなんとなく良さそうに思えても、それが自分に合っているかどうかはまた別の問題です。自分にピッタリの通信制高校に出会いたいならば、次の5つのポイントに注意しましょう。

ポイント1:資料請求はできるだけする

もし、気になる通信制高校があったら、どんどん資料請求してみましょう。

資料請求の方法

現在ではほとんどの通信制高校が公式サイトを持っています。公式サイト経由で資料請求をするというのが一番簡単かもしれません。しかし、あえて電話で請求するというのも一案です。スタッフの方と直接話すことができる数少ないチャンスですし、学校の雰囲気を何となく感じられるでしょう。

どの学校も基本的に資料本体はもちろん配送料も無料です。少しでも気になるところがあれば、積極的に資料請求してみてはいかがでしょうか。

資料を見る際の注意点

資料を見る際には、教育方針、学校の特色などをまずチェックしましょう。こういった基本的な部分に違和感があると、通信制とはいっても長続きしなくなってしまう可能性もあります。

また、どのようなペースで課題と取り組むようになるのか、フォロー体制はどうなっているのかなど、具体的な部分も必ず確かめましょう。詳しい学習内容の記載がなく、イメージばかりという学校は避けたほうが良いかもしれません。

ポイント2:学費の比較は慎重にする

すでに説明した通り、同じ通信制高校でも公立は私立よりも学費はかなりリーズナブルです。しかし、値段の安さだけで決めてしまうことのないようにしましょう。

コストパフォーマンスを考える

学費面から通信制高校を比較するならば、単純に「安い!」というだけで飛びつくのは賢い選択ではありません。たとえ、多少学費が高くてもそれに見合ったサポートを受けられるならば、そちらを選択した方が正解といえます。

なぜならば「安さで公立を選んだものの、卒業までに何年もかかってしまった」というケースもあるからです。結局は3年で私立を卒業するのと、トータルでかかった学費はあまり変わらないということもあります。

ポイント3:卒業率

「通信制高校は卒業率が低い」という噂もありますが、100%の卒業率を誇る通信制高校ももちろんあります。いずれにせよ、通信制高校を選ぶ際に、卒業率も外せないポイントです。

通信制高校を卒業するには

通信制高校を卒業するには、まず、最低でも3年間は在籍しなければいけません。ただし、通信制高校に入学する前に全日制高校、定時制高校などに在籍していた場合は、その在籍期間も含めてカウントされます。

また、全部で74単位を取得することも卒業のための条件のひとつです。こちらも、以前に在籍していた学校で取得した単位を含めることができます。単位を得るためには、何日か通学して授業を受けるスクーリングや、単位認定試験、レポート提出などが必須です。

さらに、特別活動についても30単位以上が必要になります。特別活動とは遠足、修学旅行、ホームルームなどです。まるで全日制高校のような内容ですが、学校によってはまったく違うケースもあります。どのような特別活動が必須とされているのかというのも、学校選びの際のポイントといえるでしょう。

卒業率は私立の方が良い

通信制高校の卒業率は公立よりも私立の方が良い傾向があります。文部科学省が毎年発表している「学校基本調査」を調べてみると、ほぼ毎年、公立の通信制高校の中退率はおよそ40%、入学者の3人に1人が卒業できないという状態です。一方、私立の通信制高校の中退率は約10%というのは、やはり、手厚いサポートが役立っていると考えられます。

ポイント4:通学頻度

ほとんどの通信制学校は、年に数日間通学して授業を受けるスクーリングが必須になっています。最低でも何日必要なのか、日程の選択肢はあるのか等、学校によって異なります。自分のライフスタイルに合致した通学頻度の学校を選択するようにしましょう。

ポイント5:コース内容

通信制高校は高校卒業資格を取得できるのはもちろんのこと、全日制高校や定時制高校では考えられない専門スキルを身につけるチャンスがあるのも魅力です。美容師コース、グラフィックデザインコース、ITコース、農業コースなどがあるので、自分が興味のあるコースを開設している通信制高校を選択すると良いでしょう。

通信制高校で気をつけたいこと

以上のように、通信制高校と一口にいってもさまざまなタイプがあります。非常に素晴らしい通信制高校も少なくありませんが、生徒自身の努力が伴わなければメリットをいかすことはできないでしょう。通信制高校で学ぶ際には、次のような点に注意してください。

自主性を持って勉強する

通信制高校では時間割というものはとくにありません。いつ、何を勉強するかはすべて自分次第です。自主的に学習計画を立てて取り組むようにしましょう。

自己管理能力も大事

通信制高校は自宅での学習が基本となります。そのため、つい怠け心も起きやすいものです。つねに自己管理能力が問われているといっても過言ではありません。適度に通学するなどして、メリハリのある学習環境を自分で整えるようにしましょう。

通信制高校で安心して学びたいならサポート充実の私立

いかがでしたでしょうか。通信制高校には公立と私立があり、公立はとにかく学費が安いことが特徴です。しかし、卒業までに何年もかかってしまうこともあり、必ずしもリースナブルといえない点に注意しましょう。

私立の通信制高校は公立と比較するとどうしても学費は高くなります。しかし、きっかり3年で卒業できるようなサポート体制が充実しているなど、コストパフォーマンスはむしろ優れているといえます。

公立、私立を合わせて数多くの通信制高校があり、その数は年々増えてます。まずは資料請求をして自分に合った学校を選択することが大事です。入学した後はつねに自主的に学習し、自己管理もしっかりとする必要があります。

「自分には無理かも……」と、少し不安になってしまった人ならば、サポート体制がしっかりしている私立の通信制高校にしてみてはいかがでしょうか。努力次第では自主性や自己管理能力を身につけるきっかけにもできます。ぜひ、チャレンジしてみませんか。

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